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投稿日:2019年5月23日
花の浮島の日帰り温泉 (礼文島温泉 うすゆきの湯)
きくりんさん [入浴日: 2018年9月2日 / 2時間以内]
44.0点
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稚内港から日本最北の離島である礼文島まで、フェリーで約2時間弱。上陸した香深港から徒歩で3分程の海沿いに佇む、平成21年(2009年)にオープンした日帰り温泉施設。日曜日の午後、利用して来ました。
立派な建物の外観は、ホッケ番屋を模したものなのだそう。1階は駐車場になっていて、入浴料600円は2階の入口前の券売機で。施設名は、礼文町花である「レブンウスユキソウ」に因んだものなのだとか。
フロント前にある畳敷きの休憩スペースから、海に浮かぶ雄大な利尻富士の眺め。その素晴らしい景色に感動しつつ、左手に進んだ突き当たりに、男女別の大浴場があります。
棚に籐籠と100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に15人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際にタイル張り石枠内湯が2槽あり、いずれも無色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉(源泉名: 礼文うすゆきの湯)が満ちています。泉温50.8℃を加水・加温せず、右側の12人サイズの「ぬる湯」は40℃位、左側の7人サイズの「あつ湯」は42℃位で供給。PH8.6で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・かけ流し併用とのことで、消毒もありですが、塩素臭は気になりません。左側のサウナの横に、水風呂とジャグジー浴槽もあります。
続いて、外の露天風呂へ。屋根付きで7人サイズのタイル張り石造り浴槽があり、湯温は42℃位。こちらは循環併用ではなく、源泉かけ流し。湯口の湯を口に含むも無味無臭で、湯の個性がないのは少し残念です。内湯では浸かると磨りガラスで見えませんが、露天からは透明なガラス越しに利尻富士の素晴らしい眺め。フェリーの汽笛に旅情を感じつつ、ほとんど貸切状態でまったりできました。
海抜0mから200種以上もの高山植物が見られるため、最北の花の浮島の異名を持つ礼文島。フェリーターミナルから近いので、トレッキングや観光の際に立ち寄るのに良い湯処ですね。
主な成分: ナトリウムイオン408.1mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン59.8mg、塩素イオン355.2mg、硫酸イオン407.9mg、炭酸水素イオン64.9mg、炭酸イオン15.1mg、メタケイ酸34.5mg、メタホウ酸13.4mg、遊離二酸化炭素0.3mg、成分総計1.365g18人が参考にしています
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