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投稿日:2019年10月30日
吉川の駅近温泉 (よしかわ天然温泉ゆあみ(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2019年3月19日 / 2時間以内]
44.0点
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JR武蔵野線の吉川駅から、徒歩で約1分。スーパーライフの向かいに建つ、平成18年に開業した日帰り温泉施設。平日の朝一で、利用してみました。
入浴料800円(ぬくぬく~ポン利用で100円引き)と、コインレス靴箱キーは正面の受付で(今年の10月から、平日入浴料は通常1000円に改定)。引き換えに、精算用リストバンドを受取るシステムです。
15分前から入館でき、2階へ上がる階段の所でラジオ体操が始まったのには驚きました(おばあちゃん1人しか参加していませんでしたが)。駅近なので地元市民以外も多く利用されるはずですが、意外と地域密着型なのですね。
階段又はエレベーターで2階へ上がった奥の左手に、男女別の大浴場があります。男湯は右側。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ広い脱衣場には、ドライヤーも完備。
脱衣場脇に名物の智光薬湯がある小浴場もありますが、まずは階段を上がって3階の浴室へ。右側にかけ湯槽と2人分のシャワーブース、左側に20人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、炭系とクラシエ製です。
奥に進むと、左側に歩行浴槽「健美浴」があり、ジェット水流の圧注浴コーナーが4つ(うち2つはジェットが出てない)付いていて、湯温は36℃位。深さは手前が腰位なのに、奥は膝位までしかなく面白い。奥のサウナ前にも、6人サイズのタイル張り内湯「噴だし湯」があり、湯温は40℃位。ジェット水流付で、湯温は41℃位。これらは非温泉なので、サクッと入って右側奥の温泉槽へ。
アカスリ処の横に、4人サイズのタイル張り内湯があり、うっすら茶褐色がかった透明のナトリウムー塩化物強塩泉(源泉名: 吉川温泉)が満ちています。泉温43.6℃を、加水(源泉:井水を3:7に希釈)・加温して41℃で供給。PH7.5で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、ヨウ素臭がしてしょっぱい。奥に9人サイズのタイル張り内湯「ちょーぬる湯」 があり、湯温は35℃位。こちらは、色や湯口の温泉そのものが薄いようです。
続いて、外の露天風呂へ。右手に10人サイズの石造り浴槽があり、こちらは茶褐色に濁った温泉がかけ流しにされています。湯温は42℃位。濾過ありと表示され、かけ流し・循環併用とのこと。黒や茶色の湯の花が、大量に舞っています。まったりしていたら、アワ付きも見られました。左手には2人分の寝湯もあり、湯温は35℃位。ここは非温泉です。屋根付で、景色は空だけしか見えませんでした。
続いて階段を下り、いよいよ2階の浴室へ。浴室に入ると、右側に10人分のシャワー付カランがある洗い場もあります。
左側手前に6人サイズのタイル張り内湯があり、黄土色に濁った智光薬湯が満ちています。前日に30種類以上の生薬を調合し、翌朝に男女各6袋を踏んでタップリとエキスを出しているのだとか。湯温は40℃位。5分も経たずに、デリケートゾーンがジンワリとしてきたので、早めに上がります。
横に5人サイズの浴槽「五行石五色の湯」があり、湯温は41℃位。パワーストーンをあしらった浴槽のようです。また奥に、4人サイズのタイル張り内湯があり、こちらは温泉使用。湯温は42℃位ですが、色が薄く希釈されていそう。しばらく貸切状態で、まったりできました。
薬湯に入ったせいか、上がっても中々汗が引かず、思わず冷たいドリンクを注文。今回はちょっと寄って温泉に入っただけでしたが、ゆっくり食事をしたり大衆演劇を楽しめば、評価も高まるかも知れません。
主な成分: ナトリウムイオン7188mg、マグネシウムイオン176.0mg、カルシウムイオン339.4mg、鉄イオン2.9mg、アルミニウムイオン0.4mg、亜鉛イオン0.1mg、マンガンイオン0.4mg、アンモニウムイオン13.1mg、塩化物イオン12270mg、炭酸水素イオン296.5mg、炭酸イオン0.3mg、臭化物イオン45.4mg、ヨウ化物イオン9.8mg、メタケイ酸58.0mg、メタホウ酸148.2mg、メタ亜ヒ酸0.002mg、遊離二酸化炭素22.2mg、成分総計20.64g37人が参考にしています
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