口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年9月30日)
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細い石段の坂道が続くことから、山陰の伊香保とも称される有福温泉。この温泉地の土産物で有名な「善太郎餅本店」の手前に位置し、湯路川沿いに佇む、大正3年(1914年)に開業した共同浴場。平日の午前中、利用して来ました。
共同駐車場のすぐ隣にあるので、車でのアクセスも便利。とはいえ、有福温泉は小さな温泉地なので、ほぼ何処も徒歩圏内です。
湯小屋の扉を開けると番台がありますが、普段は誰もいない様子。入浴料400円は料金BOXへ。男湯は左側で、そのまま階段を下りたところ(踊り場)に、100円返却式ロッカーがある狭い脱衣場スペース。ドライヤーはありません。
湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、左側に2人分のカランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
右側に頑張って4人入れるサイズのタイル張り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 有福温泉)がサラサラとオーバーフロー。泉温42.5℃を、加水・加温せず41℃位で供給。肌がスベスベする浴感。使用状況表示はありませんが、こちらも循環・消毒なしの源泉かけ流しのようです。湯口の湯を口に含むと、芒硝臭がして円やかな味。ずっと貸切状態で、まったりできました。
有福温泉に3つある共同浴場は入浴料も同じで、どこもほぼ同じ源泉(分析書を見ると、源泉名は同じながらも成分に若干の違いあり)をかけ流しているので、どこに入るかは好みが分かれるところ。ノスタルジックな建物の雰囲気がたまらない「御前湯」と比べ、こちらは休憩処など余分なものは一切なく、湯治場の雰囲気を残した湯処かと思います。
主な成分: ナトリウムイオン77.4mg、マグネシウムイオン0.1mg、カルシウムイオン4.1mg、フッ化物イオン2.2mg、塩化物イオン62.8mg、臭化物イオン0.2mg、硫酸イオン16.3mg、炭酸水素イオン48.8mg、炭酸イオン18.0mg、メタケイ酸66.8mg、メタホウ酸0.8mg、成分総計0.30g15人が参考にしています
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無人の共同湯、御前湯で入湯券を買い入った
狭くて窓もなく脱衣場は事実上ないし階段にあるロッカーを使った。御前湯よりぬるかった
御前湯あれば特にという感じでは無かった11人が参考にしています
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島根県浜田市を早朝に出発し、朝7時からオープンしているこちらの施設の開店を狙って訪問してきました。
有福温泉は、島根江津市の山間にひっそり佇む小さな温泉街。やや寂れた感は否めませんが、大型大箱旅館も存在せず、小さいながらも大正ロマンあふれる、温泉津温泉に似たノスタルジーを味わえる貴重な温泉地です。
外観からはそんなに感じないのですが、狭いです。もしこの温泉地にこの施設しか共同浴場が存在しないのであれば感じないかもしれませんが、他の2つに比べ狭い! と感じてしまう。
まず入り口に入るといきなり番台があり、階下に降りるといきなり脱衣所なんですが、脱衣所が階段の踊り場位しかありません、二人で着替えると物凄く狭いです。
湯船も2人が限界の狭さ。この点は湯の鮮度なんかを鑑みると決して悪くはない、むしろ良い事だと思うのですが、体を洗う場所も狭く、半地下にある浴室のため暗く薄暗い。
一番残念だったのが清掃不良な点でしょうか、脱衣所は埃まみれ、浴室もちょっと臭いあり、浴槽内も湯のダイレクトなヌメリ以外のヌメリ溜まりを感知、良い湯なだけに惜しいです。10人が参考にしています
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有福温泉の駐車場から、道を奥の方と言いますか、来た道をそのまま進んでいくとあります。小さな温泉街ですし、時間的には2分といったところ。駐車場にきちんとした地図がありますので迷うことはないと思います。
こちらは地元色の強いタイプのところで、入り口はぐるりと回って狭い側。途中に簡易トイレなんかがありまして、観光的にはアレですな。帳場でお代を支払いまして、入浴となるのですが、川沿いに建てられておりまして、吉野造りというのでしょうか、玄関から階段を下りて行った下側に浴室があるタイプです。脱衣所がちょっとびっくりの階段踊り場のみとなっていまして、これは狭いです。1人用ですな。
浴室もシンプルでして、奥に1.5m×1.5mほどの浴槽が1つ。殺風景な所と言いますか、あるのは湯のみという割り切りがいいです。浴槽が小さい割に、湯の配当は「御前湯」「さつき湯」と同じ量と見えまして、多めに湯が入ってくるように感じます。もちろんオーバーフローも多いです。泉質はアルカリ性単純泉で、使用位置温度は43.1℃、0.31g/kgとなっていました。源泉井戸から遠いのか温度が低めになっていまして、それゆえに浴槽内は40℃ほどとぬる湯パラダイスとなっています。長湯するならここがいいですね。しばし目をつむって瞑想タイムとなりました。
洗い場はシャワーなしのカラン2つだけ。それもかなりスペース的に制約がありまして、無理している感があります。ここは湯につかるだけと割り切って、小さな浴槽ならではの良さを実感してみてはといったところです。7人が参考にしています
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御前湯の後に訪問しました。
かなり小さめの施設で定員2~3人で一杯じゃないでしょうか。1番驚いたのが脱衣所が無いという事でしょうかね。浴室へ向かう通路と階段に鍵付きロッカーが置いてあり、着替えも通路でといった感じでしょうか。
浴室内に入りますと薄暗く・天井も低くて少し窮屈感を感じました。カランが2つ・湯船も2人で一杯といった感じです。旅館やホテルの家族風呂・貸切り風呂といったイメージですかね。お湯は御前湯より少しぬるめに感じました。
まあ、運良く貸切でしたのでゆったり出来ましたが、先客がいるとゆっくりは出来ませんね。御前湯とは正反対のイメージを受けました。6人が参考にしています
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この日は有福温泉の共同湯3箇所巡りました。
その中では、やよい湯が一番お気に入りとなりました。
脱衣スペースはむちゃくちゃ狭いし、そもそも浴室もせまいので4人も入れば満員御礼状態になっちゃいます。
でも、他の2か所と違って私が訪れた際には私以外にはもうおひとり入ってらっしゃるだけで、けっこうくつろげました。
窓がなく外が見えないのも逆に静かな感じで好感が持てます。
それと、ここは湯温が低いので、ぬるめのお湯にゆっくり入りたい人にはおすすめですね。
ただ、休憩スペースのようなものがまったくないので、そこはちょっとなんとかしてほしいですね。6人が参考にしています
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御前湯さんのあとは「やよい湯」さんにお邪魔しました。
番台を通るときに、「こちらはお湯がぬるいですがご存知ですか?大丈夫ですか?」と聞かれました。
御前湯でぬくもってきたことを伝えると微笑んでくださいました。
階段を降りきったところが脱衣場所です。脱衣場所も狭いけれど浴室も小さいです。
カランが3つほどでしょうか。いずれもとても清潔。こちらにも透明なお湯がトコトコ注がれていました。
先客のおねえさんから
「ここはぬるいから、肩や首(恐らく盆の窪)に源泉を当てるとよくぬくもるよ。汗が出るまでゆっくり温もりなさいね。」
と入浴方法を教わりました。
確かに、御前湯さんよりは湯温が低いですが、ぬる湯好きにはいい頃合の湯温です。
こちらも無色透明。肌触りもよく、さっぱり感が御前湯さんより上に感じました。
この日、何度町の方に「おはようございます。」と声をかけたでしょうか。
そして全ての方に「おはよう」とお返事をいただきました。
声をかけてもいい「ほのぼのとした雰囲気」がこの温泉街にはありました。
石畳があって、のんびりしていて、都会の喧騒とは無縁の場所。そして、淫靡な感じが一切ない。
有福温泉は、その透明な名湯と同じでなんだかほのぼのと明るい温泉地でした。
いつか泊まりで訪れて、下駄をカランコロン鳴らして歩いてみたいです。
さつき湯さんを、次に来たときの楽しみに残して有福温泉をあとにしました。4人が参考にしています
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泊まった宿の前のスロープの坂道を下りた所にひっそりとありました。
朝7時からの営業ということでフライング気味に営業の5分ぐらい前に着いたんですが、すでに地元の方がお一人、湯船に浸かって気持ちよさ気に唸り声を上げてられました。
湯船は詰めれば4人程が入れるかという小ぶりなものがひとつだけで、先に入っていた方が(有福の共同湯のなかでは)一番入りやすい、と言われたんですが、湯に浸かって腰を下ろせばちょうど肩の高さに湯面が来るし、他のところより若干ぬるめなのでその分長湯もでき、私もそうだなと同意しました。
ひっそり感がよかったです。2人が参考にしています
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08' の9月17日、有福温泉の顔「御前湯」で湯浴みしたあと、いくらか散歩して、いちど宿の「旅館たじまや」に引き返してひと休み、そののち、こちらの共同湯「やよい湯」さんを訪れました。
こちら、僕のお宿の「たじまた」さんからほんの一分、玄関裏の坂を下ってすぐのところにありました。むっちゃ便良し! 「御前湯」ほどの威容はありませんが、地元に密着したあったかい生活感が染みこんだ感じの、赤い瓦屋根が素敵な共同湯です。
中央の番台(?)にオバちゃんがいて、そこでお金を払います、で、男湯だと向かって左の階段を少し下ります。すると、突き当たりがもうお風呂のガラス戸になっていて、そこに六つくらいロッカーが無造作に置かれてる。
「はは~ん、ここで着替えろってことかあ」
のーんびりしたローカル色との出会いに思わずにやり。
ロッカーの下の絨毯上には、蚊取り線香を入れたプラスチックの容器がありまして、そこから線香のけむりがたえずもくもく。(実際、この日の有福温泉は、蚊、無茶苦茶多かったデスね。虫に強いほうの僕がやや遠の距離にある大銀杏の木見物を断念したくらい(XoX;>)
ガラス戸をあけると先客がおりました。ジモティーのおじちゃん。掛け湯して、挨拶してまずはお湯入り。うちょ~ッ、いいお湯ですぅ。「御前湯」とやっぱり近い種類のお湯です。ただ「御前湯」ほど濃くはなく、いくらかぬるめで優しい感じ。一畳あるかないかの狭い湯舟で鼻を付き合わせた地元のおじちゃんとちょっとお喋りいたします。僕が横浜から飛行機でやってきた旨を伝えますと、このおじちゃん、えらくびっくりした様子で、
「ほう、ここの湯はそんなにいい湯かね?」
「ええ、いいお湯だと思いますよ、とても」
「そりゃあ、掛け流しだからじゃないかな。なんも手ぇ加えてない、大昔からの授かりもののお湯だからね」と、おじちゃんの満更でもなさげな笑顔が、うん、旅情(^^;>
有福温泉は、ちっちゃい温泉地です。遊興のための施設なんかなーんもない。「やよい湯」から「御前湯」までたらたら歩いて約二分。5,6分あれば温泉街の端から端まで歩けちゃう。湯上りに柿本人麿万葉道を宿の下駄でからから歩きながら、口のなかで人麿のうろ覚えの歌なんか朗唱してみます。
---石見のや高角山の木の間より我が振る袖を妹見つらむか
すると、ずーっとむかしの、飛鳥時代のこの地のことに気持ちは飛んでいきました。いまでさえこんな田舎なんだから、当時はそれこそ人跡未踏の地だったんじゃないかな。そんなとこに住んでいた人間の気持ちはどうだったんだろう。
つらまさにつら、つらつら、そんなことを思うでもなく思わぬでもなく、まさに「心もしのにいにしえ思ほゆ」状態でぼんやりしていると、いつの間にかあたりは秋の虫の声でいっぱい。
「おお」
有福温泉。こちら、こじんまりとしたいい温泉地です。純粋にお湯につかりにくるんだったら、ここよりいいところはそうそう見つけられないんじゃないかな。そんな風に思える温泉地でしたね。
3人が参考にしています
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有福にある3つの共同湯のうち、最も奥まったところにあるためか空いています。ドアを開けて階段を下りていったところに脱衣場があります。湯船は2メートル四方ぐらいでさほど大きくはありませんが、お湯がドンドン注ぎ込まれています。適温のためにゆっくりできました。
2人が参考にしています
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