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合格の湯(天然温泉まんどの湯)の温泉情報、お得なクーポン、口コミ情報
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展望露天風呂をはじめ、頭をのせる石枕とジェットブローの付いた石造りの寝湯、高温サウナや円形風呂、室内岩風呂など、さまざまなお湯がお愉しみいただける天然温泉です。ナトリウム塩化物・低温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛など体の痛みによく効く癒しのお湯をご堪能ください。
突撃レポ&クーポン
山が燃える町で工場見学できる温泉を発見
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住所
兵庫県養父市三宅821
電話
079-663-5556
公式HP
※最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください
入浴料:大人:800円(中学生以上)
小人:400円(3才~小学生)
※11:00~12:00 受付は、大人(中学生以上)が600円
営業時間・期間
11:00~20:00(最終受付19:30)
※季節により営業時間変更あり
【営業日】
スキーシーズン・受験シーズンの1月2日~3月中旬までは無休営業
上記以外は、土曜・日曜・祝日とGWとお盆と年末年始(但し、12/31と1/1は定休日です)
アクセス
電車・バス・車
JR山陰本線 八鹿駅より全但バス村岡行き利用20分、上三宅下車すぐ
北近畿豊岡自動車道八鹿氷ノ山ICより約5分
駐車場
55台(無料)
泉質データ
源泉名
関宮温泉
特徴
スクエアデザインの露天風呂、自然石の露天風呂、自然石の大浴場、天然石の大浴場
泉質分類
ナトリウム-塩化物低温泉
効能分類
飲食施設
湯けむり亭
休憩施設
寝ころび処〈休憩室〉
付帯施設
多目的ホール、農産物直売所
備付品
設備
温泉の特徴
昔(万灯の湯が出来る前)、アトピー性皮膚炎で悩んでいた年頃の娘さんが、ここ関宮温泉の源泉を使ったところ皮膚炎が治り、就職に合格したことから、合格祈願の湯とも言われています。館内には合格祈願グッズが売ら…
4.0 点
施設外観
- 点
4月~12月までは月・木・土・日曜日しか営業していないみたいです。
※火・水・金曜日はお休みになる為ご注意ください。
場所は田んぼの入り組んだところにあり道を知らないと入りにくいところです。
目…
2.0 点
国道9号線から少し南にそれたところにあります。ようかの道の駅から西、峠までの間に左折指示の案内看板があります。以前は万灯の湯という名前でしたが、現在は合格の湯という縁起の良い名前になっています。
お…
3.0 点
クーポンは使えないです。スキーシーズンは注意。
2.0 点
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1975年、三朝温泉の隣町生まれ。趣味は町歩きの途中で見つけた温泉、銭湯にフラッと入ることなので、タオルは必ず持ち歩いている。中学校の修学旅行で有馬温泉に行った時、うっかり茶褐色の温泉に白いタオルをつけてしまい、茶色く染めあげてしてしまう。飲める温泉が好き。好きな物質は硫酸塩華。尊敬する人はベルツ博士。Twitter:@tokyo26
作成日:2012年11月29日
兵庫県の温泉と言われてまずどこを思いかべるだろうか?
有馬温泉、城崎温泉、湯村温泉……いずれも全国的に有名な温泉街ばかりだ。
しかし、そんなメジャーな温泉だけが兵庫県の温泉ではない。地元の人に愛される地域に密着した温泉施設もたくさんある。
今回そんな地域に密着した温泉施設の一つを訪ねてみたところ、そこではなんと今ブームの「工場見学」ができてしまう温泉施設だった!?
一体どうしてそんなことになってしまったのか。
今回訪れた「まんどの湯」は兵庫県の北部、養父(やぶ)市にある。
大阪から特急列車に乗り、2時間近く。山あいにあるのどかな駅、八鹿(ようか)駅に到着。ここからさらに路線バスで向かう。
養父や八鹿といった読みづらい地名が、旅に来ている感をさらに盛り上げてくれるような気がする。
山間の中にぽつんとある
建物は新しくてきれいだ
ここで売られている野菜はすべて近くの農家の方が採れたものを持ってきてそのまま販売している。したがって、どの品物もやたら安いのだ。
ぼく個人の感覚からいって近所のスーパーの3割から4割程度は割安な感じを受ける。
できればいろいろと買って帰りたかったものの、カボチャやキャベツをホテルで調理するわけにもいかないので、4個300円のなしを買うにとどめてほかは泣く泣く諦めた。
近くの農家の方々が持ち寄った新鮮な野菜
ナシは3~4玉で300円でした
すっかり地元産野菜の安さと新鮮さに目を奪われてしまったものの、それよりなにより、ここは温泉施設であることを忘れてはいけない。立派な浴場と露天風呂があるのだ。
泉質はナトリウム-塩化物低温泉で、ちょっとだけしょっぱい。
実はこの温泉「合格の湯」という別名もある。
近くに住むある女性が、この温泉施設ができる前、この温泉の泉源を使って入浴していたところ、持病であったアトピー性皮膚炎の症状が緩和し、会社の試験に「合格」して就職できたというエピソードが実際にあったのが由来なのだという。受験生にはなんとも縁起のいい名前ではないだろうか?
眺めの良い岩風呂の露天風呂
モダンなスクエア露天風呂につかる
撮影のため、朝早くから入浴させて頂いたのだが、入浴中にもポツポツと地元のお年寄りが入りに来ていた。地域に密着している温泉だということがよく分かる。
雄大な山々を眺めながらゆっくりと温泉に浸かった後は、畳敷きの休憩室でごろ寝。
フルーツ牛乳をグビッと飲んだ後は横になってしばらく休憩したい。ここにはかなり本格的なマッサージ器が各種、取りそろえてあるのでそこでくつろぐのもいいかもしれない。
畳の上に直に横になるのもなんだか気持ちいい
マッサージ機も各種取りそろえあり
ごろ寝をしていた畳敷きの休憩室の横ではガラス越しにとち餅の製造工程を見学できるようになっている。
この施設、先ほども述べたようにもともと地域住民の交流センターという側面もあったため、このように地元の農作物を使った食品を加工して販売していたりもするのだ。
この日は、とち餅を作っていたのだけど、テレビの工場見学番組でよく見るもちを搗く機械がダイナミックに作動していた。
「もち加工室」ではとち餅を作っていた
あーこれテレビでみたことあるもちつきの機械だ!
投入された橡の実ともち米が、みるみるうちにもちになっていくさまは、いくら見ていてもあきない不思議な面白さがある。
機械からひねり出されたもちに、素早く餡を詰めるおばちゃんの手際の良さにも見惚れてしまう。
これらの作業で製造されたもちなどは、さきほどの直売所で販売される。ここの作業場ではとち餅の他にもよもぎ餅なども作っており、もち米からよもぎ、餡のあずきに至るまですべて地元養父、特に橡の実やよもぎなどはこの温泉のすぐ近くの山で採れたものを加工している。
そして、できたとち餅は近くに住む人が買いに来て食べるというから、まさに地産地消の鑑のような素晴らしいサイクルが行われているのだ。
あっという間にもちになってしまった。
オバちゃんの機敏な動作に見とれちゃう
とち餅の材料になる橡の実や、よもぎ餅の材料になるよもぎなどは一年中食べられるように収穫後に冷凍保存しているという。
他にもここではもちの製造だけではなく、惣菜の加工販売もしているので、惣菜を作るところも窓越しに、さながら料理の鉄人のような料理の手さばきを鑑賞できる。
ただ残念なことにこれらの作業場は、いつ稼働するかは不定期なため、実際に行ってみて見るしかない。
懐かしい味……
ところで、この温泉の名前「まんどの湯」の「まんど」って一体なんのことなのか? 実は毎年8月に行われる「三宅の万灯(まんどう)さん」という火祭りにちなむもので、この温泉のある三宅地区に伝わる伝統的な祭りだ。
温泉のすぐ横にある万灯山の稜線にそって、藁で作って火をつけた万灯を並べるらしい。
写真をお借りしたので見ていただきたいのだけど、暗闇の中真っ赤に浮かびあがる万灯の火は実に幻想的だ。
この様子が、施設のすぐ横の道から眺めることができるそうなのだ。まんどの湯を訪れるさいは、この日を狙っていくのもいいかもしれない。
火山の噴火口みたいだけど、お祭りです
風呂にもしっかりつかった後は、当然、お腹が減る。まんどの湯に併設のレストラン「湯けむり亭」で自慢の料理を楽しみたい。
中でも今回は「温石米おにぎり定食」をいただく。温石米とは、このあたり一帯の蛇紋岩地帯で、ミネラル分豊富な水を使って作られたお米で、冷めても甘くて美味しい米として売り出し中のブランド米なのだそうだ。
確かに、普通の米よりも柔らかいものの、水っぽくなく、甘みも強く美味しい。
さらにすごいのは、温石米の美味しさだけではなく、おかずのほぼすべてが地元産の食材だということだ。
卵焼きの玉子からしいたけ、人参、ミソに至るまですべてこのあたりのものを使っているという。
何度も言うが、徹底した地産地消には本当に頭が下がる。
ほぼすべての食材が地元産
冷めても美味い米はあったかい状態でももちろん美味い
この「まんどの湯」では、地域に根ざした豊富な食材をお手頃な価格で食べることができたり、新鮮で安い野菜が手に入ったり、地元の農作物を使った食品の加工現場を見学できたりと、温泉だけではない楽しみがとても多く、とても楽しくリラックスできる温泉といえる。
600円払えば、一日中居て何度風呂に入っても構わないということを考えるととてもお得なような気がする。
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