たこ さん
33.4点 / 1395件
宿泊施設に関しては、実際に宿泊しての感想投稿を心掛けています。
無料の足湯や同一箇所への重複投稿は出来る限り節制しています。
男性 | 122歳 | 大阪 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ点数の高い順
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投稿日:2020年5月28日
初めて拝んだ長崎市の夜景 …(稲佐山温泉 ホテルAmandi(アマンディ))
たこさん [入浴日: 2020年5月28日 / 1泊]
44.0点
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22.0点
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44.0点
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44.0点
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44.0点
初めて拝んだ長崎市の夜景
長崎県長崎市・稲佐山中腹にある健康ランドに付属したホテルです。
平日一泊素泊まり利用、コロナの影響があり値段はかなりリーズナブルに設定されていた感じ、オーシャンビューの琉球畳部屋+ツイン部屋を利用してみました。
個人的に長崎の市街自体初めて来たかもれません。日本ではかなり珍しいすり鉢状の形状で、斜面にびっしりと家が建てられており、必然的に立体的で幻想的なな夜景が楽しめました。こちらの部屋ですが、やや老朽化してはいますが、調度品類は入れ替えられており、何よりも大き窓4枚からの長崎の景観は圧巻でダイナミックでした。wi-fi有、ユニットバス付き。
長崎らしい急坂に建てられた10F建ての建物で、地下が駐車場、一階部分が温泉エリア、三階がロビー、7.8.9階が宿泊施設でした。コロナから復帰してまもないが為に朝風呂が休止中でした。
温泉に関しては、厳密言えばメタケイ酸による規定泉。残念ながらほぼ水・・といった感じで温泉感はありません。分析表の掲示有。加水無加温有循環・消毒あり、消毒レベルは普通。
アメニティはほぼ最安値の業務用、あまり良いものではない。当日はパリ風風呂で、男女入れ替え有と思われます。 露天風呂が二か所・電気風呂・主浴槽・ジェット、サウナ二種類、施設規模の割に水風呂とラインナップは控え目。その代わりに岩盤浴・マッサージ系が充実しています。
せっかくなので夜レストランで長崎ちゃんぽんを食べてみました。非常に美味でした。ただ一人だと寂しい位夜景が綺麗で、店の雰囲気もゴージャスそのもの、値段もゴージャスでした。
総合的に、こちらの部屋からの景色が素晴らしすぎて、他の印象が薄くなった感じです。なお接客はすこぶる良好で感じのよいものでした。 -
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国の登録有形文化財
香川県琴平町、金比羅神宮の有名な石段参道前に佇む、かつて国の登録有形文化財に指定された旅館です。
いうのも、かつて坂本竜馬も訪れたという老舗高級旅館が一旦廃業し、令和元年八月、旧敷島館の古材を用い当時の佇まいを再現。リノベーションを手掛けたのが私の大好きなドーミーイン系列の共立リゾートという事もあり、かなり期待を寄せての訪問でした。
場所柄やむを得ないのですが駐車場が非常に解りづらいので事前にHPを確認したほうが良いと思います。少し道が狭いですが到着さえすれば広いです。
共立リゾートは上級ビジネスホテルのドーミーインを主軸に、和をプラスした野乃、こちらはさらにワンランク上の和風ホテル。出雲の月夜のうさぎに内容が酷似していた。外観は喧伝されている通りドーンと立派な感じです。
施設内はホテルそのもの、和テイストのドーミーインそのもの、夜泣きラーメンも完備、ただし調度品類・アメニティはかなり上位のものが使われています。ウェルカム菓子も量が多く2.5リットルのミネラルウォーターが付いていたり、新築なので当然といえば当然ですが最新型の加湿器等も設置。相変わらずの至れり尽くせりです。テレビだけはアクオスの安い奴でしたが。
温泉に関しては大浴場と4室の貸切半露天風呂が自由に使えます。このあたりも月夜のうさぎと同じ。大浴場は主浴槽・サウナ・水風呂・寝風呂、露天にはつぼ湯2つと主浴槽あり。温泉に関しては金比羅温泉源泉の一つ、智光院源泉利用、加温あり消毒ありで正直浴感は乏しいです。
面白かったのはアメニティ類が多彩。育毛系アメニティが三種あり、髪の毛には全く悩みが無いものの面白半分でサクセスを初めて使いまくりました。
朝食は2Fの食事処で頂いたのですが、席が決まっており、単なるバイキングでは無く九マスの松花堂風小鉢+焼き物+ハーフバイキング。うどん娘さんが作ってくれるうどんをはじめ、小鉢料理が取り放題、相変わらず食事の満足度は非常に高く、境港の野乃には及ばないが極めて満足度の高いものでした。
ネックなのは当然ですが、値段が高いです。出張利用ではの時期位しか利用しにくいですが、純和風も良いですが、ビジネス客にも優しい共立系施設の大ファンになりました。 -
投稿日:2019年11月29日
四万十川源流を望める二種類のツルツル源…(ホテル松葉川温泉)
たこさん [入浴日: 2019年11月29日 / - ]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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44.0点
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0 - 点
四万十川源流を望める二種類のツルツル源泉
高知県四万十町(高知県には四万十市と四万十町が存在しややこしいです)高知道四万十中央ICで下り山側へ約15kmどんどん進みます。
最初の12km位は綺麗に整備された道ですが、橋を渡ってからの3kmは片側1.5車線の里山風景のある細い道を進んでいきます。直近の口コミで未舗装・すれ違い不可とありますが、実際のところ完全舗装ありで普通車同士なら余裕で離合可能、夜の到着でしたがよっぽど運転慣れしてない方以外なら大丈夫です。
いきなり四階建てのモダンな建物が現れます。日帰り用と宿泊で入口が別になり、一泊素泊まりで利用。たぶん一番立派な洋室を利用しましたが1万切りました。安いです。
その部屋は最上階にあり、とても天井が高いのが印象的。一人で利用するには広すぎます。スイートってのは言い過ぎですが朝はテラスから紅葉が見れました。(季節柄夜はカメムシとテントウムシの襲撃ありの為窓は開けないほうが良い)
wi-fiは弱いですが一応設置あり、当日の宿泊はおそらく3組程度、4Fはたぶん私だけだったのでなんも贅沢でした。
さて温泉ですが、二階の渡り廊下から温泉棟に移動、途中には宿泊専用ですが無料のマッサージチェア二台設置あり。温泉棟から螺旋階段で一階に下ります。
内湯はミストサウナ、源泉主浴槽、別源泉浴槽、水風呂あり、露天風呂は写真のような感じで景色が素晴らしかった。
実は源泉を二本使用されており、似た感じではありますが(片方は規定泉になります)双方もかなりのツルヌル度でした。加温・循環ありですが内湯主浴槽は循環併用な湯使い、冷たい源泉を自己責任で飲んでみましたが、淡い硫黄味あり、消毒も全く感知せず、そもそも利用者が少ない点もあり湯の状態はすこぶる宜しかったです。
露天風呂からは四万十源流と紅葉の情景。モダンな造りですが山奥の一軒宿
である事に間違い無く転地効果抜群でした。
大阪からでもかなり辺鄙な場所になるため、なかなか訪れる機会がありませんが、是非再訪したいと思いました。お勧めの宿です。 -
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投稿日:2019年10月26日
南淡温泉郷の高台に建つ大型洋風リゾート…(HOTEL&RESORTS MINAMIAWAJI(旧 南淡路ロイヤルホテル))
たこさん [入浴日: 2019年10月26日 / 1泊]
44.0点
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11.0点
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44.0点
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44.0点
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44.0点
南淡温泉郷の高台に建つ大型洋風リゾートホテル
兵庫県南淡路市・淡路島南の温泉郷にあるリゾートホテルです。
平日一泊朝食付きで利用。値段は内容に比較してかなり安かった。海側の高層階ツイン+和室の部屋を一人で利用、大雨の為景観は残念でしたが晴れていたら絶景を拝めたであろう感じです。
ホテルの敷地がかなり広いです。広大な駐車場があり、放射線状三方向にデザインされた白が基調の建物が印象的、大和ハウス系列ですが、今までのロイヤルホテル宿泊経験の中でも飛びぬけて高級感・リゾート感が高い。プールもありました。平日にも関わらず大変賑わっていました。
受付から帰り際まで、相当レベルの高い接客。標準の部屋でも相当広い。wi-fiは弱め。部屋のアメニティ類も豊富、広いバルコニー付き、大型テレビあり、これでこの値段で本当に良いのか?と思いました。少し古さはありますがそれにしてもコスパが高いです。
非常に残念だったのが温泉。 塩化物泉系ですが、フル加工されています。ここまでは想定範囲ですが、衝撃的な消毒の強さでした。ここ数年で最高レベルの消毒にはさすがにげんなり。過去口コミには露天風呂のみ温泉?とありますが、現在は内湯も温泉使用している様子、塩化物泉を強消毒した時に漂う特有の臭いですぐわかりました。少し舐めてみましたが塩味+カルシウムの苦み+猛烈な塩素。湯あがり後も塩素臭が肌にまとわりつきました。
内湯・サウナ・露天風呂のラインナップで浴槽の広さはかなりのものでした。アメニティは旅美人シリーズではありませんでした。
朝食については、こちらは過去の朝食バイキング経験上五本の指に入る豪華さと種類の多さにびっくり。淡路島ゆかりの玉葱に関するものが多いですが個人的にはゆし豆腐のような手造り朧豆腐が絶品。漬物バイキングや自分で選ぶパスタコーナー等もありました。とにもかくにも大満足でした。
総合的に、温泉は残念でしたが、他の部分は群を抜いて秀逸。総合評価悩みましたが、コスパの良さも鑑みて4点とさせていただきます。 -
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真田幸村推し推しの完全掛け流し宿
長野県上田市・別所温泉の老舗旅館です。平日一泊素泊まり利用で8500円程。当日のチェックインがかなり遅かったのですが、22時迄は受付てくれるとのことでした。別所温泉のかなり奥、共同浴場石湯近くに立地。山の斜面に建てられた宿で外観から想像するよりもかなり大きい、斜め9F建ての施設。
おまかせ部屋って事でしたが、正直陳腐な部屋。まぁ寝るだけなので構いませんが、窓からの景観は隣の旅館の壁のみでした。狭い踏み込みあり、ユニットバス付き、広縁無しの純和風。部屋に昭和から続く歴代宿泊者による記帳ノートあり、物凄く歴史を感じました。しかし強wi-fiありでびっくり。歴史的な読本が数十冊設置されており秋の夜長を楽しめる感じ。
温泉は五階部分にあり、夜23時に男女入れ替えがありました。湯あがり処にはみそスープなる別所温泉名物?透明のスープ、かき氷等が食べ放題となってました。
浴室はリニューアルされた感ありで新しいです。調度品類の六文銭、例えばランプの柄等、当然ではありますが、ご当地真田推しな部分を至る所で感じます(真田戦国部屋なる部屋なんかもあります)。
夜入ったほうは一人用の眺望壺露天風呂、景観の少ないメイン露天風呂、内湯。朝入ったほうは明るい内湯、露天風呂エリアには一人用壺風呂、そして写真のようなメイン露天風呂があります。
特筆すべきなのは、これらが全て加温無・加水無・消毒無・循環無の純然たる掛け流しで利用されている点です。各湯船には飲泉用柄杓付き。
別所温泉四号源泉利用、ほぼ無色透明、強めの硫化水素臭あり、飲泉すると強腐卵味、ツルツル感あり。湯船によって掛け流し量が調節されており夜は外気温10℃切ってましたがぬる目の一人用壺風呂は眠りを誘う心地よさでした。またこの種の若干酸味を感じる硫黄泉は私の住む関西ではほぼ味わう事が出来ないので琴線に触れる事一入です。この種の温泉は場合によっては白濁する事もありえますね。当日は新鮮すぎてか夜朝とも透明のままでした。
翌日は朝早かったのですが、宿の車でかなり奥にある専用駐車場まで送迎してくれました。
長野県ではこういう泉質での宿は他にもありますが、別所温泉においてお気に入りの宿が増えました。大湯からはやや距離がありますが、次回はプライベートで利用してみたいです。 -
投稿日:2019年8月30日
バリスタイルの雰囲気を楽しめる全五室の…(湯原温泉 我無らん)
たこさん [入浴日: 2019年8月30日 / 1泊]
44.0点
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44.0点
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44.0点
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44.0点
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0 - 点
バリスタイルの雰囲気を楽しめる全6室の御籠り宿
岡山県真庭市・湯原温泉の中腹にある温泉旅館です。近隣のつるやさんの姉妹館となり、こちらは僅か6室しかない小さな旅館となります。
平日一泊素泊まりで宿泊しました。通常平日でも素泊まり15000円近くする宿なんですが、たまたま安いプランを見つけ利用してみました。
表題にもありますように、こちらの宿は和風では無くパリ風。施設名が表す通り、インドネシアの民族音楽が流れ、なんとも異空間な雰囲気。駐車場に車を止めたら客室係の方がわざわざ迎えに来てくれました。チェックインが終わると後は良い意味で完全放置状態の為全く気を遣う必要が無く自分向きだなぁと感じました。帰りもお見送りあり、常に笑顔を絶やさない接客姿勢は素晴らしいと思います。
こちらの宿は大浴場が無く、その代わりに各部屋に豪華な客室風呂付。(店員さんに申し出すれば姉妹館の大浴場も無料利用可能)蛇口が三つあり、熱湯・冷水・そして源泉あり、お勝手流で湯原温泉混合泉を加温無加水無消毒無の純然たる掛け流し利用可能。源泉温度がやや熱いので暫く冷ます必要があるとのことでしたが、雨の影響で8月でしたが外気温が低く湯量豊富な状態での掛け流しを満喫する事が出来ました。無色透明・なかなかのツルツル感あり、他の湯原温泉宿にも宿泊経験がありますが、こちらの状態は頗る高品質でした。
部屋に関してはなんといいますか、パリの調度品類が多数飾られているのですが、少々使いづらいものもあり、また部屋の照明が暗めなので室内での仕事がし辛かった。とはいえこちらの施設コンセプトは『好きなときに、好きなだけ、好きな人と』、つまりはファッションホテルの域である事は疑う余地もありませんでした。良い部屋だと屋上に露天風呂が付きます。今回の部屋は窓全開で半露天風呂スタイルでした。
ちなみにかなりしっかりとしたwi-fi完備。トイレがやたら豪華でした。
朝食については自分の苦手料理ばかりだったので今回はパス。
四国に多い、家族風呂に宿泊のような感じではありますが、特に抵抗が無いのであれば一人出張宿泊も全然ありだと思います。 -
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遥かなり、一望千里の瀬戸内海。
岡山県倉敷市、瀬戸大橋の本州側にあたる児島地域の絶景ホテルです。
世界一怖いスカイサイクルで有名な鷲羽山ハイランドに隣接、鷲羽山地域には何軒かリゾートホテルがありますがこちらは一番高い所になる感じ、遊園地に行ったことがある方ならわかると思いますが場所によっては360℃の大パノラマになります。
平日一泊素泊まり利用、安いプランに3F山側プランというのがあり、それを除いて部屋は全て瀬戸大橋側になります。当日は高層階ダブルの部屋を利用。ホテル自体はやや年季があるものの、中は大変綺麗。敷地の駐車場には一階なのに展望台あり、ロビーは地下から吹きぬけた高級感あるレストランと景色が印象的、当日は8Fだったのですが、エレベーターを降りるとまた絶景。部屋に入ると一面瀬戸大橋が広がる大絶景のオンパレードでした。その部屋ですが、リゾートホテルとあって結構広め。バルコニーはありません。山の上の立地の為実質ビルの20F以上に居る感覚あり、wi-fi完備(やや不安定)、シティホテルに多いドリップポッド6個あり、水1リットル付き、アメニティも種類が多かった。当日は宿泊客少な目で夜も大変静かでした。
さて温泉ですが、残念ながら天然温泉では無いものの、施設3Fに大浴場があります。リゾートチックな造りで、内湯は全面白塗りで一枚窓からは先ほどの絶景あり。奥に写真のような露天風呂あり、景観をさえぎるものがほとんど無いので言葉の出ない心地よさでした。消毒はかなり控えめ、湯船底からの循環の為静かです。
温泉では無いって事と値段が少し高めだったので少し敬遠してましたが、こちらは穴場感が高い上に満足度も勿論良好。
高速児島ICからもかなり近く、眺望絶佳に魅かれての再訪確定です。
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大山登山口街にある穴場の日帰り温泉
鳥取県大山町、大山寺を中心に栄える大山登山口にある日帰り施設です。
これまでこちらのサイトに登録自体が無かったのが不思議。施設のHPを確認すると削除されており、もしかして既に・・・と心配しながら訪問すると、元気に営業中でした。
値段がめちゃくちゃ安い。アメニティ設置ありで驚愕の390円。しかも施設はスーパー銭湯レベルの規模を誇ります。店員さんの愛想もかなり良かったです。
駐車場に関しては、土日は10-15時までは車通行禁止エリアとなり施設裏側の駐車場には停められない気がしますが、モンベルの横に第二駐車場があります。施設自体がドライブで通りがかって見える場所では無い、近隣でもあまりPRされていない感じで穴場感が半端ないです。
さて施設ですが、まず二階に上がります(1Fでは豆腐の実演販売あり)、二階は食事処あり休憩処あり。そこから奥に進むと飲泉所あり。ORPが-400以上という源泉を飲泉可能。酸化還元電位を全面に押し出したPR方法はなんともマニア向け。鉱物臭漂う新鮮な源泉そのまんまと、飲量制限の無い加工源泉が飲めます。無料・紙コップの設置あり。
さらに奥に行くとやっと脱衣所。こちらも高級スーパー銭湯のような佇まい。なんか神秘的なBGMが流れていました。
浴室はシンプルですがデザイン性が高い。黒を基調とした洗い場がドーンと並びます。アメニティ三点セット付き。
内湯が非常に独創的。紙垂が飾られた門を潜ると、写真のような石室というか、神棚付きの、道後温泉霊の湯浴室のような神秘的な空間がありました。防音されており非常に不思議な感じです。
露天風呂に関しては、これまた高級旅館チックな自然溢れる造り。残念ながら片方の浴槽は閉じられていましたが、大山の高山植物に囲まれての幻想的な湯浴みが楽しめました。
湯に関しては、源泉名→白雲荘。単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)28.0℃で加温・循環あり加水無し。消毒はほぼ感じず。pH8.1で少しツルツルします。
成分総計0.193g/kgとシンプルな温泉ではありますが、利用者が非常に少ない事もあり湯の状態は良好でした。さすがに飲泉した湯そのままでは無いですが。
残念なのは、水風呂扱いでも良いので非加熱源泉掛け流し浴槽があれば、って所です。
この内容でこの値段は辺鄙な場所である事を鑑みても好感触。このへんは環境も良くなんとなく長野県の高原ような雰囲気もあります。
お勧めしたいですね。 -
投稿日:2019年5月11日
コスパ抜群の湖畔リゾートホテル …(白竜湖リゾート(旧 白竜湖リゾートセンター))
たこさん [入浴日: 2019年5月8日 / - ]
44.0点
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0 - 点
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44.0点
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44.0点
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33.0点
コスパ抜群の湖畔リゾートホテル
広島県三原市と旧東広島市の境目、白竜湖の湖畔に佇む一軒宿リゾートホテルです。
山陽道からだと河内ICから山側へ15km位進んだ所に立地、周辺5km位には道の駅位しか店がありませんので夜遅いチェックイン時は注意です。
平日出張宿泊で利用、一泊朝食付きで6500円、こちらのホテルは非天然温泉、地下水+鉱石の大浴場の為入湯税はかかりません。
今回は別館ツイン利用でしたが、ランクアップなのか特に説明は無かったがVIPルームと銘打たれた非常に広い角ツインルーム、お洒落な出窓から春の湖が見渡せます。
ゴルフ客、リゾート客の利用がほとんどで、場所柄ビジネス利用は少ないらしく、受付の歳に色々白竜湖の事をご教授頂きました。受付の方含め、接客態度は非常によかったです。木造の離れが点在するような造りの為音を懸念しましたが、宿泊客が少なかったので静かな夜となりました。猟銃のようなものや剥製が飾られており、どことなくマタギを連想させる洋風調度品がなんともお洒落です。
お風呂に関しては、写真のような岩風呂主浴槽・小さな岩風呂が2つ(激熱湯と水風呂)、サウナもあります。露天風呂はありませんが景観は湖の為悪くありません。消毒は控え目でした。窓が開けられない為少々熱気があります。
朝食についてはハーフバイキングでしたが、この値段でとは思えないほど豪華。一つ気になったのが、席があらかじめ決められており、知らない人同士で向かい合っての席だったので少々気まずかった。フリーにしてほしい所。
総合的に場所が辺鄙・wi-fiが使えない等マイナスポイントもありますが、何よりも格安な点・素晴らしい接客には恐れ入りました。
また利用してみたいです。 -
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円山川温泉を彷彿させる名源泉
高知県土佐市、都市部からかなり離れた太平洋沿い、スポーツで有名な明徳義塾高校のすぐ近くにある遍路宿です。
高知市内からはやや離れてはいますが、どうしてもこちらの温泉を堪能したかったので平日朝食付き宿泊利用、ラッキーな事に部屋がグレードアップされ海がよく見える広い和室を利用させていただきました。
日帰り利用を積極的に受け入れており、初日は札度めの夜11時まで平日にも関わらず利用者が居ました。ただし宿泊者はかなり少なかった模様で、結構な歓待があり嬉しくなりました。玄関には看板娘と思われる人懐っこい三毛猫が居ます。
施設は結構年季がある感じ、本館利用の場合階段しかないので足が悪い人は少し難儀するかもしれません。部屋が二階で温泉がロビー階下の為階段利用が必須。
部屋に関しても清掃状況は良好、大きな不満は無し。ただしwi-fiはロビーと別館エントランスのみでした。
真冬でしたが天気が良かったので窓を開けて寝てみましたが、穏やかな波の音が心地よく眠りを誘います。たまにバイクや車が走る音が気になりますが景色も良く大満足でした。
温泉に関しては、実湯の時点で思ったのが、どこかで入浴した事ある珍しい湯!?、飲んでみましたが、現在休業中、関西温泉マニアの聖地、豊岡の円山川温泉の源泉にそっくりでした。分析表を比較しても、無論数値やタイプは異なりますが、味はそっくり。強塩+弱鉄分+カルシウム+裏側に微ゴム系枕木臭(アブラ臭)、ボーリングではありますが、高知県でこのような温泉に出会えて感無量です。分析表には、加温・循環・消毒ありと記載こそありますが、自身の手と口と頭を使って確かめられる事を強くお勧めしたいです。
露天風呂は外気温のおかげでかなりのぬる湯(円山川の内風呂位の温度)、内風呂は熱めでした。借泊だと男女入れ替えで両方入れますが、露天風呂は片方にしかありませんので要注意。
施設は弘法大師を崇拝する宗教色の強い部分もありますが、特に構えるような要因ではありません。ある程度の老朽化を気にされないのであれば、温泉好きの方には強くお勧めしたい施設です。