口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2014年7月6日)
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白骨温泉に佇む、日本秘湯を守る会会員の宿。日曜日の午前中に雑誌「旅の手帖」2013年2月号のクーポン利用で、タダで(通常は入浴料600円)日帰り入浴して来ました。帳場から右手奥に進み、雪駄を履いて階段を上がったところにある湯殿へ。脱衣場は床暖房が効いていて、素足でも温かい。二面ガラス張りの浴室ですが、この日はガラス戸が開け放たれ半露天風に。白い析出物が堆積した8人サイズの内湯は、もはや木造りか石造りかわかりません。青みを帯びた乳白色の含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉(源泉名:小梨の湯)が、かけ流しにされています。湯温は41℃位。PH6.61で、肌に優しい浴感。残雪を被った山を渡る冷たい風が、頬を撫でて心地よい。しばらく貸切状態で、まったりできました。帰りがけ、貸切露天風呂の前に「どうぞ、空いてますので」の立札を見つけ、ちょっと拝見。階段を上っていくと、4人サイズの石組み浴槽があり、湯温は42℃位。白樺林を眺めて、のんびりできそうでした。是非一度泊まって、雪見露天を楽しみたいと思いました。
23人が参考にしています
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ここを訪れるなら初夏の晴れた日がいい。
何といっても半露天の内湯を包む清涼感のある空気、新緑の白樺林から通り抜ける爽やかな風、そして白い析出物に覆われた湯船に静かに身を沈めれば、この上ない最高の癒し。初めて訪れた時、浴室の佇まいの美しさに思わず感嘆の声を挙げたが、何年か経って訪れた今回も同じだった。(浴室に入ったときだろうか、隣の女湯から歓声が聞こえてきた。やっぱりみんな同じ気持ちなのだろう)
ロケーション、泉質、接客、どれをとっても素晴らしい。疲れたらまたここに来たい。18人が参考にしています
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実は 去年の12月同じ白骨温泉の泡の湯に2泊した際 湯めぐりという白骨温泉内の無料サービスを利用して初めて伺いました(←このサービスは 聞かないと教えてもらえません。泊まった人は 泡の湯⇔笹屋はタダで入れるので 興味のある方はどうぞ。)
その際 最初に利用した貸切の美しい雪見露天を見た瞬間の主人の一言が 「素晴らしい・・・」と。内湯も 決して広くはないのですが 本当に美しい!! 行くまで さんざん面倒がってた主人ですが 気に入って 結局 翌日も無料サービスで伺いました。(苦笑) そんな厚顔な私たちに いやな顔ひとつせず 気持ちよく出迎えてくださった宿のご主人やスタッフの方に感謝!
そして 今年の2月にかつら木の郷に滞在することが決まったので いろいろ調べていたところ 今度は奥飛騨周辺の「日本の秘湯を守る会」の宿同士で 湯めぐりが出来る無料サービスを発見! その中に笹屋も入っていたので これは行かねば!と またまた再訪。
12月より より雪深くなった露天風呂は 相変わらず静寂に包まれて 短い時間でしたが 楽しい時間を過ごすことができました。
結局 今まで3回 無料でお風呂を頂いています。館内の雰囲気は落ち着いて素敵 スタッフも気持ちが良い お風呂は素晴らしいとくれば 泊まらない訳には行きません。 紅葉が美しい10月に連泊で予約を入れました。 今から それが本当に楽しみです!!!14人が参考にしています
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約2年ぶりに訪れた。今回初めて離れの十石という部屋に泊まった。ここはベッドの部屋。過去3回はお隣の和室だっただけに、いささか妙な感じだった。
だが、静けさといい、癒される空間といい、すべてが満足のひとこと。この宿定番のイワナの笹蒸もさることながら、今回は豚肉のしゃぶしゃぶが印象に残った。それも野菜のおいしさが肉のうまみをうまく引き出している感じだった。
この宿は山の宿というコンセプトを崩さず、海のものを一切出さないところが素晴らしい。それに、従業員のさりげない応対も好感が持てるところだ。
温泉は満足、満足のひとことに尽きる。2年前に比べ、浴槽の析出物が一段と厚くなっているのを感じた。13人が参考にしています
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10月、念願かなっての初白骨温泉へ。
現地到着が午後1時頃だったため、泡の湯をあきらめ、
白骨温泉郷に入って最初の日帰り入浴できるこちらに。
脇道にはいってすぐ、電線に座っている野猿を横目で
観ながら、宿に到着。
駐車しているのは、小生のバイク以外、車が二台のみ。
宿は日本風な趣のある風情で、玄関にはいると、ほのかな
お香のにおいが漂っていて、木造の建物と併せて、静かな
空間がある。
露天風呂は、入口からすこし右手歩いていったところにある、
もうひとつの玄関から出ていかなければならない。
今回は時間がなかったので、露天はパスして、内湯だけに
浸かることにした。
内湯までは、露天へ行く玄関からさらに館内を上がっていった
ところにある。
そこへ到着するまでも、情緒あふれる静かな空間が流れている。
脱衣所は床下暖房が設置されていて、とても温かい。
そそくさと服を脱いで、内湯へ。。。
一目みて、くわぁ~、やられた!!という感じで、
浴槽の淵一面に温泉の白い析出物がまるで年輪のように、
いくつも重なるようにびっしりとこびりついている。
お湯は本当に白濁しており、一面に硫黄臭が漂い、湯船には
白い湯の華が舞っている。
浴槽へ注がれるお湯は、湯船ほど白濁しておらず、飲泉も可能。
飲んでみたが、硫黄独特の卵がクサッタような匂い味、マイルド
な味わい。
こちらの内湯は、浴槽の周囲一面がガラスの扉なので、解放感
が格別。初秋の色づき始めた木々を眺めながら温泉に浸かること
ができる。
ほぼ貸し切り状態で1時間ほど浸かっていたが、泉質がよい、
ほどよい温度の湯船に浸かりながら、色つきはじめた高原の木々
や、遠くの山々を眺めながらの時間は、まったくもって日本の
贅沢であった。次回はぜひ、泊りで訪れたい。12人が参考にしています
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3ヶ月ぶりの再々訪。白樺の葉はすっかり落ちていたが、紅葉は真っ赤に染まっていた。大浴場からはその紅葉と白樺の白い樹皮が見事なコントラストで迫り、湯浴みを一段と味あるものにしてくれた。
この宿の売りである岩魚の笹蒸はいつもながら満足。今回はきのこ汁が何よりのご馳走であった。この宿は温泉もさることながら、従業員の応対が素晴らしく、心からくつろげるのがうれしい。12人が参考にしています
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7月24日、10ヶ月ぶりの再訪。白樺林の中にある露天は、自然と一体になれる素晴らしい湯船だ。適温の白濁湯は結構長湯が楽しめた。大浴場のほうも平日とあって、宿泊客が少なく、ほとんど貸しきり状態であった。窓ガラスを全て開放し、半露天状態での湯浴みであった。
料理もいうことなし。岩魚の笹蒸が絶品だった。ここは地産地消がモットーのようで、それがうれしい。今回は離れでの宿泊だったが、障子を開けると目の前に白樺林が広がり、居ながらにして一幅の名画を見るような気がした。12人が参考にしています
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休暇村に宿泊して入湯券を戴いてこちらの湯へ。戴いた入湯券での入湯としてみると☆5つです。入浴券ですから純粋に入浴だけ。県道は冬季通行止めで、林道の山越えを通っての秘湯の気分。
時間が少し早かったが「どうぞ」と。脱衣場は床暖房で暖か。貸し切り状態。薄い乳白色の湯。適温に身を沈めれば、ガラス張り窓はまるで露天風呂に入っている風情。湯はさらさらと流れ込み、湯船からは惜しげもなく流されている。時間を忘れる程入っていたかったが、所詮は現に生きるしがない人生。名残を惜しみつつ湯船を出ました。12人が参考にしています
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8月29日、宿泊。前日の雷雨でJRのダイヤが大幅に乱れ、中央線がストップ。おかげで長野新幹線を使って行く羽目に。宿に着いたのは午後5時45分。それでも快く迎えてくれた。
一浴びする間もなく食事に。寒いときは囲炉裏の間になるらしいが、まだ夏季とあって、囲炉裏はなし。料理も涼しげなものばかりで、すこぶる感じがよかった。
料理が済むと、まだ誰も来ない間にと、貸し切り露天に向かった。これがなかなかの優れもの。何しろアプローチからして期待感を高鳴らせるように作られている。
貸し切り露天は3人も入れば一杯になるほどの小さな湯船だが、大自然の中に浮かぶように作られており、癒しには最適だ。12人が参考にしています
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訪問日 日帰り入浴2007年8月、宿泊2007年9月
日帰りで行った際の感想はというと「日帰り入浴客に対しても丁寧に応対してくれた」というものでした。たしかに、日帰り入浴の際はメインの入り口ではない建物の右側の別の玄関に案内されるので、「日帰り客は差別されている!」と感じる方もいるのかもしれません。でも、実はこのお宿では、宿泊客も日帰り入浴客も建物脇にあるお風呂へ行くための玄関で外履きにはきかえていかないといけないんです。つまり、日帰り客を差別して別の玄関に案内しているのではないことはお宿の名誉のために言っておきます。
お風呂に関して何点か説明しておきます。お湯質などは最高です!内湯なのに、全面ガラス張りで寒くないシーズンはそれを開放してるので、露天となんらかわりがないです。ただ、男湯からは他の方の書き込みにもあった「ささげ豆」などの菜園が丸見えになってるのが少し気になっちゃいました。ほんの少し工夫すれば死角にいれられると思うのですが・・・
また、男性と女性のお風呂が交代しないのもちょっと残念ですね・・・ ほんの少し男性風呂の方が広いし眺望もいいので。
残念なのは24時間入れるわけじゃないってことかも。たしか内湯も24時とかで入れなくなるはずです。
貸切露天風呂は湯船が少し狭いけれど、2人で入る分には十分な広さでした。別棟になっていて階段を上っていくのも気分が盛り上がっていいですね。
ご飯に関してももう一工夫ほしいですね。たしかにおいしいんですが、あの値段にしてはちょっと物足りないかも。
日帰り入浴の際は(応対してくれたのは若い男性でしたが)とてもいい感じで、好感が持てました。しかし、宿泊の際は正直言って少し不満の残る対応でした。有名な仙仁温泉・岩の湯さんなどのように企業としてしっかり教育しているという感じではなく家族ぐるみでやってますっていう感じなので個人ごとに対応にむらがあるんは仕方がないんでしょうか・・・14人が参考にしています
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某雑誌の無料入浴券を利用して行きました。長野県の温泉は各地巡っているものの白骨温泉は未入湯、楽しみがふくらみます。ルートは県道経由、進むと所々に滝や湧水があり水資源が豊富なことが分かります。宿に着く前に一応問い合わせをしたところ、大変丁寧な受け答え、日帰り客でも歓迎されていると感じ、自然と期待が高まりました。日曜の午後でしたが車は一台もなくラッキーだったかもしれません。着くと玄関に従業員の方が待っていてくださり、風呂の案内をしてくれました。事前にTELをしたからかもしれませんが、日帰り客としてこんな出迎えをしてもらったのは初めてです、さすが名湯白骨の宿、接客も素晴らしいです。風呂へは別の入口から入り、雪駄に履き替えます、これも「おもてなし」でしょうか、アイデアが洗練されていますね。中に入ると雰囲気のある現代的な木造の廊下、浴室へは段を歩いていきます。脱衣所は床暖房のような暖かさ、清潔感が漂います。内湯は開閉できる大きな窓ガラスから陽が射し込み、さながら半露天風呂、庭から爽やかな風が入ります。外には道路などありますが、見られることはまずありません。湯は新鮮な源泉かけ流しの硫化水素泉、色は薄白濁、飲んでみると最初は弱いたまご臭、次に苦味、酸っぱさを感じます。何だかいろいろ混ざったような味です。源泉温度が低いため加温されています、循環・殺菌はなし。温度がぬるめに設定してあるのでゆっくり入浴できます。湯船の縁に炭酸カルシウムの析出物があり、触っているとポロポロとはがれました。湯上りはさっぱりですが、後まで暖かさが残ります、また体に弱い硫黄臭も残ります。白骨は過去に騒動がありましたが、この薄白濁でも十分「白骨らしさ」を感じました。本当の温泉ファンにとって白濁か否かは問題でなく、新鮮な湯が楽しめればそれで満足、だと思うのですが...。この宿の印象は、温泉も接客も相当レベルが高いということ、今度は貸切の露天風呂にも入ってみたいです。
13人が参考にしています
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立ち寄り入浴で利用しましたが、もう二度といきたくありません。
まず最初に対応した従業員(オーナー?年配の男性)の態度は横柄で、私たちは客なのに、宿泊客用の入り口に間違えて行ってしまったら、「あっち!!」と嫌な感じで言われました。
そして。脱衣所(女湯)で服を脱いでいると、なんとその従業員が脱衣所の扉を開け「雨漏りしてない?」と・・・。
幸いにもその扉からは私は見えない位置におり、まだ服を着ていた他のお客が、そのおじさん従業員に「それ以上入ってこないで」と対応してくれました。
そして、大きな窓に囲まれた(周りは木々)半露天の湯船にはいっていると
なんとその窓の5メートル前を男性が(木の手入れをする従業員?)が歩いているでは!!!!
その男性がお風呂の方を見ることはありませんでしたが、もし
少しでもこっちを見ていたら、丸見えです。
そして、なんとも最悪なのは、従業員の態度。
帰りに玄関で靴を履いているときに私たちの背後を2人の従業員が通りましたが、一切無視。
この旅館で計4人の従業員をみましたが、誰ひとりお客に
「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」も言いませんでいた。2人が参考にしています
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他の多くの方のご指摘とおり、申しぶんない宿です。
露天風呂のよさは繰り返すまでもありません。夕方、白樺林の向こうに夕日が沈んでいくのは最高です。
また、内湯もすぐれています。浴室の床は石張りなのですが、この石がほんのり温かいのに驚きました。真冬の寒い日で、入浴者はほかにありません。この状態なら床の石は冷たくなっているのが普通です。ところがここの床はそうではありませんでした。脱衣場の床が床暖坊になっているところは多くありますが、浴室の床まで温かかったことはあまりありません。また、窓が大きくとられているので浴室内がとても明るく開放的です。半分露天風呂に入っている雰囲気を味わうことができます。
料理も十分満足のいくものでした。贅沢な食材は使っていませんが一品一品心のこめられた料理が並んでいます。「手抜き」を感じさせないものでした。味付けも関西人の私たちからしても決して濃くはなく、おいしくいただくことができました。あまり同じ宿には泊まらない私たちですが、ここはもう一度訪れたいと思いました。13人が参考にしています
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一言で言えばそういう宿です。まあそれなりに値も張りますが…。
知り合いにお薦めの宿を聞かれたときはここを紹介してます。
ロケーションは白樺林に囲まれた静かな環境で、
館内はお洒落でスタッフのサービスも言うことなし。
お湯は名湯白骨温泉で、宿泊客を抑えているので混雑感はなし。
食事も山菜料理や温泉粥をはじめ美味しく満足できる内容です。
どれをとっても平均点以上で万人受けする宿だと思います。
リピーター率は極めて低い小生ですが、
ここだけはこの一年で二回お邪魔させて頂いてます。11人が参考にしています
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何度もお世話になってる笹屋さん。この間、週のなかばに行ってきました。その日は宿泊客はわずか2組…。もう最高です。露天は好きな時間にいくらでも入れますし、内湯も貸切状態。何だかものすごーく得した気分です。お食事は笹屋さんで初めて岩魚のお刺身が出されました。いつもは馬刺しですが、岩魚も美味しかったですよ。でも個人的にはキノコ鍋より信州牛と野菜のせいろ蒸しの方が好きですが…。一緒に行った夫はキノコ大好きなので喜んでいました。
雪国の雪景色は最高ですね。どこまでも静かな風景が広がっていました。但しこの時期はくれぐれも雪崩に注意が必要ですが。11人が参考にしています
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11月の初めに宿泊しました。お風呂は内湯の雰囲気もよく一回も人に会わず、ほとんど貸しきり状態で本当に最高でした。貸切風呂もあまり待つこともなく利用でき、こちらも最高です。夜十時を過ぎると廊下の電気が消されて風呂から戻る時、かなり怖かったです。部屋もおしゃれで広くかなりのレベルでした。夕食はおいしいんですが、きのこ尽くしで20代には物足りなく少し残念。女将の気持ちで日本酒を頂きましたが、一度も女将の姿を見ないまま終わりました。これが本当の女将の気持ちかなと最後に思いました。
10人が参考にしています
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リピーターです。何故このお宿に度々伺うのか、それは最高のコストパフォーマンスを約束してくれるお宿だからです。もちろん他にも素晴らしいお宿はありますが、笹屋さんは15900円~。この料金でここまで感動させてくれるお宿を私は他に知りません。
11人が参考にしています
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僕の感想の殆どを前の方が雄弁に語っていらっしゃるので(笑)、おしなべて付記することはありませんが、建物、お湯、料理、サービス、どれをとっても素晴らしい宿でした。
白骨温泉の中でも、例の問題に関わった宿ということで、素性を危ぶむ意見も一部聞こえてきますが、訪れてみれば杞憂に終わるのではないかというのが個人評です。残念ながらそれ以前に訪れたことがないので、その当時の宿としての内情は分かりませんが。夕食時に女将からお酒が一本サービスされるのはその影響なのかも知れませんが、そんなことを抜きにしても従業員各位のサービスに対するひたむきさがとても素晴らしかったです。
お湯は手にすくうとアク○リアスやポカ○スエットといった様相の薄い白色ですが、それが結果的に浴槽にたまると白濁している様に見えるといった感じです。けれども、含有される硫黄分はしっかりと身体の疲れを癒してくれます。内風呂はぬるめなこともあり、つかること気がつけば1時間半も時間が経過していました。本当に至福の一時でした…。
一つしかない貸し切り専用の露天風呂は二人が入れば一杯といった広さなのですが、それが返ってカップルには人気があるようで、何度訪れても「入浴中」の看板にお出迎えされなかなか入ることが出来ませんでした。あのシチュエーションだと同性で入ることは考えにくいですね(汗)。まぁ、一人というのはアリだと思いますが。
そして何よりも素晴らしいと感じたのは宿の方が朝方駐車場に赴き、宿泊者の車を一台ごと水ぶきしてくれたこと。こんな経験は個人的には初めてだったので、いたく感心してしまいました。サービス精神が旺盛なことに加え、こぢんまりとした宿だからこそのサービスなのではないでしょうか。確か部屋数は一桁だったと記憶しています。
安曇野の緑深い山里に忽然と瀟洒な建物が建っているのはどうかと思われる方もいるかも知れませんが、とにかく素晴らしい宿です。特にカップルにはお勧めです。というか、カップルしか訪れた時には来ていませんでした(汗)。部屋数が少ないことも相まって、めいめいでゆったりとした一時を過ごせる宿です。12人が参考にしています
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先日1泊でお世話になりました。ずっと行きたい行きたいと思っていたお宿で、やっと行くことができました。行って良かった!と心から思えるお宿でした。
まずお湯。きちんと白濁のお湯で、浸かれば自然と「極楽、極楽」と言いたくなるようなうっとり感。確かに万座温泉のほうが濃い白濁だけど、万座のお湯は強すぎて湯当たりしたことがあって…(勿論、万座もいいお湯ですけどね) ここのは「強すぎず、だけどしっかり温泉」といった感じ。何度も入りたくなります。朝お風呂に入ってたら、調理場の方が、温泉粥に使う温泉を汲みにいらっしゃいましたから、混ぜ物ナシの温泉だと思います。
そしてお食事。もうおいしさの山津波。こごみやまたたびなどの山菜を活かしたお料理が多かったのですが、そういう系は下手したらお醤油味のオンパレードになって、お膳もお醤油色に染まりがちですが、そんなことは全然なく、素材の味がしっかり生きて、目にも鮮やかなお膳でした。山菜という鄙の食材を、すごく洗練されたお料理に仕上げる板さんの腕に感服。そば粉100%のそばがき。あんなにふわふわのそばがきは食べたことがありません。ヤマメ(ごめんなさいイワナだったかも?)のお腹に味噌を詰めて朴葉で包んで蒸したものは、味噌の味が自己主張しすぎることなく上品な逸品に。普段なら、旅館の食事は「これは残してもいいや」と見切りがつけられるお皿が何個かあって、おいしいと思うお皿だけ完食するのですが、笹屋さんのは見切りがつけられず(つまり全部のお料理が素晴らしくおいしかったってこと!)頑張ってぜーんぶ食べました。お腹が破れるかも?と思った(笑 朝の温泉粥もすごく良かった。朝は御飯か温泉粥かチョイスできるようですが、温泉粥、おすすめですよ。朝御飯もすごく洗練されてました。よくある旅館の朝御飯(生卵、海苔、納豆、etc)でお茶を濁すことなく、朝御飯も板さんの腕がキラリ光ってました。
お料理を運んで下さる方も、丁寧にお料理のことを説明してくださるのだけど、でしゃばるようなことはなく…といった感じで、すごく好印象でした。若いのにこんなに気配りができて偉いなぁ…と頭が下がる思いです。
旅館の雰囲気もいいです。お部屋は落ち着いたつくりで寛げるし、お風呂に到る階段もいいですね。階段を上った先にはどんなお風呂が?とワクワクしながら階段に足をかける感じ、好きです。お風呂の周りには白樺の木。露天風呂も囲いがなく、白樺の木を眺めながら気持ちよく入れます。やっぱり露天は開放感があるほうが気持ちいいですよね。素敵でした。天気が良かったら、夜は満天の星空の下で湯浴み。私が入ったときも星がたくさん見えました。
というわけで、いいこと尽くしの1泊でした。チェックアウト時に、先を急いでいたのでゆっくり御礼も申し上げることができなかったのが心残り。また行きたいです。今度は離れに泊まってみたいです。12人が参考にしています
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白濁湯にするために入浴剤を使っていたと言うことですが、周囲の常連さんは「そんなことをしなくても皆行くのに」と、意に介していません。確かに白骨温泉は白いにごり湯というイメージが先行していますが、ここは紛れもない源泉掛け流し。なぜか白くにごらなくなったらしいのですが、成分そのものは変わりなく、素晴らしい温泉です。特に白樺林を眺める露天風呂は究極ともいえるでしょう。宿の造り、料理、それに従業員の応対は文句なしの5つ星。また行きたい、と周りではいつも話題の宿です。
11人が参考にしています
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