たこ さん
33.4点 / 1395件
宿泊施設に関しては、実際に宿泊しての感想投稿を心掛けています。
無料の足湯や同一箇所への重複投稿は出来る限り節制しています。
男性 | 122歳 | 大阪 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ点数の高い順
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投稿日:2010年9月26日
個人的に最高のロケーション!(般若寺温泉(はんにゃじおんせん))
たこさん [入浴日: 2010年9月26日 / 2時間以内]
55.0点
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44.0点
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55.0点
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0 - 点
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岡山では有名な奥津温泉から車で5分の川沿いに、意外に知られていない般若寺温泉があり、ある意味究極のロケーションで楽しめる露天風呂が魅力的な温泉施設です。
某、秘境温泉・神秘の湯なサイトでこちらを拝見させていただいてからここは絶対に行きたい!と思っていたのですがなかなか機会が無く本日やっと訪問させていただけました。
ほとんどが日帰り利用だと思うのですが、九州、四国に多い家族風呂スタイル、一時間で1人1000円。この値段を高いか安いかの判断は価値観によるとは思いますが、私は安すぎると思いました。
施設に電話を入れ、午後予約をし、奥津温泉で時間を潰した後待ちに待った訪問、駐車場に車を止め、急な石段を下り施設に向かう。
田舎の農家の一軒屋のような受付があり、玄関には犬が2匹、めちゃくちゃに吠えられる。
受付のお婆ちゃんと多少談笑した後いよいよ施設へ向かいます。
内湯は鍵が閉まる小屋。中は意外と綺麗で脱衣所付き。浴室内には一応洗い場もあるが、シャワーの位置が悪く、湯船に使い湯が垂れ流しのような気がします。2.3人が精一杯のコンクリ+石の湯船は無論掛け流し、パイプから湯がこんこんと注入されています。
露天に行くには一旦内湯の湯小屋を出て少しだけ裸で歩きます。
湯船は2人サイズで決して広くありませんがこちらもこんこんと湯が投入されており決して湯の鮮度は悪くないと思う。
湯船からこれほど川の情景が見られる温泉はなかなか無いと思います。対岸の旅館はなにやら工事中の様子で恐らく誰も居ません。
泉質的にはそれほど大きな特徴がある訳でもないですが、無色透明の湯にツルツル感は感じます。泉温は39℃位で少々肌寒い。
なによりも白眉なのは、完全貸し切りである事でしょう。野湯ではありませんからキチンと整備されています。
冒頭でも述べましたが価値観によって評価は分かれるかも知れません。誰にも邪魔されず、完全貸し切りでこのロハスなロケーションを味わうことは至福の時以外の何物でもないのです。 -
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投稿日:2010年9月19日
ちょっと高いが湯質は大満足(養老温泉 ゆせんの里 ホテルなでしこ)
たこさん [入浴日: 2010年9月19日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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0 - 点
養老町にある宿泊兼日帰り施設です。早朝伊吹山登山の後に入浴しました。 余談ですが登山の後の温泉はホント格別です。
さてこちらの施設ですが、田園地帯に突如現れるかなり大規模な施設。施設は新館と本館に分類されており基本的には別料金となります。本日は休日で本館のみの利用で1500円、タオルや館内着はついてくるものの浴室は健康ランドのようには広くないためちょっと割高感を感じます。
内湯はサウナ、水風呂、主浴槽、加温浴槽があり、温泉はすべて掛け流し利用されてます。特に主浴槽が秀逸で、加温無し消毒無し加水加温無しで利用されています。湯は不透明な鶯色のいかにも効きそうな色。何よりも金気臭がかなり強く飲泉してみると平地の温泉では珍しい焦げたゴムのような硫化水素のようなものを感知、円山川温泉の湯を薄めたような感じ、つまり塩気以外の感覚が顕著に刺激されました。
これが39~40℃の絶妙な温度ですから長湯も可能、本当に香りの良い源泉だと思いました。
写真は露天風呂ですが、こちらも眠りを誘う心地よさでした。
1つだけ気になったのが、確かに消毒なし掛け流しだと思うのですが湯船上に湯口が無く浴槽下から源泉を投入している事。個人的にはこのタイプはあまり好きではありません。
利用料金が高い為か利用者自体少なめと思われます。機会が有ればまた訪れたいと思います。 -
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奥蓼科、標高1600メートルの高地にひっそりと佇む重厚で落ち着きのある渋い旅館です。
お風呂だけではなくロビーから浴室に向かうまでの歴史ある通路に趣を感じました。
さて、こちらの施設には浴室が3つあります。浴室方面に向かうとまず白湯の洗い場がある浴室、次に森の浴室とよばれる浴室、そして最奥に『信玄の薬湯』があります。白湯の浴室に関しては割愛しますが、残りの2つが極めて感銘を受ける衝撃的な浴室でした。
写真は信玄の薬湯なんですが、浴室内には3つの浴槽があり、冷鉱泉が全く加温されず手前と中央の浴槽に張られています。中央の浴槽には滝のように源泉が掛け流されています。
湯はうっすら白濁しており硫黄の香りがプンプンします。奥の浴槽は加温されており白濁度が増してました。これもまた非常に気持ちのよいものでした。
すべての浴槽がやたら深く、1メートルくらいあり底が見えません。浴槽の中に足置き場がある為、威勢と勢いだけでザブーンっと入浴すると怪我するかもしれません。木造の浴室の雰囲気は湯治場そのものです。
夏場であったのが幸いしましたが、この薬湯、冬場は恐ろしく冷たいと思われる、雪が舞う冬場の入浴でしたら、まさに闘魂注入の寒修行と言えるでしょう。
今回は難なく入浴出来、加温浴槽との交互浴が最高に気持ち良い。何度も何度も繰り返しました。
飲泉しましたが、最近流行の糖分の少ない外国製のスポーツドリンクのような不思議な味、口に含むと炭酸のような清涼感があり不思議なくらい硫黄の味がしませんでした。珍しい泉質であると思われます。
ただし湯上がり後は体や衣類に硫黄の香りがかなり染みつきます。なんとも不思議な湯です。
森の浴室には露天風呂があり、冷たい源泉がこんこんと注ぎ込まれてました。露天からの森の景観もなかなかのもの、白骨温泉・泡ノ湯外湯のような雰囲気がありました。
とにかく何から何まで本当に渋い温泉。ここまで感動の連続を味わえる温泉は日本広しと言えども数える程しか無いでしょう。 -
長野県諏訪温泉郷は日本で2番目に共同浴場が多い温泉地であるが、ジモ泉が多く部外者が立ち入る事が出来ないのも事実。
そんな中地元民以外の者にも開放頂いている数少ない貴重な共同浴場です。本日ついに訪れる事ができました。
日曜3時頃の訪問、事前に外観や付近の駐車場情報を下調べしていたため全く迷うことはありませんでした。
施設には無論駐車場がありません。ただし詳しくは述べませんが駐車に困る事は無いと思います。(もちろん抵抗がある方はやめたほうがいいですけど。)そこから徒歩で携帯ナビを頼りに地元民専用共同浴場を2つ過ぎた所にひっそりと存在しました。
暖簾をくぐると狭い浴室にはステンレスの浴槽に薄緑色の透明な湯が張られていました。縦長く、縦に入浴すると二人が限界です。湯は硫黄の味が強く、めちゃくちゃ濃いという事は無いですが口に含むとまろやかな硫黄泉の味がします。湯は結構熱めで自分で加水する事も源泉を掛け流すことも可能。
ラブホの連絡ノートのようなものが脱衣所にあり、でか丸様の書き込みを見た時は思わずにやり。なんかこういうのって妙にテンションがあがります。私もイラスト付きで子供のらくがきをしてきました。驚くことにすべての書き込みに対して店主様が返信されていました。
その店主様、本当に優しい方で、風呂からあがる際に桃味のかき氷(ブルーベリーのトッピング付き)を無料で振る舞って頂きました。猛暑の風呂上がりには格別のうまさです。
(私達が訪問したときはおばあちゃんではなかったです、おじさまでした)
僅か230円でこれだけの満足を得られる施設は数少ないと思います。これからも本当に頑張って欲しいです。 -
投稿日:2010年7月25日
気に入りました・・・(湯あそびひろば元湯 天然温泉 築地 戎湯(えびすゆ))
たこさん [入浴日: 2010年7月25日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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0 - 点
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0 - 点
大阪からだと阪神高速3号線、尼崎東ICを下りてすぐ測道に入り2分程度で到着するアクセスの良い温泉銭湯です。
銭湯の為価格は非常に安く(もちろんシャンプー類の備え付けはないですけど)建物自体もリニューアルされており、見た目はスーパー銭湯のような感じ、誰でも抵抗なく訪問できると思います。駐車場もかなり広く申し分ございません。
館内はは通常銭湯と同じくらいの広さではありますが、内湯源泉浴槽とと露天岩風呂に源泉がかなりドバドバ掛け流されています。本日は猛暑の為か泉温も少々高く、眠りを誘う長湯には至りませんでしたが薄い化石海水のような香りと、界隈では強めの硫黄臭が絶妙にブレンドされており、館内全体がいい香りに包まれていました。源泉掛け流しもさる事ながら泉質の良さも群を抜いていると思います。
飲泉してみると口の中一杯にフワ~っと広がる硫黄のまろやかな味、塩分が少ない為非常に美味でした。
館内がもう少し広く露天エリアに休憩スペースが欲しい所ですが、それにしても阪神間の銭湯の中では、おとめ塚と肩を並べる秀逸な銭湯であると思います。 -
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投稿日:2010年7月19日
陸上部御用達の合宿所(プチホテル 原生林の秘湯 濁河温泉ロッジ)
たこさん [入浴日: 2010年7月17日 / 1泊]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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55.0点
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44.0点
三連休中に宿泊しました。
濁河温泉の中腹にあるペンション風の施設で、以前は『百草の湯みやま』という施設だったのですが、数年前に譲渡により『濁河温泉ロッジ』が移転営業しているとのこと。値段は二人で3万丁度位です。
標高1800mに位置するひっそりとした温泉地の為自動販売機1つ探すのも苦労します。もちろんコンビニなどあるはずもない、温泉を楽しむ事に集中できる温泉地であると言えます。
小さなホテルなんですが当日の利用者は私たち以外全員陸上部の合宿利用という状態で、ジャージを着た高校生、大学生達がランニングに精を出してました。
部屋は16畳の和洋室で二人で利用するにはかなり広め。ただし全体的に老朽している点は否めません。あと冷蔵庫がありません、大量に酒を持ち込んでいた自分達にとってこれは少々キツかった。ちなみに寒冷地域の為クーラーもありません。
料理に関しては、高級食材をふんだんに・・ではありませんが、とても心のこもったおもてなしを受けました。丁寧に作られており味も良かったです。
ただし合宿メンバーと同じ食事場なので、皆が合宿料理を食べている中、私達だけがやたら豪華な食事、朝食もそんな感じで少々申し訳ない気がしました。
さて風呂に関しましては、源泉掛け流しで24時間利用できます。独り占めしたかったので早く寝て深夜にたっぷり楽しませていただきました。
男湯は内湯が1つ。露天風呂には釜風呂と露天風呂が5つ所狭しと並べられてました。元々の泉温は高いのですが、それ以上に外気温が非常に低くどれも眠りを誘う快適な温度調整になってました。内湯は温度が高いので上がり湯として利用できます。
女湯は釜風呂が2つらしいので必然的に男性が得です。露天風呂の照明を落として入浴すると、大阪では見られない素晴らしい星空の絶景に感動しました。
湯に関しては鮮度が抜群で、マグネシウム泉特有の味と湯触り、ほのかな鉄臭硫黄臭、ツルヌル感は無くサッパリとした後味。
最初は混浴露天のある別の大型旅館にしようと考えてましたが、こちらの口コミを見てこっちにして正解でした。また秋になったら宿泊してみたいですね。 -
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出雲湯村温泉にある公衆浴場です。この温泉地までのアクセスは意外に良いが、温泉地に入ったから浴場までの道だけは相当細く対向不可なので注意したほうが良いです。(4台ほどの駐車スペースがあります)
浴場は木のぬくもりが感じられる素朴なものですが、いわゆる公衆浴場としては綺麗でお洒落な部類と思われます。
15人程度が入れる内湯+8人程度の露天風呂があり結構広い。また窓を全開にすると川の景色を楽しむことも出来ます。
湯質は無味無臭で大きな特徴はありませんが数カ所から源泉が掛け流されており飲泉も可能。鮮度も相当良さそうです。窓から下を眺めると掛け流された湯が豪快に捨てられていました。 -
投稿日:2009年10月30日
恐るべし鶴居村温泉(鶴居ノーザンビレッジホテルTAITO )
たこさん [入浴日: 2009年8月26日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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55.0点
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55.0点
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0 - 点
釧路から車で1時間ちょっとの所にあるペンション風リゾートホテル付属の温泉施設です。外観は温泉施設とは思えないくらいお洒落です。
こちらの施設はホテルの評判も相当高いですが、付属した温泉が非常に素晴らしく、今まで投稿が無かった事が不思議なくらいです。
平日朝一、開店待ちの立ち寄り訪問にて、同じく開店待ちをする人も多く人気の高さが伺えます。
温泉施設内には大きな内風呂が1つ、露天エリアには7.8人程度の岩風呂と1人用の樽湯があります。
湯は紅茶のような輝きをした美しいモール泉、もちろん消毒などは無縁、掛け流しです。
今回の北海道湯巡りの際には何カ所かモール泉巡りをしましたが、こちらのモール泉は格が違いました。まずモール泉の中ではかなりの泡付きがある事、そしてph9.19とは思えない猛烈なツルヌル感がある事、そして黒い湯ノ花も多数散乱していました。特に1人用の樽湯が一番これらの特徴を感じる事が出来ます。樽湯は泉温40℃前後で至福の時を過ごすことが出来ました。
次に北海道を訪れる時は絶対にここに宿泊したい!と心から思えた素晴らしい施設でした。 -
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川湯温泉街には沢山の立ち寄りできる温泉宿がありますが、その一番端に位置し、鍼灸院が付属した湯治場的宿泊施設です。
建物は最近リニューアルしたそうですが、内装は年季を感じるものでした。
平日昼間の立ち寄り訪問にて湯治場が消灯されているのを確認、貸し切り状態確定の中期待を高め入浴しました。
浴室は内湯のみで10人程度が入れる高温浴槽と低温浴槽があり、どちらも純然たる掛け流し。弊害として源泉温度が高い為に低温浴槽でも相当湯温が高いです。ただしオーバーフローした湯船のへりでトドになると相当気持ちよいです。
湯は川湯名物の透明な強酸泉。舐めると恐ろしく酸っぱい。特筆したい事は高温浴槽の湯船の底に、湯の花というか、黄色い湯の成分が砂のように沈殿していた事です。恐らくこの日初めての入浴が私だったのでしょうか、川湯温泉の中でも群を抜いて泉質の良さを確信できた瞬間でした。
マニア向け、湯治向けであり一般受けするような洒落た施設ではありませんが、これだけの素晴らしい温泉は北海道広しといえどもなかなか存在しないと思います。大満足でした。 -
山形市内の南西部にある地域密着型の日帰り施設です。
温泉の近隣は細い農道とたんぼが広がるのどかな風景が広がる。乗じてこの農道を走らないとたどり着けない為土地勘が無いと相当判りづらい場所にあります。私はナビを使用しましたが、それでも判りづらかったです。
施設には中程度の内湯とかなり大きな露天岩風呂があり結構な深さがあります。泉質はナトリウム泉なのですが、茶緑色に濁った非加熱非加水非消毒の湯がかなり大量に掛け流されている。後で聞いた話だが、条件が合えば綺麗なメロンクリームソーダ色の事もあるらしい。
湯口付近では泡付きも感じ、飲泉すると鉄味+微塩味、かなり良質な湯であると感じました。
露天からの景観は田んぼだけですが、露天に屋根が装着されていない為かなかなかの開放感を味わえます、遠くには山形の山々が見渡せます。
山形には数々の名泉がありますが、こちらの施設も十分それらに肩を並べる立派な温泉であると感じました。