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きくりん

きくりん さん

平均43.9点 / 2645件

性別男性 年齢 58歳 住まい埼玉
HP指定なし
ブログ指定なし

2645件中 511件~520件を表示

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  • 伊豆の源泉かけ流し湯治宿

    投稿日:2016年11月24日

    伊豆の源泉かけ流し湯治宿ごぜんの湯(閉館しました)

    きくりんさん [入浴日: 2016年6月18日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    伊豆スカイラインの冷川ICから、車で約5分。のどかな里山風景が広がる地で、小川に架かる下尾野橋のたもとに建つ、手作り感溢れる湯治宿。土曜日の午前中、日帰り入浴してみました。

    「登龍温泉」と書かれたゲートをくぐり、左手にある古民家風の母屋で受付。入浴料は、540円です。日帰り入浴開始は午後からですが、時間外でも応相談で、30分前でも大丈夫でした。

    湯小屋は別棟で、母屋の玄関を背にして左手へ。宿泊棟「洗心舎」手前、左手に入口があります。100円有料ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に2人分のカランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸のみ。左側に、2人サイズの檜造り内湯があり、無色透明のナトリウム・カルシウムー硫酸塩温泉(源泉名:登龍の湯 冷川5号)が、源泉かけ流しにされています。泉温67.2℃を、加水・加温なしで、40℃位で供給。PH8.4で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒なしで、口に含むと微かに芒硝臭。茶色い綿状の湯の花も、舞っていました。

    続いて、外の露天風呂へ。8人サイズの石造り浴槽で、湯温は42℃位。屋根はありませんが、木が覆い被さり天然の木陰。石造りの龍や竹筒、細いパイプの湯口から注がれています。囲まれていて、景色は望めませんが、しばらく貸切状態でまったりできました。

    主な成分: ナトリウムイオン190.3mg、マグネシウムイオン0.9mg、カルシウムイオン115.1mg、炭酸水素イオン25.2mg、炭酸イオン1.4mg、塩化物イオン57.4mg、臭化物イオン0.1mg、硫酸イオン587.1mg、メタケイ酸102.5mg、メタホウ酸3.6mg、成分総計1.091g

  • 6つの湯船で源泉かけ流し

    投稿日:2016年11月23日

    6つの湯船で源泉かけ流し御宿さか屋(旧 吉奈温泉 さか屋)

    きくりんさん [入浴日: 2016年6月17日 / 1泊]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    33.0点

    飲食

    55.0点

    かつて「子宝の湯」として親しまれた吉奈温泉に佇む、江戸初期に開業した元造り酒屋の老舗旅館。近年では、岡本太郎や黒澤明に愛された宿としても知られています。一度泊まってみたいと思っていましたが、珍しく予約が取れたので、平日に一泊二食付で利用して来ました。

    到着すると、先ずはロビーで抹茶のおもてなし。記帳を済ませ、吉奈川を渡って宿泊棟へ。この日は、養気楼5階の「西斗の間」に宿泊。10畳の和室で、バス(温泉)トイレ付です。親戚の造り酒屋が仕込んだという、地酒のサービスが嬉しい。窓からは、天城の山々と向かいの旅館「東府屋」の屋根が望めました。

    浴衣に着替え、早速2階の露天風呂「白藤の湯」へ。こちらを先ずは、貸切で使わせて頂きます。籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室の手前には、2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、POLA製です。奥に、カーポートのようなアクリル製の屋根が付いた、6人サイズの木造り浴槽があり、無色透明のアルカリ性単純温泉[源泉名:混合泉 吉奈1号(大湯)、吉奈3号(花沢の湯)、吉奈4号(煤垣湯)]が、サラサラとオーバーフローしています。源泉47.5℃を、41℃位で供給。加水・加温・循環・消毒もせず、源泉かけ流しです。PH8.94で、肌がスベスベする浴感。丸太の湯口から注がれ、口に含むと微かな温泉臭がして、クセのない円やかな味。囲まれて景色は望めませんが、簾の隙間から吉奈川のせせらぎを眺めつつ、まったりできました。

    続いて、3階の大浴場「太郎さん風呂」へ。岡本太郎がデザインした、ガラス張りのモダンな浴室です。6人分のシャワー付カランと、2人分のカランがある洗い場。左奥に、3人サイズの底タイル張り石造り木枠内湯があり、湯温は41℃位。ここからチョロチョロとオーバーフローして、9人サイズのタイル張り変形内湯へ。槽内にも湯口があり、湯温はこちらも41℃位。岡本太郎の作品「座ることを拒否する椅子」もありました。

    夕食は、館山荘5階奥の食事処「花いかだ」の個室で、創作会席に舌鼓。お品書きはなく、食前酒の夏みかん酒からスタート。先付は桜海老入もずく酢、抹茶豆腐はゴマだれが旨い。八寸には、鮪寿司や煮鮑、湯葉ベーコン巻のアスパラ味噌和え。小鉢にう巻きが出て、利き酒セットがすすみます。造りは、鮪とアカザ海老で、こちらも美味。鱧と細切り野菜の椀物と続き、スズキの刺身は甘夏の輪切りに乗せて。水茄子の田楽、小鉢は青豆豆腐サラダ梅肉ソースがけ。鹿肉の治部煮、豆腐と餅入り桜海老の小鍋と続き、蓮根餅餡掛け、蛍烏賊と空豆の天婦羅はカレー塩で。赤出汁の味噌汁と焼若鮎飯は釜炊き、デザートは甘夏の葛きりでお腹一杯。量も味も満足です。後で部屋に、こだわりデザートとして桃のシャーベットと蜜豆を運んでくれました。

    就寝前には、5階の離れ「養珠亭」の奥にある、2つの貸切露天風呂へ。空いていれば、予約不要でいつでも入れます。奥の「酒樽の湯」は2人サイズの樽風呂で、湯温は41℃位。また手前の「花の湯」は、1人サイズの木造り浴槽で、湯温は42℃位でした。満天の星空と、迷い込んだ蛍の光に癒されつつ、ゆっくり湯浴みできました。

    翌朝の朝食は、昨晩と同じ食事処で。鯵の干物主菜で、鮪の山かけやすいとん鍋等、品数も豊富な和定食。山葵漬が、やっぱり美味しい。

    食後は、男女入替になった4階の大浴場「お万さん風呂」へ。10人分のシャワー付カラン(内3つはシャワーなし)がある洗い場。8人サイズの木造り内湯が、2つ連なります。共に、湯温は42℃位。続いて、外の露天風呂「オリオン座風呂」へ。半屋根付12人サイズの底タイル張り岩風呂で、こちらも湯温は42℃位。奥には、寝湯スペースもあります。昼間だったので、東府屋の屋根と山々の景色が見えました。

    吉奈温泉は、自然が豊かで静かな温泉地。のんびり過ごすのには最適です。源泉かけ流しの温泉と、美味しい料理に満たされる宿で、たまにはゆっくりしてみるのもいいかも知れません。

    主な成分: ナトリウムイオン139.1mg、カルシウムイオン30.8mg、塩素イオン44.7mg、臭素イオン0.1mg、ヨウ素イオン0.1mg、硫酸イオン268.3mg、炭酸水素イオン23.3mg、炭酸イオン13.8mg、水酸イオン0.1mg、メタケイ酸72.6mg、メタホウ酸1.9mg、成分総計0.599mg

  • 修善寺の小さな美宿

    投稿日:2016年11月13日

    修善寺の小さな美宿AKARI et KAORI(旧 ねの湯 対山荘)

    きくりんさん [入浴日: 2016年6月17日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    33.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    およそ1200年程前に弘法大師が開いたと伝わる、伊豆最古の修善寺温泉。この温泉街の裏通り沿いにひっそりと佇む、客室わずか11室の小さな旅館。昭和27年開業の老舗ながら、近年リニューアルされたのか、とても綺麗で和モダンなデザイナーズ旅館となっています。平日の午後、日帰り入浴して来ました。

    入浴料1000円は、玄関から左側のフロントで。その右脇の廊下を、少し右奥に進んだ右側に、紺色の暖簾が掛かる男湯があります。籐籠が並ぶ狭めの脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、POLAのアロマ系です。左側に、3人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:混合泉 第一貯水槽)が満ちています。泉温60.1℃を加水・加温ありで、42℃位で供給。PH8.6ながら、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒もありで、弱塩素臭を感知。湯口は浴槽内ですが、カランは源泉なので口に含んみると無味無臭でした。

    続いて、外の露天風呂へ。右手に、1人分のシャワー付カランあり。左手には、3人サイズの岩風呂があって、湯温は42℃位。中庭に面していますが、柵で目隠しされて景色は望めなく、わずかに下から小川のせせらぎが見えます。ずっと貸切状態で、まったりできました。

    浴室としては、宿の規模に見合った、こじんまりとした印象。温泉の湯使いが残念なものの、泊まったり料理を頂くことで、満足度が高まる宿ではないかと思われました。

    主な成分: ナトリウムイオン146.4mg、マグネシウムイオン0.5mg、カルシウムイオン13.4mg、炭酸水素イオン52.2mg、炭酸イオン8.6mg、塩化物イオン132.6mg、臭化物イオン0.2mg、ヨウ化物イオン0.3mg、硫酸イオン118.1mg、リン酸水素イオン0.2mg、メタ亜ヒ酸0.2mg、メタケイ酸63.2mg、メタホウ酸5.2mg、成分総計0.547mg

  • 蛇骨渓谷の隠れ湯宿

    投稿日:2016年11月12日

    蛇骨渓谷の隠れ湯宿底倉の湯つたや旅館

    きくりんさん [入浴日: 2016年5月27日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    歴史ある箱根七湯の一つに数えられ、豊臣秀吉の小田原攻めの際には兵士達の疲れを癒したと伝わる底倉温泉。この地で、蛇骨渓谷の断崖にへばり付くように建つ、江戸時代後期から続く老舗宿です。平日の昼頃、日帰り入浴してみました。

    国道1号線の宮ノ下交差点から200m程坂を上った所に、門と駐車場だけが見えます。ここから、2つの階段とエレベーターを使って下りて行くと、ようやく1階のフロントに到着(渓谷の遊歩道沿いの裏口からも入れますが、駐車場はないので注意)。こちらで入浴料1050円を払い、ご主人から丁寧に説明を受けます。階段を下りて、まずは地下1階右手の大浴場へ。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。伊豆青石を敷き詰めた広い浴室に入ると、左右に7人分のシャワー付カランと1人分のシャワーブースがある洗い場。アメニティは一般的なものです。左側に、10人サイズの石造り内湯があり、無色透明のナトリウムー塩化物泉(源泉名:底倉温泉 温泉村第52号)が満ちています。源泉64.3℃を、加水して(冬季のみ加温あり)42℃位で供給。PH7.8で、やや肌がスベスベする浴感です。循環かけ流し併用で、消毒なし。口に含むも、無味無臭。窓から渓谷の緑を眺め、しばし貸切状態でまったりしました。

    続いて一度服を着て、右手に進み階段を上って野天岩風呂へ。こちらも、コインレス鍵付ロッカーあり。洗い場はありません。屋根付8人サイズの岩風呂で、湯温はこちらも42℃位。加水・加温・消毒なしですが、循環かけ流し併用です。仄かな塩化物臭を感知。川のせせらぎを感じ、渓谷の緑の景色に癒されつつ、こちらも貸切状態でのんびりできました。

    宿泊利用では、現在素泊まりか一泊朝食付のみなのだとか。箱根の中心地にありながら、静かでかつリーズナブルに泊まるのに良さそうです。

    主な成分: リチウムイオン0.48mg、ナトリウムイオン320mg、マグネシウムイオン5.1mg、カルシウムイオン32.0mg、ストロンチウムイオン0.160mg、マンガンイオン0.116mg、フッ素イオン0.17mg、塩素イオン484mg、硫酸イオン0.2mg、メタケイ酸147mg、メタホウ酸23.9mg、成分総計1219mg

  • 仙石原の小さな湯宿

    投稿日:2016年11月10日

    仙石原の小さな湯宿福島館

    きくりんさん [入浴日: 2016年5月27日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    標高700mの高原に位置し、美術館や保養所が点在する、箱根の仙石原温泉。その中心地に近く、住宅街の中にひっそりと佇む、客室わずか7室の民宿のような小さな宿。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。

    入浴料600円は女将さんへ。右手に廊下を進んだ突き当たりに、男湯があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。家庭用と変わらない広さの浴室に入ると、左側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、ビオレやエッセンシャル、ラックス等で家庭用のものが置かれています。右側に、2人サイズのタイル張り内湯があり、緑白色に濁った酸性ーカルシウムー硫酸塩・塩化物温泉[大涌谷温泉 蒸気造成混合泉2号線(仙石原方面)]が、源泉かけ流しにされています。泉温64.1℃を、加水・加温せず42℃位で供給。PH2.0で、少し肌に引っかかるような肌触り。循環・消毒なし。塩ビ管の湯口から注がれ、口に含むと酸っぱい。表面には膜のような白い湯の花が浮いていますが、底にも粉状の白い湯の花が沈殿。窓は開かないので、外の景色は望めません。他に来客もなく、貸切で使わせて頂きました。

    親戚の家に遊びに来た雰囲気で、のんびり白濁湯を立ち寄りで楽しめる、隠れた穴場かも知れません。

    主な成分: 水素イオン10.1mg、ナトリウムイオン36.4mg、マグネシウムイオン32.9mg、カルシウムイオン91.9mg、第一鉄イオン7.70mg、アルミニウムイオン12.4mg、マンガンイオン1.60mg、フッ素イオン0.12mg、塩素イオン236mg、硫酸水素イオン147mg、硫酸イオン440mg、硝酸イオン0.68mg、メタケイ酸120mg、メタホウ酸4.20mg、遊離硫化水素0.38mg、遊離硫酸3.53mg、成分総計1.148g

  • 釜飯屋の本格温泉

    投稿日:2016年11月5日

    釜飯屋の本格温泉かま家(閉館しました)

    きくりんさん [入浴日: 2016年5月27日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    箱根の仙石原に建つ、釜飯屋の中にある温泉。食事だけの利用はもちろん、入浴だけでも大丈夫です。以前からその存在は知っていましたが、週末は混んでいるかも?と懸念して、これまで未訪問でした。そこでまず、平日の午前中に入浴だけしてみました。

    入浴料750円は、女将さんに渡します。座敷にテーブルが6つ並ぶ食事処の奥に、トイレを挟んで浴室が2つ。この日は、奥の浴室(手前は小ぶりの浴槽で湯なし)を使わせてもらいます。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーあり。浴室に入ると、左側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、黒糖系です。右側に4人サイズの石造り内湯があり、緑白色に濁った酸性ーカルシウムー硫酸塩・塩化物泉[源泉名:大涌谷温泉 蒸気造成混合泉2号線(仙石原方面)]が、源泉かけ流しにされています。泉温64.1℃を、加水・加温なしで、42℃位で供給。バルブがあり、湯温の調整は可能です。PH2.0ながら、さらりとした浴感。常時排湯溝に湯が吸い込まれているので、湯口は浴槽内でしょうか。循環・消毒もなしとのこと。槽内からは、硫黄臭と微金気臭を感知。粉状の白い湯の花が、表面と底に沈殿しています。ずっと、貸切状態でまったりできました。

    今回は食べませんでしたが、次回は是非自慢の釜飯も食べてみたいです。

    主な成分: 水素イオン10.1mg、ナトリウムイオン36.4mg、マグネシウムイオン32.9mg、カルシウムイオン91.9mg、第一鉄イオン7.70mg、アルミニウムイオン12.4mg、マンガンイオン1.60mg、フッ素イオン0.12mg、塩素イオン236mg、硫酸水素イオン147mg、硫酸イオン440mg、硝酸イオン0.68mg、メタケイ酸120mg、メタホウ酸4.20mg、遊離硫化水素0.38mg、遊離硫酸3.53mg、成分総計1.148g

  • シンプルかつ加温かけ流し

    投稿日:2016年11月1日

    シンプルかつ加温かけ流し上湯温泉大衆浴場(閉館しました)

    きくりんさん [入浴日: 2016年5月26日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    老舗旅館が建ち並ぶ箱根の塔ノ沢温泉の一角に佇む、昭和39年から続く共同浴場。国道1号線沿いにあり、毎年箱根駅伝の選手達がこの前を走り抜けて行きます。私も何度も前を通っていたものの、なぜか寄ったことがなかったので、平日の午後初めて利用してみました。

    駐車場は隣ではなく(隣は一の湯の駐車場)、少し先の道の反対側にあります。入浴料600円は、玄関を入って左側の受付で。奥に、男女別の浴室があります。手前にある無料の鍵付ロッカーのキーは、受付でもらうシステム。籐籠とプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に2人分の蛇口と、左側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。石鹸などのアメニティもありません。奥に、5人サイズのタイル張り内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名:湯本第50号泉)が、サラサラとオーバーフローしています。なんと、隣の老舗旅館「環翠楼」と同じ源泉なのだとか。泉温39.6℃を、43℃位に加温。加水なしで、かけ流しです。PH9.0で、やや肌がスベスベする浴感。浴槽の横から注入され、槽内は仄かに石膏臭。先客が上がられた後、貸切状態でまったりできました。

    ちなみに、左側の桶に注ぐのは、山の水ではなく源泉でした。湯上りに、お茶のサービスもあり。また、2階には有料の休憩処もあるので、本来はじっくりと湯治向きなのでしょうね。

    主な成分: ナトリウムイオン63.2mg、マグネシウムイオン0.017mg、カルシウムイオン6.60mg、アルミニウムイオン0.325mg、水酸イオン0.170mg、硫酸イオン28.7mg、炭酸水素イオン50.5mg、炭酸イオン3.84mg、硝酸イオン3.31mg、リン酸水素イオン0.752mg、メタケイ酸イオン11.3mg、メタホウ酸イオン0.685mg、フッ素イオン0.099mg、メタケイ酸57.3mg、メタホウ酸1.14mg、成分総計278mg
    ※なお、掲示されていたのは、昭和62年の分析書だったので参考までに

  • 琥珀色の自家源泉

    投稿日:2016年10月29日

    琥珀色の自家源泉日帰り天然温泉 袋井温泉 和の湯

    きくりんさん [入浴日: 2016年4月18日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    33.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    東名高速道路の袋井ICから、車で約10分。茶畑が広がる丘陵地に建つ、平成11年にオープンした日帰り温泉施設。平日の午後、利用してみました。

    100円返却式下駄箱に靴をしまい(鍵は自己管理)、入浴料1000円(17時以降900円)は券売機で払います。受付の先、右側に男女別の大浴場。男湯は、右側の「鶴の湯」です。 ちなみに、女湯の「亀の湯」とは毎週月曜日に男女入替り。100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備されています。浴室に入ると、右側に14人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、ヒアルロン酸系シャンプーと柚子系ボディーソープ。窓際に、3人分の寝湯と6人分のジェット水流や電気風呂が付いた、10人サイズのタイル張り石枠内湯があり、琥珀色のナトリウムー塩化物温泉[源泉名:混合泉(小笠山天然温泉、北山温泉)]が満ちています。源泉26.7℃を、41℃位に加温。PH8.3ながら、肌がスベスベする浴感です。加水(源泉1対井水3)あり、循環・消毒ありで、微塩素臭を感知。口に含むと、弱塩味で弱モール臭がしました。

    続いて、外の露天風呂へ。日本庭園を望み、とても広い造りです。中央に、16人サイズの岩風呂があり、湯温は41℃位。こちらは、加水なしで源泉100%使用。また建物側には、10人サイズのタイル張り石枠浴槽があり、こちらは温泉に人工炭酸泉をプラスしています。湯温は、39℃位とぬるめ。テレビ付でのんびりしましたが、あまりアワ付はありません。そして少し高いところに、東屋風の屋根が付いた8人サイズの岩風呂。こちらは、別府の硫黄泉を再現したものだとかで、湯温は40℃位。白濁していました。平日のためかあまり混んでおらず、まったりできたのは良かったです。

    なお、今回は食事処を利用しませんでしたが、この温泉で養殖したトラフグが自慢とのこと。是非一度、味わってみたいものです。

    主な成分: ナトリウムイオン3108mg、マグネシウムイオン35.2mg、カルシウムイオン40.9mg、鉄(II)イオン0.4mg、塩化物イオン4672mg、臭化物イオン5.2mg、ヨウ化物イオン6.7mg、硫酸イオン2.8mg、リン酸水素イオン0.3mg、炭酸水素イオン718.5mg、炭酸イオン7.4mg、メタケイ酸36.0mg、メタホウ酸62.7mg、成分総計8.738g

  • 料金は高めに感じたが

    投稿日:2016年10月26日

    料金は高めに感じたが倉真赤石温泉(くらみあかいしおんせん)

    きくりんさん [入浴日: 2016年4月18日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    静岡県掛川市の山間、新東名高速道路のすぐ下あたりに建つ、手作り感満載の日帰り温泉施設。平日の午前中、利用して来ました。

    旅館が建ち並ぶ倉真温泉方面からは辿りつけず、途中の看板を頼りに県道81号線をだいぶ手前からそれて、集落の中を抜けて行きます。最後の細い林道は、造園土木業をされていたご主人が自ら切り拓いたものだとか。駐車場は、わずか3台分位のスペースです。

    一応営業時間に着きましたが、まだお湯が溜まっていないとかで、休憩室で少し待たせてもらいます。その間にご主人から、観音様のお告げで出た温泉だとか、テレビでも6回放映されたといった話を伺います。また、温泉自体にも相当自信がおありのようで、最初は緑がかった透明だが、90分もするとブルーに変色してくるなど、写真や分析書付の資料も拝見しました。

    さて、程なくして「どうぞ」と声がかかり、いよいよ温泉へ。入浴料1050円は、玄関から左側の受付で。その受付の後ろに、男女別の浴室があります。棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。

    右側に、3人サイズの底タイル張りコンクリート造り内湯があり、うっすら緑がかった透明の単純硫黄冷鉱泉(源泉名: 倉真赤石温泉 倉真赤石1号)が、かけ流しにされています。源泉18.7℃を、40℃位に加温。PH9.5で、肌がツルツルする浴感。加水・循環・消毒なしです。口に含むと、ほんのり玉子臭がして無味。白い湯の花が、粉雪のように舞っています。張ったばかりの新鮮な湯でしたが、アワ付きはなし。山の斜面に建っているので、窓からは谷を見下ろす景色。一番風呂を、貸切状態で満喫できました。

    屋上に露天風呂もあるのですが、この時期はまだ寒いからと湯が張られておらず、入れなかったのは残念。湯は確かに良いのですが、小さな内湯だけだとちょっと料金が高いかなという印象。でも、後から来たご夫妻のお客さんは、自分が上がるのを待っていたので、貸切で使わせてもらえた事を考えると、まあ妥当なのかなとも思いました。

    主な成分: ナトリウムイオン115.6mg、カルシウムイオン1.7mg、炭酸水素イオン103.7mg、炭酸イオン26.0mg、水酸化物イオン0.5mg、塩化物イオン2.1mg、臭化物イオン0.2mg、ヨウ化物イオン0.1mg、硫化水素イオン86.4mg、硫酸イオン114.8mg、メタホウ酸イオン2.6mg、メタケイ酸18.5mg、成分総計0.392g

  • 焼津黒潮温泉がかけ流し

    投稿日:2016年10月20日

    焼津黒潮温泉がかけ流し焼津黒潮温泉 元湯 なかむら館

    きくりんさん [入浴日: 2016年4月17日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

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    東海道本線の焼津駅から、徒歩で約8分。線路沿いから少し住宅街に入った所に建つ、地元の方に愛される共同湯的な湯処。日曜日の午後、利用して来ました。

    途中や建物の周りに看板は無く、横の源泉タンクが目印でしょうか。近づくと、「黒潮温泉元湯 なかむら館」の屋号が書かれたガラス扉で、やっとここだと分かります。元旅館だったそうで、今は日帰り入浴のみ営業。入浴料400円は、玄関からすぐ右手の受付で。廊下を奥に進み、角を曲がるとすぐ左側に、男女別の浴室があります。棚にプラ籠(一部コインレス鍵付ロッカー)が並ぶ脱衣場で、ドライヤーは無し。浴室に入ると、左右に3人分のプッシュ式カランがある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。奥に6人サイズのタイル張り内湯があり、うっすら緑褐色がかった透明のカルシウム・ナトリウムー塩化物温泉(源泉名:混合泉)が、サラサラとオーバーフローしています。源泉50.5℃を、加水・加温せず39℃位で供給。ずいぶん温かったので、後で女将さんに尋ねると、昨年の秋頃から湯温が低下してしまったのだとか。PH8.5ながら、全く滑りなし。消毒もなしの源泉かけ流しで、臭素臭とヨウ素臭が混じった様な臭い。口に含むと、しょっぱくて微かに苦味を感じます。小さな窓はありますが、景色は見えません。次々と地元の方々が来られ、なかなか盛況でした。

    小さな浴室なので、週末や夕刻等の混み合う時間帯には、窮屈に感じてしまうかも知れません。個性のある湯なので、次回はもっとゆっくり満喫してみたいです。

    主な成分: ナトリウムイオン2812mg、カルシウムイオン2738mg、炭酸イオン17.1mg、塩化物イオン9412mg、臭化物イオン8.0mg、ヨウ化物イオン3.8mg、硫酸イオン0.2mg、メタケイ酸32.9mg、メタホウ酸22.2mg、成分総計15.10g

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