口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2016年6月3日)
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以前から葛温泉に行ってみたいと思っていて、その中で最も評価が高かった、ここ「温宿かじか」を訪ねた。到着して車を降りると、春ゼミが鳴いていた。
建物はリゾートホテル風に見える。日帰り入浴の受付は、10時から15時まで。「貴重品ロッカーが無い」からと、フロントで財布などを預かってくれる。入浴料は800円。
内湯は4mХ4.5mの大きさで、無色透明なお湯が掛け流されている。湯温は42度位か。湯舟回りを広く取り、天井の中央を高くして閉塞感を減じている。お湯は柔らかく、炭酸水素塩泉系の感じがする。湯舟も湯舟回りの床も石造りだが、湯舟の縁は木造りで、それが高野槙のようだ。
露天風呂は8人ほどが入れるL字型の湯舟で、湯舟の縁には丸太を縦に切った高野槙が張られている。「橋本の湯」が掛け流されており、湯舟の底には、細かくて柔らかいベージュ色の湯花が沈んでいる。お湯からは、弱いがはっきりと硫化水素臭が感じられる。炭酸水素塩系の主張もあり複雑な匂いである。緑豊かな木立ちに囲まれていて贅沢な湯浴みができるが、湯温は42度強と高く長湯は少し辛い。
多くの温泉に入っていると、新たな温泉に入っても大抵は何処かで同じような温泉に入ったと思うものだが、「橋本の湯」と似た温泉は思い付かない。特色はあるが、特色を主張し過ぎない何とも不思議なお湯である。
内湯の源泉は「元湯1号」だが、露天の「橋本の湯」も共に単純泉である。分析書に見る数値に若干の違いこそあれ、含まれる物質に差はない。だが、二つの現況は全く異なる。何の予備知識も無く「橋本の湯」に入ったならば、誰も単純泉とは思うまい。「含硫黄ーナトリウム、カルシウムー塩化物・炭酸水素塩泉」というあたりか。
以前「単純泉に名湯あり」という言葉を聞いたことがあったが、単純泉とは「何も含まれていない温泉」という意味では無いと、あらためて思い知らされた。16人が参考にしています
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絶景の高瀬渓谷を望みながら車を走らせ、秘湯ムード漂う葛温泉へ。3軒の温泉宿のうち、最もモダンなこちらの宿に、土曜日の昼過ぎ、日帰り入浴して来ました。入浴料800円を支払い、受付右手の階段を上がり、別棟の湯小屋へ。こちらは、内湯と露天で二種類の源泉が楽しめるのも魅力。早速浴室に入ると、檜のいい香りがします。先ずは、内湯風呂「高野槙の湯」から。洗い場と浴槽の間に衝立を設け、静かに湯に浸かれます。10人サイズの石造り木枠内湯には、無色透明の単純温泉が、循環ですがサラサラとオーバーフロー。湯温は42℃位の適温で、PH7.9ながらややツルツルする浴感です。大量の茶色の湯の花も、舞っています。続いて、外の露天風呂へ。こちらは、慶長3年の飢饉の時、自然薯を求めて発見された説に因んで「慶長の湯」と名付けられたと記され、最古の源泉「橋本の湯」を引き湯しているそうです。屋根付き14人サイズのL字型浴槽からも、無色透明の単純温泉がオーバーフロー。かすかに硫黄の香りがして、37℃位の夏向きのぬる湯です。PH7.83で、肌に優しい浴感。消ゴムかすの様な、白や黒の湯の花が大量に舞っています。間近に迫った樹々に目をやりながら、かなりリラックスできました。
18人が参考にしています
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旅行案内などで高い評価をされているので期待していたが、
値段のわりにはがっかり。お温はトップクラス、宿の外観、内装、部屋も高級感あふれている。しかし室内に手元行灯や鏡台がなく妻は不満足。浴衣、タオル、歯ブラシなどは標準だが櫛がない。食堂は外来客のレストランと同じで宿泊客はいったんスリッパを履きかえる必要がある。夕食は魚(海の)料理で肉類なし。ご飯のとき汁物がない。朝食に鯵のひらきがでたが冷めていて堅かった。時間を予約しているのに調理は一律のようだ。海に近い住民なので山の幸を期待していたのだが。正直いって立ち寄り湯。10人が参考にしています
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以前に日帰りで一回寄らせていただき、今回は初めて一泊してきましたが、正直ここは日帰り専門だと思いました。高いお金を払ったのにがっかりしました。以下に感想を書きます。
・3時のチェックインですが、3時30分に着いたら「今から浴槽の掃除をするので、終わったら連絡をしますので」・・と約50分待たされました。宿泊客は早めにチェックインしてお風呂に入ってのんびりしようと思っているのに、こんな宿の姿勢はありえますか??
・施設内のトイレは部屋の中も含めて全て暖房便座のみで、ウオシュレットがついていない
・宿泊当日は私たち含めて2組しかいなかったのに、出てくる料理(焼き魚など)が冷めている
・夜に半露天風呂に入っても、周りにたくさんの木々があるのにスポットライトなどでの照明の演出が全くない(風呂の蛍光灯1つで入るだけで周囲は真っ暗・・)
なんか空いている理由がわかったような気がしました。
最後に日帰りでの注意ですが、よく雑誌の写真で掲載されているあのL字型の半露天風呂は、男湯か女湯のどちらかだけです(もう一つは長方形で約半分くらいの大きさしかない)。男湯と女湯が毎日交互に入れ変わりますので、行く前にその日はどちらの風呂になるのか宿に確認してから行くことをお薦めします。13人が参考にしています
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とにかく静か。静寂の中にお湯の流れる音だけが響く感じ。
半露天の「慶長の湯」はブナ林の中にあり、大自然の中に溶け込むような感じがする。まったりとした温泉につかり、ブナの林を見ているとすべての憂さを忘れること請け合い。内湯は源泉が違い、ヌル湯。こちらは照明が低くなっていて、ゆったりと湯浴みが楽しめるようになっている。
この宿は、宿のつくりに味がある。木がうまく使われ、心からくつろげるようになっているのもすばらしい。4人が参考にしています
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自遊人パスポートにて利用しました。パスポートの判子部分にティッシュを挟んでくれる等、受付の女性の対応も良く、廊下には床暖も施されており第一印象はかなり高い。お湯への期待も沸く。
お湯は湯の花が舞う掛け流し。更に内湯は浴槽と洗い場がセパレートされている為、落ち着いて入浴でき、露天も独立しており切り立った山の眺めも素晴らしい。露天を合わせた面積は決して広くはないはずですが、閉塞感は不思議と感じられない。前述の床暖と言い、ここの設計者のセンスの良さは十分窺い知れる。
事前情報を全く持たずの訪問だった事もあり、久々にレベルの高い宿に出会えたと心から感じました。おススメです。2人が参考にしています
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仙人閣から300m離れた対岸の宿へ。 自遊人パスポートで入浴。
美術館の様な洒落たエントランスを入り、横幅に余裕のある木の階段を山側に上がって行くと風呂がある。 脱衣所はもちろんのこと階段の踊り場まで床暖房されている。
内湯は洗い場と浴槽の間に仕切りの壁があり、照明を落とした浴室でゆったりと入浴できる。 循環ろ過の湯だが、 ORP 31 と低い。
屋根つきの半露天は森に囲まれており、ぬるめの源泉かけ流し。
細かい湯の花が多く、かすかな硫黄臭がする。
四季を感じながら瞑想したいところだが、 「高瀬館」はどこ?
橋本の湯 単純温泉
92.4度 pH7.02 硫酸イオン 11.6 炭酸水素イオン 78.1
メタケイ酸 85.6 メタホウ酸 8.1 酸化還元電位 (ORP) 45 (2009.1.25)3人が参考にしています
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葛温泉の一つ 温宿 かじか。
源泉名 橋本の湯 源泉温度92.4度PH7.02
単純温泉(中性低張性高温泉)
もう1つの源泉は、見当たらず。
温泉レベル★4。ほのかに香る白い湯の花舞うぼちぼちの湯。(露天温め)
施設★?(立ち寄りのため)。雰囲気★5。総合★4。
清潔感ある施設。
混雑感あり。
瞑想するにはもってこいの内風呂
森林に囲まれた露天風呂。
どことなく、
四万 たむら 御夢想の湯・森のこだまの双方を思い出した・・。
かなりの満足感を得ることができました。
一歩抜け出た感が漂いました・・。
(2008年10月12日)3人が参考にしています
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山側に向いて露天風呂があるので森の中で入浴してる感じが良いです。
たまたま入浴中、近くの木に猿が居たのも見えたりしてたんですよ。
もちろん温泉は源泉かけ流しで湯の花が舞ってます。
お風呂と洗い場が別れてるので内湯も落ち着いて入れるのもまた良くて、
さすが高級旅館だけあって泊まってみたいと思える宿でした。
日帰りの場合は入浴時間が限られてます。
【公式サイト】
http://www3.ocn.ne.jp/~kajika/3人が参考にしています
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初めての葛温泉、紅葉めぐりも兼ねて憧れの温宿かじかに出かけた。紅葉には少し早かったが、道中サルの群れに遭遇したり、コバルトブルーのダム湖が見えたりと、見所が多くドライブも飽きない。宿の前には高瀬川が流れているが、湯気が立っており、高温泉が湧き出ているのが分かった。ロープで下りて川遊びができるようになっている。直に源泉に触れられるが、かなり熱いので注意が必要。地面も熱を帯びている。所々石で囲った湯船があるが、誰か入ったのかもしれない。今回も足湯を楽しんでいる人がいた。
宿はモダンな高級宿らしく、どこも素晴らしかった。温泉は2種類の源泉があり、内湯、露天と別々に使っている。内湯は循環式だがオーバーフローが多く、新鮮さがある。薄暗い照明の中、大きな浴槽で寛ぎ、癒される。露天は掛け流しで、源泉の個性がより強く出ていた。白く細かい大量の湯の花が舞い、臭いもはっきりとした硫黄臭?(石膏臭?)を感じた。露天の源泉は「橋本の湯」と呼ばれ、葛温泉でも歴史が古く、ここの露天風呂のみ引湯しているという。
施設は新しく、床暖房が入っていたり、女将さんの細やかな気配りがあったりとホスピタリティーが非常に高い宿である。本当は宿泊したいが、入浴のみでも歓迎してくれるのがうれしい。
意外と大町市街から近かったので、また気楽に訪れたい。3人が参考にしています
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11月13日に一泊しました。温泉については、皆さんが書いているとおり本当に癒される良い温泉です。ですから他のことを書きます。まず部屋ですが、書院風のしゃれた間取りで案外広く綺麗です。また、洗面室、板の間部分は床暖房になっています。それから食事処でいただく料理については、ややボリュウム感に欠け、満足感が今一でしたが、それでも全体的に見れば良いと思います。
2人が参考にしています
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7月16日に行ってきました。雨の信濃路でしたが、連休なので込むと思ってAM11:00に入りました。一人でした。静かでゆっくりとした時間が流れ、雪のような湯の華、雨の雫がまた雰囲気を盛り上げる。入浴後のおまかせランチも大変美味しかったです。
3人が参考にしています
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私は葛温泉ファンでこの地にある3軒の温泉施設オール入湯達成(ここを残してマジック1でした)を目指して行ってきました。
松本からの道中は、北アルプスの景色が素晴らしい安曇野を経て、のどかな田園風景が次第に山の風景に変わっていく有様は何時来ても良いです。
印象は、秘湯ムードの山間にしゃれた施設という感じです。
他の方のクチコミでも既に触れられていますが、木材をふんだんに使用した贅沢なつくりとなっています。
露天(屋根付)に入ると湯の花が舞い、かすかな硫黄臭を感じました。私が行ったときはやや温めでした。
露天のすぐそばは木が生茂った山の斜面になっており落ち着いた雰囲気でした。
もちろん屋内風呂もあります。
(こちらの方は少しお湯の感じが少し違うなと思っていたのですが他のクチコミを見ると別泉源だったのですか。)
蛇足
入り口にある、トカゲの絵を描いた「閉めないと中にはいっちゃうぞ~」の注意張り紙は相当なセンスを感じました。2人が参考にしています
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書き忘れたので評価なしですが、もちろん内湯も露天も掛け流しです。
1人が参考にしています
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葛温泉には3軒の温泉旅館がありますが、地元大町の商店のおばさんに「葛温泉に行くならまずは絶対に『かじか』よ!きれいだもの!」と薦められてこちらを知りました。
1度目は1年前の冬にお湯に入りました。雪見のお風呂でした。
旅館に入り靴を脱いで上がると「おおっ!?」とびっくり。足もとが暖かい・・・なんと、いきなり床暖房です。スリッパなしでこんなに気持ちイイなんて、お風呂に入る前からリラックス♪リッチな気分になれます。
きれいなお手洗いを借りてから脱衣所へ入るとかなりの混雑・・・同じエリアの「高瀬館」や「仙人閣」より日帰り入浴の受付終了時間が早いからでしょうか。
自家源泉はふたつ、「慶長の湯」と「橋本の湯」だったと思います。内湯と外湯(露天)それぞれが違うお湯なので両方楽しめます。どちらも熱いので長湯はできませんが。
内湯は無色透明の優しいお湯です。洗い場と内湯はふつう一箇所にありますが、ここでは木の板で隔てられていて洗い場が見えないので、落ち着いて浸かっていられます。(洗う側としても落ち着くかも?)低く作られた窓からはお湯に浸かったまま外の景色が見えますので、半分露天のような気分。
露天は硫黄の匂いがプンプンする、湯の花こってりのお湯です。私はここへ来るまで湯の花を知らず、「垢がいっぱいだった」と連れに泣きついて笑われました。
2度目は数ヶ月前の秋、紅葉を見ながらのお風呂でした。
赤や黄色に染まる木々を見ながらゆったりするのはいいものですね。ここは1年中、季節ごとに森林浴を楽しめる露天です。2人が参考にしています
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葛温泉のうちの一軒。前身の「河鹿荘」は水害で流出してしまって、1996年に再建されました。
お風呂で印象的なのは、木がふんだんに使われていることかな。ここのお風呂に入ると、やっぱり木のお風呂っていいなぁってしみじみ思います。また僕に新鮮だったのは、洗い場が入浴している人からは見えないように配慮されてること。入浴と体洗いにそれぞれ集中(?)できるのだ。お湯は、内湯と露天風呂で二つの源泉を楽しめる。どちらもたっぷりのお湯の掛け流し、まったりとしたいいお湯です。
ここの露天風呂は、湯浴みしながら森林浴気分を味わえます。静寂のなかで、木の浴槽から溢れでるお湯の音だけがバックミュージック。木の浴槽に腰掛けて雑木林を眺めていると、時の経つのをほんと忘れてしまいます。
宿泊客に配慮して入浴のみの利用は3時までだけど、800円は安いと思います。
喫茶店も居心地いいですよぉ。なかなか席を立てません。お昼には美味しいお食事もいただけます。
これだけの施設とお湯を持ちながら、お客は一日6組まで。贅沢だなぁ。2人が参考にしています
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