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東関東自動車道の富里ICから、車で約5分。国道296号線沿いに佇む、日帰り温泉施設。昨年12月にリニューアルしたそうですが、それより前のまだ「ななえの湯」だった頃、平日の午後に利用しました。半年前の情報で、すみません。
当時、入浴料は時間で変化していましたが、訪れた時は露天風呂が故障していて、特別料金の600円で入れました。コインレス靴箱に靴をしまい、フロントで受付を済ませ、ロビー左側にある大浴場へ。100円返却式鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左手に20人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
右手に16人サイズのタイル張り石枠内湯があり、茶褐色に濁った含ヨウ素ーナトリウム・塩化物強塩泉(源泉名: 富里温泉)が満ちています。泉温28.2℃を、加温して41℃位で供給。PH7.05で、やや肌がスベスベする浴感ですが、上がるとベタつきます。塩ビパイプから冷たい源泉が注がれ、口に含むと微鉱物油臭がして、しょっぱい。赤茶色の小さな湯の花も、舞っています。肌への刺激が強い為、加水ありとのこと。循環もありですが、塩素臭は気になりません。
故障中ではありましたが、露天風呂にも出られたので、こちらでクールダウン。14人サイズの岩風呂があり、屋根と囲いの隙間から、民家の瓦屋根と空を望めます。湯は張ってありましたが、湯温は30℃位でした。この故障のお陰か、ほとんど貸切状態でまったりできたのは、良かったです。
主な成分: ナトリウムイオン10950mg、アンモニウムイオン83.4mg、マグネシウムイオン327.2mg、カルシウムイオン248.8mg、ストロンチウムイオン17.5mg、バリウムイオン24.9mg、鉄(Ⅲ)イオン7.1mg、塩化物イオン18840mg、臭化物イオン112.7mg、ヨウ化物イオン50.2mg、炭酸水素イオン326.8mg、メタケイ酸27.7mg、メタホウ酸21.4mg、成分総計31.46g
なお、分析書は平成27年3月26日のもので、新しくなっていました。24人が参考にしています