口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2013年4月10日)
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自家源泉を4本所有する、福地温泉の湯量豊富な宿。土曜日の午後4時前位に、「のくどまり入湯手形」を使って日帰り入浴しました。「もらい湯」の制度は、H24.11.30で一旦終了し、福地温泉の新しい湯めぐりとして「のくどまり入湯手形(6枚綴りで600円)」を宿泊する宿で購入して、好きな宿のお風呂に入れるシステムとなっています。孫九郎さんでは、手形のチケット5枚でOK。奥に進み、階段を下りてすぐ右へ。館外に出て、小路を渡り、露天風呂「帝の湯」へ。洗い場は無く、東屋風の屋根の付いた、大人が4人足を伸ばして入れるサイズの木造り浴槽があり、透き通った青白色の単純温泉(帝の湯2号源泉と5号源泉の混合泉)が満ちています。湯温は、41℃位。奥には、20人サイズの石組み浴槽もあり、こちらは40℃位。PH6.9で、肌に優しい浴感です。水車があって、風情も豊か。毎分180リットルの源泉が惜しみ無く投入され、赤茶色の小さな湯の花も舞っています。先客が上がられ、しばらく貸切状態で楽しめました。一度浴衣を着て館内に戻り、今度は内湯へ。木造りの浴槽は、手前の4人サイズ(41℃位)と、奥の10人サイズ(40℃位)に仕切られています。こちらは、無色透明のナトリウム-炭酸水素塩温泉(帝の湯4号源泉)がオーバーフロー。PH6.5で、肌に優しい浴感です。おが屑のような茶色の湯の花が舞っています。こちらでも、毎分90リットル投入される源泉100%のかけ流しの湯を、堪能できました。満足度の高い温泉だと思います。
38人が参考にしています
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(入浴料も払わず もらい湯で入れていただいているので あまり強いことは言えませんが・・・)
2年前にも もらい湯で伺いました。その際のお湯と露天風呂の雰囲気の良さに やはり今回も外せないと考えて再訪。
前回は かつら木の郷に泊まった1泊目に行ったため 急いで行っても3時半くらいになり 30分くらいしか入れなかったので 今回は連泊の2泊目にして 3時に合わせて行きました。
玄関から入った瞬間 フロント女性に笑顔はなく 「いらっしゃいませ」の言葉もありません。そして いきなり「もらい湯の方~ 3時までまだ3分ありますから~そこで待っててください」といかにも歓迎していない雰囲気ありあり!!(怒) 結局 チェックインのお客さんが来たため後回し(←これは仕方ありません)。やっとチェックインの手続きが終わって わたしたちの順番になりましたが 「お待たせしました」の言葉もありません。帰りの際の下足番の男性も 真横に居る私たちに まったく気づかない様子で 完全無視。
前日もらい湯で行った草円では 笑顔でお迎え 帰るときには「ありがとうございました」の言葉までもらいました。(勿論 こちらも丁寧にお礼を言いました)
わたしが泊まったかつら木の郷でも ほかの宿から来られた方たちの靴に わざわざ「○○旅館様」と大きく紙が貼られ きちんと揃えておいてあります。
もらい湯では 長座と並び人気の孫九郎。お湯が素晴らしいので もらい湯もいやになるほど来るでしょうが こんな対応だと「次は泊まりで来よう」とは 絶対に思いません!! 「次回はここに泊まりたい!」と思わせてこその接客だと思いますが・・・せっかくのお湯が泣きます。もったいない話です。38人が参考にしています
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泉質に関しては他の方に詳しいので省略。
温泉好きなくせに面倒くさがりな自分も、到着後+食後くつろいだ後+朝としっかり3回堪能♪
特に露天風呂の程よい広さ・湯温・照明の具合いは満点です!
部屋からの眺めもまずまず。川の音が心地良い。
あえてマイナスをあげれば、バストイレ付部屋のビジネスホテル同様のユニットバスはちょっと興ざめする空間かな。
食事処に関してちょっと余談になりますが、
ある意味囲炉裏っぽいテーブルが仇になってしまっているのか、
某予約サイトなどの口コミで「囲炉裏+炭ではないのはいかがなものか」というものが目立った気がしました。
でも宿側は「遠赤ガス使用」とわざわざ分かりやすく明記しているではありませんか。
個人的には美味しい料理を囲炉裏を囲むように配置された囲炉裏風のテーブル(ややこしくてごめんなさい)の良い雰囲気の中、素直に楽しませて頂きました。
何事も事前の情報はしっかり踏まえた上で見て・感じたいものですね。21人が参考にしています
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奥飛騨温泉郷は平湯・新平湯・福地・栃尾・新穂高の五つの温泉地からなりますが、実は別府・由布院に次いで全国第3位の湧出量を誇る温泉郷であります。
白川郷・上高地・駒ケ岳千畳敷カールに行く二泊三日の旅行の一泊目の宿に利用しました。
この宿は玄関回りと食事処の大広間が、築130年の養蚕農家の屋敷を移築した趣ある造りとなっており、食事処の大広間には囲炉裏もあり旅情を盛り上げてくれます。客室は新しい造りになっており、快適性が損なわれることは一切ありません。
部屋からの眺望は山の景色で、なかなか良い感じでした。
食事はできるだけ地元で採れた食材を使おうとしているところが好感が持てました。五平餅は特に旨かった。
内湯は檜造りの湯治場風の雰囲気です。湯は無色透明、弱炭酸味+弱重曹味、弱硫黄臭、ごく弱いツルツル感と控えめながら充分な個性が感じられます。また、浴槽に温泉成分の付着した所では弱金気臭も感じられました。源泉の投入量は90リットル/分ということですが、浴槽がそれ程大きくないため檜の浴槽からはお湯がザバザバと豪快に溢れ出しており、見ていて気持ちがいいほどでした。源泉温度は81.8℃と高温であるが、熱交換システムにより加水することなく供給しているそうである。また、貯湯タンクは使用せず、ダイレクトに源泉を供給しているため湯の鮮度は抜群である。遊離二酸化炭素の含有量は354.4mgと多くないにもかかわらず、湯を口に含むと弱炭酸味が感じられるのは鮮度の証である。夕食時に女将が挨拶に来た時に温泉には自信があるとおっしゃっていました通り、湯守の心意気を感じさせる湯使いでした。
露天は一度服を着て外に出て、少し歩いた先にあります。こちらは岩風呂になっていて、木々の緑が多く、水車小屋もあり、大変風情があります。木々の緑と白濁した湯の薄い水色のコントラストが大変美しいと感じました。宿のホームページの写真では露天の湯は薄っすらと緑茶色がかった白濁でしたが、私の入浴時は薄い白濁でした。露天の源泉は内湯とは別源泉であるため全く別のお湯が楽しめるのもありがたいです。湯の特徴は浴槽の底が見える程度の薄い白濁、弱こげ硫黄臭、弱重曹味、ツルツル感はほとんどありませんでした。露天の源泉投入量は180リットル/分のですが、浴槽が大きいためか、内湯ほどの迫力を感じませんでした。
斜め向かいの「湯元 長座」さんと比較するなら、源泉の投入量、湯の個性、共に「元湯 孫九郎」の圧勝です。温泉で選ぶならこの宿をお薦めします。私は数百の温泉に入ってきましたが、その中で五指に入るレベルだと感じました。
内湯 ナトリウム-炭酸水素塩泉(成分総計1,656mg/kg、pH6.44、81.8℃)
露天 単純泉(成分総計812.3mg/kg、pH6.9、67.2℃・36.0℃)〔源泉2本〕22人が参考にしています
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福地温泉に宿泊の際、立ち寄り湯でお邪魔した。泉質と雰囲気から当初この宿での宿泊を希望したが、如何せん貧乏旅行には若干厳しい価格設定。福地温泉ではどの宿に宿泊しようと、一軒に限り他の旅館の温泉に入浴できる「もらい湯」というシステムがあり、泉質重視でゆくなら他のリーズナブルな宿で宿泊しつつ、「もらい湯」を利用するのが合理的と判断して、ここには夜間極上の湯を頂戴しに赴いた次第。
温泉地あげてのこのシステム、なかなか理にかなうものだ。更に小さな温泉街全体を小奇麗な小宇宙とすべく観景面でも努力が払われ、浴衣と下駄でのそぞろ歩きが似つかわしい雰囲気に仕立て上げられている。生き残るために知恵を絞るオーナーたちがこの温泉地には沢山おられるのであろう。
古い日本民家風の建物は外観のみならず内装も一貫しており、近代的大型ホテルとは対極にある。上品かつ瀟洒、客をもてなす気合充分であることが外見だけでも読み取れる。
「もらい湯」の場合、内湯は入浴不可能で、露天風呂に限られるが、その露天風呂が情緒満点、情緒のみならず泉質も抜群なのである。露天エリアは結構広く、男湯の「帝の湯」の場合、奥の大きな岩風呂と手前の東屋付きの檜風呂があり、それぞれに源泉がかけ流されている。湯温はややぬるめだが、夏場には絶妙の温度であった。夜間の利用であったため湯の色合いは判然としないが、褐色にやや緑がかった色合いのもで、福地温泉の中では出色である。そのためにここを「もらい湯」として選んだのではあるが。泉質は湯温67度と36度の自家源泉の混合泉であるらしく、うまくブレンドすることで絶妙の湯温に仕上げている。単純泉にもかかわらずほのかな金気臭も感知する。幸い貸切状態で夜間のひと時を独占でき、まことに長閑な気分を味わえた。照明もオレンジ基調で明る過ぎず、センスの良さが伺われる。
熱交換システムを利用して合理的かつ良心的に源泉をかけ流す手法はエコシステムとしても優れ、素晴らしい試みだ。オーナーの湯を守る気概を感ずる。静かな福地温泉で豊かな気分になれる優れものの宿であり、宿泊するのが無論望ましいのだが、私のように他の安価な宿で宿泊しつつ、ちゃっかり極上の湯だけ頂戴するというのも次善の策としてやむを得ない。この宿でしか入浴できない自家源泉も味わえる。21人が参考にしています
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全体的にはとっても良かったょ!!若旦那や仲居さんも親切だった。でも、チェックインした時とチェックアウトした時に対応してくれた人は、客商売に向かないくらいの無愛想!!質問にも、すごく適当で、面倒くさそうに答えるし・・・せっかくの旅だったのにみんながっかり↓テンション下がっちゃいました。
21人が参考にしています
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部屋も料理もよかった、その中で温泉はダントツにいい。
古き日本民家の造りに心のやすらぎをおぼえます。
湯船は風情があり野趣あふれてて、湯に浸ると日常の煩わしさを忘れて、心身ともにリフレッシュできます。
無料の露天家族風呂も時間制限なし、広さも充分あり最高!
仲居さんの対応も気持ち良かったです。
主人は「また行きたい」と大喜び!
福地温泉内の1軒だけ「もらい湯」が出来る”のくとまり”で、お向かいの「長座」へ行きましたが、野趣からいったらこちらの方が上だと思います。
団体専門の大型ホテルに飽きた方、孫九郎をお勧めします。
特にこれからの寒い季節、雪景色を見ながら湯に浸る風情は情緒があっていいですよ~14人が参考にしています
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一時的なのかわかりませんが、玄関に立ち寄り入浴お断りの札が立てかけてありました。行かれる方は念のために御確認されてから行かれる事をお勧めします。
3人が参考にしています
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以前になにかの雑誌で「奥飛騨に源泉かけ流し100%で勝負する
若き後継者が育っている」と読んだ記憶がありました。
孫九郎さんの若旦那のことだったのでせぅ素敵な湯守さんです。
新鮮な源泉を空気に触れさせることなくプレートで熱交換し適温にした内湯。
とことん なめらかでツルツルの重曹泉ゎ女性に嬉しい美人の湯です。
2本の源泉を混合させて適温にして かけ流す露天風呂も静けさの中に
湯のかけ流れる音だけが響き 夕・夜・朝と趣が異なるのも嬉しい♪
貸切風呂は鍵が開いてたら自由に使えます(30分)
朝夕ともに食事ゎ土地のものですが、熱いものは熱く真心が感じられます。
岩魚の塩焼き美味しかったですよ。
過剰なサービス(おせっかい)もなくて ほんま のんびりさせて戴きました。
温泉珈琲も飲みながら若旦那との温泉談義も楽しかったです。
是非また再訪したいお宿です。15人が参考にしています
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昨年の5月にはじめて宿泊させていただいた時のことです。4~5年前から左のカカト全体に、うおのめでもなく水虫でもなく、なんだかわからないものができていて、病院に通っても治らなくて、素足になれずに悩んでいました。それが、たまたま万博に行くついでに家族の希望で温泉を予約し、伺ったこちらで嘘みたいなことに・・・。私は温泉自体あまり好きではなかったので、1回入ればいいかななどと思っていたところ、1度入って「あれ・・・?もしかして良くなる?」「??明日の朝、足だけでも浸かってみようかな」と2度目を浸かりました。結果、あんなに硬くて穴が開いたように何枚も皮が剥けているようなカカトが、柔らかく、きれいになり、靴下を履かなくても人前に出すことができるようになりました。温泉ってやっぱりいいんですね。もともと皮膚のトラブルが多く、今回も別の場所にできものができて病院に行きましたが、なかなか治らないので、また行ってみようか。せめて、近場で同じ様な効能のある温泉を探してみようかと思い、検索しました。相性の問題かもしれませんが、良かったです(^0^)v。
14人が参考にしています
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私は孫九郎の露天風呂の事を、その不思議な色から密かに「メロン牛乳温泉」と呼んでいる。
「メロン牛乳温泉」は、温度の異なる二つの単純温泉を混合することによって適温を作り出しているのだが、それぞれに含まれる成分が微妙に違うために、硫黄分と鉄分が反応して硫酸鉄となりそれが緑褐色に見えるらしい。
円形の小さな池ともいえるこの露天風呂の内側では、水中ポンプで流し込まれる二つの温泉の為に激しい対流がいつも起こっている。
時にはひゅうーという空気が水に過擦する音や、水が岩肌を噛む音などがしてそれは騒々しい。
湯の中に浸かっていると、自分が一種の生命プールの中にいるような錯覚さえ起こす。真夜中、照明光にきらきらと反射する水面をみながら、自分の身体が溶けていく様を思う。
平湯川沿いに湧く湯を利用した福地温泉は、奥飛騨温泉郷の中でも規模がもっとも小さくいわゆる「秘湯」ぽい情緒を残している温泉地だ。
逆に言えば「ちょっとお洒落」な喫茶店も小物販売店もない場所。穂高の山々を仰ぎ見る谷間の道沿いに、あまり大きくない和風旅館が道沿いに並ぶ。
流行の「おこもり宿」には、ピッタリの場所。元湯孫九郎はその福地温泉でも老舗である。
温泉に入ったあと、いろりを意識したテーブルに妻と向かい合わせに座って夕食を取る。桜の葉を一緒に入れて味のアクセントにした蕪蒸しが私のお気に入りだ。
妻は鮎の塩焼きだとか、川魚の焼いたものが好きだから、この日出たイワナの塩焼きに大感激してる。
その他、五平餅とか、蕎麦とか、完璧な郷土料理で口に合わないとちょっと難しいものが沢山でた。私は半分ぐらいダメだったけれど、それらを嬉しそうに次々と平らげていく妻の姿を見てるだけで充分満足だった。
夕食後しばらく休憩をして今度は、福地温泉が企画した「のくとまり手形」という、自分が宿泊する宿以外にもう1軒のお風呂に無料で入ることができる手形をフロントで貰ってもらい湯にでた。
春が近いとは言え、木々の間に氷で出来た青だるが健在な土地だ。夜になるとさすがに肌寒い。
二人で肩を寄せ合って温泉を目指して坂道をのぼる。夜空には北斗七星が瞬いていた。16人が参考にしています
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私も先日、前の方と同様に日帰り入浴だけさせてもらいましたが露天はなかなか広くまた湯量も豊富で温度もちょうどよく気持ちよかったです。
14人が参考にしています
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訪問日 2005.12.17(土) 20時頃 天候:雪
同じ福地温泉内にある「いろりの宿 かつら木の郷」に宿泊した際に日帰り入浴で訪れました。
福地温泉では十数軒ある宿のいずれかに宿泊した際に他の宿から1軒だけ選んでもらい湯ができる制度があるんです。「のくとまり手形」というのを発行してくれて、それをもっていけばいいんです。時間は3時頃からと6時頃からで合計4時間か5時間くらいだけと決められているんですが、なかなかいい制度です!
宿泊していなくてもらい湯で訪れたんですが、宿の方の応対もとても丁寧で「うちにとまってもいないのに・・・」というような態度はまったくなかったです。
露天風呂は本館から一旦外に出て1分ほど歩くのですが、つながってたらもっといいかなとも思いますが、つながってないから逆に気分がもりあがるともいえるのかな・・・
お湯はそれほど濃い成分だとも思えませんでしたが、色がうっすらついているようです。入浴したのが夜だったので、よくわかりませんでしたが・・・
今度は宿泊して朝とか昼に入ってみたいなと思いました。10人が参考にしています
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