-
秘境入口にある老舗ホテル
広島県安芸太田町、名勝・三段峡入口にある老舗のホテルです。
当日の広島市界隈ホテルが3000円台と3万超しか空いておらず(街の規模の割にホテルが少ないので野球・学会・高校総体等があるとすぐに埋まってしまいます)、こちらしか空いておらず、しかしながら意外と近いのでやむをえず宿泊出張利用しました。素泊まり利用で7千円弱でした。
高速ICから10分程度で到着、かなりの山奥なのか、5月中旬にも関わらず気温は10℃を下回ってました。三段峡という観光地のホテルなんですが、平日ってこともありかなり寂れた感がありました。
ホテルと名はついていますが、老舗の旅館そのもの、景色のよい6畳部屋を利用、トイレ・風呂共同、辛うじて手洗い場が部屋内に設置(源泉とは別の飲める名水が出てきます)、三段峡の入口付近が一望出来る本当に景色の良い部屋、これだけで他の足りない部分は満たされた感じでした。しかしながら場所柄季節柄、夜に窓を開けるとマルカメムシ・蛾の襲撃がありました。
温泉に関しては既出の通りで、温泉がメインの施設ではありません、共同浴場と言った佇まい、清掃状態は普通、消毒臭はうっすら。夜-朝は貸し切り状態で楽しめました。特に朝の利用は景色が良く露天風呂は無いものの大変心地よいです。
今回は他のホテルが満室状態でやむを得ずの利用でしたが、ビジネス利用としても十分価値があるものでした。川沿いに位置する為、終日川の流れる音、また古い木造の部屋の為廊下の軋みや障子の開け閉め音等音に関して気にされる方には向いていませんが、個人的にはありかなと。
最後に・・・エアコン(年季の感じる木目調)が壊れていたのと、縁側の照明が切れてました。にしても、最初から古い宿だと割り切れば良いかと思います。10人が参考にしています