Hoshikawa Onsen Shinanoya(星川温泉 志なのや)

評論

• 2016/01/20

  TAKE

  湯田中の温泉街を散策していたら、たまたまこちらで立寄り可の看板が目に留まりました。現在、湯田中の湯巡り手形には参加していないが、こちら独自で行っている立寄りは10～17時で300円とのこと。館内に入ると昭和な雰囲気のする、こじんまりした感じのお宿です。 さてこちらのお湯は単純温泉、泉温56.7℃、源泉名は星川第三ボーリング。主な成分はNa:200mg、Ca:46mg、Mg:2.4mg、Li:0.6mg、Sr:0.2mg/Cl:260mg、硫酸:160mg、炭酸水素:40mg、NO3:1.8mg、Br:1.5mg、F:0.7mg、HPO4:0.4mg、I:0.3mg/メタケイ:110mg、メタホウ:36mg。溶存物質（ガス性除く）:880mg/kg、pH:7.2。 使用状況は加水:ありの表示。状況的に見ても一部加水ありの完全放流となっていました。 お湯の特徴としては食塩・芒硝系の単純泉。 内湯のみ、御影造りの３槽あり。 手前は２畳半。湯色はほぼ無色透明。香りは仄かな塩化物系。浴感的にはつる感そこそこ。こちらは適温42℃で常時少量加水あり。 奥側も同サイズで２畳半。かなりのあつ湯で47～48℃。こちらでは加水なしの掛流しとなっている様だ。なお、この槽内にはホースが突っ込まれており、これは何か？と思いきや。上からのオーバーフローだけではなく、サイフォン管の原理にて、槽底からも汲み上げて排湯させている様だった。なるほど、この方がエージングし難く鮮度が良くなるのかも知れない。簡単な様だが、実用的な工夫かと思った。この様な小技を使えるとは意外だと思ったし、湯使いは侮れませんね。 なお、小槽は水風呂なので略します。 湯田中では立寄り易い時間帯で穴場的です。掛流しのお湯の印象も悪くなかった。こちらはもっと評価されるべきでしょう。上げておきます。これにて2015年の最終湯となりました。

• 2005/10/05

  ブドリ

  湯田中温泉郷の一つ、星川温泉の宿です。宿のすぐ横に源泉があります。湯船は少し深め（銭湯ぐらい）で、お湯ががんがん注がれています。ご主人は朴訥な方ですが、日帰り入浴の私たちにも親切に接していただきました。家族的な雰囲気の宿です。