きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ最新投稿順 |
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ニセコアンヌプリの南麓に位置し、道道66号線沿いに佇む、平成17年に開業した鉄筋3階建ての湯宿。日帰り入浴が6時~24時(清掃日は16時~24時)と、積極的に受け入れている宿でもあります。以前、連休中に日帰り入浴しました。
半円形の内湯と東屋風の屋根が付いた巨石を配した露天風呂では、源泉かけ流しにされた無色透明のナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉を満喫。そこそこお客さんが来てましたが、大きな露天風呂で木々の緑を眺めつつ、まったりできました。
久しぶりに近くを通ったので再訪したかったのですが、この時はあいにく北海道胆振東部地震の影響で臨時休業で入浴できず。とんかつ定食以上のランチを食べると入浴料がタダになるそうなので、次回はランチと温泉を楽しんでみたいです。 -
JR函館本線の倶知安駅から、車で約20分。ひらふ坂の途中に佇む、昭和52年に開業した、鉄筋6階建てのリゾート温泉ホテル。グラン・ヒラフスキー場(ファミリーコース)へ、1階のレストラン横出入口から階段を下りて行けるという好立地の宿でもあります。以前、一泊朝食付で利用しました。
この日は、洋室のシングルルームに宿泊。1人泊には、十分な広さです。また、フロントと同じ3階にある広々とした大浴場「うらしま」(女湯は「おとひめ」)にあるタイル張り石枠内湯と石造りの露天風呂では、無色透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉を満喫。ニセコアンヌプリを眺めつつ、まったりできました。
朝食はバイキングで、量や種類も十分。次回は露天風呂付の客室で、二食付で宿泊してみようかと思いました。 -
定山渓温泉から国道230号線を中山峠方面へ車で走り、豊平峡ダムへと向かう枝道へ左折して600m。支笏洞爺国立公園の森の中に佇む、平成4年(1992年)にオープンした、大きな露天風呂が自慢の日帰り温泉施設。以前、温泉だけ利用しました。
入浴料は当時から1000円と、ちょっとお高め。内湯・露天風呂とも男女日替わりで、男性は奇数日が露天風呂「無意根の湯」で、偶数日は露天風呂「遊湯の露天・ふくろうの湯」を利用。石造りの内湯と露天風呂では、やや緑褐色がかった透明のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉を満喫。訪れた時は連休中で流石に人が多かったものの、山の景色を眺めつつまったりできた記憶があります。
久しぶりに近くまで行ったので寄ってみましたが、この時はあいにく北海道胆振東部地震の影響で臨時休業で入浴できず。次回は是非インドカレーも食べてみたいですが、やっぱりジンギスカンにしようか迷うところです。
※ちなみに、画像は昨年訪れた時のものです。 -
慶応2年(1866年)に美泉定山が開湯したことから名付けられたという定山渓温泉の中心地、豊平川に架かる月見橋のたもとに佇む、昭和2年(1927年)に創業した老舗旅館。また、鉄筋9階建ての大型旅館でもあります。以前、日帰り入浴しました。
当時の入浴料800円(現在は820円)をフロントで払い、地階にある大浴殿「瑞雲」へ。大きな石造りの内湯とジャグジーでは、大浴場の真下から湧き出ているという無色透明のナトリウムー塩化物泉を満喫。半露天風呂では、川のせせらぎを感じつつ、まったりできました。
宿泊者限定の近隣ホテルの大浴場を無料で利用できる「湯巡り手形」があるようなので、次回は泊まって温泉三昧してみたいです。 -
札幌の中心部から、車で約40分。定山渓温泉の手前約5kmに位置する、宿が2軒しかない小金湯温泉。その小さな温泉地の最奥にあり、豊平川の河畔に佇む、昭和31年(1956年)に開業した温泉旅館。以前、日帰り入浴しました。
当時、入浴料は2時間500円(現在は650円)。2槽ある内湯と露天風呂では、やや白濁した単純硫黄泉を満喫。しっかりと硫黄臭も感じられ、山の景色を眺めつつまったり。旅の疲れも癒されました。
久しぶりに近くまで行ったので寄ってみましたが、この時はあいにく北海道胆振東部地震の影響で臨時休業で入浴できず。すぐ近くの「札幌市アイヌ文化交流センター」も見てみたいので、次回は両方楽しんで来たいと思います。
※ちなみに、画像は昨年訪れた時のものです。 -
投稿日:2019年7月22日
日本で唯一宿泊できる鰊御殿の湯宿(料亭・温泉旅館 小樽平磯温泉湯元 銀鱗荘<北海道>)
きくりんさん [入浴日: 2018年9月5日 / 1泊]
55.0点
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33.0点
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55.0点
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55.0点
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44.0点
JR函館本線の小樽築港駅から、車で約5分。石狩湾を見下ろす平磯岬の高台に佇む、昭和14年(1939年)に開業した料亭旅館。たまたま予約が取れたので、平日に一泊二食付で利用して来ました。
もとは明治6年(1873年)に建築された余市の鰊御殿を、現在の場所に移築。宮大工や伽藍師による意匠も見事で、小樽市指定歴史的建造物にも選ばれています。また、温泉湧出は昭和61年(1986年)と比較的新しいですが、日本で唯一の泊まれる鰊御殿の湯宿となっています。
この日は、本館2階のツインルーム「はまなす」の間に宿泊。十分な広さで、窓からは海岸線の素晴らしい景色。冷蔵庫のソフトドリンクやビールが、無料なのが嬉しいです。早速浴衣に着替え、地階の大浴場へ。
魚貝のステンドグラスがレトロで、棚に籐籠が並ぶ脱衣場にはドライヤーも完備。広い浴室に入ると、左右に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、コーセーのスティーブンノルです。
アーチを描く窓側に16人サイズの石造り内湯があり、無色透明の塩化物泉(源泉名: 平磯温泉 1号泉と2号泉の混合)が満ちています。加水なし・加温ありで、41℃位で供給。やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。中央の六角形の枡から湧き、側面の6匹の山羊の口から注がれます。よく見ると、その下に6枚の少女の顔のレリーフもあるオリエント風。湯口の湯を口に含むも、無味無臭でした。
続いて、外の露天風呂へ。竹竿を渡した屋根付40人サイズの巨石を配した岩風呂で、湯温は42℃位。目の前に広がるのは、石狩湾を見下ろす素晴らしい景色。時折通る函館本線の汽笛に旅情を感じつつ、夕暮れ迫る時間帯で小一時間位ボーっとする至福の時。他のお客さんは露天風呂付の客室なのか、ずっと貸切状態でまったりできました。
お待ちかねの夕食は、1階の広間で。仲居さんのアドバイスで、瓶ビール2本は部屋から持って行きます。通された部屋は、囲炉裏のある大きな神棚のある部屋。その部屋と窓から小樽の夜景が見える昔帳場だった部屋の2間続きです。天井が高い囲炉裏の部屋は主人の居間で、天井の低い方は帳場とのこと。また当時から現存する鰊御殿は、この部屋だけなのだとか。
お品書き付で、ハスカップ酒の食前酒に始まり、先付は空豆豆腐。前八寸は、烏賊飯笹包み・もずく酢・秋刀魚南蛮漬・磯つぶ貝旨煮・厚焼玉子・数の子で、ビールがすすみます。御椀は、甘海老真丈 造り: 本鮪・雲丹・蝦夷鮑。小樽で上がった雲丹と鮑が、新鮮で幸せ。焼物は、鰊鎌倉焼、焼とうきび。酢の物は、たらば蟹を土佐酢で。蓋物は、北あかりバター餡は熱々で供されます。北海道らしく、バターが濃厚。台の物は、十勝和牛しゃぶしゃぶ。いい霜降り具合で、厚みもあり美味い。食事は、いくらご飯、香の物。いくらとご飯は、別々に運ばれて来ます。上に乗せるなら、焼き海苔も添えて、いいアクセントに。止椀はあおさ汁で、水菓子のメロンも完熟で甘くて美味しかった。北海道の味覚をぐっと凝縮したメニューで、大満足でした。
翌日未明、震度5弱の地震発生。スタッフの方が、状況説明と水を持って来てくれる。温泉は止まってしまいましたが、溜め湯で何とか入浴可。カランのお湯が出て、一安心しました。
朝食は、1階の食事処「石狩」で。銀ダラの西京漬主菜の和定食。トマトのコンポートも上品な味です。小樽産蛸の頭の刺身、湯豆腐に加え、蜆の味噌汁、明太子・シラス・納豆・厚焼玉子等が並び、御飯をおかわり。停電中なのに、ガスで米を炊いたりと、温かいものを供して頂く心遣いに感謝。食後は、隣のサンテラスで海を眺めて、コーヒーも頂きました。
地震直後なのに、普段と変わらないサービスを提供するところ、それでも女将がご不便をおかけして申し訳ないと粗品を渡したり、駐車場まで見送りに来るところは、流石と言うべき高級宿ならではのおもてなし。スタッフの方々の神対応に、心から御礼を申し上げます。
〈平磯温泉1号泉〉ナトリウムー塩化物強塩温泉 泉温30.8℃ PH6.6
主な成分: ナトリウムイオン7945mg、マグネシウムイオン1123mg、カルシウムイオン1808mg、マンガンイオン0.4mg、第一鉄イオン5.1mg、ストロンチウムイオン8.7mg、フッ化物イオン0.1mg、塩化物イオン18210mg、リン酸イオン0.2mg、硫酸イオン2023mg、炭酸水素イオン128.9mg、ヨウ化物イオン1.4mg、臭化物イオン47.9mg、メタケイ酸114.0mg、メタホウ酸13.8mg、遊離二酸化炭素39.7mg、成分総計31.79g
〈平磯温泉2号泉〉ナトリウムー塩化物温泉 泉温40.5℃ PH6.8
主な成分: ナトリウムイオン4623mg、マグネシウムイオン621.7mg、カルシウムイオン694.6mg、マンガンイオン0.4mg、第一鉄イオン0.5mg、ストロンチウムイオン5.9mg、フッ化物イオン0.3mg、塩化物イオン9302mg、硫酸イオン1302mg、炭酸水素イオン102.5mg、ヨウ化物イオン0.6mg、臭化物イオン31.4mg、メタケイ酸86.9mg、メタホウ酸0.7mg、遊離二酸化炭素32.8mg、成分総計16.99g -
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小樽市街から、道道1号線を車で走ること約20分。朝里川温泉スキー場の近くに佇む、平成3年に開業した温泉付リゾートホテル。中央のプラザ棟の両サイドに鉄筋8階建てのホテル棟とコンドミニアム棟、鉄筋3階建てのアネックス棟からなる、朝里川温泉屈指の大型ホテルでもあります。以前、日帰り入浴しました。
当時、入浴料は600円(現在は平日800円・土日祝1000円)。石造りの内湯と巨石を配した露天風呂では、無色透明のカルシウム・ナトリウムー塩化物泉を満喫。森の景色を眺めつつ、まったりできました。
久し振りに前を通ったのですが時間が無くて寄れなかったので、次回はホタルのイルミネーションが灯る夕暮れ以降に再訪してみたいと思います。 -
JR函館本線の南小樽駅から、徒歩で約5分。北海道で最も歴史ある銭湯でありながら、天然温泉を使用した温泉銭湯でもあります。ここの存在を知ってから一度は行ってみたいと思っていたので、平日の午後に利用してみました。
明治15年(1882年)以前には既に湯屋として記録があり、明治33年(1900年)に現在の経営者のおじいさんに経営が引き継がれ、現在に至るのだとか。また、昭和52年(1977年)のボーリングにより温泉が湧出したため、そこから温泉銭湯にもなっています。
「ラジューム自然温泉」の文字が印象的な、歴史を感じさせる外観。男湯は右側です。入浴料440円は、昔ながらの番台で。入口両脇にある、平鍵付きの木製靴箱に靴をしまいます。レトロなマッサージ機や体重計が置かれた脱衣場。棚は無いので、脱いだ服はプラ籠か籐籠へ。ドライヤーは20円です。
浴室に入ると、両脇と奥に12人分の固定式シャワーとプッシュ式カラン、またプッシュ式カランのみ8人分ある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。
中央に手前2人サイズと奥の6人サイズに区切られた、タイル張り弁当箱形の内湯があり、無色透明の含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 三マス 河本温泉)が満ちています。泉温29.3℃を加温して、奥の湯口がある浴槽には43℃位で供給。PH7.9で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありで、微塩素臭を感知。冷泉蛇口があり、口に含むと微かにしょっぱい。また意外と深く、およそ1m位あってびっくり。2人分のジェット水流も付いています。
一方、手前の小さな浴槽は浅く、湯温は41℃位でぬるめ。こちらは、子供用でしょうか。たまたま時間帯が良かったのか、先客が上がられた後、貸切状態でまったりできました。
中々お目にかかれない、貴重な文化遺産と言ってもいい位の建屋。地元の方々に長く愛され続ける銭湯ですが、隠れた小樽の観光名所としても、是非立ち寄って欲しい湯処です。
主な成分: ナトリウムイオン1058mg、マグネシウムイオン85.4mg、カルシウムイオン261.8mg、マンガンイオン0.3mg、第一鉄イオン0.1mg、塩素イオン1945mg、硫化水素イオン1.7mg、チオ硫酸イオン0.3mg、硫酸イオン418.6mg、炭酸水素イオン191.6mg、炭酸イオン1.3mg、メタケイ酸194.0mg、メタホウ酸2.2mg、遊離硫化水素0.2mg、成分総計4.189g -
国道5号線から奥沢十字街の交差点を曲がって、約1.2kmほど走った国道393号線沿いに佇む、昭和12年(1937年)に開業した昭和レトロな銭湯。昭和57年の400m掘削により、約32℃の温泉が湧出したため、現在では温泉銭湯になっています。奥沢十字街と水源地の中間にあるので、中央湯と名付けられたのだとか。平日の午後、利用して来ました。
入浴料440円は、昔ながらの番台で。漢字で壱弐参四...と書かれた木製の平鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場も、何ともノスタルジックな雰囲気。無料のドライヤーがあったのも嬉しいです。
浴室に入ると、左右に11人分のプッシュ式カランと固定シャワー、2人分のプッシュ式カランがある洗い場。ちなみに、カランやシャワーも温泉。石鹸などのアメニティはありません。
中央に5人サイズのタイル張り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 中央湯)が満ちています。泉温28.0℃を、加温して42℃位で供給。PH9.6で、肌がスベスベする浴感です。温泉の使用状況表示はありませんが、おそらく循環・消毒あり。でも、塩素臭は気になりません。
手前に鉄棒で仕切られた部分があり、半身浴か子供用なのか少し浅め。また奥に、2人分のジェット水流付浴槽もくっ付いています。湯温は、こちらも42℃位。たまたま時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態で肌触りのいい湯を満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン148.8mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン0.8mg、フッ素イオン1.4mg、塩素イオン59.2mg、水酸イオン0.7mg、硫化水素イオン1.2mg、硫酸イオン139.9mg、炭酸水素イオン12.2mg、炭酸イオン48.2mg、メタホウ酸イオン4.4mg、メタケイ酸212.9mg、成分総計0.633g -
石狩浜海水浴場の近くに佇む、平成7年に開業した温泉宿泊施設。その後何度か経営者が変わり、平成27年にリニューアルされ現在に至っています。まだ「えりの湯」と呼ばれていた頃に、日帰り入浴しました。
かつて鮭漁で栄えた頃の番屋をイメージさせる外観に、旅情がそそられます。1階の広々とした大浴槽では、タイル張り石枠内湯とジャグジー浴槽や石造りの露天風呂で、茶褐色のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物強塩泉を満喫。潮風に吹かれて、まったりできました。
札幌からも車で約40分で行ける上、オーシャンビューの部屋にリーズナブルに泊まれたりもするので、一度宿泊で利用してみたいです。