口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2013年10月6日)
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長野県内の濁り湯・日帰り温泉を探し、こちらを訪れました。
道中にある光景は雪が多く降ることを物語るものが多く、期待が高まります。
山からは何かの動物の鳴き声が響いてきて、山奥に来た気分を感じさせてくれました。
「ぬるめのお湯なので、ゆっくり入ってあたたまってくださいね」と受付の方に声をかけていただき、さらに期待は高まりました。
渡り廊下を進み暖簾をくぐると、脱衣場にはたくさんの籠があります。
混雑覚悟で入ったら、3、4人の先客がいました。
洗い場は4つ、全てシャワー付きです。カランとシャワーからの湯がぬるく(使っていないと冷たくなる説明は中に書いてあります)、この先の季節は使いにくそう。
しかしここには、そんな小さなことを一蹴してあり余るほどの赤く濁った素晴らしい温泉があります。
鉄のにおいがぷんぷんして、さらっとした感触の濁り湯です。湯船に入ると、湯の中の体が全く見えません。
湯温はぬるめで、長めにつかっていたいときにはとても良く、体がじんわりあたたまります。
メインとなる大きな浴槽の他に、2人ほど使えそうな寝湯(メインと同じお湯を引き込んでいます)、どう使うのかわからなかった1人用打たせ湯、大人2人は入れそうもない43~44度程の熱い白湯(無色透明無臭、温泉ではないそうです)がありました。
熱い白湯と赤い濁り湯を交互につかり、のんびり過ごしてしっかりあたたまることができました。
あれだけ鉄のにおいがするお湯でも、体ににおいは染み付いていません。
料金は\500-.、営業時間は19時まで、最終受付は18時半までです。男女別の暖簾前に無料貴重品入れロッカー有り。
女性用脱衣場には洗面所がひとつ、無料ドライヤーが一台有り。7人が参考にしています
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秋山郷の小赤沢地区にあり、一度は訪れてみたいと思っていた日帰り温泉施設。祝日の昼すぎ、初めて行ってみました。通常は入浴料500円のところ、この日はまっとうな温泉東日本版の特典でタダで利用。受付を済ませ、玄関から左に進んで、木造の温泉棟へ。ぶっとい梁で支えられた、高い天井の浴室。10人サイズの内湯は、茶色い析出物でしっかりコーティングされ、もはや木造りか石造りかわからないほどです。茶色に濁った、含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩温泉(源泉名:小赤沢温泉)がかけ流し。PH6.57で、さらりとしつつ、少しキシキシ感もする浴感です。湯温は、40℃位のぬるめ。鉄臭がブンブンしています。その濃度は、一般療養泉の倍以上だとか。湯口は曲がった太い塩ビ菅で、浴槽に入っています。時折、ゴボゴボと音を立てて源泉注入。「空気に触れると濁るんだよね」と先客が桶をお湯の中に入れ、湯口のすぐ下で受けて、まだ濁る前の湯を見せてくれました。奥には、2人サイズの寝湯。湯温は39℃位。途中から貸切状態になり、ぬる湯でまったり。汗ばんできたら、外のウッドデッキにも出られて、クールダウンもできました。時間がなくて食べませんでしたが、次回は食事も楽しんでみたいです。
9人が参考にしています
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朝一番に着いた、といっても午前10時なのだが。ほとんど同時に着いた先客が二組いた。ここの温泉は、その存在や泉質を以前から知っていて、機会があればぜひ入りたいと思っていた。
浴室に入ると、お湯は、認識していたよりもっと濃度が高そうな塩化物強塩泉で、ドロッとしている感じを受ける。湯温は39度位か。味は確認するまでもなかろう。湯船の底に、茶色の湯花(湯泥?)がどっさり沈んでいる。タオルはすぐに茶色に染まる。太い鉄管から、間歇的にガスを含んだ源泉が、ゴボゴボと出てくる。
奥のほうには寝湯や打たせ湯があるようだが、近づかなかった。寝湯で、文庫本を読んでいる人がいたのだ。以前小野上温泉で、湯船の中で週刊誌を読んでいる人を見かけたが、いずれも理解に苦しむ。
湯から上がって、受付に居た人に雑魚川林道について聞いたところ、すでに閉鎖になっているとのことであった。志賀高原に行くには、一旦R117に出て、中野市を廻らなければならない。急に時間に余裕が無くなってしまった。
ロビー(というほどの建物ではないが)から見る鳥甲山は、すでに真っ白であった。6人が参考にしています
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以前、私の母も勤務しておりました。母の一品料理を食べるためと、珍しいお湯のためにお客様も沢山来てた様です。私も全国各地の温泉に入りましたが、楽養館のお湯は本当に貴重で、滅多にない温泉です。お試しあれ。。。
3人が参考にしています
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秋山郷は、信濃川(長野県内では千曲川)の支流である中津川上流の山深い地域。越後7集落と信州5集落がある。近年まで、冬は外部と遮断されていた山奥の豪雪地帯だ。楽養館は、長野県の栄村小赤沢集落にある日帰り温泉施設。
国道405号線を新潟県津南町方面から目指した。どんどん山奥に入って行くと、いきなり一匹のリスが車の前を横切った。急ブレーキを踏まなかったら、リス君はあの世行きだった。(冷汗) 道の真ん中では、蛇がトグロを巻いているや、お猿さんも現れるや、秘境ムードは最高だ。周囲の山々に枯れ木が目立つのは、地球温暖化の所以であろうか…。津南町中心街から、30分位で楽養館に到着。受付・食堂のある棟と湯小屋が別れているが、どちらも木をふんだんに使った湯治場風の造りで、年季も入っていて趣がある。
営業開始時間九時半直後の入浴で、もちろん私は一番乗り。湯殿に入るや否や、思わずワォーッと感嘆の声が出た。鉄分を多く含んだナトリウム・カルシウムー塩化物強塩泉の赤褐色のお湯が、方形の二つの湯舟に満々と張られている。温泉成分の堆積物が凝固して、湯口、湯舟の縁近辺に張り付いている様は、インパクト極めて大なり。突然、ゴボッゴボッという音にびっくりした。太いパイプの湯口から、数分間を置いて間欠泉のようにお湯が噴き出している。湯面には、カルシウム成分の油膜が張られているのを見ても濃厚なお湯だ。そのわりには、さらっとしている。白い泡粒のようなのが浮遊しているは湯の花らしい。湯温は適温で、他の入浴客が入ってくるまで3,40分くらい貸切状態で赤褐色の湯浴みを満喫できた。湯殿の隣に小さなウッドデッキがあるが、手入れ状態がいまいちだったのと、露天がないのが少々残念であった。
営業時間 9:30~20:00 入浴料 500円
10:00~20:00(11月~4月)4人が参考にしています
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少し古い情報で恐縮です。
多くの方が口コミされているように、ここの魅力は
①お湯のよさ
②建物のよさ
③人とのふれあいのよさ
にあると思われます。
私たちが訪れた時にはホースからではなく、浴槽の角にある湯口からガバッボコッべホッというように源泉が注がれていたように思います。
赤褐色の湯ですが、重たくはなく、さらっとした感じでした。濁った湯に入ってちょっと温泉らしい気分は味わいたいけれど、あまりに濃い成分は苦手という方にはもってこいです。
また、建物は高い天井に太い梁が通っていて、豪快です。どこか田舎の木造校舎というような印象もあり、郷愁を誘われます。清掃が徹底されているのか、そうした施設にありがちなやや汚れた感じもなく、気持ちよく利用することができます。気軽に立ち寄れますので、この方面に行かれたならば訪ねられることをおすすめいたします。
ただ、時間帯を見計らって行かないと、今流行りの団体登山ツアー(苗場山など)のお客と芋の子を洗うはめになると思われますのでご注意を。5人が参考にしています
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三連休中の営業開始直後に立ち寄りました。
秋山郷という場所にピッタリの山小屋風で郷愁感のある佇まい、
ノスタルジーな雰囲気に施設へ入った瞬間にワクワクします。
受付を済ませ、そそくさと湯殿へ、こちらも雰囲気満点。
湯船には赤味噌の味噌汁に似た色をした湯が張られております。
先客は1名のみ、まずは定員8名ほどのメインの湯船へ。
体に匂いが染み付くほど強い金気臭で、思わずニヤニヤしてしまいます。
次に定員2名ほどの寝湯に浸かってみました。
赤湯ではあるものの、これは普通の寝湯でした。
再度メインの湯船へ戻ろうとした頃、続々とお客さんが・・・
そして一気に芋洗い状態に。一旦クールダウンできる場所へ逃げました。
しかし、塩気が強烈な湯なので、すぐに汗だくとなるため、
さほど熱い湯ではないにも関わらず、短時間で切り上げる方が多く、
徐々にお客さんが引いていき、ふたたび少人数となりました。
せっかく空いたので再度しばらく湯に浸かり、湯殿を後に。
その後、食堂にあるテラスに向かったんですが、
このテラスからは秋山郷を囲んでいる山々などが望めて、
浴後の一休みには最高の場所でした。
何から何まで素晴らしい温泉です。ありがとうございました。5人が参考にしています
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表題の通り、アクセスがすこぶる悪い。
飯山→野沢温泉村→栄村→一度新潟県へ→再び栄村
栄村内で行けない事も無いみたいですが、相当な悪路らしいのでこの迂回ルートを使用しました。
新潟からの道は国道ではありますが、途中から半1車線になり、最後のほうはほとんど片側1車線、急カーブ多数あり、道中は長いです。
しかしながら、到着した時にはすべてを払拭するご褒美とも言える極上の湯がありました。
木造の施設は年季を感じる重厚な造りで、入り口でお金を払い、スリッパを履いて湯小屋に移動する。
7,8人用の主浴槽と2.3人用の寝浴槽、うたせ湯、白湯があり、露天風呂は無いがちょっとした休憩スペースがある。
(この季節はアブに要注意です、刺されました)
湯に関しては、いわゆる赤湯。和歌山市の3大温泉のような感じで堆積物もびっしり。 掛け流し量はさほど多くは無いと思われるが、カルシウム分の油膜が印象的でした。
夕方の訪問の為食堂は閉まってましたが、他のお客さんも少なくゆったり過ごせました。4人が参考にしています
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赤湯と言えば長野県では松代温泉ですが、ここも松代に劣らず素晴らしいお湯でした。山奥らしく年季の入った湯小屋の浴槽に濃厚なオレンジジュースのような色をしたお湯が掛け流されている。タオルがお湯に触れようものなら一瞬で黄土色に変色してしまう程の濃厚振り。お湯を攪拌すると底から微細な沈殿物も舞い上がる。質も同等で舐めるとかなり塩辛い。意外にも湯温は温めでこれが心地よく、山道を登って来た疲れが一気に取れる。露天は無いものの、窓の外には絵に描いたような田舎の田園風景が広がっている。
地理的にも俗世と離れた場所にありながら、それでいてこの赤湯。かなり期待しての訪問でしたがそれを裏切らないポテンシャルでした。4人が参考にしています
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鄙びた建物は天井の高い、古木の懐かしさと温もりの感じられる雰囲気。その中にある浴槽は小赤沢集落の大地の色を象徴するような赤茶けた土色をしています。
身体に沁み込みそうな湯はややぬるめ。
一浴で濃い源泉が判別できる上級の含鉄-ナトリウム・カルシウム塩化物強塩泉。特に湯出口のパイプから吐き出される湯からは、ゴボゴボッという音と共に若干の炭酸と硫黄臭が香り、癒しの湯が存分に味わえます。
隣にある絶妙の寝湯といい、ここは療養にはもってこいの素晴らしい湯ですね! 感動してしまいました。
湯上りに妻とロビーでお茶を頂きましたが、他のお客さんが施設のおばちゃんに「お茶時に食べて」とお菓子を渡していたり、テーブルの上には一輪挿しの桜があったり、ほのぼのしてしまう光景がたくさんありました。
画像は露天風呂ではなく、施設の中庭にある池です。
お湯は掛け流しでこのように中庭を流れています。
ギョウジャニンニクなどが植えられています。
精巧に出来たジオラマみたいな山が眼前に迫り、中腹から上はまだかなりの雪が確認出来ました。
風景も良い所ですよ。
今年のMYベストワン候補。4人が参考にしています
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赤い温泉 楽養館。
源泉名 小赤沢温泉 源泉温度45度
含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩温泉
温泉レベル★5。
鉄分を多く含んだしょっぱさのあるパワーありありの湯。
単純に成分総計のみを比較すると一陽館・松代荘をはるかに凌ぐ。
施設★3。雰囲気★2。
食堂・休憩所もありゆっくり過ごすことも可能。
はしご湯にはむかないじっくり味わいたい施設。わかってはいるが・・・。
総合★5。
成分濃い好きな方にはたまらない施設。
さて、私のタオルの変わり様はといえば、一陽館・松代荘を凌いで赤褐色に染まりました。
ここなら常連への道は近し?。(2007年8月18日)5人が参考にしています
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山之内北小から東へ行く道がとんでもなく大変でした。
地図ソフトであらためて調べておいた道(雑魚側林道西側)が実際はとても走れない道で。
で断念して。あとはもうナビ次第で。やっぱりナビに率直に従えばよかったです。
カヤの平までナビに従い清水平林道という道で行きました。
あとは雑魚川林道に従い走りましたが、先の道の断念があったのでカヤの平ら東の雑魚川林道は
意外とすんなり走ることが出来ました。いや、ちょっとした冒険でしたね。
ここは和歌山の花山温泉に似たような濃さですね。
建物の雰囲気といい周りの風景といい、その分ではこちらの方が癒し度高しです。
(ただし、あちらの方は高温・低温の交互浴ができる強みがありますが。)
また、たまに団体客が訪れるようです。バスの立ち寄りポイントになっているよう。
露天はありませんが、クールダウンできるスペースなら少しだけ有ります。また7月頃自分が行った時は
引き戸など全開に近かったので、ほぼ露天風呂のような形になっていました。
あと、食事がおいしかったですね。メニューにない張り紙で出ていた品物、漬物の盛り合わせだったか、
野菜の煮物だったか、それがとてもおいしかったです。
シンプルにごはんと味噌汁、漬物、煮物がこれほどおいしかったのは久しぶりです。
とても気に入りました。できればまた行きたいですね。4人が参考にしています
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