Hikimikyou Onsen Yasuraginoyu(匹見峡温泉 やすらぎの湯)

評論

• 2013/10/05

  TAKE

  表匹見峡の景観です。 こちらは日当たりの良い感じで、裏匹見峡は周りを木に囲まれた渓流という感じです。紅葉はまだこれからですね。

• 2013/10/05

  TAKE

  宿泊棟の外観です。 温泉施設からは地下通路を通り、道路の隣にあるこちらに来ます。

• 2013/10/05

  TAKE

  島根と広島の県境付近の景勝地　匹見峡。 こちらはそこある宿泊棟も備えた温泉施設。当日のお泊り処です。 連休前に島根の温泉宿を探したが空きが見つからず。訪問予定のこちらにしました。 益田市（旧匹見町）の公共施設です。 温泉施設は近年新しく造られたものだが、宿泊棟は廃校の木造校舎の内装をリフォーム。 記念碑を見ると、小学校の廃校舎を改築して県立農業高校の分校としたのが昭和28年。 昭和の香りがする外観は趣あり。内装はごく普通に今時のホテルでしたが、古い机や教材が飾られていた。 コの字型の元校舎に体育館が並び、ロの字型を形成。 その一辺が宿泊棟で、その他は地元施設等に転用。 校庭はグランドゴルフ場に。 この複合型施設はウッドパークとの名称です。 さておき、こちらのお湯は単純弱放射能泉、泉温　約31℃、源泉由来の香り特になし、透明感のある薄黄色。 主な特徴を顕す成分は、固形成分総量：860mgのうち、Na:217.0mg、炭酸水素:560.0mg、F:16.6mg、ラドン：11.7M・Eといった辺り。 使用状況は加温：あり、循環ろ過：あり、塩素消毒・光触媒・紫外線：ありの表示。 単純弱放射能泉とのことで、無色透明で淡泊な湯かと思ったら、意外にも薄黄色。 固形成分総量で1000mg未満だが、泉質的にはほぼナトリウム-炭酸水素塩泉で、それらしいつる感あり。 循環・塩素消毒の点が残念だが、源泉由来の色もあり、光触媒採用で塩素臭を抑える工夫も見える。塩素臭は実際に控えめ。 内湯は主槽がバイブラ付加、中浴槽が通常の浴槽、その他の配置。 露天は主槽の横に、壺風呂と打たせ湯があるが、何故か壺風呂は空であった。 折角、壺風呂があるならば、源泉掛け流しか、加温のみの掛け流しとすればいいのに。と思いました。残念ですね。何らかの理由で休止中なのかな？ 温度帯は40℃付近。ゆっくり入れます。 周囲の景観もなかなかよろしい。 表匹見峡と裏匹見峡の間に位置し、双方共に車で数分の距離。 お立ち寄りの際は、両方とも見ることをお薦め。 食事は晩は宿泊者専用の大広間で、朝は食堂です。 夕食は松花堂弁当風で籠に盛られた料理でした。 私は料理にはあまり文句も付けないし、好き嫌いもないですが。 地元色があまり見えない凡庸なお膳が残念。日帰り入浴施設の延長線上の様な感じで、旅館並料金ではやや不満。 改善次第で良くなる可能性もあるが、現況はこの評価。