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投稿日:2013年6月16日
川沿いの鄙び宿 (雲母本館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2013年3月10日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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荒川の清流を望む、雲母温泉の宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。宿に向かう途中白鳥の群れが大空を羽ばたいていった姿に、郷愁をそそられました。到着すると、外観はなかなか鄙びた感じ。入浴料500円を渡すと、1階にも小さな男女別浴室がありますが、玄関から左手の階段を上がり、2階の大浴場を案内されます。8人サイズの石造りタイル張り内湯が中央にあり、両サイドにカランを配置した浴室。無色透明のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(源泉名:雲母3号泉)が、かけ流しにされています。浴槽の真ん中から突き出た湯口。ピラミッドのような大理石の蓋がしてあり、その下から湯がしみ出ています。触ってみると、かなり熱い。加水せずに温度を下げられるよう工夫した、知恵でしょうか。でも女将さんは、熱かったらホースで水を入れてねと言ってくれてましたが…(笑)。この時は、湯温42℃強位だったので大丈夫。PH7.13で、さらりとした浴感です。窓の外は、雪を被った荒川のせせらぎ。丁度土手の高さと、浴室の高さが一緒で、川を眺めながら貸切状態でまったりできました。ガツンと温まる、いい湯です。
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