静岡県 / 焼津 / やいづ黒潮温泉
4.3点 / 46件
- 日帰り
- クーポン
おふろcafé bijinyu (美肌湯)(おふろカフェびじんゆ)の温泉情報、口コミ情報
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下記の中から施設の良かったポイントを静岡の天然温泉、おふろcafe bijinyu のんびり、ダラダラ、自由なスタイルで満喫。つるつる肌のアルカリ性温泉、 美白の硫黄泉、2種類の美肌湯を思う存分楽しめます。
【平日】1,865円 → 1,780円 【土日祝】2,065円 → 1,780円
おふろcafe bijinyuが誇る、静岡市街地地下1500Mから湧き出でる2種類の温泉。
安倍川の流域で降った雨水が長い年月をかけて浸み込んだつるつる肌の籠上温泉(アルカリ泉)と、南アルプスの豊富な地下水を水源とする美白のカブラヲ温泉(含イオウ泉)。
じっくり体の芯からあたためて、つるつるお肌、ゆったり健康。
キレイをつくる2種の泉質をご堪能あれ。
<カブラヲ温泉泉質>
硫黄泉。メラニンの排出を助けると言われる硫黄を豊富に含むカブラヲ温泉は、血流を促し代謝を高め、デトックス効果や殺菌効果を期待できる温泉です。
<籠上温泉泉質>
ph9.9のアルカリ性の単純温泉。汚れがたまると酸性に傾く肌を天然石鹸のように包みこみ、汚れや角質をやさしく中和しながら新陳代謝を促進、つるつる肌へとみちびきます。
おふろcafe bijinyuでは、温泉はもちろん、蒸し風呂や腰掛け湯など、温泉効果を様々な形で感じていただけます。気ままに自由に、何度でもお楽しみください。
◆カブラヲ温泉
褐色の湯の中に湯の花が舞う硫黄泉・カブラヲ温泉。ツルツルとした独特の感触を味わうことができます。カブラヲの地からの運び湯を、掛け流しでご堪能ください。
◆籠上温泉
9.9という高いph値を誇る籠上温泉は、無色透明のツルスベ湯。アルカリ成分がやさしく肌の汚れや角質を中和して、湯上りツルツル肌をつくります。
◆ぬる湯
籠上温泉では、ぬる湯もご提供しています。体温に近い37℃での「不感温浴」は副交感神経を活発にし、高いリラックス効果も。じっくりと温泉をご堪能ください。
◆腰掛湯
ゆっくりと腰掛けながら、温泉をお楽しみいただけます。首筋から背中、腰にかけてを温泉があたたかくつつみこみ、疲れた身体をやさしく癒します。
女性浴室に温泉泥パックブースを設置。
山形県月布でとれた天然の泥と硫黄を含むカブラヲ温泉をブレンドした、オリジナルの泥パック!
女性限定、無料、何回でもご利用いただけます。
<温泉泥の効能>
①余計な皮脂をとってくれる
皮脂が過剰に分泌、また毛穴の周りに古い角質が溜まると皮脂が溜まってきてしまいます。泥の成分であるモンモリロナイトは粒子が細かく皮脂を吸着する効果があり、余分な皮脂をとってくれます。
②肌がなめらかになる
温泉泥パックを定期的に使用することで古い角質を消していき、表の角質を取り除くことができるので肌がなめらかになっていきます。また、泥が肌に吸着するので保湿や血流の流れがよくなる効果も期待できます。
ライブラリでは、アラビカ豆100%の挽きたてコーヒーが無料で飲み放題。
雑誌やコミックを読みながら、ほっこりカフェタイムを。
また、お風呂のような形をしたバスタブソファで雑誌を読んだりおしゃべりしたり、ゲームを楽しんだり…ここでの楽しみ方は、十人十色。
◆暖炉スペース
暖炉を囲ったエリアは人気のスペース。お連れ様のおふろ上りを待つ時間に、コーヒーとお気に入りの雑誌でのんびりと過ごす至福のひとときを。
◆和のラウンジ
まるで旅館の一室のような畳スペース。旅館についてほっと一息つく瞬間のようなくつろぎを感じてください。
◆おひるねラウンジ
1人がけのリクライニングチェアと本格的なマッサージチェア、2人がけのカウチソファ。ほんのり薄暗い照明の中、オトナで静かなリラックスタイムをお過ごしください。
施設名 | おふろcafé bijinyu (美肌湯)(おふろカフェびじんゆ) |
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ヨミガナ | オフロカフェビジンユ |
住所 | 静岡県静岡市葵区篭上15-15 |
TEL | 054-252-1126 |
営業時間 | 通年 店舗:10:00~24:00(朝風呂5:00~9:00) レストラン・カフェ:11:00~LO21:00 ボディケア:11:00~LO 22:00 エステ:11:00~LO 21:00 あかすり:11:00~LO 21:00 |
定休日 | 毎月第3火曜日 |
公式HP | http://ofurocafe-bijinyu.com/ |
※最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください
料金につきましては、消費税込みの表示となっております。
ドライヤー | ○ | ボディシャンプー | ○ | シャンプー | ○ | リンス | ○ | お食事・食事処 | ○ |
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軽食 | ○ | ドリンク・飲み物 | ○ | 脱衣所ロッカー | ○ | 無料Wi-Fi | ○ | 駐車場あり | ○ |
レストラン | ○ | 休憩所・休憩室 | ○ |
レストラン
旬の素材。静岡の食材をつかったこだわりのヘルシー料理がずらり。
雑穀米と一緒にどうぞ。ソフトドリンクはもちろん、美味しいお酒もご用意しています。
スイーツカフェ
温泉やラウンジで心を満たしたら、おなかも満たそう。スイーツカフェとしてもご利用いただけます。
4種のトリートメントサービスをご用意しています。エステにマッサージ、整体にあかすり。すべて、湯上がりの身体にとっても効果的です。
◆アロマエステ
厳選したエッセンシャルオイルを利用し、フェイスケア&ボディケアを行います。特にセラピストによるリンパケアは温泉でほぐれた身体によく効きます。
◆ほぐし処
頭から足裏まで、全身ボディケアを受けることができます。しっかり長時間のメニューから、10分単位のライトなメニューまで自由にお選びいただけます。
◆整体
肩こりや頭痛緩和、骨盤矯正や小顔など、おひとりおひとりのお悩みやご希望によりそいながら、適切な整体メニューをご提案・施術させていただきます。
◆あかすり処
美肌効果のみならず、血行促進やリラックス効果があるあかすり。湯上がりの柔らかいお肌に施術すると、より高い効果を感じていただくことができます。
ライブラリには、わくわくする仕掛けが沢山。ずらり並んだコミックやハンモック、隠れ家のような小部屋… 心をおもいきり解放しながら、自宅のリビングルームにいるように、たっぷりおくつろぎください。
◆バスタブソファ
お風呂みたいな広々ソファで、家族や友達同士でゲームをしたりお話したり…。電源コンセントもあります。
◆ヒトシェルフ
子どもの頃に憧れた「押入れの中の隠れ家」、ご用意しました。昼寝したり漫画を読んだり、お好きにどうぞ。
◆ハンモック
湯上がりには、ハンモックで、ゆらゆらうたたねはいかがでしょうか?2人まで使用可能な広々サイズです。
◆南方ソファ
窓の外の木々を眺めながら、ぼんやり横になれる場所です。漫画や雑誌を読むもよし、お昼寝を楽しむもよし。
◆ワーキングスペース
PCを持ち込んで、お仕事に打ち込むこともできます。Wi-Fiや電源も完備しているので、忙しいひとにも安心。
当館ライブラリには、雑誌や漫画が計1万冊の蔵書があります。時間が過ぎるのを忘れるほどマンガに没頭してみるのも、当館おすすめの過ごし方です。
◆ブックシェルフ
「様々な出会いがある。」そんな本棚を目指し、たくさんのジャンルの書籍を集めました。どんな本を読もうかと悩む時間も、きっと楽しく感じてくるはず。
◆書籍ライブラリ
お気に入りの本と出会えたら次は場所を探しましょう。座り心地の良い椅子や暖炉の温もりを感じられるソファ、畳スペース……。どこにしようか迷ってしまうほど、魅力的な場所ばかり。
◆挽きたてコーヒー
ライブラリでは、アラビカ豆100%の挽きたてコーヒーが無料で飲み放題。雑誌やコミックを読みながら、ほっこりカフェタイムを。
おひるねラウンジでは、ほんのり薄暗い照明のなか、オトナで静かなリラックスタイムをお過ごしいただけます。ゆっくりと語らうもよし、すやすやお昼寝を楽しむもよし。厳選した3種のチェアから、お気に入りをどうぞ。
◆マッサージチェア
本格的なマッサージチェアも無料でご利用いただけます。疲れた身体をチェアにゆだねて、快適なひとときを。
◆カウチソファ
2人がけの広々ソファもご用意しました。カップルやご夫婦、お友達同士で、ゆったり語らいの_時間をどうぞ。
◆リクライニングチェア
ひとりで思う存分くつろぎたい方には、こちらのチェアをどうぞ。おひるね用ブランケットもご用意しています。
◆仮眠室
ひとりで思う存分くつろぎたい方には、こちらのお部屋をどうぞ。ブランケットもご用意しています。
ハンモックは木の繊維を編みこんだ木布を使用しております。 杉と檜が編み込まれたこだわりのハンモックです。 身体を委ねて、時間を忘れて、ゆっくりと流れるお時間をお過ごしください。
にゃ さん [投稿日: 2023年12月23日 / 入浴日: 2023年11月20日 / - ]
綺麗ですごくいいんだけど高いなーと感じてしまった、学生が気軽に寄れるような金額にしてほしい
寺田真弓 さん [投稿日: 2022年12月10日 / 入浴日: 2022年12月10日 / 2時間以内 ]
初めて行きました。駐車場は、若干停めにくかったです。施設内は、とても綺麗です。浴室内は、とても広かった。カブラヲ温泉が硫黄泉で、肌にも良いとの事で気に入りました。シャワーが使いづらかったのが残念です。湯上がりに無料でコーヒーやお水が飲めるのが良かった。また機会があったら利用したいです。
ひふみ さん [投稿日: 2022年6月28日 / 入浴日: 2022年6月28日 / 5~10時間 ]
平日行きましたが、結構混んでいました。
もっとゆったりできるかな、と思っていましたが人気があるのですね。
休憩時のブランケットが1日使い回しのようだったのが気になってしまいました。。。
コーヒーが無料で飲めてよかったです。
さきやま さん [投稿日: 2021年8月25日 / 入浴日: 2021年8月23日 / 5~10時間 ]
平日(月曜)10時から利用しました。今回で4回目になります。
時期的なこともあり、開店すぐの混雑はありませんでした。
改装しており、風呂以外は清潔感あり今どきの雰囲気がありますがなぜ風呂場は手を付けなかったのでしょうか。ここだけは銭湯感?たっぷりです。(よい意味もあります)
効能、効果はあまり実感できませんが、つるっとした感じはあります。
露天風呂がないのも残念ポイントです。
サウナは狭いので密になりやすいですね。また、マットがなくタオル敷いたままなのでちょっと抵抗あるかも。洗い場に仕切りがないのも、銭湯みたいです。
休憩エリアは照明が全体的に暗いので落ち着くが、雑誌や漫画が見にくい(個人的に)です。
食事処もおしゃれなメニューですが、実はあまり選択肢がなかったりします。
マッサージチェアが無料で利用できるのはよいと思いました。
風呂以外は、なにもしない、ゆっくりくつろぐといった割り切りできれば1日過ごせると思いますので、個人的にはリピートしてもよいかと思ってます。
ただし、1点だけ気になることがあります。受付の雰囲気がよくないです。何がよくないかは個人の感想ということで説明は省きます。
こーすけ さん [投稿日: 2021年3月29日 / 入浴日: 2021年2月22日 / 5~10時間 ]
風呂場自体は広くないものの2種類の温泉がありなかなか楽しい。
サウナから水風呂休憩スペースまでの導線もいいので、サウナの利用者が多いです。
洗い場が仕切りもなく、浴槽から丸見えなので少し気になります。
ライブラリエリアは照明の度合いが丁度良く、漫画の種類もかなり多いので一日中いられるほど心地良い
シェルター、ソファ、炬燵と様々なスペースがあり家族でもカップルでも楽しめると思います。
個人的にはオシャレすぎるかなというのもあり、日を開けてまた利用してみたいなと思いました。
体には温泉が流れている風呂好きで旅好きのイラストレーター。暇さえあれば旅に出て、温泉と旅情に浸ったり、おもしろいものを探したりしている。著書『やわやわ富山・金沢の旅』絶賛発売中!
作成日:2017年07月06日
梅雨の中日の猛暑の中、JR東海道本線・静岡駅に降り立ちました。静岡駅は想像以上に賑わい、活気がありました。近代的なビルが立ち並ぶ中、目に留まったのはとある少年の像。
き、君はもしや…竹千代じゃないか!
思わずかけ寄ったのは「竹千代像」。そうです、これが江戸幕府を築いたあの徳川家康なんです。幼い頃に今川義元の人質として暮らしていた臨済寺や、江戸幕府を開いたのちに大御所政治をふるった駿府城があるここ静岡市葵区は、徳川家と縁が深い場所なんです。
静岡駅からほど近い場所に、そんな歴史の大舞台となった場所があるんです。現在の駿府城跡の周囲には県庁、検察庁、税務署、裁判所と静岡の政治・経済の要がひしめきあい、駿府城公園は県民の憩いの場所となっています。
駿府城や静岡浅間神社などを散策しながら目指すのは賤機山(しずはたやま)。「静岡」の名前の起源にもなったと言われる山です。その麓に今回の目的地「おふろcafe bijinyu」があります。建物の背景に鬱蒼と茂る賎機山の木々が目にまぶしいです。
あ、駐車場入口に温泉スタンドを発見!地下1500mから湧き出す籠上温泉を買って家でも楽しめます。これは持って帰りたいな〜。
受付を済ませて中に入ると、ピアノと暖炉が目に飛び込んできます。このピアノでジャズライブが行われることもあるとか。
え、なにここ、ほんとに温泉!?
わかります、うろたえてしまう気持ち、わかりますよ。
見回せば広々としたソファでゆったりおしゃべりするカップル、デザインスツールでくつろぎながら本を読んでるイケメン。
お、おしゃれラウンジやないかーい!
そうです、ここはカフェ並み、いやそれ以上におしゃれでくつろげる「おふろcafe」なんです!おしゃれなのに気後れしないのは、全体を包む「和」の雰囲気。風鈴や南部鉄器、民芸の器などが、良い塩梅で和みの空間を演出しています。
雑然としがちなお土産コーナーも、かわいいパッケージのティーバッグや石鹸、ドリンクなど厳選された商品が陳列され、見てワクワクする楽しさが詰まっています。
梅雨の真っ只中の蒸し暑いこの日、普通の銭湯なら一目散に大浴場に駆け込むところでしたが、ロビーのあまりの居心地良さに、ひとまず無料の挽きたてコーヒーをいただきながらひと息つきます。
館内に流れるBGMはハナレグミやキセル、スーパーカーなどなど、私好み。よくある温泉のBGMってヘタすると演歌かオルゴール調歌謡曲だったりするので、この選曲はグッときました。
サラサラと気持ち良い琉球畳の廊下を歩いて行くと大浴場です。
まずは37℃のぬる湯で「不感温浴」にトライ!体温とほぼ同じ温度のお湯の中で横たわれば、体に負担をかけずに長く入っていられるため温泉の効果をじっくりと感じられます。このお湯は「籠上温泉」といい、賤機山の麓から湧き出したpH9.9という高アルカリの単純泉です。無色透明で優しい肌触りの温泉は、天然の石鹸のように汚れや老廃物を洗い流してなめらかな肌にしてくれます。
私はお風呂と水風呂を交互に入る温冷浴が好きなのですが、ここではあつ湯とぬる湯に交互に入るのが気持ちよかったです。水風呂ほど温度差がないので心臓にも優しいですし、じっくり発汗が促されるのでおすすめです。
あつ湯とぬる湯を往復していると、その間にギョッとするくらい茶色い湯の浴槽があり、たくさんの人が入っているではありませんか。おそるおそる入ってみると、トロミのある感触とゆで卵のようなにおい。私の大好きな硫黄泉ではないですか!
これは静岡市内の西ケ谷カブラヲというところから運んできた「カブラヲ温泉」です。かけ流しで使用できるくらい大量の源泉を、タンクローリーで1日に何度も往復して運んでいるということです。
ちょうど良い湯加減で、トロミのある肌触りと独特の硫黄臭がやみつきになりそう!硫黄はメラニンの排出を促し、美白効果の他、血圧効果作用、抗寄生虫作用、免疫力高めるといった様々な効用があります。
体を洗って洗顔も済ませたらぜひ使いたいのが、女湯に無料で置いてある「泥パック」です。
この泥は山形県西村山の月布から採掘された「モンモリロナイト」で、カブラヲ温泉を混ぜて練られています。モンモリロナイトは珪酸、アルミニウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄、カリウムなど多くのミネラルを含んでおり、余計な皮脂と古い角質を吸着し肌をなめらかにしてくれます。
なめらかな泥を顔にペタペタと塗った後は、腰掛湯に座って浸透するのを待ちましょう。パックの時はどこにいてよいのか心もとない気持ちになりがちですが、この腰掛湯なら背中から腰にかけて温かい温泉が流れ落ち、心地良いパックタイムが過ごせます。泥が乾ききる前にパックを洗い流せば、お肌しっとりなめらか!心なしかいつもより肌色が明るく、なんだかツルツルしているんです。このしっとり感は翌日も続いていたので驚きました。これ毎日使いたーい!
アルカリ単純泉と硫黄泉でしっかり温まり、泥パック効果でお肌もツルツルになったら仕上げはほぐし処でマッサージ!「腸もみ20分 + 足つぼ20分」を体験させていただきました。メニューをいろいろ見た中でこの「腸もみ」が気になってしかたなかったんです。
その名の通りお腹のあたりをマッサージするんですが、表面をなでるのではなく、しっかりとその内部にある腸をまさに「揉み込む」んです。男性のマッサージ師さんでしたが、ちょうど良い圧力とリズム感で揉まれているうちに、お腹から腰回りにかけてホンワカと温まり、血行がみるみる良くなっているのがわかりました。
すべての栄養を吸収し、免疫力にも大いに関わると言われる腸。たまにはこうやって外側からマッサージすることで、腸内環境を整えるのも大事ですね。最近、便秘がちだしお腹もポッコリ出てきたし…という方には特におすすめです!
腸を揉まれてお腹もペコペコ!「和カフェ shizuri〜しずり〜」でランチをいただきましょう。
店内の大きな窓からは明るい日差しが差し込み、賎機山の新緑がきらめいていました。山の手入れも適宜行っているそうで、桃やびわ、栗や柿の木などが植えられ、秋には紅葉も見られるとのこと。季節の移り変わりを敏感に感じられる風景が広がります。
メニューに目をうつすと、地産地消や日本食の魅力を再発見するというコンセプトのもと、静岡の海の幸・山の幸をふんだんに使った体に良さそうな料理がたくさん!小麦とお茶を使ったコシのある「ちゅるりん麺」や静岡名物「黒はんぺんフライ」、「しらす丼ぶり」もおいしそう!全部頼みたいくらいです。
ひとまず静岡生まれのクラフトビール、アオイブリューイングの「お茶エール」で喉を潤します。静岡と言えばやっぱりお茶ですよね。三つ葉葵のロゴが、ここが徳川家のお膝元だったことを思い起こさせます。キンキンに冷えたグラスに黄金色のクラフトビール、湯上りにはたまりません。さわやかな喉越しの後には、ほのかにお茶の香りが鼻をくすぐります。
再び外に目をやると、鮮やかな色の紫陽花が揺れていました。ナイス借景!こんなに眺めの良いところでおいしいご飯を食べられるなんて、ささやかな幸せを感じずにいられません。
隣の席では、若いカップルが楽しそうにご飯を食べています。こうやってお風呂屋さんで若い人がランチするっていう楽しみ方、今までなかったよなあ、デートコースとしても確かに使えそうだ、としみじみ観察してしまいました。
そうなんです、スタッフもお客さんも明らかに若いんです!カフェあり漫画ありエステありコワーキングスペースあり、ここはお風呂を中心とした体験型・文化発信基地と言っていいかもしれません。
微笑ましくカップルを見守っていると、注文した「桜海老の焼きむす御膳」が来ました。おかずがちょっとずつ、でも多種類ついていて、女性ウケが間違いなく良さそうな御膳です。おばんざいが乗っている豆皿が、これまたかわいいではないですか。
揚げた桜海老が入った混ぜご飯は香ばしく、このままでも十分おいしいのですが、添えてあるお出汁をかけるとこれまたウマイッ!お出汁の風味と桜海老のサクサク感、三つ葉のさわやかな香りが絶妙なバランスです。
焼津でとれたマグロを使った漬けマグロは肉厚で、旨味が濃厚です。ひと口大で食べやすいのがお口の小さい女性にも良いですね。自家製ローストビーフは低温で4時間じっくりと調理されたもの。口のなかでホロホロとほどけるくらい柔らかく、あっという間に溶けてしまいます。
サラダやお漬物、4種のおばんざいも新鮮な野菜がたっぷりと使われいてヘルシー!そのうちのひとつ「高野豆腐と枝豆の卵和え」がおいしかったので、家でもマネしてみたいです。
全体としては結構なボリュームがあるのですが、素材の味を引き立たせる優しい味付けなので箸がついつい進みます。添えられていた小さな愛らしいおはぎもしっかりいただいて、さらにデザートを注文してしまうのが女心。
というわけで次なるメニューは「和三盆と大納言小豆のお茶碗パフェ」。パフェにのっているソフトクリームは、井出種畜牧場のもの。2012年から5年連続で関東生乳品質改善共励会の最優秀賞を受賞している実力派のソフトクリームは、無添加でしっかりと濃い生乳の味がします。
口に広がる甘みを締めくくるのは、やっぱり静岡茶。日本茶専門店san grams監修の静岡茶、ここには7種類もあるんです。生産者がわかる深蒸し茶、浅蒸し茶、かぶせ茶、粉茶、芽茶、茎茶、焙じ茶が用意されています。よっ、さすがお茶どころ!今回はかぶせ茶を頼んでみました。
お湯の入った急須と砂時計、茶菓子が運ばれてきました。自分で淹れるのかなと思いきや、スタッフのおねえさんが「1杯目はお淹れしますね」と実演してくださいました。
熱々のお湯を一旦湯飲みに入れて少し冷まし、茶葉の入った急須に注ぎます。茶葉にまんべんなくお湯が行き渡るように、ちょっとオーバーアクション気味に急須をゆすります。こうすると「茶葉が踊る」そうで、お茶の甘みや旨味をしっかりと抽出できます。1杯目を淹れた後は、葉を蒸らさないように急須の蓋を開けておくと良いそうですよ。詳しく説明までしてくれたおねえさん、ありがとう!自宅でもトライしてみたくなりました。
かぶせ茶は鮮やかな深緑色をしており、実際に飲んでみるとほろ苦さの中にも甘みがあり、渋みや雑味が無く口中がサッパリとします。さわやかなだけでなくどこかホッとする風味が、リフレッシュしたい時、リラックスしたい時どちらにもしっくりきます。こんなにおいしいお茶が身近にあって、静岡の皆さんがうらやましい!
お腹もいっぱいになったらライブラリで一休み!モグラ叩きができそうなバスタブソファやヒトシェルフ、ハンモックやリクライニングチェア、ダメになるソファなど、好きなだけリラックスできる空間が広がります。もう、ここで起きていられる自信はないです。
フリーwifiなうえ、充電ケーブル、モバイルバッテリーの貸し出しもあり、インターネットし放題でバッテリー切れの心配もいりません。
本棚にはびっしりと漫画が並べられ、その数は雑誌も合わせて1万冊!お気に入りのスツールで、ダラダラしながら好きなだけ読めます。
なだらかな曲線のデスクが特徴的なコワーキングスペースでは、iMacやiPadを自由に使えます。もちろん電源も完備なので、急な仕事が発生してもここでPCを広げてサッと対応できちゃいます。ここなら取引先と商談なんかもできるんじゃないですかね。お互いリラックスして良い仕事ができそうです。
本棚の横にはゲームも用意してあり、人生ゲームやモノポリー、オセロや将棋、人狼ゲームなどみんなでワイワイ遊べるボードゲームやカードゲームが山積みされています。一人で本やスマホを片手にくつろぐもよし、友達や家族とゲームで盛り上がるのもよし、思い思いの過ごし方ができますよ。
ハナレグミ「家族の風景」がヘビーローテーションで流れるなか、座り心地の良いソファで思わず意識が遠のいてしまいました。いつまでもここでソファに埋もれていたいよー!
「 さよならするのは つらいけど
時間だよ しかたがない 」
ハァビバノンノン、と思わず合いの手を入れたくなる「ドリフ大爆笑」のフィナーレの心境でおふろcafe bijinyuを旅立ちます。これちょっとハナレグミっぽい詞に見えますよね、見えないか。次行ってみよう!
せっかくなんで、窓から見えていた賎機山を散歩して帰りましょうかね。麓には臨済寺や静岡浅間神社など由緒ある神社仏閣がいくつもあり、さらに山を登って行くと古墳もあるんです。この日は山頂から霞んだ富士山が見えました。
ここ静岡が日本の政治・経済の砦だった時代を感じられる史跡の数々、とっても興味深いですね。
歴史と温泉があふれる街、静岡市。その自然と調和し、文化を発信しているおふろcafe bijinyuで、あなたも鮮やかで新しい発見ができるかもしれません。
2024年12月31日まで
【平日】1,865円 → 1,780円 【土日祝】2,065円 → 1,780円
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