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伊東温泉を流れる伊東大川(松川)に架かる岡橋のたもとに建つ、平成2年開業の大型旅館。相模亭と駿河亭の2棟からなり、現在は大江戸温泉物語グループのホテルとなっています。平日の午後、日帰り入浴して来ました。入浴料は通常1000円(貸しタオル大小付き)ですが、この日は温泉博士の特典でタダで入浴。フロント右側を奥へ進み、エレベーターで相模亭2階へ。係の方の案内どおり、丁度玄関の上あたりに、大浴場「男舞(おとこまい)」があります。棚に籐籠が並ぶ、きれいな脱衣場。10人分のシャワー付きカランがある洗い場には、馬油&炭系とオリーブオイル系のアメニティが備え付け。24人サイズの石造り内湯には、無色透明のナトリウムー塩化物温泉[源泉名:混合泉(岡77号・岡145号)]が満ちています。泉温は、岡77号が36.1℃、岡145号は35.1℃なので、加温・加水ありで湯温41℃位で供給。肌がスベスベする浴感です。循環かけ流し併用で、湯口の湯を口に含むも無味無臭。続いて、外の露天風呂へ。非常階段を下りて行くと、4人分のシャワー付きカランがある洗い場もあります。16人サイズの岩風呂で、湯温は41℃位。囲まれている為景色は望めませんが、落ち着いた造りです。一角に非常口もあり、何かあってもすぐ逃げられます。まだ宿泊のお客さんが来られる前で、しばらく貸切状態でまったりできました。平成4年の文字がかすれた木製分析書が掲示されていましたが、最近(平成18年)の分析書はなぜか陰イオンの方しかありません。成分総計1.855g。フロントにはチェックインのお客さんが並んでいたので、忙しそうで申し訳なくて詳細は確認出来ず。もう一棟の駿河亭にも庭園風呂があるので、次回はそちらも入ってみたいです。
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