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投稿日:2019年4月3日
福江島の漁港近くに高温泉 (地域福祉センター荒川温泉(旧 荒川温泉公衆浴場))
きくりんさん [入浴日: 2018年4月14日 / 2時間以内]
44.0点
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福江島西海岸の玉之浦地区に佇む、地域福祉センターに併設された日帰り温泉施設。かつて「豆谷旅館」として営業していましたが、廃業により「地域福祉センター荒川温泉」にリニューアルしています。土曜日の午前中、利用してみました。
荒川温泉の歴史は古く、郷土史によれば安政3年(1856年)に玉之浦代官から温泉発見の通報があったと記載されるほど。しかし、記念碑には大正2年(1913年)に山下少年に発見された後、豆谷旅館に引き継がれ発展してきたと記されています。
入浴料300円は、地域福祉センター左側の温泉入口から入り、男女別の暖簾をくぐった所にある番台で。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に7人分のシャワー付カランがある洗い場。共同浴場の名残か、石鹸などのアメニティはありません。
窓際に弧を描くように設置された、18人サイズのタイル張り石枠内湯には、無色透明のナトリウム・カルシウムー塩化物泉(源泉名: 荒川温泉)が、かけ流しにされています。源泉温度が66.5℃と高いので、加水して42℃位で供給。PH7.7で、やや肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、無臭で弱塩味。立ち上がれば窓から海も見えますが、浸かりながらですと窓ガラス越しに坪庭の木々の景色。漁師さん達のような一行が上がられた後、貸切状態でまったりできました。
温泉の使用状況表示が掲示されていなかったので、番台で尋ねると「うちはかけ流しですよ」との回答。お天気が大荒れで教会巡りができなかったものの、代わりに歴史ある温泉にも巡り会えて良かったです。
主な成分: リチウムイオン1.4mg、ナトリウムイオン605.3mg、マグネシウムイオン0.9mg、カルシウムイオン293.8mg、ストロンチウムイオン5.0mg、バリウムイオン0.2mg、マンガンイオン0.2mg、フッ素イオン2.7mg、塩化物イオン1382.0mg、臭素イオン4.3mg、硫酸イオン116.1mg、炭酸水素イオン33.0mg、メタケイ酸65.0mg、メタホウ酸0.5mg、遊離炭酸7.2mg、成分総合計2.529g
※なお、平成21年の分析書だったので、まもなく更新かも知れません。26人が参考にしています
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