きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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埼玉県と群馬県の県境、八塩温泉の神流川沿いに建つ、昭和6年創業の老舗旅館。日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。3年程前に訪れたところ、日帰り入浴は受付ていなかった為、今回一泊二食付きで利用してみました。
本館と別館、浴室棟から成る大型旅館ながら、館内は昭和初期の少しノスタルジックとも感じられる設え。この日は、別館1階の「牡丹」の間に宿泊。8畳次の間広縁トイレ付きの和室です。
一休みして、浴室棟の「露天岩窟風呂」へ。混浴ですが、女性専用時間も頻繁にあります。棚に籐籠が並ぶ、シンプルな脱衣場。7人サイズの岩風呂には、無色透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(源泉名:八塩温泉 神水館源泉)が満ちています。湯温は41℃位。循環濾過ありながら、塩素臭なし。神流川のせせらぎを間近に、この日は雪が舞い散り、今年初めての雪見露天を満喫しました。
夕食は、本館の食事処「山波亭」の個室で。お品書きはありません。山の幸の先付、刺身は鮪と鮭の他、蒟蒻も並びます。山女魚の塩焼き、胡麻豆腐、酢の物と続き、鴨肉の山波石焼きや豚肉の鍋に、地酒もすすみます。〆のご飯は、鉱泉で炊いた黄色いご飯(白飯も可)。ほんのり鉱泉の香りがして、もちもちとした食感。根野菜のお吸い物(すいとん入り)も、美味しかったです。
食後は、男女別の大浴場「鬼の湯」へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場。洗い場には、5人分のシャワー付きカラン。アメニティはアロエ系です。手前には、4人サイズの石造り内湯。うっすら白茶色に濁った源泉が、かけ流しにされています。泉温は15.5℃で加温なしですが、投入量を絞って、湯温は30℃位はありそう。PH6.3で、肌がややスベスベする浴感です。口に含むと金気臭がして、しょっぱい炭酸味。底に、大量の湯の花が沈殿しています。浴槽の周りは、析出物が棚田状に隆起。また奥に、10人サイズの石造り内湯。こちらは、40℃位に加温しています。循環濾過ありですが、塩素臭はしません。翌朝も、交互浴をして楽しみました。
朝食は、昨晩と同じ食事処で。体に優しいメニュー。鉱泉で茹でた湯豆腐が、美味しかったです。
主な成分: ナトリウムイオン4378mg、マグネシウムイオン60.3mg、カルシウムイオン234mg、鉄(Ⅱ)イオン3.72mg、マンガンイオン1.14mg、リチウムイオン9.87mg、ストロンチウムイオン7.47mg、塩素イオン5577mg、硫酸イオン620mg、炭酸水素イオン2902mg、炭酸イオン0.2mg、臭素イオン20.2mg、メタケイ酸33.0mg、メタホウ酸437mg、遊離二酸化炭素915mg、成分総計15.7g -
関越自動車道の嵐山小川IC.から約10km。都幾川上流の景勝地「山波渓谷」の上に建つ、日帰り温泉施設。平日の午前中、利用してみました。少し手前の駐車場に車を停め、芝生の庭を通ると、古民家を移築した建物。受付は、売店の前のフロントで。入浴料は、通常820円(平日の17時以降は520円)ですが、この日は温泉博士の特典でタダで入浴。受付の奥から母屋を出て、足湯の横を通って、男女別の大浴場へ。浴室は、「木のお風呂」と「石のお風呂」の2種類あり、男女週替わりです。この日男湯は「木のお風呂」。脱衣場には籐籠だけ(ドライヤー完備)なので、貴重品は浴室手前の鍵付きロッカーへ。檜造りで、天井が高い浴室。左側に、4人分のシャワー付きカランがある洗い場。アメニティは、アロエ系です。9人サイズの檜造り内湯には、底が見えないほど黄褐色に濁ったナトリウムー塩化物冷鉱泉(源泉名:都幾の湯)が満ちています。源泉20.5℃を、40℃位に加温。PH8.9で、肌がツルツルする浴感です。供給量を補う為、加水あり。循環濾過もありで、口に含むとちょっぴりしょっぱく、微かに塩素臭も感知。続いて、外の露天風呂へ。左側にも洗い場があり、3人分のシャワー付きカランがあります。屋根付き7人サイズの檜造り浴槽には、うっすら緑がかった透明な湯。湯温は、41℃位です。浸かりつつ山の景色を、また柵の下に小川のせせらぎを望めました。上がってからフロントで、内湯と露天の湯色の違いを尋ねると、配管清掃した翌日だけ、こうなるとのこと。畳敷きの休憩処でコーヒーが1杯無料だったので、のんびり寛げました。
主な成分: ナトリウムイオン3152mg、アンモニウムイオン5.3mg、カルシウムイオン112.5mg、鉄(Ⅱ)イオン2.1mg、フッ化物イオン6.9mg、塩化物イオン4514mg、臭化物イオン12.0mg、硫酸イオン663.7mg、炭酸水素イオン279.3mg、炭酸イオン6.7mg、メタケイ酸18.1mg、成分総計9.417g -
磐田市の国道1号線沿いの高台に建つ、赤レンガの外壁が重厚感を醸し出す大型ホテル。日曜日に、一泊朝食付きで利用して来ました。この日は、2階のシングルルームに宿泊。セミダブルベッドで、ゆったり寛げます。早速、2階の大浴場「磐田天神の湯」へ。コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場。浴室右手の洗い場に、9人分のシャワー付きカラン。左手に、8人サイズの岩風呂があり、黒褐色のアルカリ性単純温泉(源泉名:磐田天神の湯 磐田1号)が満ちています。源泉35.1℃を、40℃位に加温。PH8.7で、肌がツルツルする浴感です。お湯は毎日張り替えで、減った分だけ新湯を投入とのこと。循環かけ流し併用でしょうか。毎分119Lも湧出しています。もう1つの丸い岩風呂は、サウナ用の水風呂でした。窓の外には、磐田の街並み。週末は混みそうですが、かなり空いてて良かったです。夕食は、外へ出掛けるつもりでしたが、面倒くさくなったので、館内1階の民芸割烹「磐田いなんば」へ。「とんぼ御膳」(2550円)を注文。付出し、刺身2点、銀鱈粕焼き、季節野菜の煮物、天婦羅、鮭の押し寿司、これに汁物とデザートが付いて、十分すぎる内容。風呂上がりの一杯も、格別でした。翌朝6時に大浴場へ行ってみると、湯口から湯が注がれ、排水口へオーバーフロー。芳ばしい湯の香りがします。小さな白い湯の花も舞い、表面には油のような薄い膜も見られます。フレッシュな黒湯を、貸切状態で満喫しました。朝食は、10階のレストラン「ウイング」でバイキング。メニューは普通ですが、やっぱり地元産の釜あげシラスが美味しかったです。
主な成分: ナトリウムイオン192.1mg、カルシウムイオン3.7mg、鉄(Ⅱ)イオン0.2mg、炭酸水素イオン253.3mg、炭酸イオン13.7mg、塩化物イオン150.4mg、メタケイ酸32.7mg、成分総計0.657g -
投稿日:2015年4月5日
遠州浜の大露天風呂(遠州 みなみの湯 【旧 遠州浜天然温泉 八扇の湯】)
きくりんさん [入浴日: 2015年1月11日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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0 - 点
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0 - 点
天竜川の河口と遠州灘の海岸近くに建つ、純和風造りの日帰り温泉施設。日曜日の午前中、およそ7年ぶりに利用して来ました。一度閉館して残念と思っていたところ、昨年の2月に再オープン。赤い欄干の橋を渡るアプローチは、和の情緒を演出しています。入浴料は、通常864円(月火水の17時~ナイト割引有)ですが、この日は温泉博士の特典でタダで入浴。受付から左奥へ進み、食事処の横を通って、突き当たりを左折。すると奥に、男女別の大浴場があります。100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場。洗い場には、9人分のシャワー付きカラン。アメニティは、一般的なものです。ジャグジー付き、12人サイズの石造り内湯には、無色透明のナトリウム・マグネシウムー塩化物鉱泉(源泉名:不明)が満ちています。湯温は、40℃位に加温。肌がスベスベする浴感です。おそらく循環濾過ありですが、口に含むも無味無臭。塩素臭も、気になりません。もう1つ、深さが1mもある、3人サイズのジェット水流付きエステバスもあります。続いて、外の露天風呂へ。外にも、3人分のシャワー付きカランがある洗い場、アカスリコーナーも有り。でもここの目玉は、なんと言っても40人サイズの岩風呂「大巖露天風呂」。巨大な天然石が配され、野趣溢れる造り。奥の池と繋がっているかのような空間の広がりを感じ、実際よりも更に大きな気がします。湯温は、41℃位の適温。左手にもう1つ、屋根が付いた「能舞台露天風呂」。6人サイズの石造り檜枠浴槽で、湯温は40℃位です。薬草風呂で、この日はよもぎ湯でした。以前来た時は夜だったので、能舞台がライトアップされ、昼間よりもっと幻想的。今回はオープン直後の一番風呂だったので、広い露天風呂をわずか数人で入れ、のんびりできました。脱衣場に分析書が無く、受付で確認するも無いのだとか。温泉の成分的な詳細はわかりませんが、ここの露天風呂はなかなかインパクトはあるかなと思います。
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伊東温泉を流れる伊東大川(松川)に架かる岡橋のたもとに建つ、平成2年開業の大型旅館。相模亭と駿河亭の2棟からなり、現在は大江戸温泉物語グループのホテルとなっています。平日の午後、日帰り入浴して来ました。入浴料は通常1000円(貸しタオル大小付き)ですが、この日は温泉博士の特典でタダで入浴。フロント右側を奥へ進み、エレベーターで相模亭2階へ。係の方の案内どおり、丁度玄関の上あたりに、大浴場「男舞(おとこまい)」があります。棚に籐籠が並ぶ、きれいな脱衣場。10人分のシャワー付きカランがある洗い場には、馬油&炭系とオリーブオイル系のアメニティが備え付け。24人サイズの石造り内湯には、無色透明のナトリウムー塩化物温泉[源泉名:混合泉(岡77号・岡145号)]が満ちています。泉温は、岡77号が36.1℃、岡145号は35.1℃なので、加温・加水ありで湯温41℃位で供給。肌がスベスベする浴感です。循環かけ流し併用で、湯口の湯を口に含むも無味無臭。続いて、外の露天風呂へ。非常階段を下りて行くと、4人分のシャワー付きカランがある洗い場もあります。16人サイズの岩風呂で、湯温は41℃位。囲まれている為景色は望めませんが、落ち着いた造りです。一角に非常口もあり、何かあってもすぐ逃げられます。まだ宿泊のお客さんが来られる前で、しばらく貸切状態でまったりできました。平成4年の文字がかすれた木製分析書が掲示されていましたが、最近(平成18年)の分析書はなぜか陰イオンの方しかありません。成分総計1.855g。フロントにはチェックインのお客さんが並んでいたので、忙しそうで申し訳なくて詳細は確認出来ず。もう一棟の駿河亭にも庭園風呂があるので、次回はそちらも入ってみたいです。
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伊東温泉に10ヵ所ある、共同浴場の一つ。伊東温泉七福神の湯にもなっていて、建物の右手に布袋様の石像も奉られています。平日の午後、利用して来ました。
入浴料250円は券売機で。番台の右側が、男湯です。コインレス鍵付きロッカーが並ぶ、広い脱衣場。浴室に入ると、壁に沿って洗い場があり、シャワー付きカランが3人分と、カランのみが12人分。石鹸などのアメニティは、当然ありません。伊東温泉の共同浴場の中では唯一、タイル張りの内湯が中央に2つ並びます。左右いずれも4人サイズで、共に無色透明の単純温泉[源泉名:混合泉(岡55号・岡56号・岡133号・岡134号・岡144号)]がかけ流し。源泉41.2℃を、右側が40℃位のぬるめ、左側は41℃位の適温で供給しています。PH8.3で、さらりとした浴感。オープン直後ながら、地元の方々で賑わっていました。貸切風呂も2つあるので、ご家族でゆっくり利用も良さそうです。
主な成分: ナトリウムイオン152.7mg、マグネシウムイオン4.5mg、カルシウムイオン36.7mg、塩化物イオン163.6mg、硫酸イオン172.5mg、炭酸水素イオン30.7mg、炭酸イオン6.0mg、メタケイ酸60.9mg、成分総計0.662g -
JR常磐線の内原駅から、徒歩で約10分。水戸市郊外の田園地帯にポツンと建つ、木造二階建ての純和風旅館。平日の午後、日帰り入浴して来ました。1800坪の敷地には、自然に湧いたという大きな池と美しい庭園が広がります。その先に、まるで昭和初期から時間が止まったかのような建物。玄関を入り、左側のインターホンで呼びます。入浴料は540円。右の方へ、赤い絨毯敷きの長い廊下を進み、突き当たりを右折。すると、すぐ右側に男女別の浴室があります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。何故か、大型冷蔵庫まで置かれています(中は空っぽ)。洗い場には、3人分のシャワー付きカラン。カランも温泉でしょうか? スベスベする肌ざわりです。4人サイズの龍紋石風呂には、無色透明の鉱泉(分析書なし)が満ちています。黄土色の波模様が入った、美しい石造りの浴槽。鉱泉は、42℃強位に加温。肌がスベスベする浴感です。槽内循環で、浸かるとオーバーフローし、小さなタンクのような湯口から、減った分だけ新湯が足されます。湯口付近は、微かに塩化物臭。ずっと貸切状態で、まったり湯浴みできました。お風呂は家族風呂として、貸切利用も可能とのこと。駅前には、イオンモール水戸内原ができて今後も開発が進みそうですが、初めて訪れてもどこか懐かしいこの雰囲気が、いつまでも変わらずいて欲しいなと思いました。
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天保年間から湧く、湯の澤鉱泉の一軒宿。客室わずか7室という小さな宿ながら、茨城県では唯一の日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。平日に、一泊二食付きで利用してみました。
事前に電話してみると、「ナビで来ると隣のゴルフ場に誘導されてしまう為、看板を頼りに」と、案内されます。県道29号線から、黄色い看板が見えたら、すぐ曲がりました。ここから、2km程山道を走って到着。山小屋風の外観で、薪を炊くいい匂いが辺りに漂います。
この日は、別館の「桂」の間に宿泊。8畳広縁・トイレ付きの和室です。まだ寒かったので、炬燵が有難い。浴衣に着替え、早速左側の浴室「岩風呂」へ。木造りの湯殿で、脱衣場には棚にプラ籠が並び、100円返却式ロッカーもあります。ドライヤーも完備。洗い場には、6人分のシャワー付きカラン。8人サイズの岩風呂には、無色透明のナトリウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 湯の沢温泉)が満ちています。源泉15.5℃を、41℃位に加温。PH8.2で、肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありで銀イオン殺菌との表示ですが、溢れたら新しい鉱泉を補給。口に含むも、無味無臭でした。
夕食は広間で。お品書きはなし。山の幸ばかりでなく、刺身も並びます。鮎の塩焼き、山芋の短冊、角煮、キビ餅と続き、甘辛い味噌で頂く刺身蒟蒻も最高! 小鉢も彩り豊か。グラタンや天ぷらも出来たてで、酒がすすみます。自家製蕎麦も追加し、かなり満足しました。食後は、男女入れ替えになった、右側の浴室「檜風呂」へ。8人サイズの檜造り内湯で、底半分がタイル張り。これは、あの東日本大震災により、地盤沈下で割れた檜を復旧した為なのだとか。湯温は40℃位。静かな夜に雨音だけが響き、翌朝は窓ガラス越しに森の木々を望めました。
朝食は、昨晩と同じ広間で。小鉢が丸籠に入れられ、見た目にも華やか。味噌汁の代わりに、雑煮がでました。スルメイカと人参を煮たもの等、素朴ながら美味しかったです。
部屋に戻ろうと浴室の前を通ると、また男女入れ替えに。早速、朝の岩風呂も堪能。温泉好きには、嬉しい気遣いです。チェックアウトの時間ギリギリまで、野鳥のさえずりに耳を澄ませつつ、まったりできました。ちなみに、館内は素足なので、冬場は靴下か足袋持参(私は常備してますが)がベストです。
主な成分: ナトリウムイオン140mg、塩化物イオン8.0mg、硫酸イオン19mg、炭酸水素イオン330mg、炭酸イオン2.2mg、メタケイ酸42mg、成分総計0.55g -
JR水郡線の山方宿駅から、車で約15分。大男の民話「三太伝説」ゆかりの地、常陸大宮市諸沢の山間に建つ日帰り温泉施設。平日の夕方、利用して来ました。
コインレス鍵付き靴箱に靴をしまい、入浴料は受付で。通常平日710円(土日祝1020円)ですが、16時をまわったいた為、夜間割引の510円で入館。奥の大階段を上がり、2階の大浴場へ。浴室は、ローマ風呂風の「ひがし館」と、開放的な雰囲気の「にし館」の2種類あります(毎日、男女入れ替わり)。この日は偶数日だったので、男湯は右側の「ひがし館」です。
100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。モザイクタイルとローマ神殿のような柱がある浴室で、右側の広い洗い場には18人分のシャワー付きカラン。アメニティは、一般的なものです。左側に、30人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:深串温泉)が満ちています。源泉34.4℃を、41℃位に加温。PH9.7で、肌がツルツルする浴感です。ジェット水流付いた、小さな浴槽と繋がっています。放流循環併用式で、塩素臭は気になりません。奥に進むと、子供用の浅い浴槽や、ジャグジー浴槽もありました。
続いて、外の露天風呂へ。10人サイズのタイル張り石枠浴槽で、湯温は40℃位。湯口の湯を口に含むも、無味無臭です。森を見渡しつつ、まったり湯浴み。人気施設とあって、なかなかの賑わいぶりでした。ちなみに、夜ライトアップされた、三太の銅像はちょっと不気味です。
主な成分: ナトリウムイオン84.7mg、塩素イオン5.3mg、硫酸イオン44.8mg、炭酸水素イオン77.1mg、炭酸イオン42.4mg、メタケイ酸36.9mg、成分総計0.294g -
常磐自動車道の日立南太田IC.から、車で約10分。常陸太田市の田園地帯にポツンと建つ、川中子温泉の一軒宿。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
入浴料600円は、玄関を入って左手の帳場で。近くに廃線となった日立電鉄線の旧川中子駅があった為、当時のかわいい電車の写真が飾られています。帳場から奥に進み、廊下の突き当たりを左折。中庭を眺めつつ、更に突き当たりを右折すると、左側に男湯があります。古い鍵付きロッカーがある脱衣場。浴室に入ると、洗い場には1人分のシャワー付きカラン(この日は故障中)。アメニティもあります。7人サイズの石造り内湯には、黒褐色のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(源泉名:川中子温泉)が満ちています。源泉16.0℃を、41℃位に加温。PH7.6ながら、肌がツルツルする浴感です。石組みの湯口から、滝のように湯が注がれているため、表面に泡が浮いています。口に含むと、少ししょっぱい。こげ茶色の湯の花も舞っています。循環濾過ありですが、塩素臭は気になりません。ずっと貸切状態で、まったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン741.9mg、マグネシウムイオン12.7mg、カルシウムイオン24.9mg、鉄(Ⅱ)イオン0.3mg、塩化物イオン543.8mg、硫酸イオン19.5mg、炭酸水素イオン1089.4mg、炭酸イオン3.1mg、メタケイ酸91.7mg、成分総計2.61g