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投稿日:2019年3月30日
世界遺産を望む炭酸泉 (野母崎炭酸温泉Alega軍艦島(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2018年4月13日 / 2時間以内]
44.0点
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長崎半島の先端部に位置する野母崎に佇む、全室オーシャンビューの温泉ホテル。平成13年に「野母崎 海の健康村」としてオープンしましたが、平成27年に軍艦島が世界文化遺産に登録されたのを機に、現在の名称に変更。また、九州温泉道の対象施設にもなっています。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
宿泊棟の奥に温泉棟が併設され、日帰り入浴客は大きく「温泉入口」と書かれた玄関から入ります。入浴料410円は、受付の券売機で。男女別の大浴場があり、コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に15人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。
右側に10人サイズの内タイル張り石造り内湯「源泉かけ流し浴槽」があり、茶褐色に濁った含二酸化炭素ーマグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 野母崎海の健康村 新規源泉)が、その名の通り源泉かけ流しにされています。泉温32.0℃を、加温・加水せず30℃位で供給。PH6.5で、さらりとした浴感です。湯口の湯を口に含むと、無臭で微炭酸味。透明度は15cm位でしょうか。白くて細かい、油膜のような湯の花が浮いています。まったりしていたら、泡付きも見られました。
続いて、窓際にある主浴槽へ。こちらは30人サイズの内タイル張り石造り内湯で、湯温は41℃位に加温。循環・消毒ありで、弱塩素臭がします。窓から右手には、海に浮かぶ軍艦島を望む景色。温泉と世界遺産のコラボレーションを楽しめました。
「源泉かけ流し浴槽」が良いだけに、主浴槽の湯使いが少し残念。冷たい源泉の浴槽と交互浴をすると、主浴槽の消毒臭がもれなく体に付いてしまい、源泉かけ流し浴槽に浸かっても2回目からは微妙な感じに。消毒は仕方ないにしても、消毒臭は抑えて頂きたいものです。
主な成分: リチウムイオン0.7mg、ナトリウムイオン157.8mg、マグネシウムイオン290.1mg、カルシウムイオン406.0mg、ストロンチウムイオン3.9mg、マンガンイオン0.2mg、フェロイオン7.8mg、フッ化物イオン0.1mg、塩化物イオン14.3mg、臭化物イオン0.6mg、硫酸イオン2.1mg、硝酸イオン13.1mg、炭酸水素イオン2735mg、メタケイ酸145.0mg、メタホウ酸14.6mg、遊離二酸化炭素1078mg、遊離硫化水素0.3mg、成分総計4.88g21人が参考にしています
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