きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
- 並び順
-
口コミ最新投稿順 |
-
投稿日:2020年8月17日
八戸最古の温泉銭湯(八戸中央温泉 天然温泉 卵湯(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2019年9月14日 / 2時間以内]
44.0点
-
44.0点
-
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
JR八戸線(うみねこレール八戸市内線)高架沿いに佇む、昭和34年(1959年)に開業した八戸で最も老舗の温泉銭湯。駐車場も高架下です。コインランドリーを併設していますが、なんと洗濯水も温泉なのだとか。土曜日の午後、利用してみました。
入浴料450円は、右側の券売機で。番台の左右に男女別の浴室があり、右側が男湯です。無料の鍵付きロッカーが並び、レトロな丸い籐籠も置かれた脱衣場。ドライヤーは、有料で10円です。
湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、手前に44人分の固定シャワー付プッシュ式カランがある洗い場。銭湯なので、石鹸などのアメニティはありません。
奥にタイル張り内湯が2つあり、いずれも無色透明のナトリウムー塩化物泉(源泉名: 柏崎1号源泉)が満ちています。泉温32.5℃を加水なし・加温ありで、左側のジェット水流付は43℃位、右側のジャグジー付は44℃弱位で供給。循環・消毒ありですが、消毒臭は気になリません。やや肌がスベスベする浴感です。
玉子臭のする単純硫黄泉などを想像していましたが、卵湯の名前の由来は、先々代のご主人が卵を売る商売をしていたからとのこと。
また右隣に石造り浴槽があり、こちらはサウナ用の水風呂です。水温は25℃位で、交互浴に丁度いい。別源泉でしょうか?
奥に別室のような所があり、2人サイズのタイル張り内湯があります。湯温は40℃位。更に奥には、3人分の打たせ湯もあります。
また出入り口付近にも、右側に電気風呂や漢方風呂「温浴素じっこう」があり、左側にはジャグジー付の3人分の寝湯も。老舗なのに、スーパー銭湯に迫る浴槽のラインナップに、ちょっとびっくり。
たまたま時間帯が良かったのか一時的に貸切状態になり、レトロな雰囲気に包まれながらまったりできました。番台前にテレビのある畳敷きの小上がりスペースあるので、湯上りに小休止もできますよ。
主な成分: ナトリウムイオン1531.3mg、マグネシウムイオン164.6mg、カルシウムイオン206.5mg、フッ素イオン0.1mg、塩化物イオン2699.9mg、臭素イオン2.9mg、ヨウ素イオン0.2mg、硫酸イオン441.0mg、リン酸イオン0.2mg、炭酸水素イオン170.5mg、メタケイ酸39.7mg、メタホウ酸1.3mg、遊離二酸化炭素13.2mg、成分総計5.3116g
※分析書は平成20年のものだったので、そろそろ更新かも知れません。 -
-
青い森鉄道の三沢駅から、徒歩で約5分。星野リゾート青森屋の広大な敷地の最も駅寄りに佇む、ちょっとレトロな雰囲気が漂う日帰り温泉施設。青森屋に泊まった際に、朝風呂として利用しました。
30人サイズの石造り内湯では、無色透明のアルカリ性単純温泉を満喫。青森屋より湯使いがいいのか、より肌がスベスベする浴感。露天風呂はありませんが、大きな窓から降りそそぐ朝日を浴びて、まったりできました。
最近三沢駅も綺麗になったようですし、宿泊者以外でも日帰り入浴ができるので、三沢に足を伸ばした際には是非また訪れてみたい湯処ですね。 -
青い森鉄道の三沢駅から、徒歩で約10分。22万坪という広大な敷地に佇む、星野リゾートが運営する温泉旅館。まだ、名前が「古牧温泉 青森屋」だった頃に、一泊二食付で利用しました。
この日は、西館10階の和室に宿泊。本館1階にある総ヒバ造りの大浴場の内湯と、池に浮かぶように作られた露天風呂「浮湯」では、無色透明のアルカリ性単純温泉を満喫できました。夕食は、食事処「のれそれ食堂ぬくもり亭」で郷土料理のバイキングに舌鼓。生ビールや、焼酎「奥入瀬ろまん」がすすんじゃいます。夜ロビーで行われた、津軽三味線の生演奏にも感動しました。
外観やお風呂は当時とほとんど変わっていませんが、モダンにリニューアルされた館内や客室、星野リゾートらしい数々の催しがあるので、コロナが終息したら是非また訪れたい宿ですね。 -
青い森鉄道の無人駅「小川原駅」から、徒歩で約1分。小川原湖の南に位置し、東北町と三沢市を結ぶ県道8号線沿いに佇む、昭和55年(1980年)に開業した温泉公衆浴場。土曜日の午後、利用して来ました。
入浴料200円は、玄関を入って左側の受付で。受付の前に男女別の浴室があり、男湯は右側です。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場。ドライヤーは、5分で30円です。
ガラス戸を開けて、大きな湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、両側と奥に22人分の固定シャワー付プッシュ式カランがある洗い場。公衆浴場なので、石鹸などのアメニティはありません。ちなみに、カランの湯も温泉です。
中央に12人サイズのタイル張り石枠内湯があり、ちょっぴり茶褐色がかった透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 中久根下泉)がサラサラとオーバーフロー。打たせ湯のように高い金属製の湯口からザバザバと注がれ、床のタイルの上を空のオケが流されてしまうくらい溢れています。泉温38.2℃を加温せず、そのままのぬるめで。町内に32ヵ所も源泉があるおがわら湖温泉郷で、最も泉温が低いのだとか。肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、ちょっぴり硫化水素臭がしてまろやかな味がします。
手前のスペースはかなり浅く、寝湯にぴったり。もしかして、子供用のスペースかな。湯口の下あたりも少し浅いので、波立って底がよく見えませんが、つまづかないよう注意が必要です。窓を開けると、駐車場と国道と線路という長閑な景色。のんびりと浸かっていたら、泡ツキも見られます。この時は時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態でまったりできました。
いつまでも浸かっていたい、ぬる湯の名湯。鄙びた外観からも一度は訪れてみたいと思っていましたが、一浴したらドバドバ・スベスベ・アワアワが忘れられない湯処ですね。
主な成分: ナトリウムイオン44.1mg、カルシウムイオン0.2mg、第一鉄イオン0.2mg、フッ化物イオン0.5mg、塩化物イオン5.8mg、硫酸イオン10.2mg、リン酸イオン2.5mg、炭酸水素イオン17.4mg、炭酸イオン35.5mg、メタケイ酸162.7mg、メタホウ酸0.4mg、成分総計0.281g
※なお、平成20年の分析書だったので参考までに -
青い森鉄道の上北町駅から、車で約7分。昭和49年(1974年)に開湯したという、池ノ端温泉郷の一軒宿。土曜日のお昼頃、日帰り入浴してみました。
県道121号線を七戸町に向かう途中、看板を目印に脇道へ。手前の200mは砂利道になり、十字路を右折すると、B級感のあるログハウス風の建物が見えます。
入浴料200円は、玄関を入ってすぐの券売機で。赤色のプラスチックの札が、カラーンと出てくるレトロな機械です。そもそも「らんぷ温泉」という名前なのに、入口から電動の券売機ってどういうこと?と、脳内でツッコミつつ券を受付へ。
玄関から昭和レトロなロビーを左手に進み、別棟に入った廊下のすぐ右側に男湯があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。ガラス戸を開け、湯気のこもった細長い浴室に入ると、左右に7人分のシャワー付カランがある洗い場。カランの湯も温泉ですが、石鹸などのアメニティはありません。
右奥に6人サイズと3人サイズのタイル張り内湯の2つの浴槽があり、いずれも無色透明の弱食塩泉(源泉名: 池の端温泉) が、源泉かけ流しにされています。泉温52℃ですが、浴槽内で繋がっていて、手前浴槽の縁からサラサラとオーバーフロー。湯口のある奥の浴槽は43℃位で、手前は41℃位で供給。PH7.4ながら、肌がスベスベする浴感です。塩ビ管の湯口から注がれ、口に含むとほのかに石膏臭がして少塩味がします。
この日は地元の方の同窓会が開かれ、カラオケの音も聞こえてきました(帰り際によく見ると、浴室の向かいがスナックだった)が、湯が流れ落ちる音に癒されつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。
結局、同じ青森の青荷温泉のような電気の通っていない山奥のランプで明かりを灯す山荘ではなく、しっかり電化された鄙びた湯宿です。また脱衣場に分析書の掲示は無く、探してみるとロビーのテレビ上に昭和49年の古いものがありました。かなり簡易的なものでしたが、参考までに。
湧出量: 毎分1200㍑
固形物総量: 1463.366mg
成分総計: 1529.069mg
成分詳細は不明 -
南八甲田連峰の赤倉岳東麓に佇む、明治42年(1909年)に開業した蔦温泉の一軒宿。文豪の大町桂月が愛した湯宿でもあります。およそ9年ぶりに、土曜日の午前中に日帰り入浴して来ました。
こちらには、男女入替制の「久安の湯」と男女別の大浴場「泉響の湯」があり、いずれも源泉が湧き出す岩盤の上に浴槽を作った足元湧出となっています。以前は午後の訪問だったので、確か手前の「久安の湯」へ入浴。底から空気に触れず湧き上がる清らかな湯が、とても印象的でした。
入浴料800円は、玄関を入って右手の帳場で。靴はビニール袋に入れ、持ち歩きます。そのまま右手に廊下を進み、突き当たりを右折して、休憩所の前を左折した奥に「泉響の湯」があります。
文豪の井上靖が来館した際、蔦温泉の雰囲気を「泉響颯颯」(せんきょうさつさつ=泉の響きが風の吹くように聞こえてくるの意)と詠われたことから名付けられたのだとか。
100円返却式ロッカーと棚だけの脱衣場には、ドライヤーあり。少し階段を下りて、天井が物凄く高い木造りの浴室に入ると、左側に3人分のシャワーブース。アメニティは、椿さくら系です。また、右側には大きなかけ湯槽もあり、こちらにもアメニティが置かれています。
左側に4人サイズの石造り内湯があり、手を入れてみるとこちらは水風呂。かなり冷たいです。夏場は、交互浴にいいかも。
奥に8人サイズの木造り内湯があり、無色透明のナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(源泉名: 蔦温泉新湯)がかけ流しにされています。泉温45.4℃を加水して、43℃位で供給。やや肌がスベスベする浴感です。
足元湧出なので湯口は底ですが、ほのかに塩化物臭を感じます。 時折すのこ板状の底から、プカリと気泡が浮き上がるのも楽しい。 少し早く日帰り入浴がオープンしたので、しばらく貸切状態でまったりできました。
湯上りに、浴室手前の休憩所「あずまし処 楓の間」で一休み。板張りの床に、リクライニングシートやソファが置かれています。昔の宴会場だったような広い部屋で、欄間がなかなか凄い。冷えた麦茶や蔦の森湧水を頂き、池を張り巡らせた緑の庭を眺めてのんびりできました。
主な成分: ナトリウムイオン248.6mg、マグネシウムイオン12.4mg、カルシウムイオン62.4mg、マンガンイオン0.4mg、フッ化物イオン0.6mg、塩化物イオン133.2mg、臭化物イオン0.2mg、ヨウ化物イオン0.2mg、硫酸イオン328.9mg、リン酸水素イオン0.7mg、炭酸水素イオン245.8mg、メタケイ酸178.1mg、メタホウ酸24.7mg、メタ亜ヒ酸0.3mg、遊離二酸化炭素54.2mg、成分総計1.307g -
酸ヶ湯温泉から谷地温泉を繋ぐ、八甲田ゴールドライン(国道103号線)から100m位坂道を下った森の中に佇む、明治時代に開業した猿倉温泉の山小屋風の一軒宿。また、日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。およそ10年程前に、日帰り入浴しました。
新館の大浴場「まほろばの湯」では、石造りの内湯と露天風呂で、青みがかった白濁の単純硫黄泉を満喫。湯量が豊富なため、十和田湖温泉郷へ引湯しているそうです。この時も、硫黄の香りに包まれまったりできました。
雪が深い地域のため、通常は4月下旬から10月下旬までの期間営業ですが、一度は泊まって地産地消の料理と共に、オリジナルの日本酒や岩魚の骨酒を味わってみたいです。 -
八甲田連峰の最高峰「八甲田大岳」が目前にそびえ、ブナの森の中に静かに佇む、平成3年に開業した国内最大級の洋風ログ木造建築のリゾートホテル。以前、一泊二食付で利用しました。
大きな丸太をそのまま活かした重厚なログハウス建築ながら、館内には棟方志功の作品が飾られ、上質な空間が広がります。また、接客も素晴らしい。この時は、ツインルームに宿泊。窓からは、ブナの原生林を眺める景色です。
ヒバの香りに癒される大浴場の石造り木枠内湯では、無色透明の酸性・含鉄(Ⅱ・Ⅲ)ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名: 酸ヶ湯温泉 渡鳥の湯)を満喫。露天風呂はありませんが、ここでも窓からブナの森を眺めつつ、まったりできました。
夕食はレストラン「MeDeau(メドー)」で、青森県産の厳選食材を使用したフレンチ「八甲田キュイジーヌ」に舌鼓。青森西海岸産のスズキのポアレや、八甲田和牛ロース肉のポアレが美味しく、ロゼワインを飲み過ぎちゃいました。
一休みして、酸ヶ湯温泉旅館のヒバ千人風呂へ。姉妹館なので、無料で送迎もしてくれます。硫黄の香りに包まれ、この上ない贅沢な夜となりました。
翌朝も、鮮やかな緑の森を眺めての朝食は格別。宿泊費もそれなりにしますが、ゆったりと豊かな時間を過ごせる大人の湯宿かと思います。違う季節に、できればまた訪れてみたいですね。 -
十和田八幡平国立公園の北部、八甲田の主峰大岳の西麓に位置し、標高約900mの高地に佇む、昭和8年(1933年)に開業した温泉旅館。以前2回ほど日帰り入浴していますが、今回はおよそ9年ぶりに一泊二食付で利用しました。
この日は、7号棟2階の広縁付6畳和室(トイレなし)に宿泊。窓からは、裏山を眺める景色。古い建物ですが、フリーwifi完備です。早速浴衣に着替え、1階の混浴大浴場「ヒバ千人風呂」へ。
正面玄関からだと、奥に進んですぐ右手です。100円有料ロッカーと棚だけが並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。少し階段を下りると、大きな湯気抜きのある総ヒバ造りの大浴場。柱が一本も無い、160畳の浴室はやはり圧巻です。
洗い場やアメニティはなく、左側の「冷の湯」でかけ湯。こちらは、無色透明の酸性・含鉄・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名: 鹿の湯、冷の湯(大)(小)混合泉)を使用。湯温は、38℃弱位です。
先ずは、手前の20人サイズのヒバ造り内湯「熱の湯」へ。青みがかった白濁の酸性・含鉄・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩泉・塩化物泉(源泉名: 酸ヶ湯温泉 熱の湯)が、源泉かけ流しにされています。泉温50.0℃を、41℃位で供給。PH1.7で、やや肌がスベスベする浴感です。透明度は30cm位で、男女の境界標識があります。
続いて、奥の30人サイズのヒバ造り内湯「四分六分の湯」へ。こちらも青みがかった白濁の酸性・含鉄・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩泉・塩化物泉(源泉名: 酸ヶ湯温泉 四分六分の湯)が、源泉かけ流し。泉温63.8℃を、43℃弱位で供給。PH1.5で、肌がスベスベする浴感です。丸太の湯口があり、金気臭と硫黄臭がして酸っぱい。こちらも、男女の境界標識あり。
また、左側奥に3本の打たせ湯「湯瀧」。湯温は38℃弱位です。夕食時間と重なり、一時貸切状態になったものの、浴場内は撮影禁止で残念。女性専用もありますが、24時間入浴可が嬉しいですね。
夕食は、2階の広間「大岳」で。畳にテーブル席で、お品書き付です。先付は茸菊和えで、芽かぶのシャキシャキ感が良い。前菜は、ホヤ北寄和・くるみ豆腐・焼姫竹の子・鮭寿し(なれ鮨)。造りは、本鮪・鰤燻製・平目。青森の地酒飲み比べセット(田酒・八甲田おろし・亀吉)がすすみます。鍋物は、牛陶板焼き。焼物は、帆立醤油焼き。デザートは、季節の果物で葡萄でした。
ご飯と味噌汁、冷水(八甲田清水)はセルフサービス。量は少なめで、湯治向きなのかな。壁の棟方志功の掛け軸も良かったです。
食後は1階にある、男女別の浴室「玉の湯」へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーもあり。浴室に入ると、左側に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、ボタニカル系のOrange Roseです。
右側に5人サイズのヒバ造り内湯があり、青みがかった白濁の酸性・含鉄・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名: 鹿の湯、冷の湯(大)(小)混合泉)がサラサラとオーバーフロー。こちらも源泉かけ流しで、泉温57.6℃を43℃弱位で供給。PH1.5で、肌がスベスベする浴感。丸太の湯口から注がれ、金気臭と硫黄臭がして酸っぱかった。
朝食は2階の食堂で、和洋食のバイキング。鯖の味噌煮やスクランブルエッグ、ビーフシチューなど一般的なメニューが並びます。リンゴジュースがおいしく、ねぶた漬などの郷土食もあって満足しました。
〈熱湯〉
主な成分: 水素イオン15.9mg、ナトリウムイオン55.0mg、アンモニウムイオン1.2mg、マグネシウムイオン63.6mg、カルシウムイオン192.2mg、アルミニウムイオン152.0mg、マンガンイオン2.8mg、総鉄イオン40.5mg、亜鉛イオン0.3mg、フッ素イオン6.6mg、塩素イオン490.2mg、チオ硫酸水素イオン3.8mg、硫酸水素イオン823.4mg、硫酸イオン1542mg、硫酸33.0mg、リン酸2.1mg、メタ亜ヒ酸0.6mg、メタケイ酸227.1mg、メタホウ酸11.2mg、遊離二酸化炭素197.7mg、遊離硫化水素8.7mg、成分総計3.886g
〈四分六分の湯〉
主な成分: 水素イオン31.5mg、リチウムイオン0.1mg、ナトリウムイオン70.8mg、アンモニウムイオン0.3mg、マグネシウムイオン73.3mg、カルシウムイオン260.9mg、アルミニウムイオン368.0mg、マンガンイオン3.7mg、総鉄イオン82.7mg、亜鉛イオン0.5mg、フッ化物イオン8.1mg、塩化物イオン727.9mg、ヨウ化物イオン0.1mg、硫酸水素イオン1703mg、硫酸イオン1599mg、硝酸イオン0.1mg、メタケイ酸522.0mg、メタホウ酸5.8mg、メタ亜ヒ酸0.4mg、硫酸136.1mg、リン酸2.2mg、遊離二酸化炭素83.3mg、遊離硫化水素2.2mg、成分総計5.710g
〈鹿の湯、冷の湯(大)(小)混合泉〉
主な成分: 水素イオン31.5mg、ナトリウムイオン63.2mg、アンモニウムイオン0.2mg、マグネシウムイオン61.5mg、カルシウムイオン234.2mg、アルミニウムイオン296.5mg、マンガンイオン3.0mg、総鉄イオン66.5mg、亜鉛イオン0.3mg、フッ化物イオン7.5mg、塩化物イオン696.9mg、ヨウ化物イオン0.2mg、チオ硫酸イオン0.6mg、硫酸水素イオン1609mg、硫酸イオン1510mg、硝酸イオン0.1mg、メタケイ酸370.0mg、メタホウ酸5.2mg、メタ亜ヒ酸0.7mg、硫酸128.6mg、リン酸2.4mg、遊離二酸化炭素4.4mg、遊離硫化水素2.1mg、成分総計5.116g -
黒石温泉郷の中でも浅瀬石川の最上流に湧く、昭和37年に開業した温川温泉の一軒宿。吉川英治氏ゆかりの宿としても知られていましたが、惜しまれつつ一時閉館。その後オーナーが変わり、以前の設えを生かしながら再オープンしています。およそ10年程前に、日帰り入浴しました。
川に架かる吊り橋を渡るアプローチが、秘湯の宿へ遠路遥々訪れたという気分にさせてくれます。館内奥の大浴場にある6人サイズのヒバ造り内湯や、館外の階段を下りて行った先にある10人サイズの岩風呂では、源泉かけ流しにされた無色透明のナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉を満喫。緑溢れる自然豊かな宿で、静かに湯浴みを楽しめました。
頂いたパンフレットに「一日別荘の趣き」と書かれていましたが、まさにその気分で寛ぎたくなるような湯宿。機会があれば、是非一度泊まってみたいですね。