口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年9月11日)
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西郷さんも逗留したマグマ温泉の一軒宿
鹿児島県湧水町、九州道栗野ICから霧島方面へ約6km進みます。途中から1.5車線位になりますが、通常の運転レベルがあれば問題無く辿りつけるかと思います。
平日一泊朝食付きで利用しました。当日は宿泊客が極めて少なく、ほぼほぼ貸切での利用となりました。施設に関しては諸先輩方々の口コミにもありますように、まあまあ広い敷地内に、温泉施設が点在している感じ。
泥湯(竹の湯)、むし風呂(コロナ影響で休止中)、桜湯(硫黄泉)、そして原則宿泊者限定の家族風呂(内湯)が二か所あります。 施設から少し遊歩道を進むと地獄もありますが、こちらも現在工事中で立ち入り禁止でした。
宿泊の場合は入ってすぐ左手の新館で受付。かなり訛りがある気さくで商売っ気の無いオーナー様と色々談笑し、施設説明を受け部屋へ。
山小屋風を想像してましたが、新館とだけあって、通常の和風旅館のような感じ。室内にトイレもあります。冷蔵庫がありませんが、部屋を出たところに共同のがありました。難点は携帯電波が弱く、ポケwi-fiが機能しなかった事です。
仕事が残ってたので猛スピードで終わらせてからの湯あみになりました。敷地内には人懐っこい猫や犬も居ます。
蒸気風呂が休止中なのが残念ではありましたが、泥湯に関しては、夏場は泥少な目の酸性度低めって事でマイルドな印象ですが、過去口コミの通り、硫酸イオン1259.7ミリグラム、アンモニア188ミリグラムって凄い。
分析表も酸性・含鉄(Ⅱ・Ⅲ)-アンモニア-硫酸塩泉(低張性・酸性・高温泉)と、なんとも珍しい。
湯に関しては、泥少な目で温度もぬる目で意外とさっぱりしていました。
桜湯に関しては、マイルドな硫黄泉といった感じ。内湯は熱すぎて加水しないと入れませんが、終日貸切させていただいたので色々楽しめました。
朝食は素朴でシンプルなものでしたが、朝からなんか申し訳ない気がしました。窓からの景色は薩摩のスローライフそのもの、帰りたくなかったですが、仕事なので丁寧にお礼を言って施設を後にしました。
霧島界隈は今まで個人的に未知の領域でしたが、今年から積極的に訪問していますが、まだまだ奥が深そうです。
5人が参考にしています
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数年前に一番手前の湯に入ったのですが、正直あまりインパクトがなかったようで記憶が薄れてて・・・。
たまたま朝一に立ち寄った弘寿温泉が営業中でしたが、湯がやっと半分入った状態でちょっと不完全燃焼(笑)。
それから栗野岳山中をウロウロ、途中湯場もありましたが一瞥その気にならずこちら方面へ降りてきて、そや!ここ別の湯も確かあったなってんで立ち寄りました。
奥の竹の湯でした。正解でした。濃い!濃すぎる!
熱すぎるお湯が上の方から冷めろとばかりに勢いよく叩き降りてきてる。湯量も十二分、やっぱり掛け流しにこだわるならこれぐらい出てないとな。しかも貸切状態で至極。
お湯が叩きつけるその底には柔らかい粘土の滑りが。
大満足でした。
また来ます。14人が参考にしています
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蒸気風呂は、苦手なので泥湯と桜湯に入浴
両湯とも浴感は、酸性が強く 硫黄の臭いが強く白濁…灰色だが
湯上り後は、肌が一皮むけたようにピカピカになる感じがした。
いい湯ですわぁ~
栗野岳温泉 南洲館
○源泉名:栗野岳1号 竹の湯
○泉質:酸性・含鉄(Ⅱ・Ⅲ)-アンモニア-硫酸塩泉(低張性・酸性・高温泉)
○知覚的な特徴:鉄錆白濁 硫化水素臭
○溶存物質:2.296g
○湧出量:-L/min
○ph値:2.2
○源泉温度:90℃
○分析年月日:19年9月25日
○加水 有 加温 無 循環ろ過 無 消毒 無 添加剤 無
○備考:水素イオン H+ 6.3mg ナトリウムイオンNa+ 15.8mg カリウムイオン 5.1mg カルシウムイオンCa2+ 8.4mg
アンモニウムイオン NH4+ 188mg マグネシウムイオンMg2+ 28.6mg
アルミニウムイオン 46.6mg リチウムイオン 0.37mg 鉄(Ⅱ)イオン FE2+ 46.2mg
フッ素イオン -mg 臭素イオン -mg 炭酸水素イオンHCO3- -mg 炭酸イオン -mg
硫酸水素イオンHSO4- 264.9mg 塩化物イオンCl- 5mg
硫酸イオンSO42- 1259.7mg 硫化水素イオン HS -mg
メタケイ酸 H2SIO3 -mg メタホウ酸 HBO2 -mg
※完全放流式 温度調整の為、加水
桜湯
○源泉名:栗野岳4号
○泉質:酸性単純硫黄泉(低張性・酸性・高温泉)
○知覚的な特徴:白濁 硫化水素臭
○溶存物質:0.2861g
○湧出量:L/min
○ph値:2.8
○源泉温度:61.2℃
○分析年月日:19年4月13日
○加水 無 加温 無 循環ろ過 無 消毒 無 添加剤 無
○備考:水素イオン H+ 1.6mg ナトリウムイオンNa+ 5.4mg カリウムイオン 9.8mg カルシウムイオンCa2+ 8.4mg
アンモニウムイオン NH4+ 3.1mg マグネシウムイオンMg2+ 3.9mg
アルミニウムイオン 3.7mg リチウムイオン -mg 鉄(Ⅱ)イオン FE2+ 2mg
フッ素イオン -mg 臭素イオン -mg 炭酸水素イオンHCO3- -mg 炭酸イオン -mg
硫酸水素イオンHSO4- 149.2mg 塩化物イオンCl- 4.89mg
硫酸イオンSO42- 1259.7mg 硫化水素イオン HS -mg
メタケイ酸 H2SIO3 87.3mg メタホウ酸 HBO2 0.9mg
※完全放流式 温度調整の為、加水12人が参考にしています
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11年ぶりの再訪で、今年2回目。今回は宿泊しました。
11年まえの感想は
> あまりどろどろしていなかった。
> 二つ目は熱すぎて入れなかった。蒸し風呂はまぁまぁ。
> また行きたいとは思えない温泉だった。
確かこのときは、泥湯に引かれて行ったと思います。
期待ほどの泥さはなかったための感想ではなかったかと思います。
しかし一箇所で3種類の温泉を楽しめるのは魅力だし、それぞれも
一級品です。特に
・蒸し湯は熱量は半端ではありません。入った瞬間に汗がふきだします。
その力強さは、入りにくいほどです。蒸し湯としては白鳥とどっこいどっこい。
(白鳥のほうが入りやすいです)
・泥湯(竹の湯)は、泥というよりはコロイド状といったほうがいいと思います。
成分はだいぶ強いみたいで10分程度で手がかさかさしてきます。
酸性湯でも近くの霧島の各温泉に比べ、入りやすくはありませんが、
しばらくするとまた入りたくなる銘湯です。
部屋はこうした温泉宿にありがちな湯治場的なものを想像したのですが、まったく
そんなことはなく、ウォシュレットもあるすごしやすい快適なものでした。
食事も値段に比べ、いろいろ工夫してあり、有名温泉宿の食事より心こもったものでした。
内湯も湯の華の舞う、温泉らしい温泉でした。11人が参考にしています
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泥湯・蒸し湯・内風呂と楽しめる旅館になります。今回は立ち寄り湯で利用しました。
立ち寄り湯のシステムとして、1湯でも3湯全部でも選べるようになっており、料金も1湯が300円・2湯で500円・3湯全部で600円となっています。(ちなみに最近値上げした様です)
さて、3つの浴場ですが、三つとも個々に独立して敷地内にあります。御主人の説明聞いて「泥湯→蒸し湯→内湯(上がり湯)」がお勧めとの事で、その順番でまわる事にしました。
泥湯は正直初めてで、普通に入ってよいもか?分かりませんでしたが、いちいち聞きに行くのも面倒なので、掛け湯して普通に入ってみました。「う~ん?なんだかな~?」といった微妙な印象です。多分?お肌には良いんだろうな~なんて思う程度かな?まあ、私的には、どちらかと言うとNG!あと、洗い流すのも面倒というか、結構大変でしたね。
次に蒸し風呂へ、10分程楽しませて頂きましたが温泉の香りがたまらなく良かったです!湯小屋も重厚な木造りで私の好きな雰囲気で良かったです。
最後に内風呂へ、薄い白濁湯で加水されており、適温で楽しめました。香りもしつこくなく適度な感じ、浴場の雰囲気は湯治場といった印象でした。ちなみ備品関係ですがに宿泊者用の内湯は別にあるようで、こちらには桶ぐらいしか置いてないのでソープ類は持参が必要です。
※画像は内風呂「桜湯」の浴槽です。10人が参考にしています
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平日の午後、日帰り入浴してみました。入浴料300円を払って、竹の湯を利用。湯小屋に着くと、先客はいません。浴室には、10人サイズの石造りの浴槽が1つ。灰色に濁った、酸性・含鉄(Ⅱ・Ⅲ)-アンモニア-硫酸塩泉が、オーバーフローしています。臭いは、硫化水素臭と鉄サビ臭が、混じった様な臭い。湯温は44℃位、PH2.2で、口に含むとすっぱい。湯の花が、底に泥の様に沈殿してました。奥には、打たせ湯もあります。上がるまで、貸切状態で楽しめました。
16人が参考にしています
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到着が夕方遅くになってしまったので、竹の湯だけ入った。 石の湯船に泥湯。 湯船の構造は見えないので足でさぐり入浴。 女湯との境も石が積み上げられて仕切られていて、湯滝のように加水された源泉が注がれている。 常連さんが2人いたので観察していると、2人とも上がり湯として壁向こうの浴室で打たせ湯を浴びて帰る。 私も真似をして上がり湯を使ってみた。 桜湯に入らなかったので自信はないが、こちらの湯は硫黄臭が強く別の源泉(桜湯?)のような気がした。 栗野ICから宮崎に帰る。
栗野岳1号 酸性・含鉄(Ⅱ、Ⅲ)ーアンモニアー硫酸塩泉 加水、掛け流し
90.0度 pH2.2 溶存物質 2295.9 水素イオン 6.3 ナトリウム 15.8 カリウム 8.4 アンモニウム188.0 マグネシウム 28.6 カルシウム 38.4 ストロンチウム 0.1 マンガン 0.9 アルミニウム 46.6 鉄 (Ⅱ) 46.2 亜鉛 0.1 塩化物イオン 5.0 硫酸水素イオン 264.9 硫酸イオン 1259.7 リン酸第2水素イオン 0.2 遊離硫化水素 0.2 メタケイ酸 379.9 メタホウ酸 2.4 酸化還元電位 (ORP) 482 (2010.9.19)10人が参考にしています
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彼女と行ってきました。
鹿児島から熊本に向かう道中には良さそうな温泉がたくさんあり、
限られた時間の中でどこを選ぼうかと悩みます。
源泉数がすでに潰れてしまった北海道の「かんの温泉」と同レベルと何かの雑誌で読んだことがありまして興味をそそりましたのでこちらに立ち寄ることにしました。
3箇所分の料金を支払うときにご主人らしき方が「3箇所いきますか・・」目がキラり光りました。その目は内の湯は強烈ですぜ・・ウヒヒ
とのように感じました。
竹の湯?でしたかね 泥は殆どありませんでしたが、
成分表には硫酸イオン1259.7ミリグラム
アンモニア188ミリグラム
と書かれています!まさに火山!
メタケイ酸も379.9ミリグラムと酸性具合によるお肌への負担を低減させてくれるような配合具合となっています!
浸かってみるとドッシリとくる「シンプルな鶏がらスープには旨味成分がしっかり染み込んでいるからさっぱりだが奥深い味なんだな~」的な意味不明な感じのようでした。
サウナもすごかった・・・彼女も「あのサウナはすごい・・」と言っていた。当日は幸いにも全ての湯が貸切状態で利用することができました。10人が参考にしています
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え~ 敬愛する西郷さんのお膝元の鹿児島へ、5泊6日の旅を敢行して帰ってきたばかりのイーダちゃんです。
あの、鹿児島、素晴らしかったデス。ひとも風景も温泉も凡て。僕は、なんかずいぶんパワーを貰えた気がします。
さて、09' 3/30正午すぎ、羽田発JALのエアプレーンで鹿児島空港に着いたイーダちゃんは、バスでいきいきセンター栗野にむかい、そこから今度は一日に4本しかないというふるさとバスで(値段はなんとたったの100円!)栗野岳温泉にむかいました。
天候は雨。霧煙る感じの山道と茶畑の中をどこまでもくねくねといくと、ふいに運ちゃん宿の前でリトルバスを急停車させて、
「あ。お客さん、カモ。ほら」
道の中心をなんと綺麗なカモが横切ってたんですよ。なんか今回の旅を予兆させるようないいものを見たって感じがしました。
で、宿到着。
ほほー。栗野岳温泉南洲館は案外規模の大きな旅館でありました。旅館部に自炊部、それに宿のひとたちの住居なんかも。桜が何本かいい感じに咲いてます。やや葉桜っぽい咲き具合でしたけど、霧雨のなかでいい感じ。歓迎してくれてるのかな、なんて勝手に思ってみたり。あと宿のむこうのあっちの丘陵からは巨大な煙がもーくもく。なんか凄い。あとから知ったのですが、それは宿の泉源の八幡地獄の煙で、地獄の煙は、こういう雨模様の日のほうが多くなりがちなものなんだそうです。
宿のひとと宿の犬「レオ」とちょっとじゃらけたあと、自炊部の棟の30号室を案内されました。布団とテーブルと畳以外はなーんもない部屋。でも、窓をあけたら桜がすぐあって、ちょい左手にはこのお宿のメインの「竹の湯(泥湯)」があるんスから。これ以上何を望もう、の世界でありました。イーダちゃんは早くもはしゃいじゃいまして、いそいそと恒例の万年床の作成に取りかかります。で、それが済んだらむろん「竹の湯」へ---
一見したところ野沢あたりの共同湯みたいな立派な建物です。玄関のすぐ脇には小ぶりな竹林、それに白濁した湯川がごーって流れてる。扉あけて、服ぬいで、硝子戸をがらり、ふたりの先客の人影に挨拶して濃い湯煙のなかで掛け湯すると「わあ」
超! 超ブラボーなお湯です、コレ。
ゆっくり肩まで沈めていくと、これがもう気持ちいいったら。なんか身体の奥芯までぬくぬくとあったまるんです。さらりとしてて、でも、同時にぬめりけもあり、鼻腔と肌になんとも心地いい、超濃ゆーい硫黄臭。味覚は泥のエグ味のうごー、と酸性湯のすっぱさが混じりあった感じ。
「だ~っ」
と悦びの雄たけびをついあげちゃってましたねえ(^o^)/
こちら、湯舟は4分の1円形をしています。湯舟を囲む石組の一部の高いとこから源泉がドドドドドーッって惜しげもなく注がれてマス。湯質的には非常に珍しい強酸性の緑バン泉だとか。しかも、ここ、泥湯ですからね。湯舟の底は板敷きになってて、源泉の注がれるあたりの湯の底をすくってみると、指先にはあったかな泥の層がぺたりんこん。
Oh、ジーザス! とイーダちゃんは硫黄と泥の香りに幾重にもくるまれて、もう幸福と恍惚の極みでありました。
はるばるきたかいあったよなあ、なーんて独りごつと先客の福岡のおじいちゃんが話しかけてきてくだすって、泥湯内世間話のはじまりはじまり・・・1時間なんてそれこそあっという間にたっちゃって・・・。
でも、こちら「南洲館」さんには、恐ろしいことにまだまだ名湯があるのです。硫黄泉の「さくら湯」。それに石室がふたつある天然の「蒸し湯」まで。だもんだからイーダちゃんにしてみれば、こちら、こちら、ほとんど天国のようでありました。
いや、誇張ぬきで素晴らしかった。
イーダちゃんはこちらのお宿の自炊部に3/30~4/1まで3連泊したのでありました。ただし、こちらの自炊部にはお鍋も器もなーんもないんで(水道と流しと冷蔵庫とガス台しかありません。自炊部希望者はそのへん注意)、今回は飯盒と米をあらかじめ持参という変則パターンで攻めさせていただきました。「さくら湯」の硫黄泉で炊いたご飯、「竹の湯」の泥湯で炊いたご飯、どちらも大変おいしゅうございました。
自炊米をたらふく喰って、桜を見ながら宿の石畳ロードをそぞろ歩きして、お気に入りのお湯をひと湯浴みするたびに、それまで重く鈍く心の底あたりにしこっていた下界のしっっこい煩悩の数々が、うーんと伸びをして、少しづつ柔らかくなっていくのが見えるような、記憶に残る時間をすごすことができました。
そうそう、31日に霧島温泉まで遠征して帰ってくるときには、宿前で二匹の鹿まで見れたしね。
あと、4/1に初めて晴れて、「蒸し湯」の階段から上って出かけた「八幡地獄」ももくもくと凄かった。ほんのちょっとした土のへっこみからもお湯はぶくぶくと湧いてきてました。大地パワー恐るべし。
湯煙りバンザイ、南洲館バンザイ (^.^)/
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霧島新然荘に続いて入湯しました。
手ですくうと、泥のような湯の花で手のひらいっぱいになります。
同じ硫黄泉のようですが、肌ざわりが全然別モノです。
お好みはどちらか?味わってみてください。
確かに山中の一軒家ですが、車さえあればOKです。
9人が参考にしています
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山の中の一軒家と書いてあるのでどんだけ大変かなと思ってましたが
道路の状態は良くってクルマがあればアクセスはしやすいです。
今回入ったお風呂は竹の湯。
石積みの浴槽は秘湯ムードありますね。
もうちょっと予習しておいて裏の地獄も見てみたかったなぁ…。10人が参考にしています
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10月15日~20日は改装のため、温泉はお休みだそうです。で、今日は13日でしたが、「蒸し風呂」が既に工事中のため入浴できませんでした。
まず、「桜湯」から・・・
PH3の硫黄温泉ということで、湯の花たっぷりのいい温泉でした。温度調節のため加水してあるせいか、ちょっと硫黄の臭いがする程度でした。(霧島地区にしてはごく普通の温泉かな)
続いて「竹の湯」に・・・
脱衣場の貼り紙には、「酸度が強いため加水してあります」とあり、成分表示では、PH1.9の明礬緑温泉とある。加水してあるのに浴槽は、なななんと一面灰色の湯でかけ流し。
浸かってみるとチョイ熱っで、浴槽内の段差も全く見えないほどの濁り湯でした。
「効く~っ!」とうなりたくなるようなよか温泉です。
(江戸時代からあるらしいけど、刀傷に効きそう・・・)
自動販売機や飲料水がないようでしたので、持参するのがお勧めです。(貴重品はフロントで預かってくれます。)
※今入浴後5時間経過していますが、肌がしっとりしてくるのが実感できます。
10人が参考にしています
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「竹之湯」は明礬緑礬泉だそうで、湯船の底に灰色の湯の花が溜まっており、はじめての泥湯に嬉しくなり、思わず手に足に、そして顔に泥を塗ってしまいました。
「桜湯」も硫黄泉でいいんでしょうが、泥湯が強烈だった為、印象は薄くなりました。その他、「蒸し風呂」にはラジウム泉が引かれてます。
料理は名物・鶏の丸蒸しを別注したんですが、温泉で蒸された鶏が一羽丸ごと出てくる上、その後通常の夕食も出てくるので、全部食べ終えるのにどれだけ時間を費やしたか、最後の方はほとんど苦行でした。
二月は渇水期で泥が濃くなり、それ目当ての常連で賑わうそうです。11人が参考にしています
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栗野ICを出て右に折れ、栗野町役場を過ぎて霧島山麓に向かう。途中からは民家はなく、只ひたすらに時折細くくねった山道をはしる。暫くして小さな川を渡りすぎると、周囲を原生林に包まれた南州館にたどり着いた。日差しが強い為道路下の日陰が出来た駐車場に車を止め受付へ行った。1箇所200円・2箇所300円・3箇所500円 全て覗き桜湯に決めた。右手の指を大怪我し二日前に抜糸したと語る中年の客と二人で高温の硫黄泉を楽しんだ。どうして桜湯と名付けたのか判らないが、浴室棟の傍らに大きな桜の木があった。
10人が参考にしています
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西郷南州の狩猟の時の宿と聞いていたが、まさに湯治場的な雰囲気たっぷりの、山中の一軒宿。今年の春、立ち寄り湯で行った。
温泉は3種類あった。最初に入ったのが桜湯。硫黄泉でいささか高温。あまり大きくはない湯船に、源泉がドバドバと掛け流されている。御影石だろうか、石の浴槽がいい雰囲気だった。
次に入ったのが泥湯の竹の湯。お湯が灰色をしていて、白いタオルはすぐに染まり、見るからに汚くなってしまう。ここの湯は季節によって湧出量が違うらしい。傷に効くらしいがぴりぴりするほど酸性が高い。肌の弱い人は大丈夫だろうかと心配になってくるほど。
最後に蒸し風呂。これは天然サウナといっていい。高温の源泉から出る蒸気を使った蒸し風呂である。狭くて暗い部屋に入らなければならないので、好みの問題がある。ここでたっぷりと汗を流した後、山から引いた冷たい水をかぶると身も心もきりっと引きしまる。
この宿の裏山に地獄があるが、至るところから蒸気や温泉が噴出していて、なかなかのもの。一見の価値はある。
いずれの湯も脱衣場に難点があった。特に竹の湯のほうは、余りいただけなかった。湯治専門だからかもしれないが、一考をお願いしたいもの。11人が参考にしています
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山中の一軒宿で温泉と自然以外何もない、
という好ましいところです。逆に言えば
レジャー目的の方には不満が残るかも。
自炊もでき、こんなところで長逗留したら
健康に慣れそうな気がする。
竹の湯:灰色に濁った湯は結構強烈で
ピリピリと体の傷のある部分にしみる
感じがある。効いてる、という感じの
強い湯。浴槽の底にはクリーム状の泥が
沈殿していて泥パックもできる。
けっこう刺激が強いので肌の弱い人には
要注意。注意書きにも
「一人での長時間の入浴はおやめください」
と書かれていた。
桜湯:硫黄の香りのする湯がばさばさ掛け流し。
竹の湯の後に入ったせいか、肌当たりがよく感じ
気持ちよかった。
蒸し風呂:温泉蒸気を利用したサウナで別府の
蒸し風呂に似た感じ。薄暗く天井の低い部屋に
立ち込める蒸気で体を温める。左側のほうが
温度が高く汗がどっと出た。閉所恐怖症の人には
厳しいが、とても爽快なのでぜひお試しを。
サイダー泉:浴槽はありませんが蒸し風呂の裏手
を少し登ったと所に沸いています。少し灰色の濁り
がありますが炭酸はさほど強くなく、わりと飲み
やすいサイダー泉です。10人が参考にしています