口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年9月8日)
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今まで入った温泉のなかでも群を抜くほどの秘湯です。死後の世界ともつながるという恐山で、このような温泉に浸かれることはこの上ない幸せで、いったいどのようなケチをつけることができましょうか。
ですが、自分はあえて、女性が恐山温泉に入る際の注意点について書きたいと思います。
【混浴湯のほうがいい】
ゆっくり温泉を楽しむならば、混浴の花染の湯に入るのがいいです。場所がわかりにくいところにあり、自分の場合、境内を歩いていたお坊さんに場所を教えていただき、やっとわかったぐらいです。男湯や女湯(2つ)は観光ルート上にあり、自分が行った時も中の様子を見ている観光客がいました。のんびりと、ゆっくり入るなら花染の湯がおすすめです。
【異性であっても仲良くできる度胸が必要】
自分が混浴湯に行った時は、先客の方がいて、男性だったので、一瞬、焦りました。ですが、「入っていいですか」と聞くと、心よく「どうぞ」と言ってくださり、下北半島のそのほかの温泉の情報やむつ市の魅力について教えてくださいました。さすがに裸で混浴に入る勇気はないので、湯着を来て入りましたが、異性であっても怖じけずに入る度胸が必要だなと思いました。
【多少、のぞかれても気にしないこと】
男湯や女湯は、興味本位で(悪気があるわけではない)中をのぞく観光客もいます。また、混浴湯もまた、のぞかれる可能性があります。ですが、恐山という場所柄、それも仕方がないと思います。ですので、よほど危険を感じなければ、多少、のぞかれても気にしないほうがいいと思います。反対に、のぞかれるのが嫌な方は、この温泉に入らないほうがいいと思いました。
【イオウの香りもそれもよし】
イオウ泉ですので、入ったあとは体にイオウの香りが残ります。自分の場合、その日の夜に、下北半島の別の温泉に入って、体を流しましたが、それでもイオウの香りがかすかに感じられました。着ていた服や湯着にもイオウの香りが付着し、一度洗っただけでは取れないです。シャワー等の設備はなく、体を洗い流すことはできません。どうしても洗い流したいのならば、加水用の水蛇口の水で体を洗うぐらいでしょうか。いっそのこと、「イオウの香りもまた温泉」と思って、楽しんだほうがいいのかもしれません。
【意外と熱くない】
前評判では「熱めの湯」と聞いていましたが、先客の方による加水の影響もあってか(?)、混浴湯については、それほど熱いとは思いませんでした。以前、温泉津温泉に入ったことがありますが、あちらと比較すると「(温泉津温泉の)六〜七割」程度の熱さだなと思います(あくまでも個人の感想です)。大人ならば安心して入れるぐらいでした。ですので、熱さについては、それほど警戒しなくてもいいのかもしれません。ただ、時間帯や浴槽によっては熱いこともあるかと思いますので、あくまでも参考にしていただければと思います。
以上、恐山温泉の注意点について書き連ねましたが、どのようなハードルがあろうと入りたくなるような温泉だと思います。たとえ、イオウの香りが残ろうが、入って後悔することはない温泉だと、自分は思いました。22人が参考にしています
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秘湯に興味を持ち始めてからずっと憧れていた恐山温泉へ。この日は連休中日で天気も良く参拝客が多かったです。経験者に聞いていたおどろおどろしい雰囲気は皆無で、北の地の空と緑と穏やかな湖の素晴らしいロケーションでした。参拝料500円を支払いお札などを購入して湯小屋へ直行です。源泉温度74.4℃の硫化水素含有酸性緑ばん泉、女湯の薬師の湯と小滝の湯は白濁していて前客がどれだけ水で薄めてるかの違いで浴感は同じように感じました。混浴の花染めの湯を見に行くと誰もおらずお湯が透き通っていて、殆ど誰も入っていない様子。硫黄と酸性のバランスの良さがはっきり分かる贅沢な湯あみとなりました。石鹸等使用禁止で掛け湯して入る木作りの雰囲気のある湯小屋で、硫黄で酸性の緑ばん泉に入れるなんて、一生に一度は来たいと思っていた夢が叶いました。
6人が参考にしています
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霊山として名高い恐山。
本州最奥の温泉の一つです。
何でも日本三大霊山(比叡山、高野山、恐山)との事で、
普通の温泉を絡めた観光地とは印象を異にします。
菩提寺ってお寺さんがありまして、そこで参拝料を支払って中に入ると、
温泉が都合四か所。内三か所は、♂も入れます。
当日は平日の午後二時過ぎって事もあり?、人影もまばら。
お陰で、素晴らしいお湯を独占出来ました。
風呂上りに、周遊コース?を歩いてみると、やはり温泉が湧くんですから、
火山なんですよ。その冷涼とした風景は、死後の世界を彷彿とさせます。
ここが霊山であると言う事を再認識させられました。
首都圏からだと、距離的にかなり敷居の高さを感じます。
が、日本人なら是非とも一度、恐山に行って貰いたいですね。23人が参考にしています
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まず、恐山へ行くと、硫黄の匂いがする。
寺の入口で参拝料を払って中に入ると、立派な門をくぐった目の前に、平屋建ての温泉小屋が3つ。
男湯2つ、女湯1つ。
ここは目立つ場所なので、中を覗くだけの観光客が何人かいた。
自分が入ったのは、観光客が行く左側ではなく、入って右側の、ほとんど人通りがない場所にある『花咲の湯』で、ここは混浴。
しかし、GWにもかかわらず、1時間近く誰も来ずに、良質の硫黄泉を独り占めすることができた。
おそらく、場所的にここの寺の従業員向けにある湯小屋なのかもしれないけど、誰でも入れるとのことなので、ここはおさえておきたい。18人が参考にしています
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八戸三沢を過ぎると人の営みが消える。延々造林と無縁そうな原生林が続く。突如として巨大風力発電所と核燃料貯蔵庫施設が現れた、対向車はサッパリ出会わず歩行者もいない、さては異世界別ステージに入り込んだのでないか?
二時間あまり車をすすめるとカルデラの外縁が結界らしく霊場恐山の門がある。奪衣婆と懸衣翁の石像が三途の川の畔で出迎えてくれる
六文銭ならぬ五百円で境内に登山。ようやく参拝者の人影を見た。ご立派な本堂と宿坊だが、、違和感が半端なく湧き上がる。 普通、仏門霊場は杉並木とか有るはずだがカルデラ盆地の縁に有るだけ、数キロ内はカルデラ湖と裂火口の白灰軽石だらけである。この石が色といい軽さといい人骨そのものを連想させるのだ。
真っ白けの地面に童子童女の供物用だろうがパステルカラーの風車がカラカラ下北の風に音をたてている。読経が聴こえる。硫黄の臭いが足元から吹き出している。
寺山修司か花輪和一の白日夢世界かってくらいシュール
エ~、雑味のないピュアなナツメ系酸味、硫黄臭もビュア、白濁具合満点、浴感刺激柔らかさ絶妙良好、手前は約42°奥は約45°前後と推定、極楽王土の湯浴みでございました。熱湯地獄ではこざいませんでした。17人が参考にしています
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閉山後の恐山を体験したく、新幹線とレンタカーで約8時間。マジで遠いです。しかし、オンリーワンの空気感であろうこの地は、万難を排して訪れるべき地でありました。以下、宿坊 吉祥閣に宿泊した際の感想ですが、無礼な表現などがありましたら申し訳ありません。
◎宿坊
外観やエントランスは宗教色が強いですが、その他は一般的な旅館と遜色ありません。取りあえず施設自体がめちゃくちゃキレイです。案内された部屋は10人ほど泊まれそうな3間ある広い部屋。全ての部屋がこの位のサイズなんでしょうか?私ども夫婦、両親とも、このサイズの部屋に贅沢にも二人で泊まらせていただきました。ちなみに宿坊ですので部屋にテレビはなく、ドライヤーも見当たりませんでしたが、浴衣・タオル類・歯磨きセット等のアメニティはあります。
◎温泉
硫黄臭がハンパではありません。詳しい成分は分かりませんが、硫黄成分の含有量はかなりのものと推測されます。湯は強烈であるが故、眼に入るとよろしくないそうです。外湯は『薬師の湯』と『花染の湯』の二ヶ所に入り、いずれも熱めではあったものの、入れないほどの温度ではありませんでした。両方とも加水用のコックもあります。この外湯の雰囲気や湯質の良さに関しては言うに及ばずです。宿坊の内湯は広く、ちょうど良い湯加減に調節されております。外湯との比較では硫黄臭さに大差はありませんが、こちらの方がより白濁しておりました。
◎食事
大食堂で宿泊者が揃っていただきます。頂きやすい精進料理です。食前には『食前の偈』、食後には『食後の偈』を全員で唱えます。尚、夕食で使用した箸は翌日の朝食でも使用しますが、『霊場 恐山』と書かれたこの箸は持ち帰りできます。
◎お勤め
朝6時半からお勤めがあります。宿坊の宿泊者は強制参加とのことですが、やむを得ない事情があれば、その限りではないと思います。
◎境内
晴天の境内と曇天の境内では、まるで表情が違いました。それぞれに良さがあり、それぞれがオンリーワンの光景だと思います。
◎イタコさん
人材が不足しているため、今となっては通常はいらっしゃらないそうですが、運良くお会いすることができました。母が自身の実姉をお願いし家族全員でお話を聞きましたが、すすり泣く母を見て、来て良かったと心から思いました。
◎その他
酒類を売っている自販機はありませんでした。部屋での飲食は自由なのでお酒を飲まれたい方は持ち込んだ方が良いかと思いますが、部屋に冷蔵庫はありませんし、あくまで宿坊であることを気に留めておいたほうが良さそうです。
もちろん温泉は素晴らしいです。ただ、それ以上に様々な貴重な体験が印象に残りました。ここに来て何物にも代えがたいものを得た気がします。19人が参考にしています
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一度行ってみたかった恐山に、ようやく三連休のなか日、訪れることができました。入山料500円を払い、中へ。参道を本堂に向かって進むと、右手に「薬師の湯」と書かれた看板と湯小屋。覗いてみると、先客が2人。服を脱いでる間に、出ていかれたので、ほどなく貸切状態。板張りの床の中央に、8人サイズの木造りの浴槽が、縦に2つ連なっています。手前は、湯温42℃位で適温だったものの、奥の浴槽は、45~46℃位あり激熱!透き通った緑色の硫黄泉は、なめらかな浴感で、肌がスベスベになりました。続いて、参道左手の湯小屋「冷抜の湯」へ。先程と比べ、小ぶりな4人サイズの木造り浴槽が、やはり縦に2つ連なっています。こちらも、先客が3人いたものの、すぐ上がられた為、また貸切状態。奥の浴槽が、湯温42℃位で、手前が40℃位だったので、少しまったりできました。入口で売っていた、霊場アイスを食べてみたかったのですが、帰る時には、店が閉まってました。
21人が参考にしています
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普段は私の温泉好きに冷笑的な私のツレも恐山行きは例外のようです。ということで宿坊・吉祥閣に先週連泊しました。ここで連泊する人はあまりいないと思いますが、前回一泊では物足りなかったので、宿泊費が少々お高いのは覚悟で二泊しました。
初日こそ雨は降らなかったものの、二日目は台風15号の接近で横殴りの雨を受け、地獄巡りには最悪の環境。しかし、この荒れた状況の方が寧ろ恐山らしさが醸し出されていたように思います。
体が冷えてきたら冷抜、薬師、花染、御法の湯に浸かりに行きました。二日目は、あの広い施設に私達一組のみの宿泊だったので、女性用の古滝にも入らせてもらいました。湯小屋はそれぞれ近接していながら、源泉の違いで湯の色合い、香り、味が微妙に異なります。
22時になると、宿坊は施錠され、御法の湯も入れなくなるので、その前に外の湯小屋に入りに行きました。外は風雨が吹き荒れ、窓のガタつく音を聞きながらの入浴はなかなかスリリングな体験でした。
広大な菩提寺の境内、吉祥閣に夫婦二人。風呂だけでなく、やたら広い食堂に用意された二人のための食事、お坊さんとわれわれだけの朝のお勤め、ある意味実に贅沢な滞在でした。20人が参考にしています
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昨年、閉店中で入ることができなかった石楠花荘にリベンジしようと今回訪れましたが、またもや定休日の札が掛かっていました。あえなく、もう一つ昨年来た際に場所が分からず入れなかった「花染の湯」へと向かいました。今回は受付で道順を入念に確認してから行き、実は昨年ももう一歩の所まで来ていたことが分かりました。宿坊の裏手の地獄地帯にポツンと小さな木造の小屋が建っており、これが「花染の湯」でした。基本的には混浴ですが、女性には少々ハードルが高そうな感じです。古い小屋ですが、内部はよく清掃されており、3つに仕切られた浴槽がありました。お湯は意外にも温く、40℃を切る位でしょうか?長湯が可能です。やや緑色掛かった透明なお湯には白い細かい湯の華が多数舞っており、硫黄臭もはっきりと感知することができました。ゆっくりと一人で落ち着いて入浴するには最適なお湯だと思います。
14人が参考にしています
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日が西に傾いた頃到着。無数のお地蔵様にどぎついピンクの風車、積み上げられた小石には、大震災で亡くなられた方の名前も。無間地獄、血の池地獄、重罪地獄、、とオドロオドロシイ立て札が次々と。しゅうしゅうと噴き出る火山ガスの周囲の岩はまるで塗ったみたいに黄色く変色しています。ただでさえもの凄い風景が西日の中でよりいっそう際立ちます。ガレ場を抜けて賽の河原にたどり着くと、その不思議な美しさに、やはりここはこの世ではないのだと思わされます。
地獄めぐりの後、境内に立てられた湯小屋にて入浴。女湯は古滝の湯と書いてあります。入口が二つありますが、細長い小屋の中央が湯船で左右に脱衣所があるのです。ふたつに分かれた湯船には美しい緑がかったにごり湯が満たされています。やはり普通の共同浴場とはどこか違う神聖な雰囲気です。先客はひとり。硫黄の匂いが強く立ち込めたキリっとしたいいお湯です。静かに身を沈めて異界での入浴を味わいました。
※写真は古滝の湯12人が参考にしています
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レンタカーで16:35に駐車場到着。この時から既に「地獄」の一部が望まれます。入山料500円を支払い、境内へ。再入山も可能。ただ出ても食事とお土産くらいですけどね。それもこの時間では店じまい中でした。
湯小屋はひっそりとあるのではなく、境内の本堂前に3ヶ所どーんとあります。参道横の溝を流れるのがすでに温泉ですから、寺に温泉が湧くというより温泉の源泉に寺が建てられたという感じ。
参拝と地獄・天国(宇曽利湖)の見学を済ませ、念願の入浴へ。冷抜の湯、先客はどうもこちら(恐山菩提寺)の関係の方らしい。後にもお一人来られました。湯温は程よく41℃くらいかな?ガスの関係で窓を閉めてはいけないようなので、逆に歩く側が湯小屋に近づかないのがマナーかもしれないですね。
ご一緒した方に依るとちょうどむつ市でも高校総体が開催されていて、今日来た女子学生が「優勝したよ~」と言っていたとか。ああ、それで恐山の地獄を(どことなく不釣り合いな)日焼け顔でニコニコした女の子達が歩いていた訳ね。日本一なんだからそりゃ嬉しいよね。
後の予定もあるので、あまりゆっくりするわけにも行かず、後髪引かれる思いで境内を後にする。入浴すると1時間半くらいかかるかな。結局レンタカーの給油・返却に時間がかかり、予定の列車に間に合わず。これならもう少しゆっくり入りたかったな。
ちなみにタオルは(もちろん湯船に浸けていないのに)硫黄臭がかなり残りました。それくらい濃厚な泉質のようです。
参拝前の「禊ぎ」として入浴するか、参拝後の「天国の続き」or「地上界への復帰」として入浴するか、結局参拝後でしたが、何か心も清々しく清らかになったような気もします。
他の方が「テーマパーク」と言われるのもわかる気がします。あの世を具現化した大昔から続くテーマパークですかね。東北の方にとっては亡くなると魂が還る場所であり、「恐れる」ことはない、心も体も温まる場所でした。10人が参考にしています
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薬師の湯、花染の湯、冷抜の湯の順に入りました。
今回は、観光バスでこられる団体の方が少なかったせいか、興味本意に温泉を覗くだけの人もほとんどなく、ゆっくりすることができました。どの湯も硫化水素型の硫黄泉で肌への馴染みも良く堪能できました。それぞれの湯の源泉が異なり、薬師の湯は、飲泉すると玉川温泉で味わったような、若干鉄味のあるレモンスカッシュのような味がして3つの中では一番酸性が強いのかもしれません。注がれる源泉の温度も3つの中では、最も低めでした。花染めの湯は、源泉が高温でスッキリした味でした。本当に暑いので飲泉のあと手がヒリヒリしてしまいました。冷抜の湯は、他の2つの中間的な感じがしました。自分としては、薬師の湯がお気に入りです。いずれ宿坊の湯も入りたいと思います。
施設としては、浴槽と源泉が注がれるパイプと真水の蛇口のみのシンプルなもので、秘湯感あるすばらしい建物ですが、洗い場等なく純粋に温泉を楽しむ施設であり、お風呂好きの方には厳しいかもしれません。そのべたため3とさせていただきました。11人が参考にしています
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2010年8月27日---北海道旅行からの帰りの道程で、こちらの恐山の宿坊「吉祥閣」に宿泊しました。
恐山は2009年の6月6日にも訪れているので、これは、3年ぶりの再訪ということになります。実をいうと、旅のはじめから旅を終えたら恐山に泊まる、というのは決めていたんです。
函館発のフェリーが大間に到着したのは、27日のお午すぎ---薄曇りの下北半島は大層蒸し熱うございました。それと道、下北の海沿いの延々続くくねくね道を走っていると、ああ、もうここは北海道じゃない、ちがう大陸のちがう土地なんだ、という複雑な実感が強く胸にきましたねえ。
恐山到着は、午後の3時半ころでした。
三途の川から正面の二本柱の鳥居をくぐり、宇曽利湖の見える、がらーんとした広大な駐車場へ。何度見ても凄い、荒涼とした景色です。ただ、以前と訪問と違って、今回は駐車場にクルマがいっぱい停まってました。夏休みと重なっているせいでせうか。
おひさしぶりです、またやってまいりました、と無言のうちに目礼して、荷物を抱えて、恐山の境内へ。
恐山の宿坊の「吉祥閣」は超・豪華---一流旅館と見間違うばかりの豪奢な玄関とロビー! で、驚いたことには、こちら一泊12,000円なんです。北海道でイーダちゃんの泊まったいかなる宿より高いんです。宿坊といえば、イーダちゃんはかつて熊野に旅したとき、熊野神宮の宿坊「瑞鳳殿」に泊まったことがあるんですが、このときの一泊の値段はたしか3000円でした。寺院として恐山のこういうスタンスってどーなのよ? 商売に走りすぎてるんじゃないの、といいたい気持ちは山々ですが、ここはそーゆーことを語る場ではないので、まあひとまずは黙っておきませう。
イーダちゃんは法泉10という部屋に案内されました。こちら、12畳と6畳の2部屋があって、ユニットバス、洗面台もついてます。昨日までテント暮らししてたイーダちゃん的にいえば、なんだか別世界の感じです。
お茶を飲んでから、恐山のお参りに出かけてみました。
賽の河原、無間地獄に重罪地獄、そうして荒涼の極みみたいな極楽浜のなんともいえない、この世の果てみたいな見事な絶景。
何度見ても魂を吸われます。
お参りののち、イーダちゃんは懐かしの「冷抜の湯」に浸かり、それから宿泊者しか入れない宿坊裏の、憧れの「花染の湯」へはしごしました。
こちら「花染の湯」、たまんない名湯でありました。
僕の入った4時すぎは、たまたま修理を終えたばかりというタイミングだったらしく、宿坊風呂係のNさんが湯温調節のためにしきりに出入りしており、お風呂に浸かりながら、僕、この方といろいろお話ししました。
このNさん、気さくにいろんなことを教えてくれました。ここでは温泉の酸性度のため、風呂小屋の痛みも非常に早くて---ステンレスの釘も3ケ月で糸みたいに細くなっちゃうそうです---恐山境内の温泉小屋は全て何度か建て替えられているということ、ただし、「花染の湯」の風呂の湯舟の木材だけは30年あまり変えていなくて、恐山のなかで最古山の湯船であること---等々。
夕食は「吉祥閣」の食堂に集まって皆で頂きます。ひとり旅の宿泊客は僕を含めてその夜は3人、あと団体さんが4組、あ、ドイツ人の30人くらいの団体さんがたまたまきてて、その夜はえらい賑やかでしたよ。
食事は旨し旨し。精進料理なんて、と思って小馬鹿にしていたイーダちゃんの偏見を打ち砕く、見事な味でありました。これにはびっくり。隣りに座ったひとり旅兄ちゃんと何気に話したら、なんと彼も横浜からきたというので、お互いまたびっくり (^.^;>
翌朝は5時起きして、ビニール袋片手に恐山の宇曽利湖まで掃除を兼ねて出かけてみました。誰もいない早朝の恐山はすさまじいばかりの美しさでしたねえ。あまりの凄玉風景にイーダちゃんは何度もビビったもんです。えっ? この見事すぎる霧の流れはなに? 何なのって。
冒頭にアップした写真は午前5:40分、極楽浜から宇曽利湖を写した一枚です。(^-^)10人が参考にしています
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昨年、宿坊に泊まりお湯を堪能させていただきましたが、また今年も行ってしまいました。今年は下風呂の帰りがけの立ち寄りでした。薬研方面から恐山に入りましたが、恐山手前から右手に地獄状態が出現し、激しい硫黄臭とクリーム色の川に心躍ります。
今回は男湯の冷抜、薬師と混浴の花染に入りました。いずれも新鮮で、何と表現すればよいでしょうか、透明感ある硫黄の香りのする非常に浸かり心地のよいお湯です。恐山の厳かな雰囲気がそう感じさせるのかもしれません。
宿坊のお風呂は宿泊客以外利用できませんが、非常に立派でリラックスできるお風呂ですので、これも是非、一般参拝客にも開放してほしいものです。
参拝客で湯に浸かる人の割合はあまり高くないように思いますが、ここに来るときにはタオル持参でゆっくり見て回ることをお勧めします。11人が参考にしています
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この日の下北半島の天候は大荒れで、強風と雨はまるで台風のようでした。当初は、この恐山の少し手前にある石楠花壮に立ち寄る予定でしたが、閉店したのかそれとも季節柄未だ開店していないのか、すべての窓とドアに板が打ち付けられた状態でした。但し、この辺りから川を流れる水(お湯?)は黄色を帯び硫黄臭が充満していました。期待感は最高に高まる中、入山料500円を支払い立派な門をくぐると早速お目当ての温泉小屋が複数存在していました。いずれも総ヒバ造りの風情有るもので、最初は薬師の湯に入りました。先客が何人か居ましたが、それほど込み合ってはなくシンプルな二つの浴槽がありました。やや緑色掛かった透明感のある湯に、細かい白い湯の花が多数舞っており、湯温は予想より入りやすく42~43℃程度の適温でした。当然酸性泉なので、独特の清涼感もしっかりと感じることができ、硫黄の香りと共にとても心地よいものでした。もう一つの男湯である冷抜の湯も薬師の湯とほぼ同等な広さ及び造りで、こちらの方が採光の具合からかやや薄暗く感じました。泉質もやや緑色が薄い他は、ほぼ同様のものでした。こちらは先客がおらず、ゆったりと心を落ち着けることができました。その他、この恐山には古滝の湯が女性専用である他、今回は見つけることができなかった花染の湯があるようです(今は入浴不可との情報も?)。キリッとした泉質と霊場の独特な雰囲気がよく合っており、心落ち着く良い温泉でした。
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温泉小屋の雰囲気と硫黄の臭いに期待できる予感。扉を開けると、脱衣所にほこり等も目立つが、お湯が強烈でそんな瑣末なことはどうでもよくなってきます。
多量のお湯がどくどくと流れこんでいて、大満足です。混浴のほか女湯もあって女性も安心して入浴できるものの、境内内にある温泉小屋が珍しいのか、見学の人も多くて落ち着かない感じも…。
ただ、恐山って荘厳としたイメージだったのですが、天気が良かったこともあって不謹慎な考えではありますが、地獄めぐりなどをしていて「ここって温泉付テーマパーク?」と思ってしまいました(;^_^A5人が参考にしています
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青森県むつ市
白山・立山と並ぶ日本三大霊場の一つ。青森県人に“まさかり半島”とも呼ばれているらしい本州最北端の下北半島に位置する恐山。
広い境内に四つの湯小屋が点在している。拝観を済ませ、そのうちの一つ、薬師の湯に入湯させて戴いた。ソフトな肌触りの乳白色の硫黄泉だ。あつ湯とぬる湯に分かれている。湯温は微妙に違うが,私にはどちらも適温に感じられた。
先客の二方は、それぞれが私と同じ埼玉県から訪ねて来たという。本州最北端の地の湯小屋にたまたま居合わせた埼玉県人三人。ちょっとした偶然である。境内の中での湯浴みは心地よい緊張感も抱く。お寺の中で裸になっていいものかと罪悪感(?)も少し…。(苦笑)小雨まじりの天候だったがこのみごとな硫黄泉は心身をぽかぽかにしてくれた。遠距離ではあるが、できるなら近いうちに再訪してみたいものだ。 合掌。 (画像は恐山山門)
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神秘的かつ神聖な雰囲気をもつ霊場の恐山。荒涼としたガレ場と極楽浄土のような宇曾利湖の対比はまさに浮世離れ。その霊場に4箇所点在する湯小屋めぐりは、やはり一味も二味も違います。
小一時間かけて境内を散策したあと、じっくりと湯めぐりしましたが、湯小屋の佇まいといい、内部の雰囲気といい、どの湯もハイレベルです。特に細長い二連の浴槽は印象的でした。どの湯もやや熱めの硫黄泉で満たされ、当然のことながら掛け流し。混浴の花染め湯は一番熱く丹念に掛け湯するも30秒浸かってギブアップしました。体感47度はあったと思います。
拝観料500円でこれほど充実した散策&湯めぐりができる場はなかなかないと思います。冷抜の湯だけは改修中で入浴できませんでしたので次回のお楽しみとしました。自信を持ってオススメする湯場です。
※写真は上が山門、下が改修中だった冷抜の湯です。5人が参考にしています
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宿坊宿泊にて利用させていただきました。
まず、小屋内の佇まいが素晴らしいです。そしてそれが4つもある。(男性なら3つ、女性なら2つの利用となりますが)
泊まりで利用すると、午後6時の閉門以降はほぼ独占状態、また掃除の後の為綺麗な湯が楽しめます。
泉質も小屋によって異なり、私は花染の湯が一番気に入りました。
宿坊内にはホテル顔負けの立派な温泉もありこちらもほぼ独占状態。小さいながら露天もありますが、湯を抜いている場合があり事前に問い合わせするべきでしょう。3人が参考にしています
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幼少の頃、恐山のことを本で読んだときは恐ろしいところだなーと思ったものです。
それから20年以上もの歳月を経て、温泉が湧いていると聞いて行ってみようかと思うようになりました。
樹木が生茂る山道をしばらく走っているうちに視界が開けてきて到着しました。
温泉を楽しむ前に霊場を散策しましたが、確かに荒涼としていますが地肌が白っぽいことやなだらかな地形で視界が開けているせいなのか思ったより明るいところだなという印象を受けました。
さて、温泉のほうですが観光客の混雑を避けるために早朝突撃を敢行したもので人はほとんどいません。
恐山が火山であることから本格派硫黄泉。幾つかの湯屋が境内に建っています。
冷抜きの湯にまず入りましたが薄く緑かかっていました。
次は薬師の湯。こちらは白濁硫黄泉。
木造のきれいに保たれた湯屋。朝早いものですから音といえばカラスの鳴き声くらい。
そんな早朝の霊場での熱めの硫黄泉は神聖な気分を味あわうことができました。4人が参考にしています
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この温泉に入るために恐山を訪れました
恐山の入場券を購入していざ入場、すぐにでも入浴したいですが
その気持ちを抑えて、まずは恐山見物。
けっこう広いので小一時間掛かっての散策、とても神聖な気持ちになれました
恐山を散策した後だったので適度に疲れもあり気持ちよさが倍増でした^^
途中で何人もの観光客が扉を開けて「あれ、こんな所に風呂があるよ」
と入浴シーンを見られてしまいましたがそれもまた、ここの良さなのかもしれませんね。4人が参考にしています
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07' 6月6日の水曜日、乳頭温泉・黒湯の湯治棟を早朝の5:00に起きたイーダちゃんは、黒湯の内湯「下の湯」でささっと朝湯を済まし、前夜から部屋の隅にまとめていた荷物をしょって、後ろ髪引かれる思いをどうにかこうにか振り切って、最愛の「黒湯」と黒湯周りのブナの森とに別れを告げました。
この旅の大きな目標のひとつを果たすためです。
それは、霊場・恐山への訪問、そして、そこでの湯浴みであります。
乳頭から東北道に出て、八戸方面に走り、あとはもう三沢、むつ市とひたすら北上を続けます。北上度があがるにつれ、だんだん風景が荒涼と日本離れしたものになっていくのがたまらない快感です。
下北半島の自然は、まだ人間に征服されていない自然のような印象を受けました。もう、どこまでも広大で手付かずの自然、凄いほどの開放感、でも、それと同時に胸が締めつけられるような寂寥感もしんしんと募っていくのです。
六ケ所村でガスを満タンにして、さらに北上。
走って走って、さらに200キロほど走りこんだころ、三沢市から約2時間半くらいかな? 森の山道にだんだんお地蔵さま、仏さまの数が増えてまいりました。山門の鳥居をくぐり、しばらく走るとふいに風景が大きくひらけ、
ああ、とうとうここが恐山、到着です。
広い。思ってたよりずっと広いです。なーんもない。ほとんどクルマのとまっていないひろーいひろーい駐車場。左手に広がる青白い色のふしぎな湖は、これが噂の宇曾利湖なんでせうか。
時刻は12:30---曇天の空のもと、参拝料500円を払って、恐山の門をいよいよ潜ります。
恐山は荒涼の極地、もう凄かった。こんな風景がありえるんですかね、といいたくなるような未知の驚愕風景が次から次へと現れてくるんです。白い石と岩との平原ばかりが延々と続く賽の川原。無縁仏、水子地蔵の足元に立てられた、赤や黄色、いっぱいの風車。わずかばかりの苔の集落。湯けむり。花。変色した土。砂。あと硫黄ですか。どこにいてもたちまち香る、むせるばかりの濃ゆい濃ゆい硫黄臭・・・。
参拝道を歩いてるうち、だんだん自分がこの世のちゃんとした道を歩いてるという実感が失せていきます。
ここは、もしかしてもうあの世じゃないの? なんて気がどうしてもしてきちゃう。
参拝の最期は、恐山最奥の宇曾利湖の波打ち際の浜、通称「極楽浜」です。こちら、僕がいままで見たなかでいちばん美しい風景でしたねえ。この世のものとは思えない青白い広大な宇曾利湖とそれを囲む暗緑の山々のふしぎな稜線。宇曽利湖には波があって、その波打ち際の浜辺にずーっと花々が挿されて並んでいます。
もっと怖いかなあ、と思っていた怖さはかけらもなく、腹の底に染み入るようなふしぎな落ち着きがじんわり募ってきまして、
ああ、もっとここにいたいなあ、と芯から思いましたねえ。
その思いがあんまり強かったので、翌朝07:30、前日に大間崎に泊まった僕は再びこちら恐山を朝湯に訪れました。
湯の前に、極楽浜で座禅なんて組んで、それからちょっと浜の掃除なんてしていたら、それを見ていた売店のおばちゃんがふいに話しかけてきて、
「あなた、昨日はどこに泊まったの?」
「大間崎です」
「朝御飯は? もう食べた?」
「いえ、まだ」
「じゃあね、あなた、これ、クルマのなかで食べなさい」
と、蜜柑八つ、お赤飯のおむすび、缶ジュース二本、お菓子ふたつをいきなりおごられてしまった。たぶん、自分のためのおやつのはずなのに。
嬉しかった。有難う、おばちゃん、おむすびと蜜柑、おいしかったです<(_ _)>
参拝の最期に恐山の温泉「薬師の湯」と「冷水の湯」で湯浴みしました。どちらも木製の湯船がふたつづつある、清潔な湯小屋です。白濁したお湯は、むあーんと濃ゆい硫黄臭。湯の花もざくざく舞ってます。
そんな酸性の極上湯に肩まで浸かれば、ああ、しっぽり---。
木枠の窓をちょっとあけると、そのすきまから荒涼とした賽の川原と硫黄のけむりとがほの見えて・・・身体の芯が無意識にきゅっと締まる心地がしてきます。
ぼーっとお湯につかっていると、風の音がほかの湯浴みのひとの声に聞こえてきたり(そんな筈はないんです。だって、その時刻の恐山の参拝客は僕ひとりでしたから)・・・
恐山温泉。なるほど、一般的じゃありません。僕も無闇に薦めようとは思わない、でも、こちらの極楽湯、温泉好きならせめて一度は湯浴みしてほしいなあと思います。4人が参考にしています
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恐山温泉の追加情報をお知らせします。
備付品としてボディーシャンプーが設置されておりました。
また、「古滝の湯」及び「冷抜の湯」はそれぞれ男女入れ替え利用のようです。
追記頂けたらと思います。3人が参考にしています
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閉山間近の夕暮れ時に恐山を訪れ、その折に入浴させてもらいました。
随所で硫黄が吹き出す土地柄だけあって、白濁として濃厚な硫黄臭のする熱めの湯が浴槽にはとうとうと注がれ、期待通り、いや、期待以上の素晴らしい泉質であることが入浴すれば体感できるかと思います。決して広くはない浴槽だけに混んでいる場合はまた印象が異なるかと思いますが、訪れた時は浴場を単独で利用できただけに、何とも至福の一時でした。効能に関しても言わずもがな、身体の芯から温まり、とても疲れが取れました。ちなみに訪れた時は「冷抜の湯」が男湯になっていました。
霊場に湧く温泉だけあって、浴場と脱衣所が直結した木造建造物に、たらいとボディーソープが設置されているのみシンプルなこちらのお風呂。そのお湯に敬意をひょうしつつ、大切に利用したいものです。4人が参考にしています
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宿坊がまだ5千円のころ宿泊しました。
今は新しくなって1万円くらいになったらしい?です。
GWに前の日に予約して行きました。温泉がすごく良かったです。空だの芯から温まり、恐山の星を見ながらすこし涼んで・・・。
参拝客や昼間の観光客が帰ったあともいれるのでなんだかすごく得した気分でした。
食事の時の御祈りの言葉もいいし、もらえちゃう箸も素敵☆精進料理を食べて、翌朝にはおつとめ・・・先祖代代の供養をしながら読経の声を聞いて・・・すごく気持ち良かったです。
普通の旅館やホテルでは味わえない満足度でした。3人が参考にしています
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外で硫黄が噴出している通り、硫黄泉でレモンの味。
冷抜の湯と薬師の湯に入りました。
冷抜の湯は熱く、私が熱がっているのを地元のおじいちゃんがみると、水の蛇口をひねってくれた。
聞けばこのおじいちゃん、足の吹き出物治療に数十年前から通っているとのこと。
「冷抜の湯に入った後。薬師の湯に入ると体にいい」という話を聞き、早速参道をまたいで薬師の湯にも入った。
薬師の湯の方が湯船が大きかったせいか、ぬるめで入りやすかった。
薬師の湯を出ると、私が出たことを確認してからおばちゃんが待ってました、とばかり入口の「男湯」という看板をひっくり返して「女湯」に変えて、中に入っていった。
なるほど。そういうことだったのね。4人が参考にしています
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恐山に温泉が有るのを何かの雑誌の怪奇特集で恐山で温泉に浸かっていたら怪奇現象が・・・といった記事で知っていたのですけど青森は遠いし中々行く機会がなかったのですが去年の夏に行きました。
恐山自体がいわゆる地獄のような所なので温泉は本当に最高でした。湯治場風の小屋は小さいけれど雰囲気が有りました。泉質は硫黄泉で白濁しています。源泉はかなり熱いのに路線バスの運転手さんが浸かりに来ていてその熱いお湯に何のためらいも無く入っていらっしゃるのを見て感心しきり(笑)私は二つ有る湯船の中で先客が浸かってかなりぬるくなっているのですら熱かったですから。とにかく恐山に行く機会が有るなら絶対外せない温泉です。4人が参考にしています
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二年前のゴールデンウィークに訪れました。恐山がまだ開山前で、それほど人もおらず、立派な境内がかえって、荒涼とすた雰囲気を深めていました。 温泉があるなどとは知らず、掘立小屋に興味をそそられ覗いてビックリ! 入りたかったけれど、タオル無し。 車に戻るのも面倒だったので、首に巻いていたバンダナをタオルかわりにしてドボン。 足元の石ころの間から静かにお湯が湧いていました。 参拝者が身を清めるための温泉なのかしら? ありがたや、ありがたや。
とても良い心持になりましたが、バンダナ一枚で体を拭くのはチトくろういたしました。4人が参考にしています
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恐山に向かうむつ市から続く森の中から、なにやら怪しげな
雰囲気に包まれ、きりっとした気持ちにさせられる。
恐山に着くと、湖を横に控え、荒涼とした大地に噴煙があがり
そこには、立派な境内が建っている。
温泉は境内の中にあり、どこが温泉かさっぱりわからない。
木造平屋の温泉を探し当て、入ってみると誰もいない。
外には観光客がたくさんいるのに、温泉の存在が忘れられて
いるようである。団体客など多く、いちいち温泉にまで入ろう
とは思わないのであろう。
温泉は薄い白濁で、硫黄臭たっぷりだ。とても熱い湯であるが
十二分に楽しむことができた。4人が参考にしています
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今年のGWに20数年ぶりにいきました。青森市内の国道にはまだ雪がのこり、下北半島の道はまだ雪の中でした。当時は50円でしたが、恐山の今は完全に観光地でなにからなにまで新しく、温泉棟もずいぶんきれいになったです。
恐山らしさのおどろおどろした雰囲気は7月下旬の大祭などの後にいくと赤い風車がたくさんある時がいいです。天気が悪いときがおすすめ。
温泉は5つあるらしいですが3つは門をはいってすぐにありました。
あとはよくわからず。4人が参考にしています