Yokomuki Onsen Nakanoyu Ryokan(横向温泉 中の湯旅館)

Reviews

• 2016/08/07

  TAKE

  吾妻山麓からは磐梯方面へと向かう感じで、横向温泉へとやって来ました。こちらは古びた風情漂う素泊りの湯治宿です。佇まいからして、なかなかの雰囲気が出てますね。 さてこちらのお湯は単純温泉、泉温28.8℃、源泉名は中ノ湯。主な成分はNa:84.5mg、Ca:25.0mg、Mg:7.9mg、NH4:0.5mg、Fe(Ⅱ):0.3mg、Cu:0.1mg、Zn:0.1mg/炭酸水素:358.5mg、Cl:10.7mg、硫酸:4.4mg、NO3:0.3mg、F:0.1mg/メタケイ:190.9mg、メタホウ:2.4mg。溶存物質（ガス性除く）:721.1mg/kg、pH:7.0。 使用状況表示は加温:なし、加水:なしの表示。状況的に見ても完全放流になってます。 お湯の特徴としては重曹系の単純温泉で、泉温がぬるめ。 なお、最新分析値の調査日は平成21/12/16で気温-2℃の条件下だった。真冬だったので、かなり泉温が下がった時点のものかと思われる。古びた分析表（測定年代および季節不明）を見ると泉温41℃となっており、おそらく夏季にはその辺りなのか。こちらは冬季休業するらしいと、相客から聴いたが、その辺りの事情もあるのかな。 浴場の雰囲気は古びた湯治宿らしく渋い感じですね。 内湯は木造浴槽で中央の仕切りで分けられた２槽あり。 右側/２畳サイズ。湯色は透明感ある微黄色・微濁り。透明度は高く、褐色の湯の花が大きめに成長している。香りは湯口にて微金気。槽内で落ち着いた辺りを見ると、金気とも何ともつかない感じ。微モールなのか、鉱物油的芳香なのか判然としない。浴感的にはあまり目立たず。ややきしみか。味はマイルドな金気にエグ味の印象。ぬる40℃。 左側/同じく２畳サイズ。湯色はほぼ無色透明で茶色の湯の花少量。香りは湯口でも仄かな金気。槽内にて微塩化物系か？という仄かさ。浴感的にはあまり目立たず。ややきしみか？の印象。こちらもぬる40℃。味見での比較では右側に比べるとクセは大人しめで、金気はあるがすっきり感。 湯口は別々で、明らかに湯色・香り・味の印象も異なり、別源泉の模様ですね。説明書きによると右手側の方が古くからあるお湯とのことだ。 露天にも２槽あった様だが、訪問時は使われてなかった。この辺りは泉温の事情もあると思われるが。現状、使われることはあるのだろうか？ なお、こちらの宿泊料金案内では素泊り一泊3540円（税込み）。暖房・TV・冷蔵庫は別途だそうです。

• 2015/09/12

  だっちゃ

  鄙びた温泉宿。 風呂は内湯×2、露天×1。 内湯は、右側がぬる湯。左側が熱湯。源泉も異なるようです。 露天風呂は川沿いで景観良し。湯の花の舞う気持ちの良い湯でした。

• 2014/11/17

  baka123456

  磐梯スカイラインは楽しくて、何度か走りました。 この近辺は、良い温泉が多いと思いますが、結局その中で一番印象に残ったのがここです。 場所的には山の中ですが、道路沿いなので秘湯って感じではありません。走っていたら車から見えたので、気になって寄ってみました。 写真を見てもらえば分かるように、鄙び方が半端ではありません。 中には自炊用の台所もあり、湯治用の宿泊施設だと分かります。 鉄分を感じるぬるい温泉が気持ちよく、１時間くらい浸かりました。 男女別といっても、ちょっとした仕切りがあるだけなので、女房と話をしながら楽しめました。 近くにある新野地温泉みたいなバリバリの硫黄泉とかではないんですが、静かな雰囲気を楽しめて、良い経験になりました。 私が行ったとき、あまりのボロさに、もうつぶれちゃうんじゃないかと心配しましたが、その後の口コミとか写真を見ると、少しは修復されたみたいでよかったです。