有名温泉地から日帰り温泉、露天風呂、秘湯まで温泉口コミ＆クーポンが充実

部屋からの眺めはとても良い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
愛媛県今治市・今治造船経営・ホテル阪神系列のランドマークホテルです。23F建て、四国の中ではなかなかの高層建物であり、近隣に高い建物があまりない為近隣でも場所が判りやすいです。
平日朝食温泉付きプランにて利用、1万丁度位(駐車場別途500円)、部屋は17Fのツインルームを一人で宿泊出張利用しました。
内装はやや古さを感じるが、正統派のシティホテル、室内で不十分に感じたのはエアコンがアバウトな設定だった事位。
朝食に関しては、ビジホ+α程度のバイキング、あんまり郷土色は強くありません。移動中に感じましたがとにかく外国人の利用が非常に多い。
さて温泉施設ですが、3Fに位置し、ホテルモントレなんかと同様で通常は宿泊者でも1000円程度の料金が必要、日帰り不可、なかなか古い施設なんですが、口コミが異様に少ないのはこのへんが理由なのか。利用者も少なかったです。　宿泊プランの場合パスポートを渡され、夜11時迄と朝は9時まで利用可能。50人程度の主浴槽(非天然温泉の白湯)、サウナ(テレビ無し水風呂あり)、露天風呂はテラスのような感じで10人サイズ。アメニティは資生堂の業務用汎用品3点セットで少し残念。
温泉に関しては、加温・加水・消毒あり循環ですが、当日は加水率が低かったのか、無色透明ではありますが明確な塩味+エグ味、僅かなゴム臭あり(近隣のキスケの湯と似ている感じですね)、消毒に関しては内湯も温泉も控えめでほとんど気になりませんでした。
ただし、朝入浴しようと思ったら、加温のし過ぎで46℃程度あり、外気は3℃位しかなく、ちょっと全身浸かるのが無理でした。露天エリアは風の通り道になっており冬場は結構寒いです。

総合的に、ホテルに関しては値段以上の満足感あり、ただし温泉はあくまでもおまけ・・・ってな感じ。温泉付き格安プランはたぶん楽天トラベルのみかもしれません。

出雲にもドーミーインが出来ました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

島根県出雲市・出雲市駅すぐ横にあるホテルです。2017年7月オープンって事で、施設はピカピカ、最新設備で居心地はシティホテルの中ではかなり上位の部類になります。平日一泊朝食付きで8200円+駐車場900円、温泉通には有名ならんぷの湯駐車場と同じ駐車場を利用しました(施設も隣同士です)
部屋については、全室禁煙(喫煙ブースフロア有)部屋の設備は最新鋭のドーミーインと一緒、夜はラーメンとピールが一杯無料サービスがありました。
期待していた朝食ですが、メインが境港だと自分で作る海鮮丼、下関だとフグ料理、ここは出雲そばでした。個人的にはちょっと残念。しかし料理の種類は相変わらず豊富で非常に満足でした。
ドーミーインはこれで11箇所目の宿泊利用ですが、他のホテルに比べると値段は高いですが、大浴場・食事・部屋、様々な面で高品質な事は間違いありません。
さて温泉ですが、こちらもホテル最上階に位置し、他系列よりは気持ち狭めではありましたが、サウナ・内風呂・露天風呂・壺湯あり、残念ながら出雲大社は見えませんが、高層の為必然的に景色は良いです(内風呂からは隣のスーパーホテルのでかい黄色い看板しか見えず)
温泉に関しては、分析表を見つけられず、ナトリウム-塩化物泉（低張性アルカリ性低温泉）　加温あり、おそらくほぼ間違いなく加水あり、循環・消毒あり(温泉は内湯のみのような気がした)消毒は強め、残念ながら温泉そのものは、隣のらんぷの湯とは雲泥の差・残念極まりありません。
しかしながら仕事で使うには立地も良くこの上なく便利で満足感も高いですね。

カランからはローション温泉が・・・　　　　　　　　　　　　　　
愛媛県今治市・旧玉川町の鈍川温泉の宿です。急な出張があり平日一泊素泊まり利用しました。
それなりの山奥に立地してますが、今治市街からは比較的アクセスも良く隠れた温泉地といった感じで、愛媛国体も終わった直後で温泉地は大変静かな佇まいでした。
写真で見るよりもかなり年季のある建物で、想像以上に壁が薄く、たまたま隣の老夫婦がうるさかったのもあり、少し気にはなりましたが、内装はリフォームされている部分が多く特段不便さはありません。テレビが少し小さいのと、wi-fiが無い事くらいでしょうか。
夜遅いチェックインでしたがわざわざ出迎えていただきました。駐車場はかなり狭いです。従業員の方の接客は終始良好でした。

さて、温泉ですが、入浴時間が少し短く夜10時で札止めなのが残念。朝は6-9時まで入浴可能。男性側は写真のような浴槽一つだけで露天は無く、女性側は泡風呂らしいですが、入れ替えはありません。元々許容人数も少ないので混雑する事はほとんどないと思います。1時間三セット入浴しましたが終始貸し切り状態でした。
玉川鉱泉利用、加温・循環・消毒ありの明記でしたが、実際のところ消毒臭は舐めても全く関知せず、吸い込み口があり形状からしても循環ではありますが、ph9.7の強アルカリ泉はメタケイ酸の恩恵を受けて極上のローション湯に仕上がってました。
特筆すべきなのは、カランからも源泉が出ます。そのツルヌル度の高さは浴槽のそれよりもさらに高くシャンプーが濯げているのかわからないくらいツルツルします。皮脂由来が懸念される都会のアルカリ泉とは根本的に違う感じ。ここまでツルヌル感が高いのは、和歌山アイリスパーク、神奈川葉山の某廃業した手作り温泉以来でした。
施設の老朽化はどうしても気になりますが、鈍川温泉は県内でも奥道後温泉に匹敵する良泉だと思います。また利用してみようと思います。

9年ぶりに訪問　ぬる湯掛け流し浴槽が良いです　　　　　　　　　　　　　　
愛媛県西条市海岸部、産業道路沿いにあるスーパー銭湯です。運営は良く判りませんが、パチンコロッキーの奥地にひっそりと佇んでおり、敷地は別になります。
約9年振り、三連休・台風直撃中の昼下がりに訪問、さすがに空いていました。
愛媛県東予地方特有というか、こちらの施設は値段は600円と安価ですが、アメニティが一切付属していません、カウンターでも買えますが、マイアメニティ持参をお勧めします。
内湯は温泉利用のアイテム付き大浴槽、水風呂と、一段下がったところにジェットバス群、温泉は無色透明、香りも味もほぼ飛んでおり温泉感はあまり感じません。電気風呂がありますが、一台のみなのが残念なところ。
露天に向かう途中に湿式サウナ室あり、その外に露天風呂が3種類、一つは正体不明の浅い浴槽(当日は薬草使用ではなかったです)、源泉浴槽(40℃前後の加温消毒あり)、そして3人サイズの加温無し消毒のみの掛け流し浴槽があります。源泉浴槽・掛け流し浴槽は薄鶯色に濁っており、僅かに塩味+消毒臭。ただし30℃の源泉浴槽は夏場はかなり心地よく、関西地方だったら大人気になるかも、当日は台風で大荒れ、屋根はあるものの、全く人気がないようで、ほぼ独占状態で利用出来ました。

改めの感想として、周辺の施設と比べると良心的であり、十分に楽しめました。9年前訪問時よりは印象が良く、少し評価が上がります。

岡山市内で非加熱源泉掛け流し　　　　　　　　　　　　　　　　　
岡山市北区・・・といっても旧建部町、市内中心部から津山へ向かう国道添い、30km程度離れていますが一応市内の温泉施設になります。高速道路ではかなり行きにくく、また場所も少々わかりづらい。
GW中の平日夜に車で訪問、さすがにこちらは空いてました。事前の情報が乏しかったのですが、施設は最近改装されかなり綺麗、コンクリート基調のモダンな内装が印象的。値段が650円でした。

田舎の公営施設といった感じの佇まい、実際に近所の方の利用がほとんどと思われるが、岡山⇔津山は高速道路利用だとかなり行きづらいのもあり、この国道からは旭川を渡ってすぐなので、色々と利用しやすい感じが強かったです。
源泉に関しては岡山に多いアルカリ性単純温泉、ただしこちらの施設は岡山では珍しく源泉の利用方法がなかなかよろしい。
内湯エリアには寝風呂・37度のぬる湯掛け流し主浴槽、40度浴槽、そして個人的には目玉である非加熱源泉掛け流し27℃の浴槽(ただし2人が限界/サウナの水風呂兼用ぽい)、露天風呂には2つの浴槽があり、片方は加温掛け流し37℃。目隠しはありますが立ち上がれば旭川の景色が眺められます。
ぬる湯掛け流し浴槽からはわずかに消毒を感知、ただしこの季節は大変気持ちがよいです。また非加熱浴槽は掛け流し湯量も多く源泉固有の鉱物臭も感じ取れました。こちらは消毒臭がほぼしなかった。
この国道沿いには桃太郎温泉一湯館という似たようなラインナップの施設もありますが、こちらはこちらで非常に気に入りました。

湯は良いですが、宿泊の満足度は普通。　　　　　　　　　　　　　　
長野県松本市・乗鞍高原の温泉宿です、こちらの温泉地への宿泊は二回目、近隣に白骨温泉がありますがそちらよりリーズナブルで小振りな宿が多いのが特徴、泉質に関してはマニアでなければあまり気にならないレベルで白濁硫黄泉が楽しめます。
お盆期間、乗鞍ハイキングの前泊地として利用、プランによって結構差があり、大人二人で4万近くでした。
外観は山の宿そのもの、老朽化は否めません。新館利用したのですが、新館を思い浮かべると拍子抜けするかもしれません。
お盆期間という事で予約でほぼ満室の様子、夕方迄は日帰り客も絶え間ない感じでした。
チェックインしてすぐ感じたことなんですが、クーラーが付いているのですが壊れてました。高原地とは言え日中は27.8度、むし暑い。暑がりの自分にはきつかった。部屋を変えてもらおうかとも考えましたが、ところかしこに『クーラーは控えめで』の注意書きがあったので躊躇いました(夜は無論涼しかったですけど)

料理についてはお盆って事で一番高い鉄板焼き懐石にしたのですが、同じ食事処で鴨鍋、格安懐石等が混在しており、奈何せん肉を焼く音が気になります、逆の立場だったら良い気はしないと思います。食事処は多数あり、配慮があってもよかったかなぁと。

温泉に関しては既出の通りで二種類の源泉が楽しめます。露天風呂は向かいの宿の駐車場から丸見えですが、気にしません。わさび野源泉も良いですが、やはり内湯の白濁硫黄泉は極上の一時。

接客姿勢等に関してはまぁ夏休み期間の為かバイト増員している事はすぐに判ります。ただ一生懸命さは感じるので嫌な思い等はありませんでした。

全体的に悪くは無いのですが、環境面と値段の割高さが少し残念ではあります。ただし湯に関しては大変満足のいくものでした。

広島市内でモスグリーン源泉掛け流し　　　　　　　　　　　　　　　
広島県広島市佐伯区・廿日市市間際にあるスーパー銭湯です。海沿いの郊外型施設といった感じで少し国道から外れており地域密着型の様相が覗えます。
中国地方は海瀬戸内海側・島根以外の内陸部はなかなか地味な源泉が多い中、強塩泉の源泉掛け流し、消毒・加温はあるものの、かなりの高張性源泉を加水無で利用しており、緑色に薄く濁った化石海水系の源泉を楽しめました。塩味が際立っており、次に消毒臭・ゴム臭があり、鉄臭は控えめでした。この種の源泉を楽しめる施設は広島市界隈でも大変少なく系列店の宇品ほの湯、プリンスホテル(日帰り不可)、江田島の国民宿舎(休業中)、他にもあるかもしれませんが、湯の利用方法も鑑みて貴重なものであることは間違いありません。
かなり大型の施設で、利用者はかなり多め。しかし温泉だけではなく岩盤浴にかなり力を入れている感じ、浴室全体は思ったほど広くはありませんでした。しかし、露天エリアには上手に様々な浴槽が配置されています。テレビ付き人口炭酸泉・シルク風呂もあり、掛け流し浴槽は上段と下段に分かれており温度差がありなんとなく大阪の水春に似ていました。
消毒がもう少し抑えられたつぼ湯(つぼ湯自体はありますが)、また非加熱源泉があれば大満足でしたが、それにしても広島市界隈ではずば抜けてお勧めできると思います。

家族風呂だけは消毒無掛け流し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鳥取県米子市・皆生温泉の日帰り色が大変強いビジネスホテルです。
冒頭の通り、大きな公衆浴場(なんと400円・ただしアニメティ一切無し)が併設されており、今回は平日一泊朝食付きで利用したのですが、公衆浴場のほうは平日の米子とは思えない程の大混雑でした。
さてその公衆浴場ですが、スー銭そのものの造りで規模は大きいです。ただしすべての浴槽が循環消毒、温泉浴槽はこの種の源泉+塩素が放つ独特の嫌な臭いがし、特にバイブラ浴槽は酷かった。値段が群を抜いて安いので利用者は必然的に増える感じ。良く言えば平時の山陰情緒を感じられますが温泉好きにとってはちょっとこれはきつかった。
宿泊の場合ロビーから別方向へ向かい、あとはビジネスホテルそのものです。ただしこの公衆浴場を利用する為にタオル・使い捨てアメニティ付きの入浴券を別途実費で500円で購入しました。朝は公衆浴場が利用できないし、このシステムはちょっと頂けませんね。
部屋に関してはビジネスホテル以上の想像以上に使いやすい設備でした。
ここまでだと、うーん・・・でしたが、良かったのが朝風呂。ホテルに宿泊すると、朝風呂で貸切家族風呂が利用できます。日帰りでも通常営業時間内であれば別料金を払えば利用可能。
先着順とのことでしたが、12室程度あり、よほどの事が無い限り満室にはならなそうです。
で、写真の家族風呂ですが、こちらに限っては加水のみ、消毒無しの掛け流し。潮の香りがたまりません。また源泉温度が高いですが、蛇口で加水無しにすることも一応可能。景観は無いですが湯船も小さいので新鮮な温泉が楽しめました。こちらの家族風呂に限っては皆生温泉の中でも素晴らしい湯使いだと思います。
しかしながら利用者のほとんどは400円の公衆浴場の利用だけであり、こちらの口コミもその流れなので、なかなか本質が見えてこない感じですかね。

おまけで、ロビーに飲泉がありますが、コップ一杯で10円徴収されます。いっそ無料に・・・。

秘境入口にある老舗ホテル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
広島県安芸太田町、名勝・三段峡入口にある老舗のホテルです。
当日の広島市界隈ホテルが3000円台と3万超しか空いておらず(街の規模の割にホテルが少ないので野球・学会・高校総体等があるとすぐに埋まってしまいます)、こちらしか空いておらず、しかしながら意外と近いのでやむをえず宿泊出張利用しました。素泊まり利用で7千円弱でした。
高速ICから10分程度で到着、かなりの山奥なのか、5月中旬にも関わらず気温は10℃を下回ってました。三段峡という観光地のホテルなんですが、平日ってこともありかなり寂れた感がありました。
ホテルと名はついていますが、老舗の旅館そのもの、景色のよい6畳部屋を利用、トイレ・風呂共同、辛うじて手洗い場が部屋内に設置(源泉とは別の飲める名水が出てきます)、三段峡の入口付近が一望出来る本当に景色の良い部屋、これだけで他の足りない部分は満たされた感じでした。しかしながら場所柄季節柄、夜に窓を開けるとマルカメムシ・蛾の襲撃がありました。
温泉に関しては既出の通りで、温泉がメインの施設ではありません、共同浴場と言った佇まい、清掃状態は普通、消毒臭はうっすら。夜-朝は貸し切り状態で楽しめました。特に朝の利用は景色が良く露天風呂は無いものの大変心地よいです。

今回は他のホテルが満室状態でやむを得ずの利用でしたが、ビジネス利用としても十分価値があるものでした。川沿いに位置する為、終日川の流れる音、また古い木造の部屋の為廊下の軋みや障子の開け閉め音等音に関して気にされる方には向いていませんが、個人的にはありかなと。
最後に・・・エアコン(年季の感じる木目調)が壊れていたのと、縁側の照明が切れてました。にしても、最初から古い宿だと割り切れば良いかと思います。