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葛温泉には3軒の温泉旅館がありますが、地元大町の商店のおばさんに「葛温泉に行くならまずは絶対に『かじか』よ!きれいだもの!」と薦められてこちらを知りました。
1度目は1年前の冬にお湯に入りました。雪見のお風呂でした。
旅館に入り靴を脱いで上がると「おおっ!?」とびっくり。足もとが暖かい・・・なんと、いきなり床暖房です。スリッパなしでこんなに気持ちイイなんて、お風呂に入る前からリラックス♪リッチな気分になれます。
きれいなお手洗いを借りてから脱衣所へ入るとかなりの混雑・・・同じエリアの「高瀬館」や「仙人閣」より日帰り入浴の受付終了時間が早いからでしょうか。
自家源泉はふたつ、「慶長の湯」と「橋本の湯」だったと思います。内湯と外湯(露天)それぞれが違うお湯なので両方楽しめます。どちらも熱いので長湯はできませんが。
内湯は無色透明の優しいお湯です。洗い場と内湯はふつう一箇所にありますが、ここでは木の板で隔てられていて洗い場が見えないので、落ち着いて浸かっていられます。(洗う側としても落ち着くかも?)低く作られた窓からはお湯に浸かったまま外の景色が見えますので、半分露天のような気分。
露天は硫黄の匂いがプンプンする、湯の花こってりのお湯です。私はここへ来るまで湯の花を知らず、「垢がいっぱいだった」と連れに泣きついて笑われました。
2度目は数ヶ月前の秋、紅葉を見ながらのお風呂でした。
赤や黄色に染まる木々を見ながらゆったりするのはいいものですね。ここは1年中、季節ごとに森林浴を楽しめる露天です。2人が参考にしています