きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
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東関東自動車道の富里ICから、車で約5分。国道296号線沿いに佇む、日帰り温泉施設。昨年12月にリニューアルしたそうですが、それより前のまだ「ななえの湯」だった頃、平日の午後に利用しました。半年前の情報で、すみません。
当時、入浴料は時間で変化していましたが、訪れた時は露天風呂が故障していて、特別料金の600円で入れました。コインレス靴箱に靴をしまい、フロントで受付を済ませ、ロビー左側にある大浴場へ。100円返却式鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左手に20人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
右手に16人サイズのタイル張り石枠内湯があり、茶褐色に濁った含ヨウ素ーナトリウム・塩化物強塩泉(源泉名: 富里温泉)が満ちています。泉温28.2℃を、加温して41℃位で供給。PH7.05で、やや肌がスベスベする浴感ですが、上がるとベタつきます。塩ビパイプから冷たい源泉が注がれ、口に含むと微鉱物油臭がして、しょっぱい。赤茶色の小さな湯の花も、舞っています。肌への刺激が強い為、加水ありとのこと。循環もありですが、塩素臭は気になりません。
故障中ではありましたが、露天風呂にも出られたので、こちらでクールダウン。14人サイズの岩風呂があり、屋根と囲いの隙間から、民家の瓦屋根と空を望めます。湯は張ってありましたが、湯温は30℃位でした。この故障のお陰か、ほとんど貸切状態でまったりできたのは、良かったです。
主な成分: ナトリウムイオン10950mg、アンモニウムイオン83.4mg、マグネシウムイオン327.2mg、カルシウムイオン248.8mg、ストロンチウムイオン17.5mg、バリウムイオン24.9mg、鉄(Ⅲ)イオン7.1mg、塩化物イオン18840mg、臭化物イオン112.7mg、ヨウ化物イオン50.2mg、炭酸水素イオン326.8mg、メタケイ酸27.7mg、メタホウ酸21.4mg、成分総計31.46g
なお、分析書は平成27年3月26日のもので、新しくなっていました。 -
JR身延線の南甲府駅から、徒歩で約10分。遊亀公園の東側、甲府市太田町の住宅街に佇む温泉銭湯。平日の午後、訪れてみました。
こちらは、前に入浴したトータス温泉と、同じ不動産会社が経営されているようです。入浴料400円は番台へ。コインレス鍵付ロッカーと、籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室手前には、4人分の島カランがある洗い場。また、両サイドにも洗い場があり、13人分の固定シャワー付プッシュ式カランを配置。銭湯なので、アメニティはありません。
タイル張り内湯が3分割され、いずれも黄褐色がかった透明のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(源泉名: 遊亀温泉)が、サラサラとオーバーフローしています。源泉45.2℃を、右奥の4人サイズの浴槽で44℃弱位、左奥の4人サイズの浴槽で40℃位、左手前の6人サイズの浴槽では41℃位で供給。PH8.0ながら、肌がツルツルする浴感です。
右奥の浴槽は、他の2つより深め。ライオンの湯口が付いていて、口に含むとモール臭がします。手前の浴槽は、淡茶色の湯の花が舞っていて、まったりしていたら、泡付きも見られました。平日でも、午後から常時数人は来客があります。地域の方々に愛される、温泉銭湯ですね。
主な成分: ナトリウムイオン229.2mg、アンモニウムイオン0.6mg、マグネシウムイオン1.5mg、カルシウムイオン4.2mg、第二鉄イオン0.1mg、フッ素イオン0.3mg、塩素イオン86.7mg、臭素イオン0.2mg、リン酸水素イオン0.4mg、炭酸水素イオン522.5mg、メタケイ酸150.8mg、メタホウ酸2.5mg、遊離二酸化炭素51.9mg、成分総計1.069g -
JR中央本線の甲府駅北口から、徒歩で約15分。甲府駅から武田神社へ伸びる武田通りの武田二丁目交差点を左折し、一方通行の道を進んだ、国立病院南交差点の手前の左側にあります。平日の午後、利用してみました。
こちらは、昭和元年創業の歴史ある銭湯。昭和14年頃に、新婚時代をこの地で過ごしていた太宰治が、執筆の傍ら通っていたのだとか。
玄関を入ると、右手が男湯。入浴料400円は、番台のおばちゃんへ。コインレス鍵付木製ロッカーと、丸い籐籠が置かれた脱衣場。壁には、昭和40年代の宣伝看板が掲げられ、昔ながらの古い体重計が、とてもノスタルジックです。
浴室は、とても広くて明るい。両サイドに、固定式シャワーとプッシュ式カランが並ぶ洗い場(いずれも温泉)。銭湯なので、アメニティはありません。手前に、タイル張り瓢箪形内湯が2つに分割され、共に無色透明のカルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉(源泉名: 喜久乃湯温泉)が満ちています。源泉25.0℃を、手前の6人サイズの浴槽は41℃位、奥の3人サイズの浴槽は42℃位に加温。PH6.9で、肌がややスベスベする浴感です。循環濾過ありですが、塩素臭は気になりません。手前の浴槽はジェット水流付きで、奥の浴槽はジャグジーが付いていました。
また、右奥には5人サイズのタイル張り「かけ流し」浴槽。湯温は40℃位に加温され、こちらもジャグジー付き。そして、その上に4人サイズのタイル張り長方形「源泉」浴槽。こちらは、サウナの水風呂も兼ねており、非加熱で湯温は25℃位。訪れたのが夏だった為、なかなか気持ち良かったです。たまたま時間帯が良かったのか、しばらく貸切状態でまったりできました。
住宅街に建つ、地域密着型のレトロな銭湯ですが、このまま変わらずあり続けて欲しいですね。
主な成分: ナトリウムイオン88.1mg、カルシウムイオン226.3mg、フッ化物イオン1.4mg、塩化物イオン20.3mg、硫酸イオン672.1mg、炭酸水素イオン16.2mg、メタケイ酸43.4mg、成分総計1072mg -
甲府駅から南へ伸びる国道358号線(平和通り)と、国道20号バイパスが交差する、中小河原立体交差点の近くに建つ日帰り温泉施設。平日の午前中、利用して来ました。
入浴料は通常500円ですが、この日は温泉博士の特典でタダで入浴。コインレス靴箱キーと引き換えに、ロッカーキーを受け取るシステムです。ロビー奥の右手に、男湯があります。
脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右手前と左側に10人分のシャワー付カランがある洗い場(カランも温泉)。アメニティは、一般的なものです。
窓際にタイル張り石枠内湯が2つ、L字形に組まれています。いずれも、淡黄褐色のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(源泉名: トータス温泉)が、サラサラとオーバーフロー。源泉58.1℃を、手前の4人サイズの浴槽は43℃位、奥の8人サイズの方は40℃位で供給。PH7.8ながら、肌がスベスベする浴感です。ライオンの湯口から注がれ、口に含むとモール臭がして微かに塩味。赤茶色の湯の花も、舞っています。大きな方は、ジェット水流も付加。まったりしていたら、泡つきも見られました。続いて、外の露天風呂へ。半屋根付10人サイズのL字形岩風呂があり、右側はジャグジー付です。湯温は38℃位。囲まれているため、景色は望めませんでした。オープン5分前に入れたものの、なぜか先客(常連さん?)がいましたが、入れ替わりでずっと貸切状態のまま、かけ流しの湯を楽しめました。
帰りがけに、受付で施設の名前の由来を尋ねてみたら、会長さんの趣味だからとのこと。受付上の亀の剥製を示して、教えてくれました。後で調べたら、親会社の不動産屋の屋号や、この会社が経営する別の温泉施設にも、亀の字が使われていました。
主な成分: ナトリウムイオン378.3mg、アンモニウムイオン2.5mg、マグネシウムイオン19.7mg、カルシウムイオン31.4mg、第一鉄イオン1.2mg、第二鉄イオン0.4mg、塩素イオン274.1mg、臭素イオン0.8mg、炭酸水素イオン769.4mg、メタケイ酸171.6mg、メタホウ酸2.6mg、遊離二酸化炭素60.5mg、成分総計1.748g -
「ひがな湯治 天山」のすぐ隣に建つ、お風呂だけの日帰り温泉施設。平日の夕方、利用してみました。通常は入浴料1100円ですが、「はしごゆふだ」を購入し、格安のなんと100円で入浴。これは平日限定のサービスで、天山の入浴後に受付で「これから一休にも行くので、はしごゆふだ下さい」と言うと、発券してくれます(券売機にはありません)。逆に、一休の入浴後に天山に入る場合は、300円を払うと受付で発券。つまり、平日に2ヶ所をはしご湯するなら、どちらが先でも合計1400円で入れるシステムです。
受付右側に、夕涼みに良さそうな長い廊下。進むと突き当たりに、男湯があります。脱衣場と浴場の間に仕切りは無く、コインレス鍵付木製ロッカーが並ぶ脱衣場。ドライヤーは、トイレの洗面所にあります。中央に、大屋根付15人サイズの檜造り浴槽があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:天山温泉 湯本第114号泉)が、かけ流しにされています。源泉51.2℃を、加水・加温なしで供給(日祭のみ濾過あり)。2つに仕切られ、湯口付近の深い方(5人サイズ)で42℃位、外側の浅い方(10人サイズ)で40℃位です。PH9.4で、肌がややツルツルする浴感。純銀イオンで消毒ありですが、消毒臭はしません。口に含むと、仄かに芒硝臭。右手には、5人分のカランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸のみです。そちらには、8人サイズの石造り浴槽があり、湯温は42℃位。眼下には、須雲川のせせらぎを望めます。また左手にも、3人分のカランがある洗い場が。こちらには、12人サイズの石造り浴槽があり、湯温は42℃位。見渡す限り山林が広がり、開放的な景色。野鳥のさえずりに癒されつつ、かけ流しの湯を楽しめました。
主な成分: ナトリウムイオン54.4mg、カルシウムイオン1.6mg、フッ素イオン0.35mg、塩素イオン19.5mg、硫酸イオン14.7mg、炭酸水素イオン50.0mg、炭酸イオン26.4mg、メタケイ酸55.2mg、メタホウ酸2.56mg、成分総計226mg -
箱根の奥湯本、旧街道から坂を下り、須雲川を渡ったところに建つ日帰り温泉施設。平日の午後、およそ8年ぶりに利用して来ました。入浴料1300円は、屋外の券売機で。階段を上がり、風情ある門を潜ると、フロントのある母屋があります。
受付を済ませたら奥に進み、畳敷きの休憩処左側の階段で1階へ。下りた右側が、男湯です。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。まず、右手にある半露天へ。壁際に、7人分のシャワー付カラン(内2つはシャワー無し)がある洗い場。アメニティは、オリジナル無添加のシャンプー&リンスと固形石鹸。10人サイズの木造り浴槽「漆風呂」には、無色透明の①ナトリウムー塩化物泉が、かけ流しにされています。源泉66.5℃を、加水・加温せず(日・祭日のピーク時のみ、衛生の為濾過あり)44℃弱位で供給。PH8.6で、肌がややスベスベする浴感です。純銀イオン消毒で、消毒臭なし。口に含むも、無臭で微塩味がしました。隣に、4人サイズの石造り浴槽があり、壁に炭が埋め込まれています。湯温は、38℃位のぬるめ。白や淡茶色の湯の花が舞っています。
続いて、露天ゾーンへ。手前右手に、2段になった岩風呂があります。上段が5人サイズで、うっすら濁った透明の②アルカリ性単純温泉がかけ流し。源泉53.0℃を、加水・加温せず42℃位で供給。PH8.9で、肌がややツルツルする浴感です。オーバーフローして下段へ。こちらは、6人サイズで40℃位でした。下に、8人サイズのジャグジー付岩風呂がありますが、水風呂で25℃位です。また、奥の左側にも、カランのみ8人分ある洗い場。その向かいに、屋根付の岩風呂が2分割。奥の湯口側は、10人サイズで43℃位。手前の13人サイズは、40℃位です。いずれも、①アルカリ性単純温泉がかけ流し。平日で人も少なく、のんびり湯浴みできました。なお、受付前の土産物屋の一角に飲泉場があり、源泉①が飲めます。クセのない、円やかな味でした。
①ナトリウムー塩化物泉[源泉名:天山温泉(湯本 第92号、101号、102号、115号混合)]
主な成分: ナトリウムイオン360.00mg、カルシウムイオン34.8mg、塩素イオン522.00mg、硫酸イオン70.30mg、炭酸水素イオン72.30mg、炭酸イオン2.17mg、メタケイ酸イオン7.76mg、メタホウ酸イオン4.03mg、メタケイ酸98.40mg、メタホウ酸16.40mg、成分総計1.198g
②アルカリ性単純温泉[源泉名:天山温泉(湯本 第74号泉)]
主な成分: ナトリウムイオン54.2mg、カルシウムイオン2.7mg、塩素イオン32.8mg、硫酸イオン11.8mg、炭酸水素イオン53.1mg、炭酸イオン13.8mg、硝酸イオン2.50mg、メタケイ酸58.8mg、メタホウ酸2.4mg、成分総計234mg
ちなみに、公式HPの分析書は古く、脱衣場にあるものが新しいです。①の分析日は平成20年2月27日、②は平成25年7月4日でした。 -
熱海銀座商店街から程近く、老舗ラーメン店「石川屋」の斜め前に建つ、昭和レトロな木造旅館。平日の午後、およそ8年ぶりに日帰り入浴して来ました。
入浴料400円は、玄関左側の帳場(フロント)で。正面ロビー奥にある鏡の左側に、男湯があります。丸い大きな籐籠が積まれた、板張りの脱衣場。タイル張りの洗面台があり、何ともレトロで湯治場の雰囲気。ドライヤーはありません。一段低いところに、これまたレトロな木造りの浴室。右手奥に、2人分の蛇口の下にタライが置かれた洗い場。アメニティは、固形石鹸のみです。
左側に、10人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら濁った透明のナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(源泉名: 混合泉 詳細不明)が、かけ流しにされています。源泉65.2℃を、42℃位で供給。PH8.04で、肌がややスベスベする浴感です。右側に、3人サイズのタイル張り石枠内湯がもう1つありますが、こちらは湯が張られていません。静かにレトロなムードを満喫していると、今回もまるで時が止まったかのような不思議な感覚。ずっと貸切状態で、まったりできました。
分析書の掲示が無かったので帳場で尋ねると、分析書はないとのことでしたが、代わりに簡易的なものを見せてくれました。それによると、直接湯口で確認できなかった特長として、弱塩味、微苦味、無臭と書かれていました。 -
投稿日:2015年12月20日
熱海の小さな共同浴場(熱海温泉 清水町共同浴場(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2015年7月10日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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0 - 点
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0 - 点
JR伊東線の来宮駅から、徒歩で約15分。熱海温泉に点在する、誰でも利用できる共同浴場の1つ。平日の午後、利用してみました。
清水町商店街から、1本石畳の脇道に入ったところに建つ、清水町公民館ビルの1階にあります。入浴料500円は、2軒隣の小川商店で入浴券を購入。日付と名前を記入してくれるので、脱衣場の鏡横の木箱に、名前が見えるように入れるルールです。
鍵無しロッカーが並び、なぜかドライヤーは使用禁止。浴室に入ると、2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、共同浴場なのでありません。
2人サイズ(頑張って3人サイズ)のタイル張り内湯が1つだけで、無色透明のナトリウム・カルシウムー塩化物温泉[源泉名: 混合泉(熱海19号、20号、218号、220号ほか全23源泉)]が、かけ流しにされています。源泉58.1℃を、40℃位に調整済み。蛇口が2つあり、左側が温泉、右側は水で、自分で湯温調整ができます。ちょっとぬるかったので、温泉蛇口をひねって、そのままオーバーフロー。PH8.0で、さらりとした浴感です。口に含むと、少し旨じょっぱい。ずっと貸切状態で、まったりできました。
ちなみに残念ながら、近くの水口第一・第二共同浴場は、間もなく年内で廃止されてしまうらしいです。こちらも小さくて大人数で訪れる場所ではありませんが、これからも多くの人に愛されつつ、営業を続けて欲しいですね。
主な成分: ナトリウムイオン1067.0mg、マグネシウム1.5mg、カルシウムイオン655.4mg、鉄(Ⅱ)イオン0.1mg、塩素イオン2688.0mg、臭素イオン4.1mg、硫酸イオン257.4mg、炭酸水素イオン27.7mg、リン酸水素イオン0.2mg、ヨウ素イオン0.1mg、メタケイ酸109.7mg、メタホウ酸10.2mg、成分総計4.936g
営業時間: 11:00~21:30
定休日: 6日、16日、26 -
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JR東海道本線の熱海駅から、徒歩で約3分。まるで、ここだけ昭和のまま時が止まったかのごとき佇まいを見せる、客室わずか5室の家庭的な和風旅館。平日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料1000円は、フロントのご主人へ。玄関から奥に進み、廊下左側の階段で地下の浴室へ。浴室は2つあり、階段を下りて右に進んだ奥に小浴室、手前に大浴室があります。この日はどちらも空いていたので、大浴室を使用。中から鍵を掛けるように言われていた為、貸切というか家族風呂として使わせていただきます。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場。ドライヤーは、浴室前の洗面所にありました。扉を開けると、蒲鉾形の天井まで全面タイル張りの浴室。右側に、2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
4人サイズのタイル張り内湯には、無色透明のカルシウム・ナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 熱海93号泉・福々温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温76.7℃を、加水せず41℃位で供給。PH8.0で、やや肌がスベスベする浴感です。温泉蛇口には、塩のような白い析出物がこんもり付着。口に含むと、しょっぱ旨い。浴槽の手前は浅くなっているため、寝湯のように浸かれます。窓は開かない為、景色は望めません。しかしながら、ノスタルジックな雰囲気にどっぷりと浸かりつつ、静かに2枚のタイル画を眺めながら、昭和の熱海を想像しつつ湯浴みを満喫できました。まったりしていたら、上がってもなかなか汗が引かない程、いい湯でしたよ。
主な成分: ナトリウムイオン952.5mg、マグネシウムイオン23.1mg、カルシウムイオン940.0mg、塩化物イオン2701.0mg、臭化物イオン1.4mg、硫酸イオン726.1mg、炭酸水素イオン28.3mg、メタケイ酸87.4mg、メタホウ酸11.3mg、成分総計5.540g -
東名高速道路の裾野ICから、車で約10分。雄大な富士山を望む、裾野市の公共系の日帰り温泉施設。平日の午後、利用して来ました。
入浴料520円(3時間)は、券売機で。受付で入浴券と引き換えに、バーコード付リストバンドをもらうシステム。ロビー右手に、男湯がありました。ちなみに、浴室は2種類あり、偶数日・奇数日で毎日男女入れ替わり。100円返却式鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場で、抜いたキーはリストバンドの裏側に収納できる仕組みとなっています。
浴室に入ると、右手前側に20人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティはオリジナルラベルのもの。奥の26人サイズの石造り内湯「はこねの湯」には、微かに褐色がかった透明のカルシウム・ナトリウムー塩化物温泉(源泉名: すその美人の湯 裾野3号)が満ちています。源泉41.5℃を、42℃弱位に加温。PH7.6ながら、肌がスベスベする浴感です。循環はしていますが、溢れた湯は再利用せず放流。浴槽の奥に、オーバーフローしています。加水なしで、塩素臭も気になりません。
続いて、内湯の上の橋を渡って、外の露天風呂「ほうえいの湯」へ。10人サイズの石造り浴槽が2つ繋がった、瓢箪形の浴槽です。手前は東屋風の屋根が付いていますが、湯温はどちらも42℃弱位。こちらも内湯同様、サラサラとオーバーフローしています。口に含むと、鉄臭がして、しょっぱエグい。浸かると見えませんが、柵越しに山々を望む景色。空いていたので、まったりできました。プールを併設している為、湯使いが心配されましたが、悪くありません。地下の広い休憩室で、のんびりするのもオススメですよ。
主な成分: ナトリウムイオン1578mg、マグネシウムイオン32.7mg、カルシウムイオン1954mg、マンガンイオン1.7mg、鉄(Ⅱ)イオン1.4mg、炭酸水素イオン24.8mg、塩化物イオン6018mg、臭化物イオン2.8mg、ヨウ化物イオン1.5mg、硫酸イオン203.5mg、メタケイ酸100.1mg、メタホウ酸31.1mg、成分総計10108.347mg