有名温泉地から日帰り温泉、露天風呂、秘湯まで温泉口コミ＆クーポンが充実

湯郷温泉中心部から離れた高台の大型旅館　　　　　　　　　　　　　　　　　
岡山県美作市、湯郷温泉中心部から約1km程離れたサッカー場や公園がある高台に佇む大型の一軒宿です。
平日一泊素泊まりで出張利用、一番安いシーズンでもあり一万切りましたので利用してみました。本館和室12畳・踏み込み・広縁付き、室内風呂無し。景観は駐車場と山でした。
なかなか体裁の整った宿、接客はなかなか宜しかったです。別館では客室露天風呂付きなんかもありましたが当日は利用者が居なかった模様。本館は三重県からの敬老団体客とバッティングし、これが非常にやかましく夜も朝も悩まされました。鉄筋コンクリートのはずですが廊下の声は筒抜けに等しく襖の開け閉め音も騒音レベルでした。また観光バスが深夜でもアイドリングしていたのが不思議でした。
部屋はいたって普通の和室。やや老朽化あり、やや清掃不良。強wi-fi完備。

温泉に関しては既出の通り。宿泊の場合男女入れ替えがあり両方入れますが、ラインナップは巨大内湯が双方にあり、露天風呂は写真のような樽湯と石湯、片方はなぜか腰掛湯と一人用樽風呂のみで少し寂しい感じ。
他に、混浴大露天風呂があるのですが、丁度工事期間中で利用不可でした。

温泉に関しては鷺源泉からの配湯。加温あり加水(規定泉)あり、消毒ありの循環。正直浴感に乏しくうっすら消毒が漂いました。

普段は素泊まりでも平日1万超えで、あまりビジネス向きではない感じがしました。浴場に向かう昭和レトロな小路は大変赴きがあり、団体や家族での利用をお勧めしたいところです。

次世代型健康ランドに生まれ変わりました。　　　　　　　　　　　　　　　　
滋賀県大津市・京滋バイパス瀬田東ICから車で約3kmの国道沿いにある健康ランドです。
昭和から続く老舗の健康ランドであるニュー琵琶湖サマーランドが去年末、関東では比較的有名なおふろカフェFCとなり、リニューアルオープンしました。

広義で居抜き扱いになるのでしょうか、古くて狭い自走式立体駐車場はそのまんま、施設外観は写真のような感じではありますが、全体的に以前の姿を色濃く残しています。

ありがたいのが、以前からあった1時間コースが継承されており、銭湯感覚で訪れることが出来る事。今回はこちらを選択。なお一時間限定ではありますが大衆演劇を追加料金無しで観覧可能、大衆演劇とお洒落な今時の若い世代が喜びそうなものが融合しておりなんとも不思議な感じ、以前門真市にあった湯の蔵みたいな感じでした。

館内は浴場以外は大幅リニューアルされていて非常に綺麗です。若い女性が多かった気がします。しかし関東の系列店とは違い敬老の方もそれなりに居ました。日曜昼利用でしたが大変混雑しておりました。

温泉に関しては、以前とほぼ同じ。既出ですが半露天風呂の一人浴槽が廃止されており代わりにくつろぎチェアや何故かオセロが設置されていました。立地柄やむを得ないのですが国道沿いの為車の往来が多くなかなかやかましいです。内湯に関しては以前とほとんど同じでした。脱衣所は一部パウダールームのみ変更あるも、ロッカー配置が悪いままです。

一日利用コースでも値段は良心的。いくつか気になるところもありますが、こういう形態を好まれる方であればお勧めできます。

最後に、分析表は更新されていますが源泉自体は以前と同じです。加温あり加水無循環あり消毒中レベル。玄関には源泉モニュメントがそのままありました。

最上階に大浴場のあるのがカンデオホテルズ　　　　　　　　　　　　　　　　　
広島県福山市・福山駅から1km圏内にあるホテルです。位置的にはビジネスよりはややラグジュアリー感のあるシティホテル系で、ドーミーインのような感じ。運営自体が新しい為どこのホテルも綺麗で新しい。最上階に大浴場があるのが特徴です。
出張で旅館以外を利用する際は大抵ドーミーインだったのですが福山には無いので今回利用してみました。タイミングにもよりますが平日素泊まりで1万超えます。

特筆すべきはやはり14Fに位置する大浴場。福山にはそこまで高い建物がありませんので是が非でも絶景のシティビュー。夜景が大変綺麗でした。
欲を言えば天然温泉を利用してほしいところですが、まぁ福山市街地ですしやむを得ないかも。消毒は控え目。大浴場・サウナ・水風呂・露天風呂のシンプルなラインナップでした。

四万十川源流を望める二種類のツルツル源泉　　　　　　　　　　　　　　　　
高知県四万十町(高知県には四万十市と四万十町が存在しややこしいです)高知道四万十中央ICで下り山側へ約15kmどんどん進みます。
最初の12km位は綺麗に整備された道ですが、橋を渡ってからの3kmは片側1.5車線の里山風景のある細い道を進んでいきます。直近の口コミで未舗装・すれ違い不可とありますが、実際のところ完全舗装ありで普通車同士なら余裕で離合可能、夜の到着でしたがよっぽど運転慣れしてない方以外なら大丈夫です。

いきなり四階建てのモダンな建物が現れます。日帰り用と宿泊で入口が別になり、一泊素泊まりで利用。たぶん一番立派な洋室を利用しましたが1万切りました。安いです。
その部屋は最上階にあり、とても天井が高いのが印象的。一人で利用するには広すぎます。スイートってのは言い過ぎですが朝はテラスから紅葉が見れました。(季節柄夜はカメムシとテントウムシの襲撃ありの為窓は開けないほうが良い)

wi-fiは弱いですが一応設置あり、当日の宿泊はおそらく3組程度、4Fはたぶん私だけだったのでなんも贅沢でした。

さて温泉ですが、二階の渡り廊下から温泉棟に移動、途中には宿泊専用ですが無料のマッサージチェア二台設置あり。温泉棟から螺旋階段で一階に下ります。
内湯はミストサウナ、源泉主浴槽、別源泉浴槽、水風呂あり、露天風呂は写真のような感じで景色が素晴らしかった。

実は源泉を二本使用されており、似た感じではありますが(片方は規定泉になります)双方もかなりのツルヌル度でした。加温・循環ありですが内湯主浴槽は循環併用な湯使い、冷たい源泉を自己責任で飲んでみましたが、淡い硫黄味あり、消毒も全く感知せず、そもそも利用者が少ない点もあり湯の状態はすこぶる宜しかったです。
露天風呂からは四万十源流と紅葉の情景。モダンな造りですが山奥の一軒宿
である事に間違い無く転地効果抜群でした。

大阪からでもかなり辺鄙な場所になるため、なかなか訪れる機会がありませんが、是非再訪したいと思いました。お勧めの宿です。

水島コンビナート南部に立地するカジュアルホテル　　　　　　　　　　　　　
岡山県倉敷市・水島臨海工業地帯C地区である児島塩生のカジュアルなリゾートホテルです。これまで何度も宿泊させていただいておりますが令和元年10月より大浴場が温泉利用に変更となりましたので施設登録申請させていただきました。
造船事業で有名なサノヤス系列の運営、館内には船に関するモニュメントや模型が多数あり。施設隣には大きな赤い門型造船所クレーンがなんとも印象的、興業地域ではありますが海側は一部昔ながらの港もあり、古き良き倉敷南部の典型的な姿といった感じです。
ホテル自体は結構年季のあるもので、駅からは当然離れており車がないとなかなか訪問の厳しい場所、観光バスでの利用や修学旅行生の利用も多いです。

さて温泉ですが、浴室は写真のような感じでこじんまりとしています。主浴槽とサウナのみ(水風呂無)露天風呂もありませんが景観はなかなかです。
源泉については分析表を見る限り、岡山赤磐近くにある桃太郎温泉からのローリー湯の様子。消毒は弱めですが残念ながら特筆すべき浴感はありませんでした。

部屋に関しては普通のツインをいつも利用していますが、常連になるとジュニアスィートへのグレードアップなんかもあり古い部屋ですが特段不満無し。wi-fiが部屋毎設定の為かなり電波が安定しています。
朝食については景観の良い場所でのバイキング、カレースープとサラダが美味しい。

値段も優しく色々とサービスも良く、倉敷に泊まるときは優先的に利用させてもらっています。

好みがはっきり分かれそうな施設　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
大阪府泉佐野市・りんくうタウンから少しだけ離れた(徒歩でもいけそう)関西国際空港連絡橋横に11/1にグランドオープンしたばかりの施設です。
今何かと話題の多い『変なホテル』に併設され、こちらのホテルと連結されています。
施設迄の案内がほぼ無く、阪神高速4号線泉佐野南で下り、ナビ通りの住所に進むと倉庫。少しそこから南に下がるとホテルと施設が見えてきます。
駐車場は券売式、施設利用者は2時間まで無料。朝9時位に訪問にて、ガラガラでした。
日帰り専用の入口がありますが、こちらの施設も最近の流れ、というかアクアイグニスのコンセプト通りデザイン性が高すぎて入口が非常に解りづらかったです。ロビー・温浴エリアは二階になり岩盤浴は無し、施設内に喫煙所が無いので煙草吸う人は辛いかも。
菰野町のアクアイグニスを想像して訪問すると、後述する温浴エリアもそうですが全体的な規模は小さめに感じるかもしれません。

祝日大人1000円で利用、券売機でバーコードの紙カードのようなものを購入し、脱衣所前の自動改札を潜りぬける感じでなんとも斬新。ロビー他さすがに新築でめちゃくちゃ綺麗。奥に食事処がありましたが訪問時間が早すぎてまだオープンしてませんでした。カフェ設置あり、コーヒー300円でした。(自販機は脱衣所のみ設置)

肝心の温浴エリアですが、HPを見てもあまり想像出来なかったのですが、非常にシンプルです。内湯は主浴槽とミストサウナ(5人サイズ)のみ。水風呂無し。露天風呂は頑張って10人サイズの浴槽のみ。洗い場が結構広め、本家にもある辻口茶園の三点セットアメニティありで個人的には大満足。
パウダールームはシンプルで特に無料アメニティの設置は無かったです。

温泉そのものに関しては、源泉名泉州の湯　単純温泉　低張性・弱アルカリ性・低温泉。湧出温度32.3℃、毎分508L、成分総計0.364
加温有・加水無・消毒あり・循環あり。消毒臭はやや控え目、無味無臭、わずかにモスグリーンに濁り有。　掛け流し浴槽はありません。

景観が独特で素晴らしいです。
露天風呂に浸かりながら海が見え、大阪湾・関空を一望出来ます。天気が良くはるか向こうの六甲山系もよく見えました。また関空から発進する飛行機が高間隔で見えました。海の見える温泉は数多くあれど都会型施設で大阪に居ながらの景観は非常に珍しいし貴重。目隠しが気持ち程度しか無く(女湯もそうらしいです)神経質な人以外なら楽しめると思います。関西国際空港連絡橋も真横に有り、なんとも雄大な景観。

総合的に、値段が高い割にラインナップが少ないので満足度は人によりきな感じがします。個人的にはこの景観の為なら1000円全然Okかと。ただし泉質的な部分では本家のようにはいきませんでした。

和室だと大鳴門橋が一望出来ますが・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　
徳島県鳴門市、鳴門公園内にあるリゾートホテルです。
立地は四国と淡路島を繋ぐ大鳴門橋四国側の最先端部分。
チェックインの対応・手際が良く無く終日気が滅入りました。

部屋に関しては、海側和室。崖に立地し、窓からの景色は絶景です。窓が全開に出来ないのが残念でした。弱wi-fiあり、10畳・踏込・広縁・バストイレ付で広いです。清掃状態はやや難ありだが個人的には許容レベル。広縁の換気扇が壊れていて轟音があり使えなかった。テレビは大き目、ポットは再沸騰機能無し。

温泉に関しては、地下部分に位置。露天風呂はありませんが、写真のように景色は素晴らしいです。淡路島もよく見えます。運が良ければ渦潮もみられそうでした。ただし窓外は手入れされていない草むらで、蜘蛛の巣・蜘蛛本体も姿ありでした。
大きな浴槽一つのみ。洗い場は馬油とノンシリコンの二種類あり、サウナはありますが水風呂無し。
源泉名　淡路・潮崎温泉スタンド(淡路島からの運び湯!?)加温・加水・循環・消毒あり、消毒は控え目。夜は結構熱めに加温されていましたが朝は39℃位で他の客がぬるすぎると言っていました。
また、特有の浴感は無いに等しく運び湯という性質上高加水率なのかもしれません。

南淡温泉郷の高台に建つ大型洋風リゾートホテル　　　　　　　　　　　　　　
兵庫県南淡路市・淡路島南の温泉郷にあるリゾートホテルです。
平日一泊朝食付きで利用。値段は内容に比較してかなり安かった。海側の高層階ツイン+和室の部屋を一人で利用、大雨の為景観は残念でしたが晴れていたら絶景を拝めたであろう感じです。
ホテルの敷地がかなり広いです。広大な駐車場があり、放射線状三方向にデザインされた白が基調の建物が印象的、大和ハウス系列ですが、今までのロイヤルホテル宿泊経験の中でも飛びぬけて高級感・リゾート感が高い。プールもありました。平日にも関わらず大変賑わっていました。

受付から帰り際まで、相当レベルの高い接客。標準の部屋でも相当広い。wi-fiは弱め。部屋のアメニティ類も豊富、広いバルコニー付き、大型テレビあり、これでこの値段で本当に良いのか?と思いました。少し古さはありますがそれにしてもコスパが高いです。

非常に残念だったのが温泉。　塩化物泉系ですが、フル加工されています。ここまでは想定範囲ですが、衝撃的な消毒の強さでした。ここ数年で最高レベルの消毒にはさすがにげんなり。過去口コミには露天風呂のみ温泉?とありますが、現在は内湯も温泉使用している様子、塩化物泉を強消毒した時に漂う特有の臭いですぐわかりました。少し舐めてみましたが塩味+カルシウムの苦み+猛烈な塩素。湯あがり後も塩素臭が肌にまとわりつきました。
内湯・サウナ・露天風呂のラインナップで浴槽の広さはかなりのものでした。アメニティは旅美人シリーズではありませんでした。

朝食については、こちらは過去の朝食バイキング経験上五本の指に入る豪華さと種類の多さにびっくり。淡路島ゆかりの玉葱に関するものが多いですが個人的にはゆし豆腐のような手造り朧豆腐が絶品。漬物バイキングや自分で選ぶパスタコーナー等もありました。とにもかくにも大満足でした。

総合的に、温泉は残念でしたが、他の部分は群を抜いて秀逸。総合評価悩みましたが、コスパの良さも鑑みて4点とさせていただきます。

熊野大社横に佇む一軒宿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
島根県松江市・松江東ICから南に約10km程進んだとろにある三セク系一軒宿です。
平日一泊朝食付きで利用、8畳和室、広縁付きで6000円と破格でした。
宿泊施設と書きましたが、実際の所公営色が強く地域の交流施設的位置。隣には国幣大社である熊野本宮の元祖とも言える熊野神社がありますが、当日翌日は大雨で観光客はほとんどいませんでした。
温泉に関しては10-21時まで日帰り可能、と言いますかかなり日帰り施設的要素が強い。値段は410円でアメニティ付きとちらも破格。閉店間際まで地域の老人で賑わっている感じでした。宿泊専用タイムは夜21:30-22:00と朝6-8時になります。湯は過去口コミの通りで特徴に乏しい源泉がフル加工されています。消毒はやや弱めでした。大きな内湯と露天風呂のみ、男女入れ替えがあります。アメニティは最安品の二点セットですが、の値段なら仕方ないでしょう。

部屋に関してはまぁ古い和室ではありましたが、wi-fiあり、綺麗に掃除されており不快さは全く無し。景観は隣プール施設の裏側で特に無しでした。

朝食は定食でした。素朴な感じ。個人的に好き嫌いが激しいのでバイキングのほうがありがたかったかも。

総合的に、値段がかなり良心的な点は好感触。難点は場所が少し辺鄙な点でしょうか。熊野神社参拝時の宿泊施設としたら立地は最高と言えますね。