organic さん
43.8点 / 614件
数年前から温泉の魅力に惹かれて、休日は温泉巡りを楽しんでいます。泉質最重視派ですが、それ以上に気軽に行けて日ごろの疲れを癒せるような温泉を求めています。
男性 | 58歳 | 神奈川 |
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口コミ点数の高い順
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投稿日:2016年9月26日
那珂川町にある立寄り湯で、大変分かり辛…(八溝温泉(やみぞおんせん))
organicさん [入浴日: 2015年7月18日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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那珂川町にある立寄り湯で、大変分かり辛い場所に位置しています。受付の建物と湯小屋共に木造で、森林の中に建物が点在している造りです。元々は露天風呂もあったようですが、案内されたのは内湯のみで、浴室には数人が入浴可能な浴槽が一つあるのみでした。窓を開けると少し離れた場所に渓流があり、目の前は森林で正に自然を感じることができる環境です。無色透明でやや温めのお湯はツルツル感が特徴で、じっくりと長く浸かることができます。見たところオーバーフローしていなかったため循環かと思っていましたが、脱衣所の表示では加温のみが該当するようでしたので、お湯が何処から流れ出ているのかが疑問ではありました。おそらくあまり知られていない温泉なのでしょうか、終始貸切状態で堪能することができました。
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函南町の畑毛温泉にある旅館で、今回宿泊させて頂きました。食事は朝夕共に部屋出しで、品数はそれ程多くはなく、どちらかと言うと湯治目的で泊まる宿のようでした。浴室は内湯のみですが、42℃、37℃及び30℃(源泉そのものの温度)の3種の浴槽があり、前二者は2~3人用、加温無しの浴槽のみが大きい造りです。無色透明で成分は希薄なアルカリ性単純泉ですが、各々を交互に入るととても気持ち良く、特に高温と低温浴槽の繰り返しが最高でした。但し、いずれの浴槽も掛け流しでは無いため、塩素消毒臭が少々強いのが気にはなりました。せめて非加熱浴槽のみでも掛け流しにして頂けたら、更に高評価だったのですが・・・。浴室から見える庭には、単なるオブジェでしょうか、何故か昭和時代の赤いポストが置いてありました。都心からもそれ程遠くない距離で湯治ができる旅館は貴重ですので、これからも末永く存続して欲しいものです。
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雲仙温泉の大通りから少し歩いた目立たない場所にある共同浴場で、入浴料金は150円と格安です。浴室には数人用の小判型の浴槽が一つあるのみのシンプルな造りで、別府に数多くある共同湯を彷彿させられました。そこに灰色の濁り湯が掛け流され、想像した程硫黄臭は強くありませんでしたが、むしろ金気臭などが混在した複雑な香りがしました。成分表を見ると、陽イオンとして、鉄、アルミニウム、アンモニウムにカルシウムと豊富な成分が含まれており、遊離硫化水素自体はそれ程多くないことが分かりました。湯温自体はそれ程熱くはなかったのですが、湯上がり後もしばらく汗が引かず、とてもよく温まる温泉でした。
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雲仙温泉街から少し離れた場所にある温泉施設で、一応宿泊も受け入れているようでした。建物の中には「森の美術館」と呼ばれる陶芸品が展示されているコーナーもありました。浴室はそれ程広くはなく、数人用の内湯浴槽に薄灰色に濁った源泉が掛け流されており、湯温も熱すぎず適温でした。後から気がついたのですが、小さな二つの露天浴槽もありました。前日に訪れた小地獄温泉館と比較すると、同じ雲仙温泉でも多少マイルドな感じはしましたが、それでも刺激感は十分でした。気軽に立ち寄れる日帰り温泉として、これからも末永く続けて欲しいと思います。
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小浜温泉の海沿いにある立ち寄り湯で、目の前にある温泉蒸し料理店で入浴券を購入します。正に波打ち際にある数人用の露天浴槽が一つあるのみのシンプルな造りで、洗い場等は一切ありません。今まで私も多くの海沿い温泉に入湯してきましたが、これ程までに海水が間近にある温泉は初めてでした。お湯も小浜の源泉が適温で掛け流されており、決して見かけだけの温泉ではありません。18時半に閉まるので、陽が短い時期には夕陽を眺めながらの入浴が最高な温泉だと思います。
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嬉野温泉街から数キロ離れた場所に位置する大正屋椎葉山荘に併設された日帰り温泉施設です。入浴料金は1100円とかなり強気な設定ですが、管内の造りは正に高級旅館の雰囲気で、清掃もとても良く行き届いている感じでした。脱衣所のスペースにもゆとりがあり、木製の鍵付きロッカーも高級感がありました。浴室は全面ガラス張りの比較的広い内湯浴槽と、広大な岩造りの露天風呂があり、特に露天風呂は椎葉川の渓流がすぐ目の前を流れ、静寂な自然に流れる時を感じることができます。源泉は炭酸性塩泉と弱アルカリ性単純泉の2本があり、循環併用ですが、かなりのオーバーフローがあるようでした。無色透明で適温のお湯には少量の湯の華が舞い、微量の泡付きとほのかな甘い香りも感じられました。日帰り温泉施設の中で、これ程までに上質で落ち着ける所はそれ程多くないと思いますので、大変貴重な温泉です。
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竣工100周年を迎えた朱色の桜門がシンボルの大変歴史ある温泉で、敷地内には有名な新館を始め複数の建造物が建ち並んでいます。それらの中で、今回は初めてということもあり、最も基本的な「元湯」に立ち寄りました。有名どころで休日ということもあって多くの入浴客で賑わっていましたが、浴室が割と広く天井も高いため、それ程圧迫感は感じませんでした。明治時代に造られた建物はいかにも頑丈そうで、とても立派なものでした。どうしても建造物ばかりに注目してしまいますが、温泉は弱アルカリ性の炭酸水素塩を比較的多くの含む単純泉で、一部循環併用が残念ですがそれなりに温泉感は感じられました。いずれは奮発して有名な貸切湯の「殿様湯」に入ってみたいものです。
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投稿日:2016年9月5日
ヌルヌルのうなぎ湯(北方温泉四季の里 七彩の湯(なないろのゆ))
organicさん [入浴日: 2015年4月29日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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44.0点
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武雄インターチェンジの近くにある温泉宿で、日帰り温泉施設や貸切風呂など多くの建物が建ち並んでいました。本来は近くにある有名な井出ちゃんぽんを食べてから立ち寄る予定でしたが、休日ということもあってか50人以上の長蛇の列だったため、空腹を我慢して入浴しました。浴室は比較的ひろく、多数の洗い場と広い内湯浴槽、更にはサウナに水風呂まであり、露天ゾーンには岩風呂と壺湯や一人用の木製船風呂まであり充実しています。わずかに黄色掛かった透明のお湯には白い湯の華が舞っていました。ここの特徴は何と言ってもその肌触りで、ツルツルを通り越して完全にヌルヌルというレベルでした。pHだけを見ると8位でそれ程強いアルカリ性ではありませんが、重曹成分が豊富なせいか、そのヌルヌル感は今まで私が入った温泉の中でも五本の指に入ると思います。建物の外には大きな木製の水車もあり、相当立派な施設でした。
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長崎県と佐賀県の県境に位置する陶器の町、波佐見町は、ちょうどやきもの祭りが開催されており、とても賑わっていました。この波佐見町にある温泉施設「湯治楼」はまだ新しく、木造の渋い佇まいは黒川温泉を彷彿させられる雰囲気です。浴室にはサウナと水風呂、2つに仕切られた内湯浴槽に露天風呂もありました。露天風呂は循環併用ですが内湯は掛け流しで、その内の一つの浴槽には源泉に炭酸ガスを吹き込んだ炭酸泉が注がれていました。お湯はほぼ無色透明のナトリウム炭酸水素塩泉で、pHは8の弱アルカリ性、フェノール臭のような芳香が漂う上質な良泉です。特に内湯の炭酸泉浴槽は40℃以下の温湯で、長くゆったりと浸かっていられます。露天風呂の塀に切られた小窓からは、新緑に彩られた山並みの風情ある景観も望むことができました。さすが、九州八十八湯巡りに選ばれている温泉とあって、レベルの高さが感じられました。
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川場村にある平成22年にオープンしたばかりの新しい温泉旅館ですが、建物はすべて茅葺屋根でレトロな佇まいを感じさせる造りです。入口も向こう側が見えない木製の扉でしたが、さすがに自動ドアとなっていました。中に入ると広いロビーには、かなりの数の古美術品が展示されており、プチ美術館と言っても過言ではありません。高級感と上品さを感じされる旅館ですが、日帰り温泉客も広く受け入れているようです。温泉は武尊乃湯と呼ばれるもので、広く清潔な脱衣所の先には各浴槽の湯使いが表示されていました。浴室には複数の洗い場と2つの浴槽があり、手前側が源泉掛け流し、奥は加温加水でオーバーフロー、塩素消毒有りです。また、小さな露天風呂もありましたが、こちらも加温加水でした。何と言っても38℃の無色透明なアルカリ性単純泉が掛け流されている源泉浴槽が最高で、ツルツル感や泡付きはありませんでしたが、微卵臭が感じられ、じっくりと浸かるには最高の温泉です。川場村というやや鄙びた立地ではありますが、よくこれだけ立派な温泉旅館を造ったものだと感心させられる高級宿でした。