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投稿日:2017年4月24日
鹿教湯で湯浴み三昧 (みやこ旅館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2016年10月19日 / 1泊]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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44.0点
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33.0点
鹿に化身した文殊菩薩が猟師に温泉が湧いているのを教えたという、言い伝えから名付けられた鹿教湯温泉。その中心地に佇む、昭和15年に開業した日本旅館。日帰り入浴は出来ない為、平日に一泊二食付で利用して来ました。
館内はお香の香りが漂い、旅の疲れも癒されます。この日は、4階の8畳広縁付和室に宿泊。窓から、中庭を眺める景色です。浴衣に着替え、早速1階の大浴場へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、手前に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、お茶系のボディソープとPOLA製のシャンプーです。窓際に、5人サイズの石造り木枠内湯があり、無色透明の単純温泉[鹿教湯温泉混合泉(鹿教湯温泉2,3,4,6号泉と大塩5号泉の混合泉)]が、源泉かけ流しにされています。泉温45.9℃を、加水・加温せず42℃位で供給。PH8.1で、柔らかい浴感です。もちろん、循環・消毒もなし。大きな窓から、中庭の緑を眺められます。
続いて、外の露天風呂へ。6人サイズの岩風呂があり、湯温は41℃位。こちらはなんと混浴で、女湯の露天風呂と繋がり、女性は扉から往き来できます。中庭の木々に囲まれ、大きな石灯篭を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
夕食は、2階の食事処で田舎家庭料理を頂きます。テーブルに椅子席なので、高齢の方も安心。お品書きは、入口のボードに手書きで。食前酒は梅酒、鰹のタタキ、野菜の炊き合わせ、ササミチーズフライ、冬瓜の湯葉餡掛けと続きます。信州蕎麦のバルサミコ酢和えが、変わっていて美味しかった。品数は少な目で、若い方には物足りないかも知れませんが、「瀧澤」や「澤之花」といった地酒も楽しめて良かったです。
就寝前に、2つある家族風呂の1つ「熊倉」へ。一階に下り、大浴場とは反対の方向に進みます。途中に飲泉場があり、口に含むとちょっぴり玉子味の後苦味。家族風呂は、空いていれば予約無しで無料で利用できるシステム。籐籠がある脱衣場ですが、ドライヤーはありません。浴室に入ると、アメニティ完備の1人分のシャワー付カランがある洗い場。2人サイズの木造り内湯があり、こちらも源泉かけ流しです。湯温は、43℃弱位。窓の外に、鹿のオブジェ。暗かったので本物か?と思い、後で見に行っちゃいました。
翌朝は、もう1つの家族風呂「南角」へ。熊倉より、広い脱衣場と浴室で、畳敷きの小スペースもあります。洗い場も、耐水畳敷き。3人サイズの木造り内湯で、湯温はやはり43℃弱位。朝から誰にも気を使わず、窓から木々を眺めつつ、源泉かけ流しの湯を堪能できました。
朝食は、昨晩と同じ食事処で。野菜中心の体に優しい和食メニュー。ヤーコン茶が珍しかったです。
老舗の一見敷居が高そうな外観。大浴場、家族風呂とも源泉かけ流しで、24時間入浴可。これで料理が懐石料理なら、料金が2万円を超えてもおかしくないでしょう。安くて、家庭的なもてなしの宿なので、静かに療養するのに向いた宿だと思います。
主な成分: リチウムイオン0.04mg、ナトリウムイオン90.3mg、マグネシウムイオン1.3mg、カルシウムイオン81.5mg、ストロンチウムイオン0.5mg、マンガンイオン0.04mg、鉄(II)イオン0.03mg、フッ素イオン0.9mg、塩素イオン58.7mg、硫化水素イオン0.04mg、硫酸イオン271.2mg、炭酸水素イオン43.1mg、メタケイ酸40.9mg、メタホウ酸0.9mg、成分総計591.8mg16人が参考にしています
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