きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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北陸自動車道の美川ICから、車で約5分。白山市の海岸沿い、美川地区に佇む温泉銭湯。近くを通ったら面白い名前だったので、安産祈願の必要はないけどと思いつつ、平日の午後に利用して来ました。
名前はあんざんとは読まず、「やすまる」と読むのだとか。ホテルの建物の横に、閉鎖された入口があり、昔の「浜の湯」だった名残があります。現在ホテルは営業していませんが、地元の方々などの要望から、2012年に温泉だけリニューアルオープンしたそうです。
入浴料440円は券売機で。番台のおばちゃんに入浴券を渡すと、ロッカーキーをくれるシステム。縦長ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーもあります。浴室に入ると、左右に10人分のシャワー付カランがある洗い場。銭湯なので、アメニティはなし。3人サイズのタイル張り石枠内湯が、3段に連なります。いずれも、透き通った琥珀色のナトリウムー塩化物泉[源泉名: 美川温泉(1号源泉)]が、源泉かけ流し。源泉42.5℃を、湯口がある右奥の浴槽で43℃弱位、左奥の深い浴槽で42℃位、手前のジャグジー付浴槽は41℃位と、順にオーバーフローしていきます。PH7.9ながら、肌がツルツルする浴感。黒褐色の湯の花も、舞っています。口に含むと、ほんのりモール臭がして弱塩味。時間が良かったのか、貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン1168mg、アンモニウムイオン2.6mg、マグネシウムイオン1.4mg、カルシウムイオン13.0mg、ストロンチウムイオン0.2mg、アルミニウムイオン0.3mg、フッ化物イオン1.2mg、塩化物イオン1581mg、臭化物イオン6.0mg、ヨウ化物イオン0.2mg、硫酸イオン7.9mg、炭酸水素イオン507.8mg、炭酸イオン3.1mg、メタケイ酸157.5mg、メタホウ酸48.9mg、成分総計3.557g -
廃寺になった1473年(文明5年)創建の西圓寺を、平成20年に町おこしや地域福祉のために再生した、コミュニティ施設の日帰り温泉。平日の午後、利用してみました。
外観はお寺の御堂そのままで、敷地(境内)にも梵鐘が残されていますが、藍色の暖簾が今は新しい施設であることを気付かせてくれます。入浴料は400円ですが、この日は「まっぷる日帰り温泉 東海・北陸」の特典で、半額で入浴。料金は、玄関から中程まで入った、本堂を改装したカフェ&売店のレジで払います。
玄関から正面にある、男湯「猿乃湯」(女湯は「亀乃湯」)へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、アロエ系です。窓際に、8人サイズの石造り内湯があり、緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物泉[源泉名:西圓寺温泉(西圓寺源泉)]が、かけ流しにされています。源泉45.5℃を、加水・加温せず41℃位で供給。PH7.2ながら、肌がツルツルする浴感です。消毒ありですが、塩素臭は気になりません。口に含むと、鉄臭がして旨じょっぱい。結構、泡付きもあります。
続いて、外の露天風呂へ。6人サイズの岩風呂で、湯温は41℃位。こちらは、加温ありです。囲まれているため景色は望めませんが、巨石が配され風情はあります。時間帯が良かったのか、貸切状態でまったりできました。次回は、カフェの食事も是非味わってみたいです。
主な成分: ナトリウムイオン3546mg、アンモニウムイオン0.4mg、マグネシウムイオン127.5mg、カルシウムイオン151.7mg、ストロンチウムイオン1.0mg、マンガンイオン0.9mg、鉄(Ⅱ)イオン0.9mg、塩化物イオン5351mg、臭化物イオン24.5mg、ヨウ化物イオン0.3mg、硫酸イオン732.1mg、炭酸水素イオン144.2mg、炭酸イオン0.2mg、メタケイ酸58.8mg、メタホウ酸24.6mg、成分総計10.28g -
山代温泉の温泉通りに佇む、木のぬくもり溢れる上質な宿。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。館名は、この一帯の古い地名「服部(はとり)」に因んだものだとか。ちなみに、看板の宿名は歌手の加藤登紀子さんが書かれたそうで、館内にも加藤さんの書が飾られています。
入浴料1500円(タオル付)は、玄関左手のフロントで。趣の異なる大浴場が2ヶ所ありますが、先ずは右手ロビーの奥にある、大浴場「九萬坊の湯」へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。階段を下りたところに浴室があり、左右に12人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製のものです。中央に、16人サイズの石造り木枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:山代温泉7号源泉)が満ちています。源泉47.4℃を、40℃位で供給。PH8.9で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、無味で弱塩素臭がします。
続いて、外の露天風呂へ。6人サイズの檜造り樽風呂で、湯温は41℃位。景色は望めませんが、樹木や石を配した坪庭があり、落ち着いた雰囲気。日帰り入浴の営業開始直後だった為、貸切状態でまったりできました。湯上がりに、脱衣場で頂く天然水「白山霊水」も美味しいです。
次に、一度服を着て、藤の棟2階にある、もう1つの大浴場「お薬師の湯」へ。こちらも、棚に籐籠が並ぶ脱衣場。浴室に入ると、手前に12人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一緒です。奥に、21人サイズの石造り内湯があり、湯温は41℃位。ジェット水流も付いています。左側に、3人サイズの石造り六角形ジャグジー浴槽もあり、湯温は41℃位。こちらも、貸切状態で楽しめました。
どちらの脱衣場にも、温泉の使用状況表示がなかったのでフロントで確認すると、いずれも加水・加温・循環ありとのこと。なお、泊まると姉妹館「瑠璃光」のお風呂も入れるようです。
主な成分: ナトリウムイオン114.0mg、カルシウムイオン130.8mg、アルミニウムイオン0.2mg、フッ化物イオン1.5mg、塩化物イオン19.9mg、硫化水素イオン0.3mg、硫酸イオン496.8mg、炭酸水素イオン19.4mg、炭酸イオン1.3mg、メタケイ酸37.9mg、メタホウ酸1.3mg、成分総計0.824g -
日本海の荒波が打ち寄せる岸壁の上に建つ、自家源泉を持つ国民宿舎。平日の午後、日帰り入浴して来ました。日帰り客は、玄関でスリッパに履き替えます。入浴料510円は、玄関左側の受付で。JAFの会員証提示で30円割引です。
左側の階段を下りて、地下の大浴場へ。男湯は右側。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備されています。浴室に入ると、左側に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なもの。窓際に、タイル張り石枠内湯が2つ並びます。左側は5人サイズで、右側が10人サイズ。共に、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:鷹巣温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温49.4℃を、加水・加温せずに、左側の浴槽で42℃位、右側は40℃位で供給。肌がツルツルする浴感。湯口には飲泉コップが置かれ、口に含むと芒硝臭がして少ししょっぱかったです。
内湯の中を歩いて、外の露天風呂へ。小屋の中に浴槽があり、半露天風の造りとなっています。4人サイズの石造り浴槽で、湯温は40℃位。左側の蛇口操作で、新湯の投入量が調整可がいいですね。開閉式扉が開けられ、港と海を望む景色。この時は大浴場が工事により、15時からのオープンと変則営業だった為、その分しばらく貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン107.6mg、カルシウムイオン9.3mg、ストロンチウムイオン0.2mg、フッ化物イオン4.4mg、塩化物イオン9.4mg、硫酸イオン181.9mg、炭酸水素イオン28.6mg、炭酸イオン9.3mg、メタホウ酸イオン2.0mg、メタケイ酸41.4mg、成分総計0.3955g -
国道417号線沿いに佇む、静かな山あいの温泉宿泊施設。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
入浴料500円は、右側のフロントで。真っ直ぐ奥に進んで左折し、中庭を眺めながら道なりに廊下を歩いて、男女別の大浴場へ。前に飲泉場があり、浴用とは別源泉の含二酸化炭素ーナトリウムー炭酸水素塩泉(源泉名:渓流温泉)を飲泉可。自然湧出とのことで、金気臭がして炭酸味。湧出量が毎分約2.9Lと少なく、飲用にされているようです。温泉本来の個性が感じられて、評価に値します。
さて男湯は、右側の浴室。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に9人分のシャワー付カラン(うち2つはシャワー無し)がある洗い場。アメニティは、馬油・柿渋系です。奥に、18人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のナトリウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 冠温泉)が満ちています。源泉26.2℃を、42℃弱位に加温。PH6.8で、肌がスベスベする浴感です。循環ありですが、塩素臭は気になりません。浴槽内は芒硝臭が漂い、湯口の湯を口に含むと、微金気臭がして少ししょっぱい。右側に、4人サイズの浴槽があり、湯温は40℃位のぬるめ。浅くて、浴槽内で主浴槽と繋がっていました。
続いて、外の露天風呂へ。屋根付6人サイズの石造り浴槽がありますが、「露天は温泉ではありません」の表示あり。浴用の源泉も、湧出量が毎分113.5Lと少なめなので、加水して内湯と露天に供給するよりも、あえて白湯も潔いかと。湯温は40℃位。確かに、露天が白湯なのは残念ですが、蝉の鳴き声や柵越しの森の景色に癒され、しばらく貸切状態でまったりできました。
〈飲用〉
源泉名: 渓流温泉
泉質: 含二酸化炭素ーナトリウムー炭酸水素塩泉
泉温: 13.1℃
主な成分: ナトリウムイオン1314mg、マグネシウムイオン26.5mg、カルシウムイオン105.6mg、マンガンイオン0.4mg、バリウムイオン6.6mg、総鉄イオン4.0mg、フッ素イオン1.0mg、塩素イオン138.3mg、炭酸水素イオン3670mg、臭素イオン0.5mg、メタケイ酸30.3mg、メタホウ酸27.4mg、遊離二酸化炭素1840mg、成分総計7.181g
〈浴用〉
源泉名: 冠温泉
泉質: ナトリウムー炭酸水素塩泉
泉温: 26.2℃
主な成分: ナトリウムイオン1501mg、マグネシウムイオン5.9mg、カルシウムイオン23.7mg、アルミニウムイオン0.1mg、バリウムイオン3.2mg、総鉄イオン0.1mg、フッ素イオン1.9mg、塩素イオン396.1mg、硫酸イオン0.3mg、炭酸水素イオン3368mg、炭酸イオン0.1mg、臭素イオン1.4mg、硫化水素イオン0.2mg、メタケイ酸20.8mg、メタホウ酸6.4mg、遊離二酸化炭素493.0mg、成分総計5.838g -
若狭湾の景勝地、三方五湖の中央に位置する水月湖畔に建つ、虹岳島温泉の一軒宿。日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。日曜日の午前中、日帰り入浴してみました。
屋号の虹岳島(こがしま)荘はちょっと読みにくいですが、近くの山の呼び名に由来するのだとか。わら葺きの重厚な門をくぐり、古民家を移築した母屋へ。入浴料は1000円です。ロビーから、湖を一望する素晴らしい眺めが広がります。
玄関から、右斜め前の階段を下りて地下へ。左手に廊下を進むと、男女別の大浴場があります。棚だけの脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に4人分、左手に6人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。窓際に、7人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の単純弱放射能冷鉱泉(源泉名:虹岳島温泉)が満ちています。源泉温度が低いため、41℃位に加温。やや肌がスベスベする浴感です。加水なし、循環あり。竹筒の湯口から注がれ、口に含むと無味で弱塩素臭がしました。
続いて、外の露天風呂へ。手前に、2人サイズのタイル張り木枠浴槽。こちらが、源泉かけ流し浴槽のようです。確かに非加熱のようで、湯温は25℃位。夏場は、非常に気持ちいい。また奥に、5人サイズのタイル張り木枠浴槽があり、こちらは湯温41℃位。石灯籠が配され、風情があります。木々の隙間から、湖を望む景色。というか、航行するボートから丸見えです。ずっと貸切状態で、まったりできました。
源泉名の同じ分析書が2枚掲示されていたので、ご主人に尋ねると、2本の源泉を混合して使っているのだそう。どちらも成分的には大差無く、湧出量も少ない。浴槽ごとに使い分けるよりも、湯量を補い安定して供給できるよう、混合にしているのかなと思いました。
源泉名: 虹岳島温泉
泉温: 15℃ 湧出量: 毎分10L PH値: 6.89
ラドン 36X10-10
主な成分: ナトリウムイオン10mg、マグネシウムイオン0.9mg、カルシウムイオン2.4mg、フッ素イオン0.3mg、塩素イオン17mg、硫酸イオン2.6mg、炭酸水素イオン18mg、臭素イオン0.1mg、メタケイ酸35mg、成分総計0.08632g
源泉名: 虹岳島温泉
泉温: 13.2℃ 湧出量: 毎分15L PH値: 5.99
ラドン: 58X10-10
主な成分: ナトリウムイオン7mg、マグネシウムイオン2.7mg、カルシウムイオン12mg、マンガンイオン0.1mg、塩素イオン12mg、硫酸イオン7.5mg、炭酸水素イオン24mg、メタケイ酸11mg、成分総計0.078g -
館山自動車道の市原ICから、車で約5分。市原市の海岸部、工業地域に隣接して建つ、天然温泉が楽しめるスーパー銭湯。平日の午後、利用して来ました。
コインレス靴箱キーと引き換えに、精算用のリストバンドを受け取るシステム。入浴料は、平日770円(土日祝870円)で後払いです。ロビー奥の階段か、エレベーターで2階の大浴場へ。
100円返却式ロッカーが並ぶ広い脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に27人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものとCOOL系の2種類。窓際に、16人サイズのタイル張り檜枠内湯「檜の湯」があり、透き通った琥珀色のナトリウムー塩化物泉(源泉名: 上総の華)が満ちています。源泉33.2℃を、41℃位に加温。PH7.9ながら、肌がツルツルする浴感です。加水なし、循環ありで、弱塩素臭を感知。他に「かわり湯(陳皮湯)」、アイテムバス「あそび湯」や「絹の寝湯」がありますが、これらは白湯です。
続いて、外の露天風呂へ。露天は全て加温(直接ではなく、配管の周りを加温)あり、加水なしでかけ流し(消毒なし)となっています。まず、1人サイズの壺湯「ひとり湯」が2つあり、湯温は34℃位。口に含むと、モール臭がしてしょっぱい。奥には、3槽の岩風呂が繋がっています。寝湯「ねころび湯」を挟んで、奥に屋根付14人サイズ「岩風呂」、手前に4人サイズ「くつろぎ湯」を配置。この時は期間限定のぬる湯フェアで、湯温は38℃位。茶色い湯の花も、舞っています。湯色が黒っぽく見えたのは、浴槽が深いせいでしょうか。囲まれていますが、開放感があります。夏場でも、ぬる湯でまったりできたのは良かったです。
主な成分: ナトリウムイオン4020mg、マグネシウムイオン51mg、カルシウムイオン43mg、総鉄イオン7.1mg、フッ素イオン6.8mg、塩素イオン5580mg、臭素イオン37mg、ヨウ素イオン2.2mg、硫酸イオン7.1mg、炭酸水素イオン1500mg、炭酸イオン9.0mg、メタケイ酸170mg、メタホウ酸11mg、遊離二酸化炭素32mg、溶存物質11.565g -
寺山観音寺の霊湯として、160年以上も前から親しまれてきた、寺山鉱泉の一軒宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。
宿の手前1.5km位は、車1台がやっと通れる田舎道。森を抜けた突き当たりに、民家のような外観の湯治宿が姿を現します。
入浴料は500円。玄関の呼鈴を押し、畑仕事から戻った女将さんに渡します。館内を左へ進み、階段手前を右折した奥が、男女別の浴室です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、壁一面がタイル張りで、湯気抜きのある天井はステンレス製。右側には、1人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。なお、シャワーの湯でなければ、石鹸は使えない(泡立たない)のだとか。木の蓋を外すと、2人サイズの石造り内湯には、赤褐色に濁った明礬緑礬泉(源泉名: 寺山鉱泉)が満ちています。冷泉を、39℃位に加温。元は透明だが、加熱により茶色く濁るのだそう。ぬるければ、浴槽上のブザーを押すと、加温してくれます。もう一度押せば、加温ストップという仕組み。身を沈めると、底の赤茶色の粉状の湯の花が舞い上がります。さらりとした浴感。源泉蛇口があり、口に含むと鉄臭がして酸っぱい。後に、苦味も感じます。以前は混浴だったのか、浴槽内で隣の女湯と繋がっていました。ずっと貸切状態で、しばしまったり。自然に囲まれた宿では、静かな時が流れていました。
主な成分: 無水硅酸0.35301g、硫酸カルシウム0.17648g、硫酸マグネシウム0.00448g、硫酸亜酸化鉄0.26399g、硫酸アルミニウム0.16649g、遊離硫酸0.00525g、硫酸ナトリウム0.00299g、固形物総量2.00560g -
東北自動車道の矢板ICから車で約6分という、好アクセスな日帰り温泉施設。日曜日の午後、およそ20年ぶりに利用してみました。
5年前に経営者が変わったようで、湯小屋も新しくなっていて、以前の面影はほとんどありません。入浴料は通常500円ですが、この日は温泉博士の特典でタダで入浴。100円返却式下駄箱に靴をしまい、受付からかなり奥に進んだ突き当たりに、男湯があります。
100円返却式ロッカーが並ぶ広い脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。左側に、5人サイズの石造り内湯があり、うっすら黄褐色のナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉(源泉名: 矢板温泉 まことの湯)が、かけ流しにされています。源泉74.6と熱い為、常時加水して40℃位で供給。PH8.9で、やや肌がスベスベする浴感です。隣に、3人サイズの石造り浴槽。こちらは、霊鉱泉の水風呂で、湯温は25℃弱位。口に含むも、無味無臭でした。
続いて、外の露天風呂へ。半トタン屋根付20人サイズの岩風呂で、湯温は42℃位。こちらも加水ありですが、内湯より濃い透明な黄褐色。壺のような湯口から、動力揚湯で毎分352L注がれています。口に含むと、少ししょっぱい。小さな赤茶色の湯の花も舞っています。生垣越しに、森を望む景色。週末で、来客数もそれなりにあります。帰りがけ覗いた、畳敷きの休息処「まこと庵」も、なかなかの賑わいでした。
主な成分: ナトリウムイオン774.9mg、カルシウムイオン205.5mg、マグネシウムイオン0.2mg、フッ素イオン5.4mg、塩素イオン883.7mg、硫酸イオン903.9mg、炭酸イオン16.2mg、水酸化物イオン0.1mg、臭素イオン2.3mg、メタケイ酸70.1mg.メタホウ酸31.8mg、成分総計2.902g -
北浦に架かる鹿行大橋の西詰近くに建つ、公営の日帰り温泉施設。土曜日の午前中、利用して来ました。
コンクリート造りの老朽化した外観は、目にするなり「わぁ~、ふるっ!!」と思わず呟いてしまうほど。鄙びてるというより、B級っぽい感じです。入浴料400円は券売機で。ロビーの柱時計も、昭和の雰囲気を醸し出しています。
玄関から、右へ廊下を進んだ突き当たりに大浴場。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、毛筆調の注意書が掲げられ、これまた渋いです。外観とは裏腹に、きれいな浴室に入ると、左側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸のみ。その奥に7人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら琥珀色がかった透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(源泉名: 北浦温泉)が、かけ流しにされています。源泉温度が16.6と低い為、42℃位に加温。PH8.6で、肌がスベスベする浴感です。消毒ありですが、塩素臭は気になりません。もちろん、1日3回の水質検査を欠かさず、衛生面にも配慮。口に含むと、少ししょっぱい。右隅に、3人サイズのタイル張り石枠浴槽もあり、こちらは湯温41℃位。窓から、蓮畑の景色が望めます。朝早めの時間だったので、ほとんど貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン458.1mg、マグネシウムイオン26.6mg、カルシウムイオン41.5mg、アンモニウムイオン2.1mg、塩素イオン622.0mg、硫酸イオン74.1mg、炭酸水素イオン324.7mg、炭酸イオン23.5mg、メタケイ酸48.5mg、メタホウ酸2.2mg、成分総計1.667g