-
バスツアーで昼食付き外来入浴した。
傾いた廊下を歩いているうちに、平衡感覚が狂い50年前の昭和にタイムスリップした。
この旅館にエアコンやウォシュレットは似合わない。山あいを吹く風はさわやかで扇風機で充分だ。
鎌先温泉の「湯主一條」の木造4階建ては廊下を歩いてもびくともしないが、こちらの建物は廊下が外側に傾いてバランスが取れている。
風呂は大浴場が男女各1、各露天付き。 pH9.6、 39.8度の単純硫黄泉でぬるく、100%源泉かけ流し。1時間でも入っていられ、自律神経失調症に効きそうだ。
バスツアーで団体で押しかけて、食事がまずいなどと言う人には向かない。
地の食材の食事とぬる湯で癒される、鄙びた小さな旅館である。8人が参考にしています