口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2015年11月23日)
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なかなか寂れた温泉街にありました。
1番古い建屋は築140年だとか…
入ると色々な物が飾られています。著名人のサインもとても多いです。
受付をすませると部屋へ。
恐らく1番安い部屋にしたのですが八畳が二部屋です。
廊下は窓枠が壊れていて隙間風が入る場所もあり寒いです。
ガスヒーターはずっとつけていました。
部屋に鍵はありませんが、宿全体に田舎の実家のような雰囲気があり、客同士で挨拶を交わすシーンがあるぐらいでした。よって鍵がないことでそんなに不安な思いはしませんでした。
お風呂は家族風呂と大浴場があります。
二つある家族風呂は空いていれば勝手に入っていいシステムです。
タイル張り昔ながらのお風呂。私が入った所はカランもシャワーもありません。
大浴場は受付のある建物から離れています。夜は廃校した学校の廊下を歩いているようで少し怖いです。
途中無料の卓球室があります。夜は怖くて行けなかったので朝いきました。
年季の入った台がありました。
大浴場には宿唯一のドライヤーがあります。カランもシャワーもあります。
6人サイズぐらいの内湯と露天があります。露天は外気温が低かったので、お湯もヌルめ。長湯できない私にはちょうど良い温度でした。内湯にはコップがありお湯が飲めます。
多分単純硫黄泉かと思われます。
臭いはあまりしませんが飲むとたまご味です。
食事は地元の物を使った山の田舎料理です。信州産サーモン、鯉の洗いなどなど、鮮度が良く、味も良く値段を考えるとかなりコストパフォーマンスが良いです!!食前酒の自家製梅酒も最高でした。朝食も湯豆腐をはじめご飯に合うおかずばかりで良かったです。
スタッフが少ないので、掃除が行き届いてない場所もありますが、トイレは全てウォシュレット付きだし、廊下が沈んでしまっている場所もありB級感もあります。
しかし星がたくさんついているホテルでは得られない物がたくさんある宿です。14人が参考にしています
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本当は山菜の美味しい頃に行ってみたかったが、湯温が40°そこそことのこと故。
ますやと共に、共同湯に何度も入りたいこともあって、昨年8月の末頃に連泊した。
文化庁登録有形文化財 第20-0188-0193号也。
部屋内の意匠は凝ったものだし、廊下を歩けば窓越しに土蔵があったりする。
旅館内では、明治末期から昭和初期までにタイムスリップする感じがしてきます。
つまり、風情に溢れる木造4階建ての温泉旅館です。
部屋においても、多少の傷みはそこここにあるが返ってこれが懐かしみとなる。
宿の湯は共同湯の有乳湯近くから引かれるとのこと。
宿の浴室については、これと言うことはない。
湯元からわずか数十mの距離だが、炭酸は幾らか抜けてやはり、有乳湯程はなかった。
この宿を基地に近場の温泉をあれこれと楽しむのが良いと思う。
事実そうしたし、早い目に帰ってゆっくりと寛ぎたくなる宿だ。
評価の4点はお風呂以外の建物の風情に対してです。12人が参考にしています
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09' 1月20日、田沢温泉の芸術的な共同湯「有乳湯(うちゆ)」を出て、粉雪舞う田沢の石畳ロードに再び歩みだした湯上りイーダちゃんは、今度は「有乳湯」から温泉入口に引き返す感じで、大きな旅館の前までやってきました。
門のまえの松の枝っぷりが凄い。塀のなかをちょい覗くと庭内に鳥居と小さな神社らしきものも見える。大きい。超古風な風情の塊の如き和風建築の宿、それがこちら「ますや旅館」さんなのでありました。
「おお・・・(圧倒されて)」
こちらは厳密にいうと旅館のお風呂であって、冒頭の「信州共同湯巡り」というタイトルとは矛盾するのですが、いやいや、この和のテイストを目前で見あげたら誰だってね・・・(溜息)・・・それは、呑まれないではいれないでせう(xox;>
反射的に宮城・温湯温泉の佐藤旅館を思い出しました。あちらをもう少し重厚に、スケールをでかくした感じ、とでも申しませうか。案内される廊下の長~いぎしぎし情緒だけで、僕は風呂入る以前に既にKO状態でしたねえ。先のクチコミの湯素人さんの投稿写真のままの世界です。あそこをさらにぎしぎしとまっすぐいくと、今度は左手にまっ白な30mくらいの障子の長大な列がぐわーっと現われてくるのです。
右手の窓からはますや旅館のほかの棟の木造棟の外観、それに鉛色の空には信州の粉雪でせう? これで恍惚としないでいれる温泉好きはこの世にいないんじゃないかと僕は思ったなあ。もー 圧倒的な情緒の世界。
島崎藤村はあいにくあまり好みではないんですが、彼がここに惹かれた理由というのは理解できましたね。
着替所に「卓球温泉」のポスターあり。松坂慶子が笑ってる。
お風呂は内湯とそこからいける露天が各々ひとつづつ。どちらもぬる湯。恐らく36°くらいだったんじゃないかしら。入った瞬間の感触が「う、ちべたっ!」て感じ。ですから、冷え性、もしくは風邪気味の方にはお勧めできませんが、こちらのぬる湯に15分くらいやや辛抱して入っていると、じんわり身体温もってきたでありますよ。着替所の案内にあった通り。この効果はちょっとドラマチックなものがありました。
飲泉コップも置いてある。飲むと、うまーいお湯でありますよ。柔らかいぬる湯の極上源泉。
ぬる湯の余韻を楽しむように、帰りの廊下は行きよりもゆっくり、白い息を吐きながら、ぎちぎち、ぎちぎち帰りましたっけ。ちょっとばかし名残惜しくもあったな。
田沢温泉、素敵です。味わい深いこと、この上なし。こちら、右も左も歴史の芳醇な香りがぷんぷんしてる土地です。表への出方はそりゃあ別所よりずいぶんささやかですが、好き嫌いで言うと、僕、こちら別所より好きかもしれません(^.^)☆12人が参考にしています
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狭い路地の石畳が素敵な田沢温泉。共同浴場有乳湯の隣に建つますや。
重要文化財に指定されている重厚な木造建築の建物に圧倒され、期待を抱いて訪問しました。
が、一歩玄関に足を踏み入れ、雑然としたロビーを一目見て、
私には駄目かも・・と思いましたが時すでに遅し。
男性や気にしない方には何でもないのでしょうが、
清潔感に欠けるのと虫や蜘蛛の巣があちこちにあるのとで、おっかなびっくり。
浴室棟は比較的新しいようでしたが、それでも細かい部分が少々気になりました。
お湯自体は皆さん書かれているように掛け流しで良い物でした。
硫黄の香り漂う中、グレーの湯花がたくさん舞っていました。
でも、期待の泡つきは有乳湯に比べたらずいぶん寂しい。
残念ながら私にはむかないようでした・・ごめんなさい。
心残りは『卓球温泉』を観てから行かなかったこと。
観ていたら必ずや別の視点での楽しみ方があった事でしょう。8人が参考にしています
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8月27日に一泊させて頂きました。夏休み後半の平日、混み合うとは思っていませんでしたが、案の定誰彼に気兼ねせずに素朴な湯宿の雰囲気を満喫できました。数十年を経た建物だけに現代的感覚で不満を言ったら切りがありませんが、むしろこのような建物を維持して頂ける努力に感謝です。一番のお気に入りはほんのり硫黄臭のするぬる湯、いつまでも楽しめます。
お食事はそこそこ、贅沢なものではありません。お部屋は2間続きで広々ですが、窓が少し開いていたせいか、夜中に虫の大群、夏はしっかり戸締りをした方がいいですね。10人が参考にしています
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「卓球温泉」を観ての念願でした。松坂慶子は良かったねぇ~。
風格を感じる木造建築。それだけに使い勝手との兼ね合いが難しい。風格はあるが居心地が悪い。両立させる難しさは有りましょうが、両立させないと風化しそう。食事は朝食のみすぼらしさは値段不相応。
でも温泉(浴場)はリニューアルされたか、綺麗でした。脱衣場も浴室の天井も。お湯は温湯で、源泉掛け流し。露天も内湯も申し分なし。再訪はしないだろうが、良い経験。10人が参考にしています
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上田からこんな近くに、こんな歴史を感じさせる温泉場と宿があるとは知りませんでした。今でこそ静かで何もない小さな温泉場ですが、単にひなびているのと違う雰囲気があります。
みなさんおっしゃるとおり建物は古いです。障子のさんの細かい細工など素晴らしいのですが、かつての栄光という感もなくはないかも。
お風呂は、とてもいいです。わずかに硫黄臭のする、柔らかなアルカリ泉で、ぬるめなのでゆったり楽しめます。緑の山を望む露天風呂も、建物外観から思う以上に開放感があります。
食事は、山の宿によくある川魚、山菜中心の素朴なものですが、料理されている方の腕がいいのだと思います。大変おいしく頂きました。
手伝いのおばさん(失礼な呼び方かもしれませんが、いかにもそんな雰囲気の方)がとても楽しい方で、いろいろ親切にして頂きました。一方、主一家は内気なのか、接客がちょっと苦手なようにお見受けしました。
ちょうど飛び始めていたホタルが、夕立のために短い時間しか楽しめなかったのが心残りです。11人が参考にしています
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島崎藤村の『千曲川のスケッチ』に「升屋」として登場し、眺望の良い温泉宿と紹介されています。
今回、田沢温泉を再訪するにあたり、私の希望でこちらに妻と宿泊しました。
国の重要文化財の建造物ということもあり、その存在感は圧倒的なものがあります。古い趣のある造りは鄙び系大好きの私にピッタリ。急な階段もギシギシと音の鳴る廊下も何故か落ち着くから不思議です。
長い廊下を辿って行く浴場は予想外に新しい感じで、内風呂に入るとリンスインシャンプーとボディソープに使われているお茶の香りが漂っています。
ですが、掛け湯を浴びるとふわ~んとタマゴ臭がしてご機嫌。内風呂は適温~ややぬるめ、露天はかなりぬるめで特に露天風呂は茶色い綿状の湯の花が大量で驚きました。
山肌に近いので目には緑、頭上では鳥が鳴いて心を和ませてくれます。思わず目を閉じて深呼吸をし、その自然の音楽に耳を傾けました…。存分に長湯が楽しめるまろやかな湯、素晴らしいです。
ゆかりの「藤村の間」は宿泊者がいて見学できませんでしたが、夕食の食前酒には「藤村のにごり酒」が出て来たり、資料展示もあり興味深く見させて貰いました。食事も山の地場物中心で品数豊富。味も素朴で非常に美味しかったです。
映画「卓球温泉」で知られるだけにサイン色紙も数多く、廊下やロビーでも沢山見る事が出来ました。
ピンポン室にある3台の卓球台も傷とか凹みとか無数にあって、逆に雰囲気と歴史を感じさせ何かジンと来るものがありました。
宿としては清潔感はあまり感じられないけど、仲居さんたちの対応含め安らぎは存分に与えてくれました。
なかなか妻と温泉宿に宿泊することは出来ませんが、いい思い出となりました。11人が参考にしています
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10月中旬に宿泊。
建物は立派な木造4階建て。心躍るも、夕方なのに帳場には人影もなく、明かりも消えて暗い。ようやく宿の人が現れ、通された部屋は天井の高い、がらんとした二間続き。角部屋で、障子をあけると周りの山々が見渡せた。欄間、床の間など全て古色蒼然としていて味がないわけではないが、修理するでもなく放置したままなのがうら寂しい。
温泉は透明なぬる湯で、ほのかに硫黄の香りがする。暖かい季節には良さそうだが、15度を割る気温では長湯をしても温まらない。(宿の人も「ここの湯は温まらない」と言っていた。)旅先の温泉に入りながら、早く自宅の風呂で温まりたいなどと思ったのは初めてだ。
部屋には暖房もなくしんしんと冷えるばかりなので、映画「卓球温泉」にあやかって我々も卓球をしてみた。これでやっと暖かくなった。
建物の外見が魅力的だが、もてなしの気持ちをはじめとして、全体にやる気の感じられない宿であった。ひなびた湯に期待して行ったのに残念。7人が参考にしています
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バスツアーで昼食付き外来入浴した。
傾いた廊下を歩いているうちに、平衡感覚が狂い50年前の昭和にタイムスリップした。
この旅館にエアコンやウォシュレットは似合わない。山あいを吹く風はさわやかで扇風機で充分だ。
鎌先温泉の「湯主一條」の木造4階建ては廊下を歩いてもびくともしないが、こちらの建物は廊下が外側に傾いてバランスが取れている。
風呂は大浴場が男女各1、各露天付き。 pH9.6、 39.8度の単純硫黄泉でぬるく、100%源泉かけ流し。1時間でも入っていられ、自律神経失調症に効きそうだ。
バスツアーで団体で押しかけて、食事がまずいなどと言う人には向かない。
地の食材の食事とぬる湯で癒される、鄙びた小さな旅館である。8人が参考にしています
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GWに1泊しました。
お湯は透明で硫黄臭がし、ぬるいので長湯でき、貸切状態でリラックス♪
飲むとマッコリしたタマゴ味です。
建物に比べて浴室はタイル張りなので、風情は無いですが、明るく、気持ちはよいです。
グレーの湯の花だけ見ると、「汚れ?」と思いますが、目を凝らすと白いものもふわふわとしており、「湯の花だー!」と納得しました。
アワアワは微量しかつきませんでした。
田沢温泉2号泉と3号泉を混ぜており、有乳湯とはちょっと違いますね。
アワを求めるなら有乳湯、湯の花が見たければますや、ってとこでしょうか。
微ヌルツル感を味わった浴後は、肌がサラサラになりました。
(写真は朝の女性用露天風呂です。)
「藤村の間」以外トイレはありませんが、かなり良心的なお値段です。
山菜たっぷりのお食事もおいしかったです。
情報が少ないので、「眺めのいい部屋」とかいろいろ聞いてから予約すべきかもしれません。
床や戸がギシギシしたり、虫が入ってきたりする木造建築ですので、
気になる方には向かないかもしれませんが、情緒は最高です。
「虫も少なく、窓を開けても寒くない」ので今はちょうどいい季節とのこと。
少々無愛想な女将さん?にびっくりしましたが、一方で、お母さんのような明るい仲居さんが最高でした!
あの仲居さんがいるなら、再訪してもいいかな・・・。
片側通行路途中にある宿の駐車場は狭いので、土日の日帰り入浴の方は、
石畳に入る手前の田沢温泉駐車場を使用したほうがよいかもしれません。13人が参考にしています
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2006/05/13入湯。
重要文化財に指定されている木造4階建ての建物の中にはいると、内部もやっぱり落ち着いた和の空間でした。決して新しくはありませんが、磨き込まれた長い長い木製の廊下を足下をキシませながら浴室に向かうのは、とても風情があり楽しい経験でした。
浴室は7~8人程度の内湯(推定39℃)が1つと、カランが5(シャンプーと固形石鹸あり)。露天(推定38℃)は5~6人程度のものが1つ。どちらも加水・加温なし(11月~5月の間は気候に応じて加温もあり)の源泉かけ流しです。
湯質は「ますや旅館」から2~3軒上にある共同湯「有乳湯」とほぼ同じで、ほのかな硫黄臭にややツルスベ。ただし、不思議なことに「有乳湯」では見られなかった湯の花がかなり浴槽内に舞っていました。
一浴のみの立ち寄りだったのですが、昼時という時間帯だったせいか、貸し切り状態で快適に湯浴みができました。みなさん料金の安い「有乳湯」へ行かれるのかもしれませんが、あそこには残念ながら露天がありませんので、混雑を避けてゆっくり露天風呂を楽しみたい方はこちらを選択するのも良いかもしれません。
大広間と廊下を区切ってある障子1つでも、何十枚もの張り替えが必要なのだろうなと思うと、近代建築の旅館が増えてしまった現代で、これだけの木造建築を維持していくのは大変な苦労だと推察しますが、ぜひこの日本情緒溢れる「作品」を後世に残して貰いたいと思います。
湯に関しては私の好きな「ぬる湯の掛け流し」ですから文句がありませんし、加えて建物と風情が素晴らしいです。映画「卓球温泉」の舞台となった場所ということで卓球場ものぞかせていただきましたが、入り口のドアに「ピンポン室」と書いてあるのも泣かせます。総合的に見て満点をつけても良い宿だと思います。ぜひ一浴をお薦めします。
※今年中には泊まりがけで再訪したいと考えています。画像のようなつづら折りの木製廊下など、今のうちに見て、踏みしめておかないと数10年後には絶滅などという事態にならないとも限りませんから。11人が参考にしています
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昨年末刊行の雑誌「自遊人別冊 温泉図鑑冬」では「つるつるぬるぬる」特集の中で「あわあわ系」と紹介されている長野県田沢温泉。
その中の1軒がこのますや旅館です。
古くは作家島崎藤村が度々泊まり、卓球温泉という映画の舞台にもなった宿です。
内湯ひとつとそれにつながる露天風呂。あとは家族風呂が二つ。
ちょっと硫黄臭の漂うその湯の特徴は「ぬるめ」
それゆえにあつ湯の苦手な私も長時間ゆったりと浸かることが出来ました。
すぐそばには共同湯の有乳湯もあります。
料金は料理の内容によって変わりますが、私の場合一人旅で税サービス料込みで10,050円でした。
古めの宿ゆえエアコンなんぞ有りません。それゆえに窓を開けると羽虫が入ってきてえらいことになりましたが。虫の苦手な女性人にはちょっと抵抗があるかも?
すぐそばの蛍の里では本当に蛍が舞っていました(6月下旬頃までが見ごろだそうです)11人が参考にしています
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