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投稿日:2020年8月17日
八戸最古の温泉銭湯 (八戸中央温泉 天然温泉 卵湯(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2019年9月14日 / 2時間以内]
44.0点
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JR八戸線(うみねこレール八戸市内線)高架沿いに佇む、昭和34年(1959年)に開業した八戸で最も老舗の温泉銭湯。駐車場も高架下です。コインランドリーを併設していますが、なんと洗濯水も温泉なのだとか。土曜日の午後、利用してみました。
入浴料450円は、右側の券売機で。番台の左右に男女別の浴室があり、右側が男湯です。無料の鍵付きロッカーが並び、レトロな丸い籐籠も置かれた脱衣場。ドライヤーは、有料で10円です。
湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、手前に44人分の固定シャワー付プッシュ式カランがある洗い場。銭湯なので、石鹸などのアメニティはありません。
奥にタイル張り内湯が2つあり、いずれも無色透明のナトリウムー塩化物泉(源泉名: 柏崎1号源泉)が満ちています。泉温32.5℃を加水なし・加温ありで、左側のジェット水流付は43℃位、右側のジャグジー付は44℃弱位で供給。循環・消毒ありですが、消毒臭は気になリません。やや肌がスベスベする浴感です。
玉子臭のする単純硫黄泉などを想像していましたが、卵湯の名前の由来は、先々代のご主人が卵を売る商売をしていたからとのこと。
また右隣に石造り浴槽があり、こちらはサウナ用の水風呂です。水温は25℃位で、交互浴に丁度いい。別源泉でしょうか?
奥に別室のような所があり、2人サイズのタイル張り内湯があります。湯温は40℃位。更に奥には、3人分の打たせ湯もあります。
また出入り口付近にも、右側に電気風呂や漢方風呂「温浴素じっこう」があり、左側にはジャグジー付の3人分の寝湯も。老舗なのに、スーパー銭湯に迫る浴槽のラインナップに、ちょっとびっくり。
たまたま時間帯が良かったのか一時的に貸切状態になり、レトロな雰囲気に包まれながらまったりできました。番台前にテレビのある畳敷きの小上がりスペースあるので、湯上りに小休止もできますよ。
主な成分: ナトリウムイオン1531.3mg、マグネシウムイオン164.6mg、カルシウムイオン206.5mg、フッ素イオン0.1mg、塩化物イオン2699.9mg、臭素イオン2.9mg、ヨウ素イオン0.2mg、硫酸イオン441.0mg、リン酸イオン0.2mg、炭酸水素イオン170.5mg、メタケイ酸39.7mg、メタホウ酸1.3mg、遊離二酸化炭素13.2mg、成分総計5.3116g
※分析書は平成20年のものだったので、そろそろ更新かも知れません。30人が参考にしています
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