有名温泉地から日帰り温泉、露天風呂、秘湯まで温泉口コミ＆クーポンが充実

静かな夜を過ごせました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鳥取県三朝町・三朝温泉の宿泊施設です。平日一泊朝食付き利用、シングルでは無く和室を一人利用したので値段は若干張りました。鳥取市内から投入堂方面に車を走らせ訪問、温泉中心街から少し市街地側に立地、今回で三朝温泉宿泊利用6か所目ですが、偶然にも全て三徳川北側になりました。

公式HP・施設外観では全く判りませんでしたが、領収証より公務員共済の宿と判明。チェックイン時の受け付け・施設内の造り、オルゴールのBGMが流れ公営感がプンプンします。

当日は恐らく3-4組しか宿泊しておらず、宿全体がかなり静かでした。三セット入浴しましたが、全く誰ともかぶらず終始貸し切り状態でした。

その温泉に関しては、三朝の混合泉、掲示によれば、加温あり加水あり循環消毒あり。内湯には公営施設にありがちなジェットバス付き主浴槽とジャグジー浴槽、水風呂、サウナ。露天風呂は主浴槽のみ。洗い場には馬油と柿渋。
内湯・露天風呂ともに微弱で一般には気にならないレベルの消毒臭を感知。浴室入口に飲泉所があるのですが、飲むと明確に違いがわかります。循環併用とのことですが吸い込み口は稼働無し、オーバーフローあり、特に露天風呂はかなり状態は良好でした。三朝温泉レベルで考えると若干利用方法は残念ではありますが。

部屋はごく普通の和室、踏み込み・広縁あり、窓からは三徳川が拝めます。道路もありますが交通量は少なくとても静かな夜でした。なお現在は室内でwi-fi利用可能です。

朝食は和定食。偏食家の自分にとって運悪く半分位残してしまった。申し訳無いことをしました。量は普通です。メニューは素朴でした。

三朝温泉の中では穴場感があり、無難に利用出来る施設かなと思います。

水風呂が源泉風呂でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
岡山県倉敷市中心部のホテルです。ドーミーイン系列はこれで15箇所位宿泊しましたが、最近次から次へと新規オープンしてますね。こちらの施設はその中でも老舗の部類になります、平日一泊朝食付きで8500円程度でした。

美観地区入口にあり、少し駅からは離れますが倉敷市内では最高の立地と言えるかも。故に駐車場は狭く私が到着した時には既に満車、近隣のコインパーキングを利用しました。

接客関連は安心のドーミーイン品質、部屋に関しては珍しくシャワーブースの無いシングルルームでした。室内グッズ他総合的に系列の中ではやや見劣りするかもしれません。窓からの景観はドーンと立派な大原美術館があり奥は美観地区になります。

温泉ですが、単純泉かなと思いきや、カルシウム・ナトリウム－塩化物泉（等張性・中性・冷鉱泉）、カルシウム由来なのか僅かに白濁しており舐めるとしょっぱい。加温・循環・消毒あり。ただしこちらの一人サイズの水風呂は源泉をそのまま利用しており、個性が際立ってました。内湯主浴槽・露天風呂・サウナのラインナップで系列内ではやや狭く感じました。

ドーミーインの楽しみの一つでもある朝食ですが、こちらのメインは自分で作るままかり丼、他品数も少なめ。一般的なビジネスホテルよりは全然上位部類ですが、系列内ではこちらも少し肩すかし感が残ります。

総合的に、倉敷中心部は日帰り温泉施設も極端に少なく、施設の存在自体が評価に値します。欲を言えば、ホテル自体の魅力値がもう少し欲しかったです。
個人的な話で恐縮ですが、GW期間中の火傷に近い日焼けをしてしまい、塩化物系温泉に浸かるのは痛さとの戦いでした。

コストパフォーマンスの高い宿　　　　　　　　　　　　　　　　　　
岡山県美作市・湯郷温泉街の高台に佇む温泉旅館です。平日一泊朝食付きで利用、なんと税込6200円、びっくりする安値です。
故に内容に関して過度の期待は無かったのですが、宿に車を置いたらわざわざ傘でお迎えあり、恐らく外国人従業員の方ですが頗る丁寧な接遇を受けました。
部屋は10畳踏み込み付+4.5畳の広縁付、あんまり景色のよい部屋ではありませんでしたが広くて快適でした。室内強wi-fiあり。

温泉に関しては、過去口コミでのご説明の通りで、内湯が最上階にあり(写真のように景色は良いです。ただし構造上男性風呂のみかと)、露天風呂は別館から一旦外に出て傘をさして岩風呂へ、鸚鵡鮟鱇さんの御指摘の通り、野湯のような感じ(勿論整備はされていますが、湯船に向かう急な階段は雨天時かなり滑ります)洗い場は一か所のみ、びっくりなのが東屋風脱衣所で喫煙可能な点、今時珍しいですね。
露天風呂はやや消毒臭あり、内湯はほぼ消毒は気にならず、ただし湯郷温泉公共某掛け流し湯船を体験してしまうと、源泉云々に限らずその差は歴然、正直浴感は薄いです。

朝食は食事処で定食でしたが、やはり値段を考えるとかなり豪華でした。

極めてネガティブな過去口コミが気になっていたのですが、今回宿泊利用させていただいて、私の感じた限り、そういう心配は全くの無用でした。
素晴らしい接客と良心的な価格、仕事柄利用する機会はあんまり無いかもしれませんが、リピートは十分ありですね。

岡山市内では穴場感あり。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
岡山県岡山市、岡山ICから街側では無く津山方面へ少し進んだ所にある苫田温泉郷の宿になります。岡山市内だと山側にいくつか小さな温泉地があるのですが、こちらは特に地味な感じ、車だとアクセス良好(ただし岡山駅からは10km以上離れてます)。

平日朝食付き利用にて5400円+入湯税、破格の値段。民宿に近いものを想像していたのですが、比較的規模は大きい。

本館利用したのですが、外観からは全く想像出来なかったのですが、山の斜面に離れ客室が点在するような感じで必然的に階段の上り下りがあります。車いす等では訪問が厳しい感じ、私の年齢で健脚と思われたのか、当日は最上段の客室でありました。

部屋は昭和の映画に出てきそうな部屋そのもの、地デジ対応テレビが等やむを得ない部分以外は非常に風情のある感じでした。

温泉に関しては、源泉名・泉水いやしの湯、単純弱放射能泉(低調張性弱アルカリ性冷鉱泉　18.2℃　毎分48リットル)、一言で言えば地味な泉質と言わざるを得ませんが、内湯は加温・循環・消毒あり(消毒臭ほぼ感知せず)、露天風呂(写真奥)は加温掛け流し利用(消毒臭皆無・僅かに土類臭あり)ぬる目の設定でなかなか心地よかった。景観は特にありませんが露天風呂の存在は素直に嬉しいです。

朝食は定食になり、値段相応と言った感じです。

総合的に車利用であれば、この激安値段で温泉付き朝食付き、それなりに広い部屋を利用できますのでコスパは高いと思います。施設の古さに抵抗が無ければお勧めかと思います。

大山高原の老舗リゾートホテル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鳥取県伯耆町・大山登山口に向かう道並は、牧場や別荘地、草原があり、米子市内とは全く様相が違い、高原リゾート感満載な感じです。　
中腹に位置する老舗のホテルになります。11階建のかなり立派なホテルで客室数も相当あり、平日宿泊でしたが、この季節柄もありますが閑散としてました。
施設内はバブル全開のパブリーな雰囲気があり、どことなく昔は凄かったんだろーなという風情。老朽化は否めません。
施設名がもうすぐ変更って事で、半額キャンペーン中って事で和室10畳素泊まりで6000円切りました、内容を鑑みるとかなりお得なプランでした。
温泉に関しては地下に位置し、男女入れ替えはありません。休憩所には昔喫茶店にあったらしいテーブル型のゲーム機が現役稼働中、これにはびっくりした。
温浴エリアは巨大な内風呂(非天然温泉)とサウナ・水風呂、水風呂に関しては源泉の可能性がありますが、後述します通りかなり判別が難しいので判断は保留します。
露天風呂は写真のような感じで、主浴槽と壺湯が2つ、こちらは温泉使用。かなり特徴の薄い源泉で、混合泉ですが、加温・加水・循環・消毒あり、消毒は控えめでした。
(大山ロイヤルホテル1号泉と大山3号泉の混合・双方ともにナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉)
正直な感想としてほぼ浴感はありません。また、少し期待していた景観は全くありませんでした。(宿泊した部屋からは雄大な大山が拝めました)
こちらのサイトでかなり口コミ数が少ないので日帰り不可なのかと思ってたら、当日、翌日ともに地元の方と思われる日帰り客が多数訪れられてました。逆にスキー客は皆無だった。

一つ残念なのが、部屋の清掃状況ですが、古いのは仕方ないですが、かなりホコリが酷い。要改善かと思います。

とはいえ、この値段はどう考えてもお得かと思います。環境は非常に良く米子市内からも比較的近いので、また機会があれば利用してみたいと思います。

燧灘の絶景を拝める数少ない旅館　　　　　　　　　　　　　　　　
愛媛県西条市、といってもほぼ今治市境目、湯ノ浦温泉近くに位置する一軒宿です。平日朝食付きで利用、9150円と少し高めです。

国道から山に入って約一キロ(潰れた巨大中華料理店が目印)、急に景色が開けてきて海の高台に施設が見えてきます。
休暇村シリーズなので、それなりの想像で訪問したのですが、リゾートホテル感が強く、ビジネスで利用しているのはたぶん数名だけ。平日にも関わらず、団体さんや老人客でにぎわってました。日帰り時間は15時迄ですが、施設内は朝晩問わず、物凄く賑わってました。フロントの対応も良く、ロビーも綺麗です。
部屋は10畳和室、アウトバスですが、全室オーシャンビュー。色んな所に泊りましたが、かなり上位の部類。部屋からは今治市側の海の絶景が楽しめます。
温泉ですが、部屋からは少し離れた所にあり移動が少し難儀でしたが内湯・露天風呂・サウナのシンプルな造り。アメニティは旅美人の馬油柿渋オレンジが設置。湯に関しては、引き湯と過去口コミにありますが、湧出場所からの距離が10キロ程度離れており、分析表も見る限り本谷温泉と同一(分析日が異なり、成分他微妙に異なりますが割愛します)、施設に確認していませんがローリーかと推測されます。
無色透明・塩素強め、ややツルヌル感がありますが循環・皮脂由来と思われ、正直湯に関しては残念な感じでした。
しかしながら、ここの魅力は他にあり、内湯からも露天からも燧灘の絶景が拝めました。特に露天風呂は目隠しが撤去されており湯船に浸かりながら日中は海、夜は夜景が楽しめました。少しぬる目に設定されており長湯も可能。愛媛県ではこういう種の絶景温泉は非常に貴重であり(小松温泉やシーバまことさんも絶景ですが)人気があるのも頷けます。

朝食については、バイキングでしたが、愛媛ゆかりのメニューが多く概ね満足できました。
もう少し値段が安ければ有難いのですか再訪はアリですね。

無難に利用出来る温泉付き旅館　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鳥取県鳥取市・駅からは少し離れており、吹雪の時期に徒歩ではしんどいかも、車だと建物裏手に立体駐車場があります(2Fは雪が積もり過ぎて利用不能)駐車場は無料で出し入れ自由でした。
少し変わったネーミングの施設(運営母体がキノコ関連)でずが、利用した感じでは少し年季のある昔ながらのやや公営チックな温泉旅館、宿泊より会合等での利用が多い感じ。
10畳和室、朝食付き平日利用で7500円と、近隣の施設に比べ安価です。部屋は古いですが、畳が新調されており、トイレも綺麗、全く不満はありません(wi-fi有)
朝食に関してはバイキングでは無く定食。正直イマイチ、ただし椎茸は出てきました。

温泉ですが、想像していた以上に満足でした。内湯のみ、男女入れ替えは無かったですが、湯に関しては循環併用ながら消毒臭は無し(湯船にはメイン湯口、吸い込み口とジェットバス、嬉しい飲泉口があり湯船にも注がれています)露天風呂はありませんが、雪化粧された箱庭が楽しめました。

泉質に関しては、対翠閣2号源泉という独自源泉利用、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・中性・温泉)湧出温度41.8℃、飲むと鉄分+硫酸塩泉特有の味+薄い塩味、透明度1m位でうっすら緑濁していました。少しツルヌル感もあります。循環・消毒あり(ただし消毒臭はかなり薄め)、加温あり、加水無しといった感じ。分析表マニアの方は脱衣所にありますので参照されたし。

鳥取市内中心部は立派な温泉地であり、なかなか宿泊の機会がありませんが、他にも温泉利用の施設がありますので、また機会があれば新規開拓してみようと思います。

ウサギと戯れた後に・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
広島県竹原市、最近やたら有名になった大久野島というウサギまみれの島にある一軒宿です。温泉よりウサギ目当てに家族連れて一泊してきました。
忠海港から車を乗せ大久野島へ(島内運転禁止、駐車のみ)翌日大三島へ渡りました。
噂には聞いていましたが、島についたらいきなりウサギ多数、しかもかなり人懐っこい。年末って事もあり、なかなかの混雑であったが、ウサギの羽数はそれ以上に多かった。うさぎ用カリカリ500gと人参多数持参しましたが、二日間で使い切りました。温泉とは話は逸れますが、動物好きでウサギはあんまりな方でも結構楽しめました。夏はビーチで海水浴も楽しめます。あとは戦時中の遺跡とか。

さて、ホテルですが、島に定住者はおらず、このホテルと従業員宿舎のみ、日帰りでも行きやすい島の為、宿泊する人はそんなに多くなく、日暮れ近くになるとかなりガラガラな感じでウサギとの戯れタイムが濃厚なものとなります、早朝も然りでした。
夕食は、ありきたりなバイキングだったので、牡蠣料理を別注しておいたが正解でした。バイキングの内容は正直しょぼいです。朝食もドーミーイン等に劣る感じ。
温泉に関しては、宿泊施設が横に広い為、両端に二か所ありますが、どちらも浴室が少し違うだけで、温泉そのものに変化はありません。また加温・加水・強消毒・循環、浴感はほぼ無し、露天風呂無し。さすがに温泉だけ目当てにすると辛いものがあるかもしれません。湯船に関しても主浴槽のみでサウナ等も無し。アメニティは少し変わった自然派の石鹸シャンプー類が設置されていました。

景観に関しては写真のような感じ。部屋からの景観もリゾート感があり悪くありません。喫煙和室しか空いておらず、部屋はヤニ臭かった。こちらの施設、部屋の広さによっての値段差が無いようです。

とにもかくにも、温泉だけ目的では厳しいと思います。グループでウサギの餌沢山持って遊びに行ったついでにお風呂・・・位の感覚で行かれるのが宜しいかと思いました。

部屋が綺麗過ぎてびっくりした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
広島県佐伯区、といっても五日市中心部から山へ約20km進む必要があり、広島市内とは思えない隠れ里のような場所になります。アクセスは悪いが道は綺麗で快適です。
こちらの施設は湯来地区の道の駅のような役割を果たしており、ドーンと豪華な公営色の強い建造物が印象的、宿泊棟はさらに豪華、10畳踏み込み、ベランダ付きで国民宿舎とは思えない程設備面は豪華でした(ただしアウトバス、wi-fi無)　平日出張利用朝食付きで8000円弱、場所が場所だけに妥当かもしれません。

温泉に関しては、日帰り色がかなり強いのでちょっと懸念がありましたが、午後9時~11時、朝は9時まで宿泊者専用タイムとなり、宿泊許容人数が少ないため貸し切り状態でした。朝夜で男女別入れ替えありも、サウナが乾式・湿式以外ラインナップはあまり違いが無いです。

内湯は写真のような感じで、基本は消毒・加温・掛け流し。内湯がジェットバスと繋がっており、ちょい消毒臭が気になります。露天風呂は景色がなかなか宜しい。ただ、当日は冬至間際の為か柚子が大量に埋められており、柚子の香りが強く源泉の特徴が極めて判別し辛かった。ツルヌル感を僅かに感知。

特筆すべきは、看板も無くあまり目立たないのですが、実は水風呂が非加熱源泉掛け流し。水風呂より気持ち温く、真冬でも余裕で入れます(25℃位?)消毒もほぼ感知しませんでした。
朝食に関しては、バイキングでしたが、ちょっと今回はイマイチ感が強かった。

辺鄙な場所なだけに敬遠していましたが、道が良いしコストパフォーマンスも高め、また利用してみたいです。