organic さん
43.8点 / 614件
数年前から温泉の魅力に惹かれて、休日は温泉巡りを楽しんでいます。泉質最重視派ですが、それ以上に気軽に行けて日ごろの疲れを癒せるような温泉を求めています。
男性 | 58歳 | 神奈川 |
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口コミ点数の高い順
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投稿日:2010年5月9日
施設は満点、お湯は2点(宮沢湖温泉 喜楽里 別邸(きらり別邸))
organicさん [入浴日: 2009年12月29日 / 2時間以内]
44.0点
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22.0点
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55.0点
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約半年前に飯能市の宮沢湖畔に出来たばかりの日帰り温泉施設です。この喜楽里の1号店は自宅のすぐ近所にあり、頻繁に通わせてもらっている温泉で、都市部にある日帰り温泉としてはなかなかの泉質と施設です。ですから、この別邸も期待感を高めて訪問しました。敷地内に比較的広い駐車場あり、まだ新しい建物は玄関からなかなかの構え。受付を済ませると、なかなか重厚で立派な造りの廊下や食事処があり、老舗旅館のたたずまいといった感じでした。肝心の浴室は、サウナは約80℃前後で比較的長く入っていられる温度設定はgood!、塩サウナは1号店の方がよもぎのフレーバーがあり、こちらがやや劣る感じでした。内湯は白湯と高濃度人工炭酸泉の2種類、確かにこの炭酸泉は体中に沢山の泡がびっしりと付き、結構気持ち良いものでした。高台にある露天エリアからは宮沢湖が一望でき、なかなかの景色です。寝湯は数人分あり、約5cm位のお湯が流れているタイプ、最も楽しみにしていた源泉かけ流し浴槽は・・・、あれれ~確かに少しずつ掛け流されてはいるけれど~、まるでプールのような塩素臭で10近いpHの割りにはぬるすべ感もありませんでした。最も湧出量が67L/分なので、大胆なお湯使いはできないのでしょうが、元々あまり特徴の無い泉質ということもあり消毒の塩素が完全に勝っている感じでした。泉質は1号店に完敗ですが、施設の造り等は更に進化して完成度が高く、経営者の努力が感じられる温泉だと思いました。
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木賊温泉は東京からそれほど距離は遠くないのですが、交通の便があまり良くないので、連休中にもかかわらず観光客などほとんど居ない静かな秘湯という雰囲気でした。那須塩原インターから車で飛ばして80分、平地は晴れであったのに途中の峠は雪。但し、道路は良く整備されており、積雪さえ無ければ普通の車でも全く問題ありません。温泉街の入り口に共同浴場「広瀬の湯」がまず現れ、その前に車を停めて目的の岩風呂を探しました。約500m程歩くと、坂の入り口に小さな看板があり、あらかじめ調べておいた写真と同じ風景が目に留まりました。鄙びた建物?は、冬も近いせいか一応回りにトタン板で囲いがしてあり、露天気分は味わえませんでした。女性専用の脱衣所はあるようでしたが、男性は浴室内に多くの木製の棚があり、そこで着替えます。各々数人以上は入浴可能な岩造りの浴槽が二つ、どうやら奥の岩底から温泉が湧出しているようで、そちらが熱め、手前が温めでした。お湯は無色透明でほのかに硫黄臭がする上質なもの。決して強い主張は無いのですが、その鄙びた雰囲気もあり長く浸かっていたくなります。壁にはこの共同湯保持のために寄付をされた方々の名前がずらっと並んでおり、地元の方々のこの温泉に対する思いも掲げられていました。日頃の都会の慌しい生活に疲れた時、少し不便ではありますが、この木賊温泉共同湯で心の湯治をしてみるのも良いかもしれません。
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塩原ビジターセンターの駐車場に車を泊め歩くこと約10分、遊歩道のつり橋を渡るとすぐに岩の湯はあります。最初はもう一つの露天風呂、不動の湯に行く予定でしたが、早朝にもかかわらずそちらは多くの人が入浴していたので今回は止めました。一方、この岩の湯は川の対岸からも丸見えなせいか、先客は1名のみ。木製の脱衣用の棚はありますが、その他は完全に野湯という感じで二つの湯船があります。いずれも数人程度の大きさで、手前側は無色透明で温めのお湯、どうやら足元から湧出しているようです。奥の円形の浴槽にはパイプから笹濁り色のお湯がドバドバと掛け流されており、こちらはやや熱めでした。底は砂敷きですが、落ち葉や枝などが沢山沈んでいるのはご愛嬌。但しいずれの浴槽も深さが約1メートル程度あり、座って入るには深すぎ逆に立って入ると上半身が出てしまい冬場は寒く、結局中腰で入浴するしかなくこれが落ち着きませんでした。但し、このような天然の露天風呂はこれからも大切に維持管理して欲しいと思わせる温泉でした。
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皆さんのクチコミにもあるように、比較的不便な場所にあるにもかかわらず、午前中から結構込み合っていました。サウナ付プール等もあるようですが、私は通常の温泉のみの入浴としました。数多くある洗い場と10数人が入浴可能な内湯、それに複数の浴槽が点在する露天風呂と施設は充実していました。また、すべての浴槽で源泉が掛け流しで、塩化ナトリウムが比較的濃いよく温まる泉質でした。たまたま立ち寄った時間に、大井川を渡るSLを観ることができ、幼少時代以来実際に動くSLを観て実に風情があるものだと感慨に浸っていました。この近辺には温泉が他に無いため、貴重な存在です。
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渦中の八場ダムで底に沈むかもしれなかった川原湯温泉の共同浴場、笹湯に立ち寄りました。同じ共同浴場でも王湯は道路沿いの分かりやすい場所にありましたが、この笹湯は少々分かりづらく最初は迷いました。温泉街の道路より数十メートル程細い坂を下った場所にあります。川原湯温泉街は既に建物を壊して土台だけが残っているもの、建物は健在でも廃業している旅館等、鄙びた感じがしました。但し、今話題になっているせいか、結構多くの人が訪れていました。笹湯は無人の浴場で、料金箱に入浴料を入れ浴室に向かうと、脱衣所と浴室が一体式の造り。極端にレトロな感じはしませんが、丁度昭和をイメージさせる地元密着型の銭湯という趣でした。もちろん源泉掛け流しで、湯温は43~45℃程度のやや熱め、源泉は更に熱く50℃近くある体感でした。少量を口に含んでみると、以外にも塩味が効いて比較的飲み易い温泉でした。約5人用の内湯浴槽が一つのみの極めてシンプルな造りで、無色透明なお湯には少量の湯の華も見られました。ダムの建設については賛否両論あると思いますが、この笹湯はいつまでも長く残って欲しいと切に感じました。
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湯畑から数分歩いた場所にある地蔵の湯へ初めて行きました。数多くある草津の共同湯の中で、おそらく一番最近改築された浴場だと思います。ここは地元の方だけでなく、比較的観光客も広く受け入れている所です。スペースは割りと広く、脱衣所が浴室と一体化しているところは昔の伝統を守っている感じがします。無色透明のお湯は想像したより熱くなく、おそらく43~44℃程度だったと思います。酸性の泉質は肌にピリッとくる感じ、しっかりと硫黄臭もあります。浴槽は7~8名程度は入浴可能で、もちろん源泉かけ流し。このようなお湯に無料で入ることができることは、地元の方々に感謝しなければなりません。ここもあと20年位すると、正に歴史と伝統を感じる良い鄙び感をかもし出してくれることでしょう。
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栗駒山荘に行った後に立ち寄りました。本当は露天風呂の方に入りたかったのですが、旅館のフロントで入浴料を払ったら自動的に中浴場の内湯を案内されました。浴室の扉を開けると凄い硫黄臭、2~3人分の洗い場以外は約10人用の内湯のみのシンプルな造り。pH 2.2、白濁した典型的な硫黄泉は45℃以上はありそうな熱湯で、特に最初は肌が痺れるほど熱く刺激的。但し、しばらく浸かっていると、その刺激に少しずつ慣れてきて心地良さを感じるようになってきます。タオルに浸み込んだ硫黄臭はいつまでも持続して香りが残っていました。
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北上からのアクセスは、途中まではとても良く整備された道路です。が、ラスト5km辺りから急に狭い山岳路、1km毎にカウントダウンの標識がありました。その山道を抜けると突然現れる湯治旅館群、確かにこの立地では季節限定になるのもうなずけます。元湯夏油のフロントで入浴料を払い、ゲートと抜けると昭和レトロの雰囲気をかもし出す複数の建物がありました。5つの露天風呂と2つの内湯があり、どこでも入り放題です。但し、混浴の露天風呂には各々女性専用タイムの設定があるため、今回は真湯のみの入浴としました。渓流沿いに約10名用の露天風呂が一つのみのシンプルな造り、川を挟んだ向かいには女の湯があります。泉質は無色透明のナトリウム塩化物泉でオーソドックスながら上質、思ったよりも温く40℃前後、長湯が可能でした。今回は朝一に立ち寄ったため、途中までは貸切状態で入浴することが出来ました。但し、この夏油温泉の本当の良さを知るためには、立ち寄りではなく、ある程度長期間湯治をすることが必要であるような気がしました。なお、来年より立ち寄りの時間が10~15時と短縮されるようなので、ご注意を。
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とにかくアブラ臭好きの私としては、岩手温泉巡りの中でどうしても行きたかったのが、この巣郷温泉でした。複数ある施設の中から、源泉掛け流しということで福寿荘を選びました。元々地元の老人用の施設で、6~7人用の内湯が一つのみのシンプルなものでした。シャンプーや石鹸は備え付けられていませんが、250円という入浴料は良心的。早速浴室へ入ると・・・、素晴らしいアブラ臭、これだけでもうクラクラです(笑)。実際に入ってみると、無色透明のお湯はかなり熱く、45℃位はあるようでした。アブラ臭で有名な新潟の新津温泉よりはやや劣りますが、それでも十分な香り、成分表を見るといたって普通の泉質。やはりこの香りは成分表では表れない、揮発性の有機物によるものでしょう。
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投稿日:2009年9月23日
大規模湯治旅館(【新日本百名湯・日本温泉遺産に指定】鉛温泉 藤三旅館)
organicさん [入浴日: 2009年9月17日 / 2時間以内]
44.0点
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ここ藤三旅館までのアクセスは想像以上に道幅が狭く、到着するまでにかなりの時間がかかってしまいました。建物は旅館部と湯治部に分かれており、5種類と沢山の浴室があります。本来であれば全部を制覇したかったのですが、今回は立ち寄りだったので1ヶ所のみの入浴です。名物の白猿の湯は丁度女性専用タイム・・・、しかたなく桂の湯を選びました。ちなみにここは旅館部、湯治部、日帰り客とそれぞれ履くスリッパの色が異なり、まるでテレビ番組の「スター格付けランキング」のようでした(笑)。平日の午後ということもあり最初は貸切状態、各々7~8人用の内湯と露天風呂、それに露天では一段下がった所に2~3人用のもう一つの浴槽があり、そこは正に目の前を流れる川に手が届きそうな感じで野湯気分を味わえます。但し謎だったのは、その小さな浴槽はどこからお湯が湧き出ているかが分かりませんでした。おそらく、すべて掛け流しだとは思いますが・・・。お湯は無色透明、約40℃の適温ですが、香り体感共に十分な温泉感がありました。次回は是非宿泊ですべての温泉を楽しみたいと思いました。
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