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きくりん

きくりん さん

平均43.9点 / 2647件

性別男性 年齢 57歳 住まい埼玉
HP指定なし
ブログ指定なし

2647件中 481件~490件を表示

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  • 湯の川のラグジュアリーな湯宿

    投稿日:2017年4月3日

    湯の川のラグジュアリーな湯宿望楼NOGUCHI函館

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月13日 / 1泊]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    55.0点

    飲食

    55.0点

    函館市電の「湯の川温泉」電停から程近くに佇む、平成22年に開業した13階建ての温泉ホテル。平日に、一泊二食付で利用してみました。

    玄関を入ると、先ず驚くのが水に浮かんだような造りのパブリックスペース。バーが併設され、ライトアップにより水面に美しく映し出された姿が、非日常の始まりを予感させます。隣の日本庭園を望む、お洒落なカフェでチェックイン。老舗和菓子店「銀月」の団子と冷茶でおもてなしと、館内の説明を受けます。この日は、4階のシングルルームに宿泊。かなり広くて、マッサージチェア付き。冷蔵庫のビールやお茶もフリードリンクです。

    作務衣に着替え、早速13階の「展望風呂」へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、貴重品BOXあり。タオル類やドライヤーも完備されています。物凄く奥行のある浴室に入ると、左側に23人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製です。右側の窓に面して、石造りの内湯が2槽。手前の10人サイズの浴槽には、うっすら茶褐色がかった透明のナトリウム・カルシウムー塩化物泉(源泉名:湯元啄木亭1号井と函館市水道局鮫川井との混合)が、かけ流しにされています。源泉52.6℃を、加水して43℃位で供給。PH7.0で、やや肌がスベスベする浴感。口に含むと、少ししょっぱい。奥は22人サイズの浴槽で、こちらはほとんど無色透明。湯温は、40℃位のぬるめでした。

    続いて、外の露天風呂へ。7人サイズの石造り浴槽で、湯温は42℃位の適温。茶色の湯の花も、舞っています。函館市街と函館山を望む、素晴らしい景色。夕暮れが迫る中、夜景と漁火を眺めつつ、まったりできました。

    夕食は2階の食事処「CHIKURIN」の個室で、季節感のある和洋折衷の会席料理を頂きます。お品書き付きで、盛付けが美しく量は控えめ。自家製カクテルの食前酒に始まり、前菜は北斗産菊菜とズワイ蟹のお浸し他7種。先付は森町産南瓜とライスミルク入りポタージュと続き、お造りは「津軽海峡幽玄盛」と題して、噴火湾産のマコ鰈や活き烏賊姿造りを始め、5種をオリジナル烏賊刺し醤油で。一部は青森産ですが、地物・道内産の食材に拘っています。お勧めの地酒も旨い。鉢肴の函館産柳の舞ソテーとカワハギの蒸焼きは洋皿で。温物は道南産白カブの吹寄せ、強肴は大沼黒牛の函館ワインソース掛けに続き、酢物は八雲産ホッキサラダ仕立てと、ほとんど洋皿。香の物まで、盛付けが鮮やかだった。デザートは南瓜パンナコッタ等4種で、30・40代をターゲットにした献立かな。もちろん味は美味しいので、どの年齢でも満足出来ると思います。

    夜は星空と夜景、翌朝は離着陸する飛行機を眺めながら、湯浴みを満喫。眺めの良さは、函館随一じゃないでしょうか。湯上りのマッサージチェアで、疲れもガッツリ癒せます。

    朝食も、昨晩と同じ食事処で。和か洋を選べますが、この日は洋をチョイス。お品書き付きです。トマトジュースが濃厚で、海鮮サラダと熱々シジミのクラムチャウダー、メバルのエビ蟹ソース仕立てと続きます。メインは、噴火湾産の蛸のマリネ等8品が乗った、色鮮やかな盛合せ。デザートは、季節のフルーツ・洋梨ティラミスとアイスで、朝からリッチな気分になれました。

    朝一の新幹線に飛び乗れば、午前中に着けちゃう函館。およそ5年ぶりの湯巡り旅ですが、まだまだ回りきれない程奥が深いですね。

    主な成分: ナトリウムイオン1993mg、アンモニウムイオン1.3mg、マグネシウムイオン228.6mg、カルシウムイオン637.8mg、フッ素イオン1.8mg、塩化物イオン3891mg、チオ硫酸イオン0.2mg、硫酸イオン704.7mg、炭酸水素イオン892.8mg、炭酸イオン0.7mg、リン酸イオン1.1mg、メタケイ酸70.1mg、メタホウ酸25.9mg、遊離二酸化炭素139.7mg、成分総計8.699g

  • オーシャンビューと熱めの濁り湯

    投稿日:2017年3月29日

    オーシャンビューと熱めの濁り湯湯元漁火館

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月13日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    湯の川温泉の中でも最も函館空港寄りの海岸沿いに佇む、平成5年に開業した自家源泉が自慢の温泉旅館。平日の午後、日帰り入浴して来ました。

    入浴料500円は、石段を上がって2階の玄関を入ってすぐの所にあるフロントで。左手に廊下を進むと、男女別の浴室があります。棚は無く、床に籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーもなし。壁には、地場産物が写真パネルで多数紹介されています。浴室に入ると、右側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。左側には、8人サイズのタイル張り木枠内湯があり、緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物泉(源泉名:湯元漁火館 1号井)が源泉かけ流しにされています。泉温47.8℃を、加水・加温せず44℃位で供給。PH6.4で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、金気臭がして旨じょっぱい。

    続いて、外の露天風呂へ。屋根付8人サイズの岩風呂で、こちらは湯温43℃位。岩の湯口は、析出物で赤茶色に変色し、こんもりと隆起。赤茶色の湯の花も、舞っています。漁労用の漁火電球が吊るされ、目の前には津軽海峡の大海原を一望。潮騒に癒されつつ、良泉を貸切状態で満喫できました。

    主な成分: ナトリウムイオン1717mg、アンモニウムイオン0.7mg、マグネシウムイオン228.1mg、カルシウムイオン460.4mg、マンガンイオン0.7mg、第一鉄イオン3.0mg、フッ素イオン1.0mg、塩素イオン3213mg、硫酸イオン680.4mg、炭酸水素イオン970.0mg、炭酸イオン0.2mg、臭素イオン9.6mg、メタケイ酸51.7mg、メタホウ酸26.2mg、遊離二酸化炭素581.8mg、成分総計8.042g
    ※なお、分析書は平成4年の古いものだったので参考までに。

  • ご近所さんが次々訪れる

    投稿日:2017年3月19日

    ご近所さんが次々訪れる大盛湯

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月13日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    函館市電の終点、「湯の川」電停から徒歩で約3分。湯の川温泉(といっても、街中ですが)に昭和初期開業した、源泉かけ流しの温泉銭湯。平日のお昼頃、利用してみました。

    駅近ですが、駐車場も前に10台分位あります。入浴料440円は、番台のおばちゃんに。コインレス平鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、床に籐籠も置かれています。ドライヤーは、3分で50円。広い浴室に入ると、手前に18人分の固定シャワー付プッシュ式カランがある洗い場。銭湯なので、石鹸などのアメニティはありません。奥の壁際に、タイル張り石枠内湯が3槽。いずれも、うっすら緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物温泉(源泉名:湯川3丁目1号井~4号井源泉混合)が、源泉かけ流しにされています。泉温64.1℃を熱交換により加水せず、左側の湯口がある3人サイズの浴槽で46℃位で供給。そこからオーバーフローして、真ん中の6人サイズの浴槽で44℃位、さらに右側の4人サイズの浴槽に溢れて42℃位の湯温となっています。「熱ければ加水して下さい」と書かれた蛇口が、それぞれの浴槽に設置。でも、そんな野暮なことはしなくても、自分の好みに合った湯温の浴槽に入れるのがいいですね。PH6.8で、やや肌がスベスベする浴感。口に含むと、塩化物臭がして旨じょっぱい。お昼時だったせいか、この時は貸切状態でまったりできました。

    ところが帰りの道すがら、お風呂セットを持った常連さんらしき人達(みんな徒歩)と何人もすれ違ったので、人気があるんだなあと実感。確かに、かけ流しの温泉銭湯が近所にあったら、そりゃ通っちゃいますよね。

    主な成分: ナトリウムイオン2199mg、マグネシウムイオン316.2mg、カルシウムイオン401.4mg、第一鉄イオン0.5mg、アンモニウムイオン1.7mg、フッ素イオン2.3mg、塩素イオン4073mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン754.6mg、炭酸水素イオン833.7mg、炭酸イオン0.4mg、リン酸イオン0.4mg、メタケイ酸81.4mg、メタホウ酸22.9mg、遊離二酸化炭素139.4mg、遊離硫化水素0.1mg、成分総計8.968g

  • 隣り合う2つの源泉

    投稿日:2017年3月16日

    隣り合う2つの源泉ホテル恵風「湯ったり館 とどぽっくる」

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月13日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    函館市の郊外、亀田半島の恵山岬灯台の近くに佇む、平成9年に開業した水無海浜温泉の一軒宿。平日の午前中、1階に併設された日帰り温泉施設「とどぽっくる」を利用して来ました。

    入浴料400円は、玄関を入って左手にある日帰り専用受付の脇の券売機で。棚に籐籠とコインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。広い浴室に入ると、左側に14人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、クラシエ製のフローラル系です。右側の壁と窓に沿って、タイル張り石枠内湯が3槽。まず、右手の5人サイズの小浴槽には、うっすら緑褐色透明のナトリウムー塩化物泉(源泉名:水無温泉 4号井)が、源泉かけ流しにされています。泉温55.3℃を加水・加温せず、44℃位で供給。PH7.1ながら、肌がスベスベする浴感です。口に含むと、旨じょっぱい。次に、真ん中の16人サイズの大浴槽には、うっすら緑褐色に濁ったナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(源泉名:恵山岬温泉 5号井)が満ちています。泉温62.5℃を、加水して42℃位で供給。こちらは、循環かけ流し併用です。消毒もありなのですが、塩素臭は全く気になりません。そして左側に、4人サイズの「ジェット浴槽」。こちらも5号井源泉の加水ありで、湯温は40℃位のぬるめ。この浴槽も、循環かけ流し併用・消毒ありとなっていました。

    続いて、外の露天風呂へ。手前には、6人サイズのタイル張り石枠円形浴槽「ジャグジーバス」があります。4号井源泉を加水して、湯温は41℃位。循環かけ流し併用で消毒もありですが、こちらも塩素臭は感じません。次は奥にある、東屋風の屋根付8人サイズの岩風呂へ。こちらは、5号井源泉が源泉かけ流しにされています。PH6.6で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、鉄臭がして微炭酸味。赤茶色の湯の花も、舞っています。眺望が開けているわけでもなく、竹垣と植込みの景色。早い時間のためか、ほとんど貸切状態でまったりできました。

    なお、こちらのホテルには3階に宿泊者専用の展望浴場もあります。1階の露天からの眺めがあまり良くないので、一度泊まってどれ程の眺望か確認してみたいものです。

    〈水無温泉 4号井〉
    主な成分: ナトリウムイオン2982mg、アンモニウムイオン0.5mg、マグネシウムイオン345.0mg、カルシウムイオン197.1mg、マンガンイオン1.4mg、第一鉄イオン0.5mg、塩素イオン5323mg、リン酸イオン0.3mg、硫酸イオン839.5mg、炭酸水素イオン207.1mg、炭酸イオン0.2mg、メタケイ酸188.5mg、メタホウ酸18.3mg、メタ亜ヒ酸0.1mg、遊離二酸化炭素27.2mg、成分総計10.23g

    〈恵山岬温泉 5号井〉
    主な成分: ナトリウムイオン215.4mg、アンモニウムイオン0.5mg、マグネシウムイオン46.9mg、カルシウムイオン142.2mg、マンガンイオン1.7mg、第一鉄イオン1.2mg、第二鉄イオン0.2mg、フッ素イオン0.1mg、塩素イオン261.6mg、リン酸イオン0.3mg、硫酸イオン332.3mg、炭酸水素イオン460.0mg、炭酸イオン0.1mg、メタケイ酸222.8mg、メタホウ酸13.5mg、遊離二酸化炭素138.9mg、成分総計1.853g

  • 太平洋と一体化する温泉

    投稿日:2017年3月12日

    太平洋と一体化する温泉水無海浜温泉

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月13日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    函館市の椴法華地区に位置し、活火山である恵山の麓の海岸に湧く、無料で入れる混浴野天風呂。平日の午前中、寄ってみました。

    その昔、この地に流刑となった日時上人が、浜辺で茹で上がった蛸を見つけて発見した温泉と、伝わっているそうです。近年では村や市が整備し、誰もが気軽に楽しめる野湯となっています。

    とはいえ、潮の満ち引きで入浴時間が毎日変化。実は前日の夕方にも訪問したものの水没しかけていて、波がザッパンザッパン入って、湯温もかなり低下していて断念。干潮時でも、高波だと入れないんです。現場に掲示された入浴可能時間表をしっかり確認(函館市のHPにも、同じものが載っています)し、翌日のリベンジです。

    行き方は、ホテル恵風を通り過ぎ、海へと向かう細いクネクネ道を進むと、一方通行のループ道路へ。左折して少し行くと、「露天風呂」の看板があり、ちょっと上がった所に広い駐車場があります。海辺へ向かってスロープを下りて行くと、右手にログハウス風の脱衣小屋。中もきれいに管理されています。海に向かって更に石段を下り、いよいよお目当ての露天風呂へ。

    手前の7人サイズの岩風呂と、奥の16人サイズの石造り浴槽の2槽があり、いずれも無色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉が足下湧出しています。源泉は50.0℃とのことですが、奥の広い方は湯温が42℃位。石が浴槽内にも敷かれ、浅いかと思ったら、浸かると肩までの深さ。底の石の間から湯が出て、触るとアチっ!となります。海に向かって、右手の方が少しぬるい。やや肌がスベスベする浴感で、塩化物臭を感知。浴槽の石が海藻で滑る為、移動には注意が必要です。手前の岩風呂は湯温43℃位と、ちょっと熱めながら快適。目の前には、低気圧の接近で時折荒々しい波しぶきが上がる、太平洋の大海原。自然と一体になれたような開放感に包まれつつ、しばらく貸切状態でまったりしました。

    海水浴シーズン等の人出が多い時期や週末、女性で人目を気にせず浸かるには、水着着用がいいでしょう。オフシーズンの平日なら、やはり水着なしがベストかな。地元の若い男性が後から2人来ましたが、どちらも湯船横の岩の上に服を置いて、そのまま浸かっていました。

  • 珍しい紅茶色の源泉

    投稿日:2017年3月5日

    珍しい紅茶色の源泉恵山温泉旅館

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月12日 / 1泊]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    33.0点

    飲食

    44.0点

    函館市のツツジで有名な恵山。その登山口の中腹で、海抜200m程の高台に佇む、木造二階建ての温泉旅館。平日に、一泊二食付きで利用してみました。この日は、2階の8畳和室に宿泊。窓からは、津軽海峡を望む景色です。

    浴衣に着替え、早速温泉へGO! 玄関から右手奥に進んだ突き当たりに、男女別の大浴場があります。床にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に2人分の蛇口がある洗い場。温泉が酸性なので石鹸は使用できませんと、表示されています。奥の窓際に6人サイズの木造り内湯があり、紅茶色の酸性・含鉄(II)・アルミニウムー硫酸塩温泉(源泉名:恵山温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温41.5°Cを、加水・加温することなくそのままで(秋から冬の湯温低下の時のみ加温あり)。PH2.2の強酸泉で、少しキシキシするような浴感です。4km離れた恵山の地獄谷から引湯された源泉は、塩ビ管+木製樋の湯口から勢いよく注がれ、ザーザーとオーバーフロー。毎分120Lという豊富な湯量ながら、男女1つづつの内湯にしか供給しない、贅沢な湯使い。淡茶色の湯の花も、沢山舞っています。口に含むと微かに金気臭がして、酸っぱ渋い。色といい、味といい、北海道では珍しい源泉が、すっかり気に入ってしまいました。

    夕食は、部屋で頂きます。お品書きはありませんが、女将さんが一品づつ紹介。近隣の港で水揚げされた、海の幸が並びます。お造りは、鰤・サーモン・鯛・〆鯖ですが、鰤の刺身が大きい。鰤大根とババ鰈の煮付け、真つぶ貝煮、真鰈のフライが出て、地酒がすすみます。はぜの実のおろし和えが珍しい。北海道らしいイカ飯も出て、魚三昧の料理に満足できました。

    就寝前と翌朝も、源泉かけ流しのフレッシュな湯を満喫。平日だったからか、他の宿泊客と一緒になることもなく、貸切状態でまったりできました。

    朝食は、1階の食事処で体に優しい和定食を頂きます。山盛りの新鮮なイカ刺しが美味い! 御飯が何杯もいけます。施設は古いものの、極上の温泉と新鮮な海の幸をリーズナブルに楽しめる、泉質重視の温泉ファンが喜ぶ宿だと思います。

    主な成分: 水素イオン6.3mg、ナトリウムイオン70.8mg、アンモニウムイオン3.5mg、マグネシウムイオン31.0mg、カルシウムイオン276.7mg、アルミニウムイオン325.7mg、マンガンイオン1.6mg、第一鉄イオン125.4mg、第二鉄イオン48.5mg、亜鉛イオン0.2mg、フッ素イオン0.5mg、塩化物イオン187.5mg、硫酸水素イオン617.8mg、硫酸イオン2908mg、リン酸イオン1.7mg、メタケイ酸263.4mg、メタホウ酸22.2mg、メタ亜ヒ酸3.5mg、硫酸9.9mg、遊離二酸化炭素153.7mg、成分総計5.077g

  • 土方歳三ゆかりの温泉

    投稿日:2017年3月2日

    土方歳三ゆかりの温泉(川汲温泉旅館(かっくみおんせんりょかん)【施設の強い要望】)

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月12日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    「かっくみおんせん」と読みます。函館市の北東に位置する川汲町の河畔に湧く、森に囲まれた静かな温泉地。古くは「鶴の湯」と呼ばれた歴史ある温泉ですが、幕末から明治にかけての激動期では、新撰組副長の土方歳三率いる旧幕榎本軍が箱館府の官軍を撃退した後、傷と疲れを癒した温泉と云われています。この地に2軒建つ、旅館のうちの1つ。平日の午後、日帰り入浴して来ました。

    入浴料400円は、玄関を入って左側のフロントで。真っ直ぐ奥へ廊下を進んだ突き当たりに、男女別の大浴場があります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、奥に4人分のプッシュ式カランと、2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。タイル張り木枠内湯が2槽あり、いずれも無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:川汲温泉旅館)が、サラサラとオーバーフローしています。なんと、毎分168Lも自噴。源泉46.4°Cを加水・加温せず、右側の3人サイズの浴槽で43°C位、左側の5人サイズの方は41°C位で供給。PH9.0ながら、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、無味で微かに硫化水素臭を感知。小さな白い湯の花も、舞っています。窓からは、森を望む景色。野鳥たちのさえずりに耳を傾けつつ、貸切状態でまったりできました。

    主な成分: ナトリウムイオン110.7mg、カルシウムイオン112.3mg、アルミニウムイオン0.1mg、フッ素イオン0.7mg、塩化物イオン21.8mg、水酸イオン0.2mg、硫化水素イオン4.5mg、チオ硫酸イオン0.1mg、リン酸イオン0.1mg、硫酸イオン418.6mg、炭酸イオン33.6mg、メタケイ酸59.7mg、メタホウ酸16.7mg、成分総計0.782g
    ※細かく言えば、アルカリ性単純硫黄温泉なのかなぁ

  • 鹿部の鄙びた温泉銭湯

    投稿日:2017年2月22日

    鹿部の鄙びた温泉銭湯亀の湯

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月12日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    国道278号線沿いに佇む、しかべ間歇泉公園の程近くに建つ公衆浴場。当日偶然通りかかって、その素朴な外観に引き寄せられるように、平日の午後に利用して来ました。

    入浴料440円は番台で。最初誰も居なかったのですが、チャイムが鳴って左手の母屋から女将さんが出て来ます。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。湯気抜きのある天井を持つ浴室に入ると、左側に4人分のプッシュ式カランと、奥に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、公衆浴場なのでありません。

    右側の壁際に、6人サイズのタイル張り内湯が1つ。うっすら茶褐色透明のナトリウムー塩化物泉(源泉名: 鹿部温泉 亀の湯)が、かけ流しにされています。泉温が93.0°Cと高い為、加水して45°C位で供給。PH7.2ながら、肌がスベスベする浴感です。奥にある源泉湯升から注がれる自家源泉は、何と飲泉も可。鉄臭と塩化物臭が混じったような匂いがして、少ししょっぱかった。窓を開けると、源泉槽と森の景色。ずっと貸切状態で、熱めの良泉を満喫しました。

    主な成分: ナトリウムイオン1070.0mg、アンモニウムイオン2.0mg、マグネシウムイオン13.6mg、カルシウムイオン101.5mg、アルミニウムイオン0.6mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン0.6mg、フッ素イオン1.6mg、塩素イオン1459.0mg、硫酸イオン427.6mg、炭酸水素イオン340.5mg、メタケイ酸133.2mg、メタホウ酸101.8mg、遊離二酸化炭素72.6mg、成分総計3.816g

  • 鹿部温泉の老舗旅館

    投稿日:2017年2月19日

    鹿部温泉の老舗旅館鹿部温泉 鹿の湯

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月12日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    函館市の北東に位置する、鹿部町の海岸近くに湧く鹿部温泉。この温泉地で大正7年に開業した、木造二階建ての温泉旅館。平日の午後、日帰り入浴して来ました。

    入浴料500円は、玄関を入って右側の受付で払います。そのまま少し奥へ進んだら、右へぐるりとUターン。ちょうど受付の裏手へ回り込むように廊下を歩いて、更に進んで行った突き当たりに、男女別の大浴場があります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。窓際に、10人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら緑褐色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名:鹿部温泉 鹿の湯)が、かけ流しにされています。泉温77.5℃を熱交換後加水して、42℃強位で供給。PH6.9ながら、肌がスベスベする浴感。巨石の湯口から注がれ、口に含むと無味ながら、微かに塩化物臭と石膏臭が混じったような匂いがしました。

    続いて、湯船の中を通って外の露天風呂へ。6人サイズの岩風呂で、湯温は41°C位。囲われている為、景色は望めません。小ぶりながら、庭園風の造りで風情があります。こちらも終始貸切状態で、まったりできました。

    主な成分: ナトリウムイオン784.0mg、アンモニウムイオン1.8mg、マグネシウムイオン13.0mg、カルシウムイオン90.9mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン0.4mg、フッ素イオン1.5mg、塩素イオン740.0mg、硫酸イオン642.0mg、炭酸水素イオン402.7mg、炭酸イオン0.2mg、メタケイ酸89.8mg、メタホウ酸61.1mg、遊離二酸化炭素74.8mg、成分総計2.961g

  • 5年ぶりの鹿部温泉

    投稿日:2017年2月17日

    5年ぶりの鹿部温泉温泉旅館 吉の湯

    きくりんさん [入浴日: 2016年9月12日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

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    寛文6年(1666年)、一頭の鹿が傷を癒しているところに遭遇したことから、温泉場ができたといわれる鹿部温泉。源泉が30ヶ所以上もあり、それぞれ泉質も異なるのだとか。そんな温泉地の漁港近くに佇む、自家源泉を持つ鉄筋二階建ての温泉旅館。平日のお昼頃、日帰り入浴してみました。

    通常日帰り入浴は午後1時からなので、1時間位早めに到着してしまったのですが、女将さんに「いいですよ、どうぞ」と、快く受入れて頂きました。入浴料500円は、玄関を入って右側の受付で。右手に廊下を奥へ進んだ突き当たりに、男女別の大浴場があります。

    棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。なんと、無料の貸しハンドタオルまで用意されています。浴室に入ると、左側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。奥に8人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら緑褐色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名:鹿部温泉 吉の湯1号及び2号の混合泉)が、かけ流しにされています。泉温79.5℃を熱交換後に加水して、43℃位で供給。PH7.4で、やや肌がスベスベする浴感です。消毒ありなのですが、塩素濃度は最低水準に抑えられている為、塩素臭は気になりません。石組みの湯口は、温泉成分で赤茶色に変色。口に含むと、アブラ臭と塩化物臭が混じったような匂いがして、少し塩味。白い綿状の湯の花も、舞っています。窓を開けると、通りと漁港の景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。

    主な成分: ナトリウムイオン918.1mg、アンモニウムイオン0.4mg、マグネシウムイオン19.7mg、カルシウムイオン102.0mg、マンガンイオン0.4mg、第一鉄イオン0.2mg、フッ素イオン1.7mg、塩化物イオン1056mg、硫酸イオン494.7mg、炭酸水素イオン460.4mg、炭酸イオン0.9mg、リン酸イオン0.2mg、メタケイ酸64.1mg、メタホウ酸61.8mg、遊離二酸化炭素55.0mg、成分総計3.301g

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