口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年8月20日)
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開湯およそ700年と伝わる、南会津町の湯ノ花温泉。秋には美しい蕎麦の白い花が咲き、20数件の民宿や旅館が建ち並ぶ静かな温泉地ですが、そこには衝撃的な湯小屋の共同浴場があります。日曜日の午前中、利用して来ました。
湯ノ花温泉の共同浴場に入る場合、まず4つどれでも入れる「共通入浴券」(1日券)を、商店や民宿、旅館で200円払って購入。日付を書いてもらい、同じ日なら4ヶ所全ての共同浴場に入ることもできます。その場合、最後に入った共同浴場の入浴券回収箱に券を入れるシステム。入浴券を購入した星商店さんに車を停めさせてもらい、車では行けないので歩いて行きます。
メインストリートの県道350号線から、「弘法の湯」の斜め前にある「石湯入口→」を目印に坂道を下ります。湯ノ岐川に架かる木製の橋(もう下流に湯小屋が小さく見えます)を渡って、右手に川沿いののどかな遊歩道を歩いて行くと、間もなく「うわぁ、何これ?」と言いたくなる光景。台風か何かで上流から転がって来た巨石が、湯小屋にめり込んだ?ようにも見えます。そして、この巨石が想像以上にデカイ。
こちらは「天神の湯」と同様、混浴の共同浴場。中に入っても、壁から巨石が飛び出たように見え、本当にどうしちゃったの?という感じです。入口右側に、靴を置く棚あり。浴槽横の洗い場を歩いて、左手奥の棚とすのこ板が敷かれた脱衣場へ。目隠しは無い為、女性には混浴のハードルが高めです。洗い場には、カラン無し。当然、石鹸などのアメニティもありません。浴槽の湯をすくってかけ湯をしますが、これがまた熱い!
中央に4人サイズの石造り内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 湯ノ花温泉 石湯)が、源泉かけ流しにされています。自然湧出の源泉57.6℃を、45℃位で供給。加水・加温・循環・消毒なしの使用状況表示です。PH8.0で、やや肌がスベスベする浴感。入口の脇に湯溜まりがあり、そこから注いでいます。口に含むと、石膏臭がして円やかな味。
衝立を挟み、窓際に1人サイズの石造り小浴槽もあります。浅くて、湯温は43℃位と低め。立ち上がると、窓から川のせせらぎ。でもやっぱり中央の浴槽に戻って、神々しいまでの巨石を眺めつつ、しばらく貸切状態でのんびりと湯浴みを楽しみました。
熱い湯だったので、湯上がりに小屋近くのベンチに座ってクールダウン。遊歩道沿いに花も咲いており、火照った体に川を渡る風が心地いいです。また訪れたくなる、印象的な湯処でした。
主な成分: リチウムイオン0.6mg、ナトリウムイオン194.8mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン58.8mg、ストロンチウムイオン0.6mg、フッ素イオン5.8mg、塩素イオン292.8mg、臭素イオン1.0mg、硫酸イオン136.7mg、炭酸水素イオン34.8mg、メタケイ酸41.1mg、メタホウ酸5.3mg、メタ亜ヒ酸0.1mg、成分総計784.1mg
※なお、平成17年の古い分析書だったので、参考までに30人が参考にしています
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川を渡って石湯に来ました。写真で見ていた大きな石がありました。
着替えていると男性が入って来ました。少しして男性と女性が来ました。
皆さん顔なじみです。
写真右の浴槽、熱くてかけ湯もできません。小さい方が温いと言われ、そちらに入りました。
大きい浴槽のオーバーフローが流れ込む様になっています。44℃で入れます。
大きい方にバケツ1杯水を入れてくれ、どうぞといわれ入りましたが47.5℃。
温度計壊れてない?と言われました。
足がジンジンしてきたので上がり、お礼を言って退散しました。16人が参考にしています
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福島県の檜枝岐村の湯の花温泉にある共同浴場の1つ。
川沿いにポツンと湯小屋があります。
ドアを開けると脱衣場もなくそのままこじんまりした浴槽が1つ。
完全なる混浴です。
田舎の共同浴場ってたまにこんな感じのところあるなぁっていうイメージそのままの所。
先客がいたら露出狂以外の女性は厳しいでしょう。
お湯は弱アルカリ性単純泉。
無色透明、無臭。わずかに塩味。
素朴な共同湯好きな人にはたまらない感じです。
排水がそのまま川に垂れ流しなのは気になりました。
石鹸類を使うのは止めないとね。13人が参考にしています
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南会津の湯ノ花温泉地区は、これぞ日本の原風景ともいえる長閑な田園。その中央を流れる渓流沿いに石湯は静かに佇んでいる。
旅館末廣脇の坂道を下ったところにある湯ノ岐川に架かる小さな橋から見る石湯は感動もの。この風景、美しすぎる。
石湯に近づくにつれ、湯屋にめり込む岩がガマ蛙の背中のように見えてきた。見方によっては巨岩信仰のパワースポットであるかのようだ。
扉を開けると、コンクリートで固められた浴室にせいぜい2人用の簡素な浴槽が見えた。衝立の向こうには余り湯を溜めた浅くて細長い浴槽がある。見れば巨石の下と壁下の窪みから湯が流れ込んでいる。無色透明で香りは殆ど感じられないアル単の湯に浸かっていると、まさに明鏡止水の境地。
他のコメントにあるほど激熱ではなく43℃前後のやや熱め。壁を突き破る岩を見つめながらのんびり浸かっていると、壁の隙間から細い陽の光がゆっくり差し込んできた。14人が参考にしています
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木賊温泉の帰りに寄りました。憧れの石湯。売店で聞いたところこの時間なら誰もいないだろうとのことで期待に胸が膨らむ。貸し切り石湯。それにしてもここらの風景は本当に美しい。無条件に赤とんぼや夕焼けこやけなどの唱歌が似合う風景というか。教えられた道を下り、橋を渡ると、これもまあ、なんつー佇まいしてやがる。これを見て温泉好きのDNAが疼かない人はいないだろう。川辺りに素朴な湯小屋が見えてきます。中を覗くと貸し切りビンゴ!マッハで真っ裸になり無我夢中で掛け湯した瞬間、走馬灯が。熱い。熱すぎる。恐らく46度はある。埼玉の観音温泉の高温浴槽か、那須鹿の湯の48度浴槽ばりの温度だ。いや、それよりも苛烈に感じる。湯モミしようにも湯かき棒もなく、洗面器でザブザブやろうものなら3秒程で浸けた腕が逝く。ホースを持ちながらやむなく加水しながら入湯した。悔しい。お湯は木賊温泉とうって変わって混じりっけのないピュアな単純泉。無色透明、ほのかな鉱物臭と微塩味。綺麗である。激熱につき滞在時間は短かったが十分満足。今度は秋が深まった頃にでも訪れたいと思いました。
13人が参考にしています
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川べりにあるので車では近寄れない。 地元の老女が入浴していたので遠慮して覗き込めなかったが、小さな四角の浴槽の川側にあるついたての向こうに、もう一つ浴槽があるとは気付かなかった。
湯ノ花温泉石湯 単純温泉 かけながし、混浴
57.6度 pH8.0 湧出量 9.8リットル/分 溶存物質 リチウム 0.6 ストロンチウム 0.6 フッ素イオン 5.8 臭素イオン 1.0 硫酸イオン 136.7 炭酸水素イオン 34.8 メタケイ酸 41.1 メタホウ酸 5.3 酸化還元電位 (ORP) 111(2011.7.23)11人が参考にしています
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湯ノ花温泉に来たら、やっぱり行きたい石湯。
清冽な流れの川に架かる橋を渡って、スキップするように石湯に到着です。
人気もなく、独占状態です。
今日はお湯がかなり熱く感じられたので、つい立ての向こうの川がすぐ見える、小っちゃい浴槽で過ごしました。
浅い湯舟に、寝湯のように身を横たえます。
清らかなお湯の中で、すべてを放擲して過ごす時間は天国のようです。
川の流れを、ほんとうにすぐ傍で感じられるのです。
あぁ、もう何もいらな~い、なんて気持ちになります。
湯ノ花温泉の清らかなお湯が大好きです。
熱めのお湯、浴室の良い雰囲気などが、湯西川温泉公衆浴場に似ているかも、なんて、ふと思いました。12人が参考にしています
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上の写真は湯小屋にめり込んでいるご霊岩です。黄色い御旗もご覧になれると思います。
下は簡素な仕切りのみの脱衣所。男女の別もないので女性の着替えはかなり勇気がいると思います。裸電球がぶら下がっているのも味があっていいですね。4人が参考にしています
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南会津町の国道352号線から湯ノ岐川沿いに伸びる県道350号線へと車を走らせるとすぐに現れる小さな集落が湯の花温泉です。山深い山間の小さな温泉集落で遊興施設は皆無、近代的なホテルなどももちろんありません。数件の旅館や民宿そして共同湯のみで構成される温泉地です。このあたりは沢沿いに道が伸び、集落が散らばっているような地理状況で、直ぐ隣の沢沿いには、今や大人気の木賊温泉もあります。今回はそんな湯の花温泉の中でも特に異彩を放っている共同湯、石湯へ突撃です。
手前の民家で入浴券を購入し、沢沿いへ徒歩で降りていくと件の湯小屋が見えてきます。初めて行かれた方は例外なく驚かれると思いますが、大きな岩が湯小屋にぶつかったかのように、どっちりと鎮座しています。外観からして一筋縄ではいかない雰囲気を感じないわけにはいきません。内部に入るとすぐ目の前にコンクリ&石の湯船が静かに佇んでいます。渋いです。いぶし銀の渋さです。おそらく数十年前から基本的な構造は何一つ変わっていないのではないでしょうか。そういう歴史の重みが、浴室全体に漂っています。浴室の左奥には脱衣所がありますが、男女共同で目隠しもごく簡単なものしかありません。着替えも混浴も女性にはかなりハードルの高い状況です。メイン浴槽の奥には衝立を挟んでもう一つ小さな浴槽もあります。
入浴券を購入すれば誰でも入浴できる共同湯ですが、立地、建物、浴槽、どれをとっても限りなくジモ専に近いものを感じます。浴室に貼られた入浴心得にも夜間の八時から九時は地元民以外の入浴は遠慮してほしいと書かれていました。
さて肝心の湯ですが、源泉は湯小屋に突き刺さっている巨石の下と浴槽の側面から投入されていました。そして物静かな浴槽の佇まいとは裏腹に湯温は激熱です。体感47度、無色透明の湯で冷たく感じるほどキリリと引き締まった浴感。湯船内では身動きは絶対にできません(笑)。湯船は2-3人サイズ、なんとなく鉱物的な香りが微かに漂います。湯力も充分で寒い時期にはたまらない一湯ではないでしょうか。
熱湯が苦手な方は衝立の裏にある小浴槽で体を慣らしてからチャレンジされると良いでしょう。小浴槽はメイン浴槽の溢れ出しを利用しており、体感42度弱といったところでした。
メイン浴槽の目の前には御霊岩が厳かに鎮座し、黄色い幟も奉納されていました。幟にはこの地域で誕生した新生児の名前が記されており、誕生を祝うとともに、健やかな成長を祈願する慣わしがあるようです。単なる入浴施設ではなく、温泉と信仰の結びつきが今でも色濃く残っている超地元密着型の共同湯でした。
写真は上がメイン浴槽、下が衝立を挟んでメイン浴槽の脇にある温湯浴槽です。12人が参考にしています
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07' 11/21水曜日の午前09:30---
木賊温泉の民宿「ふる里」さんをあとにしたイーダちゃんは、木賊温泉から山ひと隔てた、湯の花温泉にきておりました。前日の夜から雪がかなり舞いはじめ、湯の花温泉に着いたときは、結構な量の雪つぶてがくるくると舞い踊っていました。
「こりゃあ、積もるかもしんないなあ・・・」
湯の花温泉は小さな鄙びた温泉地。
木賊温泉よりはいくらか大きいようだけど、宿も十軒ほどしか見当たりませんし、何より変な歓楽街っぽいムードがまったくありたりません。清潔で純粋な、とても良い温泉地です。
さて、イーダちゃんにはお目当ての共同湯がありました。それが、こちらの「岩湯」であります。写真でひとめ見たときからずっとこちらのお湯には来たくってねえ・・・でも、なかなか所在の場所がわからず往生しました。雪つぶてくるくるの村をクルマで3回転半くらいして、それでも見つからずクルマをとめて、徒歩で湯の岐川まわりをうろうろすること12、3分、それで、よーやくこちらのお湯を見つけることができたときは、嬉しかったなあ、もう(^.^;>
湯の岐川の土手沿いに建てられたこちらのお湯、ロケーションがまずサイコーです。湯の岐川の清流がまず美しい。流れの脇の盛り上がった土手にはいくらか雪が積もりはじめ、いい感じの白さです。大きな岩が横っ腹に刺さってる、おお、写真のままのユニークな湯小屋まで降りていって、
「こんにちわー」
と料金箱に200円入れてお邪魔すると、お。先客あり。
手拭の頬被り、風呂脇に腰かけて内職らしい作業をしてられる、おばあちゃんです。おばあちゃん、軽で30分ほどのところからやってきたという地元の方でした。
「いやなあ、家にいても冷えてくるばかりなんでときどきここにあったまりにくるんだわあ。私はもう出たとこだけど、あんた、入りなせえ」
というわけで風呂脇で内職するおばあちゃんとお話しながら、僕だけ入浴することとなりました。
ああ、いいお湯だ・・・(^^;>
肌に染みる、新鮮極まりない、澄んだ、綺麗なお湯でしたねえ。鼻腔吸いを敢行してみると、お湯の底のほうにかすかーな石膏臭が感じられました。
「ああ、おばあちゃん、ほんとだ、凄くいいお湯ですよ」というと、
「そうじゃろ、そうじゃろ」と我が事のように喜ぶおばあちゃん。
湯小屋のガラス窓のむこうでは雪が舞い、その下には湯の岐川の清冽な流れ・・・。
ああ、温泉好きでホントによかった、と心から思える、指折りの入浴体験となりました。温泉の神サマ、有難う<(_ _)>
PS.まさかこちらにキャンディさんがきてられるとは思わなかった。今日投稿するときにクチコミを発見して仰天しました。嬉しい驚きです。好みが似てるとは思っていたけど、まさかここまで・・・あ。返信は結構ですよ。
11人が参考にしています
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「湯端の湯」を出て、とても良い気分で辺りを散策していると、「石湯」への道を見つけました。見学のつもりで歩いて行きましたが、誰もいなかったので入浴することにしました。
川原の石をくりぬいた浴槽というのが、何とも癒され、感触も素敵です。岩の下からお湯が浴槽に流れ、そこからつい立ての向こうの小さな浴槽に、お湯がまた流れています。自然湧出の温泉というのが、本当に素晴らしいと思います。川沿いというより、川の一部のような感じで、楽しく入浴ができます。
透明なお湯の中の肌は透き通って綺麗に見えましたが、ちょっとドキドキします。ここは混浴ですから・・・
熱めのお湯をほどよく味わって、ササっと服を身につけます。温泉に行くようになってから脱衣も早くなりましたが、着衣も早くなったような気がします。外に出ようとした丁度その時ドアが開いて、男性が「こんにちわ~」と入ってきました。まさにグッド・タイミングでした。
湯の花温泉***素晴らしい自然と、新鮮で清らかなお湯。清らかな心になりたくなったら、また来ようと思います。9人が参考にしています
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つい先日行って来ました
春の陽光の中釣り人も幾人かおり雰囲気は良かったです
その中で自分は川沿いにひっそりと建つ湯小屋へ
天気の良い日に清流の音に包まれながらの入浴は格別です
お湯は石の下より湧き出した新鮮な熱めの湯が掛け流されています
一人でこちらにつかっているととても素直な気分になれて心が洗われます10人が参考にしています
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道が少し広くなっている所に車を置き、小さなお社の脇を川へ向かって3分ほど下ると、もう、湯小屋が見えてくる。大きな岩の脇の箱に2百円を入れ中へ。引き戸を開け、そこで靴を脱ぐ。浴槽の向こうが脱衣スペース。お湯は大岩の下から出てくるようだ。差し水は川から引いているらしく、水流の強さにムラがあってこれも趣がある。お湯は単純泉だが、少しクセがある。ひと山越えた木賊温泉と泉質は近い。いつからここにあるのか分からない、この大岩の下に、いつからかお湯が湧き、今その恵みを受けている、そんなことをボーっと考えていたらあっという間に1時間が過ぎてしまった。2006年6月入湯。
8人が参考にしています
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川のほとりに下った僻地にある何の変哲も無い小屋ですが、入り口を開けた途端、その素朴な空間に癒されます。
まず目に入るのはいきなり浴槽です。脱衣所は仕切もないままその奥にあります。更にその名の通り石、いや巨岩が壁を貫通しており、激熱な湯温とともにしばし圧倒されます。お湯は水でうめられるようホースが常備されていますが、水圧不足の為か全開にしても思うように出ず、堪忍して郷に従えとばかりに湯に浸かりました。しかし間もなく爪が痛くなり撤収。
また建て付けがイマイチの勝手口からは、川へも出られます。近くの橋からは丸見えですが、運がよければ脱出可能です。
貼紙には村外の方は200円…とあったのですが、という事は村内の方は無料???いやーっ、羨ましい限りです。7人が参考にしています
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先週末に行って来ました。脱衣所に男女の仕切りは
ないものの、浴槽との境がつい立てとしてありました。
一人だけで浸かれる浴槽もあり、独り占めしたい人には
いいかも・・・6人が参考にしています