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本当は山菜の美味しい頃に行ってみたかったが、湯温が40°そこそことのこと故。
ますやと共に、共同湯に何度も入りたいこともあって、昨年8月の末頃に連泊した。
文化庁登録有形文化財 第20-0188-0193号也。
部屋内の意匠は凝ったものだし、廊下を歩けば窓越しに土蔵があったりする。
旅館内では、明治末期から昭和初期までにタイムスリップする感じがしてきます。
つまり、風情に溢れる木造4階建ての温泉旅館です。
部屋においても、多少の傷みはそこここにあるが返ってこれが懐かしみとなる。
宿の湯は共同湯の有乳湯近くから引かれるとのこと。
宿の浴室については、これと言うことはない。
湯元からわずか数十mの距離だが、炭酸は幾らか抜けてやはり、有乳湯程はなかった。
この宿を基地に近場の温泉をあれこれと楽しむのが良いと思う。
事実そうしたし、早い目に帰ってゆっくりと寛ぎたくなる宿だ。
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