口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年8月28日)
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標高800mの八甲田山中に位置し、高田大岳の登山口に佇む、開湯400年の歴史を誇る谷地温泉の一軒宿。また、日本三秘湯の1つに数えられ、足元湧出の温泉が楽しめる宿でもあります。10年程前に一度日帰り入浴しましたが、今回は土曜日に一泊二食付で利用してみました。
すっかり日が暮れての遅い到着でしたが、宿に着く手前で鹿や狸と遭遇。冬になると、貂も遊びに来るのだとか。本館・西館・東館と連なっていますが、この日は本館2階のツインローベットの12畳和室に宿泊。窓から、森を眺める景色です。
浴衣に着替えて、西館1階の大浴場へ。玄関から土産物コーナー奥の受付脇の廊下を奥に進んで、西館に入って奥の浴室です。
男女入替制で、20:30までは奥の浴室が男湯。棚にプラ籠と貴重品BOXがある脱衣場には、ドライヤーも完備。ヒバ造りの浴室に入ると、手前と奥に9人分のプッシュ式カランと、手前に源泉かけ湯槽がある洗い場。アメニティは、エコロジー系のものです。
手前の6人サイズのヒバ造り内湯「上の湯」には、うっすら微青白濁した透明の単純温泉[源泉名: 谷地温泉2号泉(再分析)]が、源泉かけ流しにされています。湯口は浴槽内で、泉温38.2℃を湯温42℃弱位で供給。PH5.22で、やや肌がスベスベする浴感です。
続いて「霊泉」と呼ばれる、奥の6人サイズのヒバ造り内湯「下の湯」へ。青みがかった白濁の単純硫黄温泉[源泉名: 谷地温泉1号泉(再分析)]が、源泉かけ流しにされています。泉温37.4℃を、湯温38℃位で供給。PH4.71で、やや肌がスベスベする浴感です。湯口があり、口に含むと硫化水素臭がして少し酸っぱい。撮影禁止が残念ですが、夕食時間と重なったので貸切状態でまったりできました。
夕食は本館1階の食堂「ぶなしずく」で、地元食材と岩魚料理に舌鼓。お品書きはなく、小鉢はなめこ煮・カニ爪と菊の酢の物・焼きナス豆腐。お造りの岩魚姿造りは、湧き水で育てられ臭みが無く、プリプリの食感で旨い。呑み比べセット(田酒・鳩政宗・七力)がすすみます。鳩政宗がフルーティで飲み易い。焼物は、豚肉のガーリックソテー。続いて、 岩魚の塩焼きが熱々で。頭から、バリバリいきます。蒸し物は、帆立のグラタン。揚物に、岩魚や夏野菜の天ぷらが運ばれます。茶碗蒸しと帆立のお吸物が出て、ご飯はセルフで。岩魚の天ぷらを乗っけて、最後は岩魚天丼にしちゃいました。デザートは、クリームブリュレ。量は少な目ですが、一品づつ供されるので、飲みながらだとお腹いっぱいで満足しました。
翌朝は、男女入替えになった手前の浴室へ。棚にプラ籠と貴重品BOXがある脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、手前に源泉かけ湯槽と、奥に4人分のプッシュ式カランがある洗い場。アメニティは、同じものです。
奥の6人サイズのヒバ造り内湯「上の湯」には、白濁した単純温泉[源泉名: 谷地温泉2号泉(再分析)]が、源泉かけ流しにされています。湯温は42℃位。湯口があり、硫化水素臭がして少し酸っぱい。白い湯の花も舞っています。
続いて、手前の8人サイズのヒバ造り内湯「下の湯」へ。うっすら青白色がかった透明の単純硫黄温泉[源泉名: 谷地温泉1号泉(再分析)]が、源泉かけ流しにされています。こちらが足元湧出で、湯温38℃位でした。
また、入口脇に打たせ湯入口もあります。階段を下りた所、建物の下に無理矢理作ったような打たせ湯です。ちょっと風情がないかな。ほとんど貸切状態で、まったり朝湯を楽しめました。
奥の浴室には2号源泉の分析書のみ、手前の浴室には1号源泉の分析書のみ掲示で、どちらも泉温37℃位。不思議に思ってフロントで確認すると、熱い方が2号泉なのだとか。雨が降った後は泉温が下がることがあるらしいので、その時の泉温なのではとのことでした。
朝食は、昨晩と同じ本館1階の食堂で。焼き鮭主菜のシンプルな和定食です。サラダにリンゴが入っているのは、青森らしさ?伽羅蕗、バッケミソ、トロロなど、山の幸のご飯の友も嬉しく美味しく頂きました。
やっぱり、美味しい地酒と料理、足元湧出の温泉を堪能するには宿泊に限りますね。
〈谷地温泉1号泉〉
主な成分: ナトリウムイオン33.9mg、マグネシウムイオン17.3mg、カルシウムイオン110.2mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.6mg、フッ化物イオン0.1mg、塩化物イオン9.1mg、硫化水素イオン0.2mg、硫酸イオン376.6mg、リン酸二水素イオン0.4mg、炭酸水素イオン14.3mg、メタケイ酸66.6mg、メタホウ酸1.1mg、遊離二酸化炭素121.3mg、遊離硫化水素2.9mg、成分総計0.760g
〈谷地温泉2号泉〉
主な成分: ナトリウムイオン33.6mg、マグネシウムイオン15.2mg、カルシウムイオン93.5mg、アルミニウムイオン0.2mg、マンガンイオン0.5mg、フッ化物イオン0.2mg、塩化物イオン21.6mg、チオ硫酸イオン0.6mg、硫酸イオン311.6mg、リン酸二水素イオン0.9mg、炭酸水素イオン15.9mg、メタケイ酸72.7mg、メタホウ酸5.1mg、遊離二酸化炭素103.9mg、遊離硫化水素1.7mg、成分総計0.683g20人が参考にしています
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10年ぶり?くらいの再訪問でしたが、リニューアルされているようで、ずいぶんキレイになってました。
お風呂は、ぬる湯,熱湯,打たせ湯があり、ぬる湯が一番のお気に入り。長く入ってられる硫黄泉です。11人が参考にしています
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やっと谷地温泉のお湯に浸かることができました。
これまで、経営者が変わった、雪で建屋がつぶれた、等の事で、その後どうなったかと思い、行ってみました。今回は、日帰り入浴。
外観は、前と同じ。フロントには前は、お菓子等がおいてありましたが、お菓子は脇に追いやられ、真ん中に、テーブルとイスが置かれていました。(そこに、内湯の建物がつぶれた写真のファイルがありました。)
日帰り入力だったため、部屋の様子、食堂の様子は、わかりませんでしたが、廊下からちょっと見えた部屋の中はきれいな畳がしかれていました。
温泉に入ろうとして、まず驚いたのは、着替えるところが新しくなっていた。内風呂は、前のまま。中の壁、ついたてが真新しくなっており、ちょっと違和感。でも、お湯は、昔の通り、熱い湯と温い湯。内湯の中は、天窓があり、内部がすごく明るい。
熱い湯とぬるい湯の仕切りのところには、前と同じく、お湯が飲めるように、シャクが置いてあり、木のふたを開けてお湯をすくうことができます。その木のふたを開けると、本当に湯船のしたに、お湯がわき出るところを見ることができます。前は暗くてわからなかったのですが、今度は良く見えます。
冬は厳しいので、経営も厳しいこともわかりますが、ずっとこの温泉が続いてほしいものです。
パンフレットがおいてあり、そこにHPが記載してあったのですが、なぜがつながりません。だから、予約もできず。
それに載っていた電話番号にかけてみましたが、呼び出し音だけ。
たまたまいなかっただけか?こんな事で、行く人が少なくなってほしくないと思います。
でも、何とか、探して、ゆっくりとお湯に浸かりたいと思います。12人が参考にしています
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白濁したお湯。大好きな臭いです。
酸ヶ湯も蔦温泉もすぐ近くにあるけど、秘湯という響きに惹かれてこちらを訪ねました。
この季節であっても、日没後は道路が凍結するようです。
雰囲気のある木でできた内装ですが、居合わせたお母さん達によれば、これでも(?)昔に比べたら綺麗になったとか。
カランは水と熱湯をうまいこと混ぜ合わせて調整する格好です。
シャワーはありませんが、シャンプーコンディショナーボディソープは馬油配合のお高いものが備え付けてあったのには驚きました。
中の説明書きによれば、温いお湯に30分、熱いお湯に5分位を1日2~4回を限度に交互に入って、と。
まず30分というのが無理なので、体に無理がない程度に交互に入りました。
臭いもそうですが、湯上がり後の肌がするんするん。
続けて他のお湯に入るのはあまりにもったいない。
何度でも入りたいと思える素晴らしいお湯に巡りあうことができました。10人が参考にしています
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年末年始、谷地温泉で3泊しました。今季は冬季休業ということで各方面に通達していたものの、やってくれとの要望が多く、急きょ冬季営業を決定。常連の人たちも直前まで知らなかったようです。
ここは3度目ですが、なにやら色々と変化がありました。まず料金が値上がりしています。1泊2食が8800円になっています。最初に泊った2008年は1泊3食付で5800円だったのでけっこう違います。でも食事の内容はやや品数が多くなり、質もやや向上してます。
それと男湯と女湯が入れ替わる時間帯ができました。夜6時半から夜9時までは男湯が女性専用になります。これについては2011年暮れに泊った時にも書きましたが、女湯の床下湧出がなくなってしまったことによります。女湯の下の湯(ぬるい方)は、残念なことに湯口からお湯が注がれています。それであの足元からぼわんと湧き出る谷地温泉の醍醐味を味わうために、男湯に入れる時間帯が作られました。
ただし時間が短いのでどうしても混み合います。しかもお湯がぬるいのでみなさん長湯。なかなか場所が空きません。でも床にはめられた板の間からときおり立ち昇る泡を眺めながら、いろんなおしゃべりをしながらの長湯は楽しいものです。ただ男湯も以前から比べると格段に湧出量が少なくなっているとのこと。震災のせいなのか原因はよくわかりませんが、ちょっと心配です。
食事室の窓外に野生のテンが現れることが知られていますが、昨年から餌付けをしているとかで、ほぼ毎日見られました。真っ白に積もった雪の中からかわいい顔を出します。客たちはみんな窓際に押し寄せ、歓声を上げたり写真を撮ったり。テンもなれていてまったく動じません。
初日は青森の市場で買ってきたお刺身や焼き魚などで自炊。調理場には鍋や包丁、ちょっとした食器も揃っていて、中には本格的な自炊をしてる人もいました。大晦日には年越しそばが出て、元旦には餅つきが行われ、つきたてのお餅も振る舞われました。雪に埋もれた八甲田で、ひたすら温泉に入るだけのぜいたくな年末年始を過ごすことができてよかったです。
今シーズンは急きょ営業することになったのでJRバスが谷地温泉を通りません。だから酸ケ湯との行き来ができない状態です。八甲田の温泉をハシゴしようとしてる人はご注意を。谷地温泉は硫黄泉であのぬるさ、独特の匂い、本当にすばらしいお湯です。経営面では大変そうですが、どうかがんばって続けてください。8人が参考にしています
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四度目か五度目の宿泊です。
同じ八甲田山系の温泉としては、蔦温泉や酸ケ湯に比べてマイナーです。
少々熱めの白濁した上の湯と、足元湧出で温めの下の湯。もっともぬるい掛け湯の三系統の源泉。
40~50分の入浴を、5~6回のんびりと浸かる事が出来ました。
宿自体は天井が低く客室もかなり狭いし、建物も古い。
湯殿もかなり老朽化している風情ですが、そこがまた良いですね。
ちょっと気になるのは、伊藤園グループならではの飲み放題。
推察するに生ビールは韓国産?焼酎も韓国産。食事も貧弱ですね。
別料金で結構ですので、国産生ビールや地酒のラインナップをお願いしたい。7人が参考にしています
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谷地温泉には3年前にも年末に1泊して大感激いたしました。毎年年末を過ごす人が翌年の予約をしていくので、予約を取るのが大変です。
大雪の中送迎バスで到着するとさっそくお風呂へ。湯小屋に近づくともうたまらない匂いです。薄暗い総ヒバ造りの浴室は湯けむりで満たされています。いい感じ。ぬる湯の下の湯にゆっくりと浸かっていると、先客のおばさんから話しかけられました。この人は毎年ここに2~3週間滞在するそうで、ほとんど主のような存在のようです。
その人が言うには、どうもここの女湯の源泉の出が少し悪くなってるようだ。以前下から湧いてたのが今は出なくなっている。そのため湯口が設置されている、と。言われてみれば以前はなかった木製の湯口からお湯が注がれている。下からぼわんと湧いていた源泉が今は感じられない。男湯と女湯の間にあって混浴になっていた打たせ湯も使用禁止になっている。う~ん、残念だ。
ダンナに聞いたら、男湯の方は変わらずに下から湧いていたようです。前から男湯の方がたくさん湧いていて、そのおばさんは以前は誰もいないとみると男湯に入っていて、脱衣所に影が見えると混浴の打たせ湯を通って女湯に戻ってきてたそうです。だけど打たせ湯が使用禁止になってそれもできなくなってしまった。昔からの温泉は、以前は混浴だったためどうしても女湯に不利にできていることが多いですね。
それでもいいお湯であることは間違いなく、下の湯に40分ほど浸かってから上の湯であったまって秘湯のお湯を堪能しました。夕飯の秘湯鍋も相変わらずおいしくて滋味たっぷり。八甲田の名水が蛇口から飲み放題という贅沢も味わえます。8人が参考にしています
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八甲田地区にある有名施設、谷地温泉さん。開湯から400余年の歴史を持つ一軒宿です。宝川温泉さん、法師温泉さんとならび日本三大秘湯に数えられていまが、ロケーションや雰囲気的には、こちらの谷地温泉さんが一番秘湯らしいのではないでしょうか。
今まで何度か経営母体が変わる憂き目を見ましたが、現在は伊藤園グループさんが磐石の態勢で経営にあたられています。しかも施設をいたずらに拡大せず、もとからの湯治場らしい雰囲気を全く損なうことなく経営を引き継がれている姿勢は素晴らしいの一言です。
外観は山奥の一軒宿そのもので、素朴で山小屋のような印象。立ち寄りはお土産の売店で受付をします。入浴料金500円を支払い早速浴室へ。お風呂のラインナップは混浴槽と女子浴槽の二つで、混浴槽には女性側から通行できる出入り口があります。味わい深く湯場満点の浴室は、温泉ファンにはたまらない佇まいで、来て良かった~とホッとさせられます。
浴槽は縦二連の青森仕様、手前が「霊泉の湯」、奥が「上の湯」となっています。霊泉の湯はこちらの目玉となっている温湯浴槽で、なんと奇跡の足元湧出です。酸化が抑えられるためか透明度の極めて高い薄濁り、体感38度でじっくりと長湯が楽しめる一湯でした。やや控えめな硫黄臭がリラックスムードを高めます。皆さん静かに瞑想でもしているように浸かっておられました。続いて奥の熱湯浴槽ですが、こちらは別源泉の湯で体感41度強、白濁が強く硫黄泉らしい一湯となっています。
満足な湯浴みを終え、併設された食堂で食事をしたのですが、連泊湯治のお客様で賑わっていました。素泊まりで3000円台後半、二食付きでも6000円台というリーズナブルなお値段ですので、ゆっくりと骨休めの湯治も良いですし、八甲田地区での湯巡り拠点としても重宝すること間違いなしです。炊事間の写真も別に投稿していますのでよろしかったらご覧ください。
11月前半までは紅葉も楽しめますので、これから青森旅行をご検討の方は是非。まだ間に合います。8人が参考にしています
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手前の38度の霊泉は混雑しており、譲り合ってスペースを作ってもらい入浴する感じで、なかなか30分は浸かっていられない。 女性用の浴槽は構造が男性浴室とは逆で、手前があつ湯で衝立の向こうが霊泉になっており、珍しいトドもいたそうである。
玄関に八甲田の水があり、まろやかですごく美味だった。
谷地温泉1号泉(霊泉) 単純硫黄泉 かけながし、足元湧出
38度 カルシウム 111.5 マグネシウム 17.9 アルミニウム 0.1 硫酸イオン 412.3 メタケイ酸 34.8 メタホウ酸 1.0 酸化還元電位 (ORP) マイナス188 (2011.9.24)6人が参考にしています
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4年ぶりに谷地温泉に立寄りました。一度この温泉は閉鎖され、経営者が変わり再度営業されたと聞いていましたので、どうなったのか心配でしたが、実際に訪れてみてそんな不安は無用でした。以前と同様に総ヒバ造りの2つの浴槽に各々42℃のあつ湯と38℃の温湯が注がれており、特に夏場は温湯がとても気持ち良く感じました。しいて言えば、以前より温湯の湯の華の量が少なくなったような気はしましたが、足元から湧出しているであろうと思われる温泉は硫黄の香りと共に静寂の時を与えてくれます。何度来てもすばらしい温泉で、これからも大切にして欲しいと思います。
6人が参考にしています
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雪の通行止めが解けて間もない国道103号には、場所によっては5m近い雪の壁が残っていた。
飾り気のない宿に見えたが、かぐわしい硫黄の臭いに否応なく期待が高まってくる。
浴室のドアを開けると思っていたより小さなスペースに、手前が下の湯、すぐ隣に上の湯が並んでいた。どちらも同じように白濁していたが、下の湯の方が僅かに透明度があるように思えた。
ここでは温めの下の湯で長湯を楽しむ向きが多いが、私も例に洩れず下の湯を楽しんだ。浴槽内で自噴する湯の水流が心地良い。屋根の隙間から一筋の日の光が差し込んだ瞬間、この上ない悦びが心の中にこみ上げてきた。
次は宿泊での再訪を胸のうちで誓い、後ろ髪を引かれる思いで谷地を後にした。5人が参考にしています
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鄙び系の湯治宿。東北の観光地化されていない温泉に来た感じ。温泉情緒が溢れて、好みだ。少し白濁の湯が掛け流されている。ここは「下の湯」で長湯すべきだろう。
3人が参考にしています
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日本三秘湯 谷地温泉。
酸ヶ湯温泉から猿倉温泉を目で追い羨ましげに通過し、
谷地温泉立ち寄ることにしました。
再生に定評がある経営者に一新されたのですね。
いろいろな事情があるとは思いますが、湯にありつけたことに感謝します。
扉を開けると、浴場が縦長に形成されていました。
見渡すと、手前に掛け湯エリアがあり、賑わいのある浴槽、だれも入湯していない浴槽が続き一番奥に洗い場があるといった感じでした。
はじめての方は・・、を読みそれにならって
①賑わいのある浴槽=下の湯30分
②だれも入湯していない浴槽=上の湯5~10分
この形が、谷地式らしい。
①は、2.5m角くらいの浴槽に7人でイモ洗い寸前の中、お邪魔させてもらいました。
温感は、ぬるめで硫黄泉、やさしさ感漂い、夏にはもってこいの湯でした。
年配の方で埋め尽くされ、会話でかなり盛り上がっていました。
イモ洗い状態ということで、足元湧出はよくわからなかったです。
20分くらい経ち、ポカポカ感ほどよくなったころ②へ移動しました。
②は、貸切状態で入湯可能でした。入湯と同時にピリッとしたような気がしました。
熱めの白濁したこってり硫黄泉が待ち構えていました。表示42度より体感温度は、
かなり熱く感じ、とても長湯できませんでした。3分くらいででもういいやって気持ちになりました。
そんなこんなんで、谷地式を十分堪能することができました。
満足感はかなりのものでした。
(2010年8月22日)4人が参考にしています