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投稿日:2019年10月24日
東京都唯一の秘湯を守る会の宿 (蛇の湯温泉 たから荘)
きくりんさん [入浴日: 2019年3月15日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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中央自動車道の上野原ICから、甲武トンネルを経由して車で約45分。東京都の本州に残された唯一の村である檜原村の山間、奥多摩湖へと通じる都道206号線(檜原街道)沿いにあり、南秋川のほとりにひっそりと佇む、昭和48年(1973年)に開業した兜造りの木造の湯宿。東京都では、唯一の日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。平日の午前中に、日帰り入浴して来ました。
その昔、傷ついた大蛇が河原に湧く湯で傷をいやしたことから、蛇の湯温泉と名付けられたのだとか。入浴料1000円は、玄関を入って右側の受付で。浴室に貴重品BOXが無いので、貴重品はこちらで預かってもらえます。日帰り入浴開始の10時少し前に到着してしまいましたが、快く入れてもらえました。
玄関から右手奥に進み(訪れたのは3月半ばでしたが、雛壇が飾られていました)、左に曲がって階段を下りた先に男女別の浴室があり、男湯は左側です。籐籠とプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、秘湯を守る会の秘湯くまざさブランドです。
窓際に5人サイズの石タイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純硫黄冷鉱泉(源泉名: 蛇の湯温泉)が満ちています。泉温10.5℃を加温して、41℃位で供給。PH10.0ながら、やや肌がスベスベする浴感です。必要時のみ加水ありで、循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むも、無味無臭でした。
崖の上に湯屋があるため、窓から眼下に南秋川を望む景色。また、4枚のガラス窓を開けると、半露天風になるのもいいですね。窓から山の木々を眺め、野鳥のさえずりと川のせせらぎ癒されつつ、貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン43.1mg、アンモニウムイオン0.4mg、マグネシウムイオン0.3mg、カルシウムイオン3.9mg、アルミニウムイオン0.2mg、鉄(II)イオン0.3mg、亜鉛イオン0.1mg、フッ化物イオン1.0mg、塩化物イオン4.7mg、ヨウ化物イオン0.2mg、水酸化物イオン1.7mg、硫化水素イオン5.6mg、チオ硫酸イオン1.5mg、硫酸イオン6.3mg、炭酸水素イオン21.6mg、炭酸イオン16.4mg、メタケイ酸水素イオン50.6mg、メタホウ酸イオン0.9mg、成分総計0.159g47人が参考にしています
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