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「ひがな湯治 天山」のすぐ隣に建つ、お風呂だけの日帰り温泉施設。平日の夕方、利用してみました。通常は入浴料1100円ですが、「はしごゆふだ」を購入し、格安のなんと100円で入浴。これは平日限定のサービスで、天山の入浴後に受付で「これから一休にも行くので、はしごゆふだ下さい」と言うと、発券してくれます(券売機にはありません)。逆に、一休の入浴後に天山に入る場合は、300円を払うと受付で発券。つまり、平日に2ヶ所をはしご湯するなら、どちらが先でも合計1400円で入れるシステムです。
受付右側に、夕涼みに良さそうな長い廊下。進むと突き当たりに、男湯があります。脱衣場と浴場の間に仕切りは無く、コインレス鍵付木製ロッカーが並ぶ脱衣場。ドライヤーは、トイレの洗面所にあります。中央に、大屋根付15人サイズの檜造り浴槽があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:天山温泉 湯本第114号泉)が、かけ流しにされています。源泉51.2℃を、加水・加温なしで供給(日祭のみ濾過あり)。2つに仕切られ、湯口付近の深い方(5人サイズ)で42℃位、外側の浅い方(10人サイズ)で40℃位です。PH9.4で、肌がややツルツルする浴感。純銀イオンで消毒ありですが、消毒臭はしません。口に含むと、仄かに芒硝臭。右手には、5人分のカランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸のみです。そちらには、8人サイズの石造り浴槽があり、湯温は42℃位。眼下には、須雲川のせせらぎを望めます。また左手にも、3人分のカランがある洗い場が。こちらには、12人サイズの石造り浴槽があり、湯温は42℃位。見渡す限り山林が広がり、開放的な景色。野鳥のさえずりに癒されつつ、かけ流しの湯を楽しめました。
主な成分: ナトリウムイオン54.4mg、カルシウムイオン1.6mg、フッ素イオン0.35mg、塩素イオン19.5mg、硫酸イオン14.7mg、炭酸水素イオン50.0mg、炭酸イオン26.4mg、メタケイ酸55.2mg、メタホウ酸2.56mg、成分総計226mg39人が参考にしています