たこ さん
33.4点 / 1395件
宿泊施設に関しては、実際に宿泊しての感想投稿を心掛けています。
無料の足湯や同一箇所への重複投稿は出来る限り節制しています。
男性 | 122歳 | 大阪 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ最新投稿順 |
口コミ点数の高い順
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平日・日帰り利用・快晴・夏・完全貸切状態だったかららこその評価である事を最初に申し上げておきますが、遠い道のりをこの温泉目当てに訪問してよかったなと感動を覚えました。
施設はちょっとわかりづらい。国道沿いですが、ナビがあったほうが良いでしょう。ナビの示す場所から山手を眺めると茶色の比較的新しいホテルみたいなのが見えますが、そこが当該施設です。
番犬が居ます。おもっくそ吠えられました。んで店の方がわざわざ出迎えてくれました。
日帰りの場合、500円をおばちゃんに渡し、日帰り用入り口から入ります。内湯と露天のみの簡素なものですが、薄く白青濁した湯がこんこんと掛け流しされています。泉温はやや熱めで、うっすらと成分により油膜が張っています、またラジウムも豊富に含まれており、さらには舐めると硫化水素+塩味。富山・金太郎温泉のような珍しいタイプの泉質でした。
露天風呂が秀逸でした。写真のような露天風呂が一つだけでしたが、聞こえてくるのは排水溝に湯が捨てられる音と、時折走る車の音、そして波の音。
その映画のワンシーンのようなシチュエーションに酔う事で現実的な日常を忘れさせてくれました。ただし、ここも例外なくアブ、そして蟻がいますけどね。
あまりに心地よく長居してしまった為その後の強行湯めぐり予定が狂ってしまい睡眠時間に影響を及ぼしましたが全く後悔しませんでした。 -
函館市内ですが、市街地から30キロ以上離れており、旧南茅部という町全体が昆布の香りで溢れている地域の山間に存在する宿泊施設併設の日帰り施設です。(少し離れたところに下の湯というジモ専もあります)
オープンは10時からですが、なぜか9時から入れてくれました。
二種類の源泉が掛け流し利用されており、内湯にはナトリウム泉、露天には白濁度の異なる硫黄泉が掛け流し利用されています。
少し熱めではありますが、函館周辺で白濁硫黄泉はあまり存在しません。酸味はほとんどありませんが正統派の温泉と言えるでしょう。三セク系としてはかなりの高評価です。 -
高山市は大好きな場所、今まで通過を含め20回は訪問していますが、この温泉の存在自体を知らなかったことを激しく後悔。。
高山市自体、市町村合併がありとっても広いのですが、こちらの施設は場所的には中部縦貫道の高山ICから平湯に向かう間の丁度中間あたりの山村地帯にあります。ちなみに、この温泉から奥飛騨温泉郷への直通県道は災害で通過できません。
午後1時からの営業時間ということもあり、20分前から開店待ちをしました。近所の敬老の方々が続々と集まってきます。色々話を聞かせていただきましたが、なんでも腰痛に効く温泉、飛騨地方ではここが一番いい温泉だよと。テンションが高まります。
写真撮影の許諾を得て開店前に入れてもらう。ご厚意には感謝します。そして、一度退店して、いざ入浴。
こじんまりとした小屋風の造りで、内湯には加温浴槽一つ、露天風呂エリアには加温浴槽、そしてお目当ての非加熱源泉浴槽。床は析出物で結構コテコテになっています。
皆さんはほぼ加温浴槽に向かわれ、私だけ非加熱源泉浴槽へ。夏場ですが結構冷たいです。しかし炭酸成分のおかげでだんだん温かくなります。
湧出口の温泉を飲んでみましたが、大分・長湯温泉のそれに味がそっくりでした。鉄分ももちろんありますが、花山温泉のようなエグい味はせず、炭酸温泉特有のあの味が口いっぱいに広がります。
加温浴槽との交互浴はたまりません。時間の関係で、断腸の思いで30分程度で施設を後にしましたが、ここは再訪確定、飛騨地方随一の温泉であることに嘘偽りはありません。 -
札幌市の郊外、大きな公園のそばにある温泉施設です。
なんとなく健康ランドチックな佇まい、値段は1250円でタオルとバスタオル、館内着が付いてきます。施設内には温泉以外でも楽しめるスペースが用意されてました。
値段だけ言えば関西だと普通の値段だと思いますが・・・。
さて温泉はエレベーターで4Fに上がります。内湯は健康ランドそのまんまな作りで様々な湯船が鎮座し、サウナも2種類あり、露天風呂も2つ、なかなかの景観。
湯に関しては紅茶色モール泉の加温かけ流しがメインです。バイブラバスやジェットバスも源泉が使用されておりなんとなく湯が黒く踊っていた。
個人的に大好きな冷たい源泉のままの非加熱源泉掛け流し浴槽の存在、これに尽きます。
湯船は陳腐な上にどう考えてもサウナ後の水風呂扱いではありますが、水風呂よりもぬる目の温度でこの上なく心地よい。おまけに関西では味わえない紅茶色のモール泉、ほとんどこの浴槽で過ごさせていただきました。また源泉蛇口が設置されており自分の好みでかけ流し量の調節ができるのがうれしかったです。
なんか、こちらの施設を『温泉じゃない』という方がいらっしゃいますが、いくらなんでも温泉以外の不愉快な思い出だけで、温泉の評価を一切せず施設の総合評価を★1にしてストレス発散・自己満足し、嘘の事実を口コミを投稿するのは、ここでの口コミルール・公序良俗に反する幼稚な恥ずかしい行為だと感じます。
はっきり申し上げて、目つきの悪い中国人以下。そういう方はクレーム投稿がお盛んな他の一般向け旅行口コミサイトにでも行かれたほうがよろしいかと。平均評価の信憑性に大きく影響しますから。
閑話休題、この施設から歩いて1分位の所に食べログでも高得点のつけ麺屋さんがあり、これがめちゃくちゃ旨かった。 -
投稿日:2012年6月24日
これはずるい。(郷緑温泉 郷緑館(ごうろくおんせん ごうろくかん))
たこさん [入浴日: 2012年6月24日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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岡山・湯原温泉から車で10分程度の所にある一軒宿です(宿はやっているのかな)
駐車場から螺旋した石段を上ると玄関があります。車が一台も止まっていなかったのですぐ入浴可能と確信。賛否両論な女将とのことで今まで敬遠していたこの施設ですが、玄関前でたき火していた女将らしき方といきなり遭遇、この方がそうなのかわかりませんが、よくしゃべる感じの良い、大阪のおばちゃんみたいな方でほっといたしました。浴槽の岩敷きで怪我する人多いから気を付けてなーとアドバイスいただいた。
こちらの施設は貸切風呂のみ。30分で1人500円でした。夫婦で1000円支払い浴室へ向かう。
清掃状況なんかを鑑みても決して汚くはありません。むしろ浴槽なんかは豪華です。
加温循環されたあがり湯と、純然たる掛け流しの不感温度の足元湧出温泉浴槽。これはずるい。
湯は無色透明。ph9.1だがヌルスベ感は僅かですが、メタ珪酸含有量や掛け流しである事を考慮すればこんなもんでしょうか。透明度は真賀温泉のように高い。岡山県を代表する泉質です。
足元からは泡がプクプク。鳥取・岩井温泉のそれより多く感じた。なにより泉温が低くこの季節にはもってこいの温泉。僅かではありますが泡付きもあります。
30分の時間制限が残念無念ではありましたが十二分に楽しませていただきました。
東北の酸性硫黄泉等を好まれる東日本の方の中には、この種の温泉を『特徴のない湯』とか『変わり湯』と位置つける方がいらっしゃる事も残念だが否めません。ただ私はこういった非火山温泉が西日本の誇りである事を強く信じたいです。 -
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温泉好きなら誰もが憧れる(たぶん)岩井温泉の岩井屋さんに宿泊してきました。
土曜宿泊で夫婦で4.4万程。総合的な評価として、客室露天風呂がある訳じゃないですが、離れがある訳じゃないですが、超高級料理がある訳じゃないですが、高級旅館と認識いただいたほうが良いかもしれません。
こちらのに宿に限らずですが、女性従業員の接客は終始素晴らしかったです。玄関で土下座挨拶で迎えられたのはちょっとびっくり。
玄関から部屋までは総畳張り。至る所にさりげない伝統鳥取の調度品が飾られており、中庭は綺麗に手入れされている。浴室前の池にいる大型錦鯉はかなり人懐っこい。
部屋は3Fの居間・寝室の2部屋に分かれた結構広い角部屋でした。窓からは共同浴場の出入りが逐一伺える。かゆい所に手が届くものが上手に揃っており、いろんな部分で評判の高い宿を実感できる。
食事は部屋で懐石。純和風。季節外れの蟹やステーキも悪くはないが丁寧に拵えられた先付け、あと漬物類がやたら美味かった。
浴場は20時に入れ替えがあれ、有名な露天風呂付きの立ち浴槽のほうは、男性が20時からでした。あと家族風呂があり、空きがあれば自由に鍵締めて利用可能です。
温泉については諸先輩方々の口コミの通りで、唯一無二な特色ある足元湧出湯船と大正ロマンを感じる浴場全体造り。露天風呂にある「日本秘湯を守る会」の提灯にうっとりしてしまう。宿泊の場合清掃時間以外24時間入浴可能。元々許容人数が少ないので、深夜は2時間位貸切状態で楽しませていただきました。
季節限定ではあるが、夕食後に希望者へ蛍鑑賞ミニツアーが無料で振る舞われます。宿のバスに乗って5分位の所ですが、20人位で近所の川に行くと、これでもかというくらいの幻想的な蛍の大群に遭遇。かなりサプライズな企画にちょっと感動してしまいました。
一つだけ難点を申し上げるなら、夏場は虫が・・・。無数の小さい蛾みたいなのが窓の光に誘われて・・・。夜窓を開けるとキケンです。
ホスピタリティ、クオリティの高い宿。決して子供連れ向けではありませんが、期待していた温泉はもちろん期待通りでしたが、それ以外の部分での満足度の高い高級宿だと感じました。
個人的には三朝温泉・旅館大橋よりこちらのほうが気に入りました。 -
前から気になっていた有馬温泉・上大坊さんに宿泊してきました。自宅から車で40分程と近距離ではありますが、日帰りは平日のみという敷居の高さがあり(現在はどうも土日でも日帰り受けつけしている様子)、宿泊してみました。
有馬温泉の中心部に位置し、立地は最高。ただし細い道が多く通行人も多いので、施設駐車場までの運転は難儀を極めました。
土曜宿泊、一番高い神戸牛すき焼きプランを利用、2人で丁度30000円程、有馬温泉の中では破格の安さでしたが、施設はリフォームしているものの、古さや鄙びた感は隠せない。隣の部屋の声は筒抜け、トイレはまさかの和式、廊下の床は抜けている所はあるわで、極上温泉が付属していなければ決して泊まらない感が否めなかった。
料理に関しては没個性的な普通のすき焼き、朝食はバイキング以下の内容。
ただし・・・ ここはあくまでも温泉評価の場であって、施設に対する苦情クレームで評価1を付ける場ではありません。期待していた温泉は想像以上のモノでした。
脱衣所から地下におりるような形なんですが、身長170センチ以上の温泉マニアの方は要注意、必ず頭をぶつけるでしょう。急な階段を降りる途中に天井が低くなっています。思いっきり頭を打ちました。『頭上注意』の看板がほしいところです。
さて、温泉ですが、白湯の上がり湯浴槽と、源泉浴槽のみ! 超シンプル、浴室全体の傷み具合がいい味出しています。
源泉浴槽ですが、想像を絶する熱さにびっくりしましたが、表面だけ熱くなっており中はさほど熱くない。
なんせ湧出温度90℃超の天神源泉が簡易な熱交換機器のみで注がれているわけですから注意が必要です。
一瞬遠目で見ると、関西にありがちな鉄系温泉の色なんですが、浸かってみてびっくり、まるでココアのような色、手で掬うとその不透明度に驚かされます。また湯底には鉄系の独特な堆積物がどろどろ滞留しています。湧出口の析出物もカチンカチンにコーティングされているのではなく、触るとチョコレートのような成分が手にドロドロ付着します。 飲んでみましたが、かなり強烈な塩味と鉄味。花山温泉や長野の国民宿舎 松代荘を凌駕するレベルの高さ、栃木・大出館の黒湯の親戚かと思うような強烈インパクトのある湯でした。
個人的な妄想ではありますが、日本一だと思うアブラ臭湯新潟・西方の湯、炭酸日本一の大分七里田下湯、硫黄系なら北海道オンネトー温泉、酸性なら秋田の玉川、ヌルヌルなら和歌山女神の湯・・・
そして鉄系ならココだと思います。
有馬温泉訪問されるのであれば、芋の子洗い状態必至・消毒まみれの金泉外湯に行くぐらいなら、そこから徒歩2分のこちらの施設訪問を強くお勧めします。 -
投稿日:2012年4月21日
奈良県らしからぬ豪快掛け流し濃厚湯(入之波温泉湯元 山鳩湯(しおのはおんせん))
たこさん [入浴日: 2012年4月15日 / 2時間以内]
55.0点
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22.0点
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先週、大台ケ原に春ハイキングに行こうとしましたが、前年の土砂崩れ災害により未だメインの道路は繋がっておらず、小処温泉経由の酷道経由は自信が無かったのでやむなく断念、帰りにこちらの温泉に立ち寄りしてきました。約1年振りの再訪になります。
温泉に興味を持ち始めたころが最初の再訪であり、当時はなんだこりゃ?というのが素直な感想でした。
まるで花山温泉のような析出物で完全に湯船はコーティングされており、湯に関しては花山温泉よりは随分マイルドな印象。
またこちらは湧出口から飲泉可能、奈良県でも十津川の一部以外で飲泉OKの看板付きの湯口は非常に稀だと思います。
その湧出量も半端無いです。関西だと南市岡田中温泉レベルで滝のような掛け流し量です。
露天風呂は景色は良いのと温度が低いのがポイントですが、いかんせん内湯の捨湯100%なので、あんまり入る気にはなりません。
朝一訪問でしたが、類まれなる湯である事を知る方は多く、辺鄙な場所であるにも関わらず、結構混雑していました。
施設の女将らしきおばちゃんですが、施設の玄関を空けて客が来ているのがわかってても無視するタイプの方ではあります、こちらから挨拶してにこにこするような方ではありますね。 -
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新潟・五泉市・咲花温泉にある割烹温泉旅館です。今回新潟市在住の湯友の紹介にて宿泊させていただきました。
3月下旬とは言え新潟県に入った瞬間、大阪ではありえない完全な雪景色、今回は嫁さんの軽自動車(ノーマル装備)での訪問のため、帰りがどうなることやらと心配していましたが、難なく訪問・帰宅することができました。
咲花温泉自体、あまり知識を備えていなかったのですが、なんというか新潟県の温泉の豊富なこと!と唸りたくなる極上湯が待ってました。
部屋食でカニ一杯づつついて宿泊代金は2人で3万丁度という破格の安さ、さらに宿泊者のみ貸切露天風呂が45分無料で利用できます。
料理に関してはこの値段でこれ程美味くていいの?と思いました。カニに関してもかなり身が入っており今までいただいた旅館のそれより味も良い。(独自ルートで仕入れており、仕入れ値は激安と暴露されました)しかしながら他料理もそうですが、この値段でここまで手の込んだ料理で儲けは大丈夫なのかという程豪華でした。1泊一人3万程度の宿で出されるランクと言えます。
貸切露天風呂に関しては湯がちょっと残念。性質上しかたないのかもしれませんが、循環湯で卵臭はあるものの湯はかなりくたびれていました。ただし湯室はかなり豪華です。景観はあまりありません。
秀逸なのが内風呂です。当日は6組しか宿泊しておらず、必然的に貸切タイムがほとんど。左右に二つの大き目の浴槽があり、卵臭の強い薄緑色の硫黄泉がかけ流しされています。また左側の浴槽は空気に触れて喜連川早乙女温泉のような綺麗な白濁した緑色、温度も人肌程度に冷まされ眠りを誘う心地よさです。酸性泉ではないので湯触りもやわらかく、匂いの割に体に卵臭が染みつきません。またこの地域特有のガソリン臭もほぼ感知しませんでした。新潟市内のだいろの湯の主源泉に似ている気がしました。
朝風呂のときには、なんと湯の色が完全に変わっており、右側が白濁した緑色、左側が白濁湯に。本当に温泉って面白いです。
内湯からの景観は単線電車が雪景色の中を時折走る旅情あふれる独特な雰囲気を醸し出しています。
日帰りの場合、対応があまり?という話も聞きましたが、宿泊時は微塵も感じませんでした。特に仲居さんと若息子さんの対応は好感触でした。
総合的に大変満足のいく宿。関西からは少し遠いのが難点ですが、また再訪したいと思える宿でした。 -
大分・長湯温泉街にある日帰り施設です。
まず驚いたのが施設外観からしてなんともお洒落。また温泉街の受付さんとは思えない、意外なくらい若くてルックスのよい男女、服装もびしっときめており度肝を抜かれる、大袈裟かも知れないが。古い温泉街には不釣り合いにしか見えない方もいらっしゃるだろうが、そこはしっかりとコンセプトを理解したいものです。
さて温泉ですが、受付を済ませると今度は大きな中庭に出ます。家族風呂なんかも充実していますが、男女別浴室へ向かいます。
まず内湯の源泉はいわゆる『非・遊離二酸化炭素』の温泉、言い換えれば、含二酸化炭素泉でも直接泡付きの感じない温泉・和歌山の花山温泉みたいな感じでしょうか。これか3つに分かれて温度調節しながら掛け流されています。色も茶濁しています。
露天風呂エリアはいわゆる『泡付きを楽しむ温泉』無色透明で体に泡が付きます。こちらも温度調節の為湯船が3つに仕切られていました。
七里田温泉訪問後の為、どうしてもインパクトに欠ける泡付きではありましたが、飲んでみるとかなりの炭酸清涼味、久しぶりに源泉をペットボトルで持って帰りました。美味しい源泉です。
時間があれば半日位寝ぼけ眼でのんびりしたい施設、それだけに30分程度で退散してしまったのが至極残念でした。