きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
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口コミ点数の高い順
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投稿日:2012年11月27日
圧巻のオーシャンビュー(HOTEL MICURAS(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2012年11月11日 / 2時間以内]
55.0点
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44.0点
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55.0点
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海岸通りに面した、ハイクラスなリゾートホテル。日曜日の午後、日帰り入浴して来ました。できてから気になっていましたが、泊まると高いし、風呂だけでも高いので、行きそびれていた感じ。ところが何と、大月ホテル和風館と連絡通路で繋がっていてビックリ。1階のフロントで、入浴料1000円(温泉博士の特典で1000円引き)を支払い、貸しタオルを持って13階(女性は8階)の展望大浴場へ。1人づつ仕切られた洗い場も贅沢です。大人7人が足を伸ばして入れるサイズの石造りタイル張り内湯には、無色透明のナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(源泉:大月湯)がかけ流し。海に向かってガラス張りで、肩まで身を沈めると、海と風呂の境が無くなります。PH8.42で、肌に優しい浴感。湯温も41℃位で、まったりできます。次に、ガラス戸を開けて、露天風呂(半露天)へ。大人15人が足を伸ばして入れるサイズの石造りタイル張り浴槽で、太平洋を見渡せる眺望はおそらく熱海一。曇りの天気でしたが、初島も久しぶりに見ました。ただ、循環なのがちょっと残念。湯温は41℃位のぬるめ。潮風でクールダウンしつつ、貸切状態でこの景色と温泉を満喫できました。
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久々の角間温泉。一泊二食付で利用しました。木造旅館ファンには、たまらない外観。夜着いたのですが、駐車場は大湯より100m先の右手にあります。この日の部屋は、3階の6畳広縁付き「松の間」を用意。急な階段を上るので、お年寄りには大変かも。夕食は食事処で。刺身やヤマメの塩焼、牛すき焼き、蕎麦が付いてきて、ビックリ(9000円でおつりがくるんですけど)。熱々のポテトグラタンも美味しかった。食後は、専用の鍵を宿で借りて、外湯めぐりへ。戻って落ち着いたら、寝る前に1階のお風呂に向かいます。3つある内湯は、どれも24時間、空いていれば貸切りで利用可能。どれにするか迷ったあげく、玄関から一番遠い檜風呂へ。2人サイズの木造り浴槽には、無色透明のナトリウム-塩化物温泉が満ちています。湯温は42℃位で、PH8.1のさらりとした浴感。癒されたまま、就寝できました。朝食は、夜と別の部屋で。一人泊だったので、気遣いが嬉しいです。出発前に、まだ入っていない内湯へ。まず真ん中の大浴場には、5人サイズのタイル張り扇形浴槽があり、乙女の石像が持つ壺から湯が注がれています。湯口には、白い析出物がこんもり。壁にもレトロなタイルが貼りめぐらされ、41℃位のぬるめの湯にのんびり。続いて、一番玄関寄りの内湯へ。2人サイズのタイル張り浴槽。壁はもちろん、柱までタイル張りです。脱衣棚と一体型の造り、蛙の湯口ながら、アーチ窓という和洋折衷の面白い浴室。しかも、一見わかりませんが、実は浴槽がソファのように座れるようになっていて、41℃位のぬるめの湯に、何分でも入っていられるくらい寛げました。帰る時、夜は気がつきませんでしたが、駐車場の手前の源泉小屋から、お湯が吹き出していて、角間温泉の豊富な湯量に驚きました。
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投稿日:2012年11月7日
初めての姫川温泉(ホテル國富 翠泉閣(くにとみ すいせんかく))
きくりんさん [入浴日: 2012年10月28日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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55.0点
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新潟県と長野県の県境にある、姫川温泉の大型旅館。日曜日の夕方、日帰り入浴して来ました。入浴料500円(自遊人の温泉バスポートで半額)を払って、玄関から左手奥にずぅーと進み、大浴場「八千矛の湯」へ。木製のかけ湯用の湯溜めから、毎分1500リットルの豊富な源泉がオーバーフロー。楕円形の石造り内湯は、手前の6人サイズの「あつめの湯」と、奥の20人サイズの「ぬるめの湯」に仕切られています。中央の壺の湯口から、うっすら褐色のナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉が注がれ、「あつめ」が43℃弱、「ぬるめ」は41℃位となっていました。PH6.3で、さらりとした浴感。口に含むと、鉄サビ味。続いて、外の露天風呂へ。15人サイズの石組み浴槽からも、湯がオーバーフロー。40℃位だったので、この季節の夕方だと、少しぬる過ぎかと思いました。先客が上がられ、貸切状態でしばらくまったりできました。
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上信越高原国立公園の標高850mの山腹に建つ、小谷温泉の老舗旅館。日曜日の午前中、日帰り入浴して来ました。周りの山々は、黄色やオレンジ色に染まって、まさしく秋真っ盛り。「温泉に入りたいんですけど。」と、忙しく働く女将さんらしき女性に声をかけると、「昨晩はお客様が多くて、まだお風呂の掃除ができていないんですよ。」と言われる。ところが、私がよっぽど入りたそうに見えたのか、少し考えた後「途中で、掃除が入っても良ければ。」と、迎えていただけました。入浴料500円を渡し、玄関から左手に廊下を進み、本館浴室の「現夢(うつつ)の湯」へ。江戸期建築の本館を含む六棟は、国の登録有形文化財に指定されています。天井の高いレトロな浴室には、6人サイズの石造り内湯が1つ。宿の裏手に自然湧出する源泉を、高さ2mの湯滝にして落とし、湯船からサラサラと溢れさせています。うっすら緑褐色のナトリウム-炭酸水素塩泉は、明治時代にドイツで開催された温泉博覧会に、日本を代表する4大温泉として出泉された名湯。ラドンを含有し、豊富な湯量と効能豊かな療養泉です。湯船は意外と深く、おそらく60cm近くはあろうか。茶色の湯の花も少し見られます。泉温は42℃位の適温。PH6.8で湯自体はキシキシ感があるものの、上がると肌がツルツル。口に含むと、鉄サビ味と炭酸味がします。1人分の寝湯スペースは、身長160cm位でピッタリ。ドライヤーもあるので、安心です。程なくして、ご主人が現れ清掃開始。シャカシャカと床を磨く横で、至福の吐息を漏らす自分。気を使って早目に清掃を済ませていただいたのか、その後も1人で心ゆくまで湯浴みを楽しませて頂きました。
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白壁に黒い梁の美しい、せがい出し造り建物がひときわ目を引く、明治5年開業の老舗宿。日曜日の午後、日帰り入浴して来ました。入浴料1000円を払い、1階の大浴場「君子の湯」へ。16人サイズの石造り木枠L字型内湯には、うっすら緑がかった透明の酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(湯畑源泉)が、かけ流しにされています。湯温は、42℃位。PH2.0でも、肌がツルツルする浴感。口に含むと、やっぱりすっぱい。続いて、外の露天風呂へ。「鷲の湯」の木札が立て掛けられ、隣の石灯籠にも癒されます。大人5人が足を伸ばして入れるサイズの木造り浴槽で、湯温は41℃位。目の前の石垣は、岩が苔むしていて、雨のしずくが当たると天然のミストになり、とても気持ちがいい。先客が上がられ、しばらくまったりできました。
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源頼朝が発見したという、川原湯温泉の共同浴場。土曜日の午後、初めて行ってみました。正面に源氏の紋所「笹リンドウ」が大きく掲げられ、数台分ですが前に駐車場もあります。入浴料300円を払って、入り口から右手奥に進み、階段を下りて露天風呂へ。8人サイズの石造り浴槽には、うっすらと濁った含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。加水ながら、かけ流しにされています。PH7.1で、肌に優しい浴感。少しアブラ臭がして、口に含むとほんのり硫黄臭で微塩味。立ち上がると、谷が見下ろせます。湯温は、41℃位。貸切状態で、しばし満喫しました。一度服を着て、今度は受付手前で階段を下りて、内湯へ。脱衣場から更に木の手摺を伝って内湯まで階段を下りていく、昔ながらの造りです。6人サイズの石造り浴槽から、サラサラとオーバーフロ-。こちらも、湯温41℃位。まったりしていたら、けっこう汗が出ました。お湯も満足でしたが、この雰囲気に癒されました。
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投稿日:2012年10月4日
きれいなホワイトブルー(七味温泉ホテル渓山亭(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2012年8月19日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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7つの源泉から湧き出る湯を1つにしたことから、名付けられたという七味温泉。その湯元の源泉と、9本の自家源泉を持つ、日本秘湯を守る会会員の宿。日曜日の午後、日帰り入浴して来ました。入浴料800円を払って、玄関から左手奥に進み大浴場へ。15人サイズの石組み内湯には、透き通ったブルーの単純硫黄温泉がオーバーフロー。豊富な湯量による、加水加温なしのかけ流しです。白く細かい湯の花が、大量に沈殿。湯温は41℃位、PH6.3ながら、肌に優しい浴感です。続いて、外の露天風呂へ。10人サイズの石組み浴槽には、きれいな青白色の湯が満たされ、こちらも41℃位。山の緑が眩しい。アブもいなくて、ずっと貸切状態でくつろげました。歩いて4~5分のところに、「恵みの湯」という野天風呂もあるそうなので、次回はそこにも入ってみたいです。
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信州高山温泉郷の七味温泉に建つ、松川渓谷沿いの宿。日曜日の昼過ぎ、日帰り入浴してみました。入浴料500円を払って、奥の浴室へ。8人サイズの石造り内湯には、透き通った緑色の含硫黄ーカルシウム・ナトリウム-硫化水素泉が満ちています。底には白く細かい湯の花が沈殿し、かき混ぜると緑白色に。湯温は43℃位で、さらりとした浴感です。次に、外の露天風呂へ。1人サイズの木造り浴槽は、「墨の湯」と呼ばれ、透き通ったブルーの湯ですが、かき混ぜると湯の花が舞い上がり、灰色に変化。湯温は36℃位で、暑い日にはまったりできます。それから、12人サイズの石組み浴槽には、緑白色の湯が満たされ、こちらは湯温42℃位。川に面して、眺望が素晴らしく、山々を見ながらのんびりできます。すると、女湯の方から何やらカワイイ!、カワイイ!との歓声が。野生の狸が登場し、垣根の隙間から顔を出して、また女湯の方に戻って行きました。珍客に心を和ませられつつ、しばらく貸切状態で満喫できました。
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北海道阿寒国立公園の、日本百名山にも数えられる雌阿寒岳の麓に建つ、雌阿寒温泉の小さな宿。お盆期間中の午後、日帰り入浴して来ました。入浴料500円を払い、右の階段を下りて浴室へ。内湯を覗くと先客がいたので、混浴の露天風呂から。こちらは、誰もいません。男女別の脱衣場があり、途中まで仕切りがあるものの、ほとんどが混浴スペース。このスペースだけで、30人位入れます。石組みの浴槽には、うっすら緑白色の含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉がかけ流し。縁の岩の水面下は、硫黄の結晶からか、黄色く変色しています。ところが、硫黄臭は感じられず、代わりにものすごいアブラ臭。湯温は、39℃位のぬるめ。まったりしていると、アワ付きも見られました。お湯の流れ落ちる音と虫の声、時折吹く夏風が心地いい。続いて、内湯に戻ると、先程の先客は上がられ、こちらも貸切状態。7人サイズの木枠浴槽の底には、玉砂利が敷かれています。その下から、無色透明の湯が湧き出ていて、場所によって手で触ると冷たかったり、温かかったり。PH5.8で、柔らかいお湯です。口に含むと、ちょっと酸味の後、エグい味。板張りの床もいい感じで、時折休んではゆっくりできました。今回訪れた北海道の温泉で、最も満足度が高かったです。
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糠平湖に近く、自然に囲まれた静かな糠平温泉に建つ宿。お盆期間中の午後、日帰り入浴してみました。外観はちょっとくたびれた感じのする建物ですが、内装は十勝の木材を生かした改装がされています。玄関を入って右手に受付があり、入浴料500円を払って館内へ。落ち着いた感じのロビーを見つつ、廊下をずぅ~っと奥に進み、階段を下りると大浴場。今まで見たこともない程お洒落な脱衣場にびっくり。浴室は天井も高く、総板張りです。12人サイズの石造り木枠内湯には、無色透明のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉がかけ流し。PH7.3でややツルツルする浴感です。湯温40℃位のやわらかい湯に浸かっていると、超気持ちいい。何気にしばらく、まったりしちゃいました。上がって、脱衣場に置かれていた宿の解説本を見ていると、糠平温泉に宿泊すると、他の宿のお風呂もタダで入れますと書かれてます。え~、そうだったの!!この日は糠平に泊まる予定だったので、あわてて出発しました。おかげで、混浴露天風呂には入らず終い。寛げそうだし、料理も地の食材を使っているそうなので、次回は是非泊まりで利用してみたいです。