きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ最新投稿順 |
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数々の文人、財界人に愛されてきた、奥湯河原温泉に佇む宿。また雑誌「自遊人」の2013年1月号にも、料理の美味しい宿として紹介されています。一度は泊まってみたいと思っていましたが、たまたまネットでキャンペーンのお得プラン(ただし、料理はスタンダードプランと同じ)を見つけたので、土曜日に一泊二食付で利用して来ました。この日は、西館1階の10畳次の間付き「川蝉」の間に滞在。この部屋の名前は、もと三菱銀行頭取が名付けたそうで、京都の数寄屋造りを参考にした総檜造り。お得プランなのに、着いて早々テンションが上がります。まずは、本館2階の大浴場「彩」へ。8人サイズのタイル張り内湯には、無色透明のカルシウム-硫酸塩泉(源泉名:湯河原77号)がかけ流し。PH7.5で、くせの無いさらりとした浴感です。湯温は42℃位。窓から見える山の新緑が眩しい。続いて、西館の先にある貸切露天風呂へ。こちらの2つある貸切露天風呂は、空いていれば予約無し、無料で24時間利用可能。右側の「もみじの湯」へ。5人サイズの石組み浴槽は、屋根付きで雨でも安心です。無色透明のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(源泉名:湯河原77号・129号・町営の混合泉)がオーバーフロー。近くの川で蛍の餌さとなるカワニナを育てている為、石鹸やシャンプーは使えません。PH8.2で、やや肌がツルツルする浴感。湯温は40℃位。よく見ると、小さな茶色の湯の花も見られました。夕朝食は、部屋で。お品書き付で、山菜や稚鮎など旬の食材に、料理人の技を凝らした一品一品に舌鼓。食後は、部屋の内湯へ。各部屋のお風呂にも、温泉が引かれています。1人サイズのタイル張り浴槽ですが、好きな湯加減で楽しめます。少しぬるめにして、寝る前にリラックスできました。翌朝は、夜10時に男女入替となった東館の大浴場「輝」へ。8人サイズの石造り木枠内湯で、湯温は42℃位。こちらもかけ流しです。次に、昨日入れなかったもう1つの貸切露天風呂「ほたるの湯」へ。7人サイズの石組み浴槽で、湯温は40℃位。茶色の小さな湯の花が舞い、野趣あふれる雰囲気。木の葉をすり抜けて来る風が心地よく、ついウトウトしてしまいました。戻って、朝食。近海で取れる魚が美味しいです。チェックアウトのギリギリまで、最後に部屋風呂を堪能。窓の外には、ドクダミの白い花。梅雨が間近と、教えてくれました。野鳥のさえずりで目が覚める、静かな環境。ベテランの仲居さん達は、とにかく気が利きます。いっぺんでこちらの宿のファンになりました。
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徳川光圀も立ち寄ったという、湯河原温泉に佇む創業300年の由緒ある老舗旅館。土曜日の午後、日帰り入浴して来ました。大正12年築の別館、昭和5年築の木造五階建ての本館、昭和11年頃築の玄関棟は、いずれも国の有形文化財に登録されています。入浴料1000円を払い、玄関近くの湯殿「六瓢の湯」へ。脱衣場、浴室とも現代風にリニューアルされていて、とてもきれいです。大小2つの石造り内湯があり、大きい方は10人サイズの浴槽で、湯温は41℃位。無色透明のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(源泉名:湯河原22号)が満ちています。PH8.4で、肌がツルツルする浴感。熱めと書かれた、もう1つの4人サイズの小さい方の浴槽は、湯温43℃位。坪庭を眺めながら、貸切状態でまったりできました。瓢箪の湯口から出ている源泉は熱過ぎて飲めませんでしたが、脱衣場で冷ました源泉水を飲めるようになっています。口に含むと、まろやかな味。縁起の良い瓢箪は昔から親しまれ、「六瓢=無病」に通じるため湯殿を名付けたと、壁に掲示されていました。一度は泊まりで、利用してみたい宿です。
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荒川の清流を望む、雲母温泉の宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。宿に向かう途中白鳥の群れが大空を羽ばたいていった姿に、郷愁をそそられました。到着すると、外観はなかなか鄙びた感じ。入浴料500円を渡すと、1階にも小さな男女別浴室がありますが、玄関から左手の階段を上がり、2階の大浴場を案内されます。8人サイズの石造りタイル張り内湯が中央にあり、両サイドにカランを配置した浴室。無色透明のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(源泉名:雲母3号泉)が、かけ流しにされています。浴槽の真ん中から突き出た湯口。ピラミッドのような大理石の蓋がしてあり、その下から湯がしみ出ています。触ってみると、かなり熱い。加水せずに温度を下げられるよう工夫した、知恵でしょうか。でも女将さんは、熱かったらホースで水を入れてねと言ってくれてましたが…(笑)。この時は、湯温42℃強位だったので大丈夫。PH7.13で、さらりとした浴感です。窓の外は、雪を被った荒川のせせらぎ。丁度土手の高さと、浴室の高さが一緒で、川を眺めながら貸切状態でまったりできました。ガツンと温まる、いい湯です。
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新潟県と山形県の県境。高瀬温泉に佇む、創業百余年の老舗旅館。以前、日帰り入浴しました。樹齢二千年以上の古代檜を使った内湯から、無色透明のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉がサラサラとオーバーフロー。連休中にも関わらず、貸切状態でかけ流しの湯を楽しめ、とても良かったです。
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昭和8年開業の月岡温泉の老舗旅館。土曜日に、一泊二食付きで利用して来ました。この日は、2階の「観月」の間に滞在。10畳次の間、広縁付きで一人泊にはもったいない広さ。夕食は部屋で頂きます。お品書き付きで、旬の月替わり懐石に舌鼓。美味しい地酒も、頂いちゃいました。一休みして、1階の大浴場へ。10人サイズの石造りタイル張り内湯には、翡翠色の含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉が満ちています。湯温は41℃位。肌がツルツルする浴感です。口に含むと、玉子臭がして、しょっぱ苦い。続いて、外の露天風呂へ。東風の屋根が付いた4人サイズの石組み浴槽があり、こちらも湯温は41℃位。囲われているため景色は見えませんが、日本庭園の坪庭があり落ち着きます。夜24時から朝5時までは入れませんが、翌朝も堪能。昨晩は気づきませんでしたが、朝日に照らされると表面に油の膜が浮いています。石油発掘時に発見された名残でしょうか。朝風呂の後は、1階の食事処で朝食を。和定食ですが、イカ刺しが出ちゃうところは、市場のセリ権を持っている、この宿ならではですね。食後も、チェックアウトギリギリまで月岡温泉の美人の湯を楽しみました。脱衣場に掲げられている「温泉の自己紹介」が、なかなかユニーク。露天風呂付きの客室もあるので、一度利用してみたいです。
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投稿日:2013年6月15日
安くてのんびりできます(津尻温泉 滝の湯旅館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2013年4月29日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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0 - 点
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0 - 点
喜多方市街から西南へ約7km、田園の中に佇む一軒宿。祝日の午後、日帰り入浴して来ました。約100年前、春の雪解けがその場所だけ早かったことから、手掘りで横穴を掘ったら湯が湧き出たという津尻温泉。入浴料300円を女将さんに渡し、玄関から左手にある男女別浴室へ。二面ガラス張りの浴室は、陽が差し込んでとても明るい。7人サイズの石造り内湯から、透き通った緑色のナトリウム-塩化物温泉がサラサラとオーバーフロー。PH7.2で、さらりとした浴感です。湯温は42℃位。小さな茶色の湯の花も、少し舞っています。口に含むと、少ししょっぱい。窓の外には小さな2本の滝が見え、この時は桜も咲いていました。ずっと貸切状態で満喫。まったりしていたら、アワ付きも見られました。泊まって、ゆっくりしてみたい宿です。
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山狩りで傷ついた鹿が体を癒したところから発見された逸話が残る、那須温泉の元湯。いつも混雑している印象でこれまで敬遠していましたが、今年の3月1日にリニューアルオープンしたというので、およそ22年ぶりに寄ってみました。とはいえ、やっぱり芋洗い状態の時に入りたくはありません。そこで、閉館1時間前を切った17時過ぎに訪問。受付で「17:50には湯が抜かれてしまいますが大丈夫ですか?」と確認されますが、もちろんOK。入浴料400円を払い、帳場から左に廊下を進んで、川の対岸にある湯小屋へ。脱衣場と木造りの浴室は別れていますが、扉の無い共同浴場の造りです。手前にかけ湯(かぶり湯)用の湯溜めがあり、衝立はありますが、しゃがんでかけ湯。その向こうに、4人サイズの木造り内湯が6つ並んでいます。手前から奥にいくにつれ、41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃と湯温が上昇。いずれも、青みを帯びた白濁の単純酸性硫黄温泉(源泉名:鹿の湯・行人の湯の混合泉)が満ちています。PH2.6ながら、肌に優しい浴感。硫黄の匂いに包まれ、至福の時が流れます。ただそれも、適温浴槽までのこと。44℃まではまぁいけますが、そこから先はデッドゾーンと化します。無理してもいけないと自分に言い聞かせ、血圧を気にしながら静かに速やかにギブアップ。しかし、閉館間際にもかかわらず、どの浴槽も意外と湯が劣化していないのには驚きました。昔も今も変わらぬ、人気と効能。次は時間を取って、かぶり湯からしっかり満喫してみたいです。
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投稿日:2013年6月14日
弁天様のお告げで見つけられた温泉(弁天温泉旅館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2013年5月19日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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0 - 点
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0 - 点
那須高原の谷間に佇む、秘湯感漂う宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。休暇村那須と道を挟んで向かい側に、つい見過ごしてしまいそうな小さな看板。大丸温泉に行くと必ず前を通るので気になっていましたが、思いきって今回寄ってみることに。門を通り抜け、林道を車で走ること約1km。鄙びたというより、かなり老朽化が激しい建物が、橋のたもとに見えてきます。ホントにここか?と不安になりましたが、ご主人が出てきて旅館の前に車を停めていいと案内。入浴料1000円という値段にも正直驚きを感じながら、帳場から左手に廊下を進み、突き当たりにある大浴場へ。脱衣場から階段を下りたところに浴室がある、昔ながらの造りです。真ん中に太い柱の立つ、25人サイズの石造り内湯。石組みの湯口から、うっすら緑褐色の単純温泉が注がれ、サラサラとオーバーフローしています。湯温は、43℃位の熱め。PH6.4で、さらりとした浴感です。浴室の約半分に石を配し、なかなか野趣溢れる造り。でも、この浴室も老朽化が進んでいます。続いて、外の混浴露天風呂へ。一番右には、傘のような屋根の付いた18人サイズの石組み浴槽があり、緑褐色の湯は40℃位のぬるめ。湯口もオレンジ色に変色していて、口に含むと鉄味がします。隣には、真ん中に蛙の石像が据えられた、10人サイズの石組み浴槽。緑褐色の湯は38℃位しかなく、苔が多く浮いていました。釜風呂や樽風呂もあったようですが、すでに朽ちていて使えません。一番左側には、小屋の中に2つのかめ風呂がある夫婦かめ風呂。こちらは無色透明の湯で、いずれも1人サイズなので鮮度抜群。湯温は40℃位で、まったりできました。ちょっと意外な程広いお風呂で、先客が上がられた後はずっと貸切状態。体が温まるいいお湯なのですが、経営が大丈夫なのかと少し心配に。帰り際「宿泊はやってますか?」とご主人に尋ねると、「もちろん!一泊一万五千円からです」と自信あり気に答えられました。まだまだこりゃ大丈夫そうだなと思いつつ、弁天温泉旅館を後にしました。
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全国に36ヶ所ある休暇村の1つ、日本百名山「茶臼岳」の南麓に佇む宿。日曜日の午後、温泉博士の特典でタダで(通常は入浴料500円)日帰り入浴して来ました。受付を済ませ、フロント左手の階段を上がって2階。連絡通路を通って、別棟の大浴場「相の湯」へ。8人サイズの石造り内湯には、無色透明の単純温泉(源泉名:相の湯・中の湯の混合泉)が満ちています。湯温は40℃位。PH8.3ながら、やや肌がツルツルする浴感です。もう1つは、ガラス窓に面した12人サイズの石造り内湯で、こちらは湯温42℃位。アメニティは馬油系でした。続いて、外の露天風呂へ。6人サイズの石造り浴槽で、湯温は42℃位。小さな白や茶色の湯の花も見られます。浴槽より下に、階段状の腰掛けがあり、ほてった体を那須高原の爽やかな風でクールダウン。標高1230mから那須ヶ原の絶景が望めるはずでしたが、天気は曇りだったので、残念ながら見えませんでした。
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広大な敷地にホテルやコテージ、温泉施設が点在する、健康、癒し、愉しむ、学ぶをテーマとした那須温泉郷の総合リゾート。日曜日の午後、日帰り入浴して来ました。受付は、別館「アクアヴィーナス」で。入浴料は土日祝1500円(平日1000円)のところ、温泉博士の特典で1000円割引の500円。水着着用の「アクアヴィーナス」には、男女別の2つの内湯があります。まず、手前の10人サイズの石造り浴槽は、湯温40℃位。無色透明のナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉が満ちています。PH7.6で、肌に優しい浴感。奥には、4人サイズの石造り浴槽。こちらは、湯温42℃位でした。アメニティは、馬油系もあり充実。続いて、本館への通路を通り、3つの露天風呂を持つ「湯遊天国」へ。まず右手には、20人サイズの石組み浴槽があり、透き通った緑褐色のナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉(自家源泉:平成の湯)が満ちています。湯温は40℃位。やや肌がツルツルする浴感です。隣には、8人サイズの石造り円形浴槽があり、無色透明のナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(自家源泉:昭和の湯)が満ちています。こちらは、湯温43℃位の熱め。さらに、本館側には12人サイズの石組み浴槽。こちらは、白濁の単純硫黄泉(那須温泉)が満ちています。湯温は42℃位で、白い湯の花も舞っていました。さらに、本館内湯はは2つ。まず、20人サイズの石造り木枠内湯「木もれ日の湯」は白湯ながら、暗めな照明でホッとする感じ。湯温も40℃位。もう1つの6人サイズの石組み内湯には、白濁の単純硫黄泉が満たされ、湯温は43℃位でした。3つの泉質を、多彩な浴槽でたっぷり楽しめました。