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信州高山温泉郷の七味温泉に建つ、松川渓谷沿いの宿。日曜日の昼過ぎ、日帰り入浴してみました。入浴料500円を払って、奥の浴室へ。8人サイズの石造り内湯には、透き通った緑色の含硫黄ーカルシウム・ナトリウム-硫化水素泉が満ちています。底には白く細かい湯の花が沈殿し、かき混ぜると緑白色に。湯温は43℃位で、さらりとした浴感です。次に、外の露天風呂へ。1人サイズの木造り浴槽は、「墨の湯」と呼ばれ、透き通ったブルーの湯ですが、かき混ぜると湯の花が舞い上がり、灰色に変化。湯温は36℃位で、暑い日にはまったりできます。それから、12人サイズの石組み浴槽には、緑白色の湯が満たされ、こちらは湯温42℃位。川に面して、眺望が素晴らしく、山々を見ながらのんびりできます。すると、女湯の方から何やらカワイイ!、カワイイ!との歓声が。野生の狸が登場し、垣根の隙間から顔を出して、また女湯の方に戻って行きました。珍客に心を和ませられつつ、しばらく貸切状態で満喫できました。
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