きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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埼玉県南東部の越谷市にある、天然温泉も楽しめるスーパー銭湯。最寄り駅から徒歩だと30分近くかかる為、東武スカイツリーラインの新越谷駅西口から、無料送迎車が一時間おきに運航しています。車の場合は、国道4号線沿いに建つので、比較的分かりやすいです。平日の午後、利用して来ました。
入口脇に飲泉場があり、色はちょっぴり茶褐色。口に含むと、モール臭がして少し甘味を感じます。スパ銭ながら、源泉本来の個性を感じることができる配慮が、嬉しいですね。
入浴料730円は券売機で。板鍵の下駄箱に靴をしまいます。1階と2階に大浴場があり、毎日男女入替りです。この日の男湯は、2階の「華街道」(ちなみに、1階の女湯は「やませの道」)。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に31人分のシャワー付カランがある洗い場。カランとシャワーが上下に別れていて、下駄箱といい何だか銭湯風の雰囲気です。アメニティは、オリジナルラベルのもの。右側には、二段になったマッサージ浴槽があり、各種ジェット水流が付いています。圧巻は、下からボコボコ泡が出る「うきうきぶろ」。泡が凄すぎて、体が浮き上がりました。内湯は全て白湯なので、サクッと入って、外の露天ゾーンへ。
右側は、入浴剤入りのジェット水流付マッサージ浴槽。そして左側に、14人サイズのタイル張り石枠浴槽があり、濃い茶褐色のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(源泉名:越谷天然温泉 美人の湯)が満ちています。透明度は、30cm位でしょうか。源泉39.2℃を、季節や気温により、40℃位に加温。PH8.1ながら、肌がツルツルする浴感です。加温の為に一部循環ありで、次亜塩素消毒もしてますが、消毒臭は気になりません。槽内より、モール臭は感知。打たせ湯や、寝湯も付いています。囲まれている為、景色は望めません。平日だったので混んでもおらず、ぬる湯に浸かりまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン658.5mg、アンモニウムイオン2.6mg、マグネシウムイオン1.7mg、カルシウムイオン8.3mg、アルミニウムイオン0.2mg、鉄(Ⅱ)イオン0.2mg、フッ化物イオン0.3mg、塩化物イオン587.3mg、臭化物イオン2.7mg、リン酸水素イオン0.7mg、炭酸水素イオン822.5mg、炭酸イオン3.9mg、メタケイ酸90.7mg、メタホウ酸9.8mg、腐植質14.0mg、成分総計2.236g -
松崎町の道の駅「花の三聖苑」に併設された、平成8年にオープンした日帰り温泉施設。同じ那珂川沿いにある「山の家露天風呂」からも近く、少し下流に位置しています。平日の午後、利用して来ました。
入浴料は通常500円ですが、この日は温泉博士の特典でタダで入浴。受付を済ませ、玄関から右手奥に進むと、男女別の浴室があります。100円有料ロッカーがある脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、オリジナルラベルのもの。左側に、10人サイズの岩風呂があり、無色透明の単純温泉(源泉名:大沢温泉)が満ちています。源泉45.3℃を、加水なし・加温ありで41℃位で供給。PH8.3で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、無味で芒硝臭。循環濾過ありながら、塩素臭は気になりません。山の家露天風呂とは、同じ大沢温泉でも違う源泉なのでしょうか。湯使いも循環ありなので、やはり物足りなさを感じます。
続いて、奥の扉から外に出て、階段を上がって露天風呂へ。屋根付4人サイズの岩風呂で、湯温は42℃位。浸かると見えませんが、囲い越しに山と旧大沢学舎を望む景色。思ったより空いていて、ほとんど貸切状態でまったりできました。
畳敷きの休憩処もあるので、湯上がりにのんびりできます。施設として整っている為、レジャー帰りや観光の途中で一汗流すには最適です。また、今回は利用しませんでしたが、併設の食事処「天城山房」で桜葉アイス等もあるので、次回はぜひ味わってみたいです。
主な成分: ナトリウムイオン269.2mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン64.3mg、炭酸水素イオン68.6mg、炭酸イオン2.4mg、塩化物イオン30.1mg、硫酸イオン611.0mg、メタケイ酸33.7mg、メタホウ酸0.8mg、成分総計1.085g -
投稿日:2016年5月13日
富士吉田の風情ある鄙び湯(葭之池温泉(よしのいけおんせん))
きくりんさん [入浴日: 2015年9月29日 / 2時間以内]
33.0点
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44.0点
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富士急大月線の葭池温泉前駅から、徒歩で約3分。安政3年(1856年)に創業した、歴史ある湯処。昭和初期までは宿泊もできたようですが、現在は日帰り入浴と個室利用の休憩、そして食事を提供しています。平日の午後、およそ8年ぶりに利用してみました。
右側に、大正時代に建てられたという旧館があり、風情を醸し出しています。受付は、真ん中の新館に入ってすぐの帳場で。一回入浴(1時間以内)で通常600円のところ、この日は「温泉博士」の特典でタダで入浴。玄関から右へ板張り廊下を進むと、突き当たりにトイレと大きな鏡。その右側に、男女別の浴室があります。
太い梁と柱が剥き出しになった、天井の高い浴室。棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。浴室との間に仕切りは無く、籐製の衝立があるのみです。広い浴室には、右側に2人分のカランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸のみが置かれています。
窓際に5人サイズの御影石造り内湯があり、無色透明の鉱泉(源泉名:不明)が満ちています。浸かると、オーバーフローが気持ちいい。湯温は、40℃位に加温。やや肌がスベスベする浴感です。使用状況表示はありませんが、おそらく循環併用で、消毒もあり。湯口から冷泉が注がれ、口に含むと無臭でまろやかな味がします。中庭を眺めつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。
分析書は無く、広間に明治10年の効能書を掲示。前回に続き、今回も入浴だけだったので、次回は是非「吉田のうどん」も味わってみたいです。 -
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投稿日:2016年5月10日
平塚駅前のオアシス(湘南ひらつか太古の湯 グリーンサウナ(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2015年9月28日 / 2時間以内]
33.0点
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44.0点
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東海道本線の平塚駅西口から、徒歩で約2分。車でお出かけなら、隣の提携駐車場へ(2時間100円)。フィンランドサウナやマッサージ施設が充実している、昭和35年(1960年)にオープンした日帰り温泉施設。平日の午後、およそ8年ぶりに利用して来ました。
入浴料は、利用時間に応じて様々なコースがあります。「立ち寄りコース」なら1時間1080円ですが、この日は雑誌「温泉博士」の特典でタダで入浴。コインレス靴箱キーをフロントに預けると、ロッカーキーと貸タオル大小を受け取るシステムです。
3階建ての建物ですが、男湯は1階なので、フロントからすぐ左へ。縦長ロッカーが並ぶ板張りの脱衣場には、ドライヤーも完備。一角にゲームコーナーや喫煙室、コインランドリーまであります。簡易宿泊もできるので、そのためでしょうか。
広い浴室に入ると、右手の奥に洗い場が2ヶ所。それぞれ、8人分と11人分のシャワー付カランを設置。アメニティは、一般的なものです。
その間に6人サイズの木造り内湯があり、無色透明のカルシウム・ナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 平塚グリーンサウナ温泉)が満ちています。泉温30.2℃を、40℃位に加温。PH9.0ながら、やや肌がスベスベする浴感です。循環ありで、湯口の湯を口に含むと弱塩素臭がします。
またアカスリ処前には、10人サイズのタイル張り石枠円形ジャグジー浴槽がありますが、こちらは白湯です。湯温は、42℃位。
その左側には、1人サイズのタイル張り石枠浴槽が2つ。こちらは、かけ流し浴槽とのことですが、どちらもジャグジー付きなので、温泉本来の個性が感じられません。左側は35℃位で、右側は38℃位です。
それと内湯はもう1つ、露天風呂へ行く手前に、6人サイズのタイル張り石枠円形浴槽「恵みの水」があります。こちらは、サウナ用の水風呂ですが、井水を使用。うっすら茶褐色に濁っていると思ったら、フミン酸を多く含むためだとか。湯温は30℃位で、これだけでも夏場は気持ちいいです。
続いて、外の露天風呂へ。デッキチェアが置かれた、洋風の造りです。右側に3人サイズの寝湯が付いた、7人サイズのタイル張り石枠浴槽「高濃度炭酸泉」があり、湯温は39℃位。まあまあの泡付きでした。囲まれている為、景色は望めません。でも、これだけ充実した施設なら、がっつり疲れた日に体を癒しに訪れたい、街中のオアシスですね。
主な成分: ナトリウムイオン2318mg、アンモニウムイオン2.3mg、マグネシウムイオン0.3mg、カルシウムイオン2365mg、ストロンチウムイオン0.3mg、アルミニウムイオン0.4mg、塩化物イオン7383mg、臭化物イオン22.7mg、ヨウ化物イオン2.8mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン2.4mg、炭酸水素イオン5.1mg、炭酸イオン11.9mg、メタケイ酸26.9mg、メタホウ酸32.2mg、溶存成分総計12.19g -
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投稿日:2016年4月24日
滝が流れる庭園露天風呂(とやま天然温泉 ファボーレの湯(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2015年8月7日 / 2時間以内]
33.0点
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北陸自動車道の富山ICから、車で約10分。ショッピングモール「フューチャーシティ ファボーレ」の一角に建つ、平成14年にオープンした数寄屋風のスーパー銭湯。平日の午後、利用して来ました。
入浴料850円は、タッチパネル式の券売機で。100円返却式靴箱キー&入浴券と引換えに、ロッカーキーを受け取るシステムです。ロビー左手奥に、男女別の大浴場があります。
広い脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に27人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
右側手前には、25人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: ファボーレの湯)が満ちています。泉温31.4℃を加温して、41℃位で供給。肌がスベスベする浴感です。加水なし、循環濾過あり。湯口の湯を口に含むと、無味塩素臭でした。
右奥に、寝湯やジェット水流付のバラエティ浴槽がありますが、非温泉なのでサクッと入って露天風呂へ。
左側に、12人サイズの岩風呂。湯温は41℃位で、大岩壁を流れ落ちる滝を眺められます。右手には、壺湯が3つ。いずれも、湯温は42℃位です。またその前に、東屋根風の屋根付6人サイズの岩風呂「炭酸泉」があります。湯温は40℃位のぬる目ですが、泡はあまり付きません。土日祝日と特定日だけ、漢方炭酸泉になるとのこと。右奥には、畳敷きの寝ころび処もあり、のんびりできました。
また、今回は利用しませんでしたが、最近は天然溶岩の岩盤浴「火窯発汗房」がウリのようです。
主な成分: ナトリウムイオン45.8mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン1.6mg、アルミニウムイオン0.2mg、鉄(Ⅱ)イオン0.2mg、フッ素イオン1.6mg、塩素イオン5.0mg、水酸イオン0.2mg、硫酸イオン14.4mg、メタケイ酸57.2mg、メタホウ酸0.3mg、成分総計216.2mg -
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氷見と高岡の中間辺り、国道160号線の上田子交差点の角に佇む、竹原鉱泉の一軒宿。外観は、食堂を併設した民宿といった感じです。平日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料400円は、玄関右手の食堂にいた女将さんへ。真っ直ぐ奥に進み、突き当たりを左折すると、男女別の浴室があります。棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左右に6人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティの類は、ありません。
奥に、タイル張り石枠内湯が2槽に分割。いずれも、薄黄褐色に濁った温泉法第二条該当泉(源泉名: 竹原の湯)が満ちています。メタケイ酸の項で該当。源泉6.6℃を、右側の4人サイズの浴槽で41℃位、左側の2人サイズの方は40℃位に加温。でも、浴槽内では繋がっています。肌がスベスベする浴感。加水なし、循環ありですが、塩素臭は気になりません。
浴槽および床のタイルは、温泉成分で黄土色にコーティング。大きな方の浴槽はジェット水流付き、小さな方は蛇口があり、加水も可能。とはいえ、洗い場の隅に金ダライに汲まれた冷泉が置かれています。熱過ぎる時に、うめる為でしょうか。この時は時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン11.9mg、マグネシウムイオン4.31mg、カルシウムイオン6.61mg、マンガンイオン0.14mg、鉄(Ⅱ)イオン2.27mg、塩素イオン11.9mg、ヨウ素イオン2.64mg、硫酸イオン9.63mg、炭酸水素イオン51.8mg、メタケイ酸88.9mg、メタホウ酸0.31mg、遊離二酸化炭素19.7mg、成分総計0.215g -
のと里山海道の能登空港ICから、車で約40分。縄文文化をテーマにした真脇遺跡公園内の高台に佇む、平成26年にオープンした公共の宿泊・研修施設。平日の午後、日帰り入浴してみました。
竪穴式住居をイメージしたエントランスで、館内は海に向かって曲線を描いた造りとなっています。ちなみに「ポーレポーレ」とは、スワヒリ語で「ゆっくりと」を意味するのだとか。
入浴料460円は、玄関を入った右側にあるフロントで。そのまま奥へ進んで行き、表示に従い左折します。渡り廊下を通って、別棟の大浴場へ。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備されています。浴室に入ると、左側に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
右側に、11人サイズの石造り内湯があり、無色透明のナトリウムー塩化物強塩温泉[源泉名: 縄文真脇温泉(1号源泉)]が満ちています。泉温45.3℃を、加水・加温して41℃位で供給。PH7.5で、やや肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありで、湯口の湯を口に含むと塩素臭がしてしょっぱい。
続いて、外の露天風呂へ。4人サイズの石造り浴槽で、湯温は40℃位。柵越しに、真脇湾の美しい景色が広がります。この日は露天風呂が一杯でしたが、内湯はほとんど貸切状態で、まったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン7867mg、アンモニウムイオン2.1mg、マグネシウムイオン55.4mg、カルシウムイオン1283mg、ストロンチウムイオン31.2mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.4mg、鉄(Ⅱ)イオン2.0mg、フッ化物イオン0.4mg、塩化物イオン13590mg、臭化物イオン46.0mg、ヨウ化物イオン1.2mg、硫酸イオン1290mg、炭酸水素イオン51.3mg、炭酸イオン0.1mg、メタケイ酸29.4mg、メタホウ酸44.4mg、溶存成分総計24.38g -
投稿日:2016年3月28日
小牧ダムを望む庭園露天風呂(おまき温泉スパガーデン和園(休業中))
きくりんさん [入浴日: 2015年8月6日 / 2時間以内]
33.0点
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33.0点
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44.0点
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庄川峡の自然に囲まれ、ログハウスに宿泊もできる日帰り温泉施設。平日の午前中、入浴してみました。国道156号線と国道471号線の交差点近くの高台から、脇道の坂を下って行くアプローチです。
入浴料600円は、玄関から左手のフロントで。廊下を真っ直ぐ奥に進んで左折、渡り廊下を歩いて浴室棟へ。階段を下りたところに、男湯があります。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左手前に源泉が壺に注ぐ飲泉所兼かけ湯槽があり、口に含むと薄い塩味がします。その先に、11人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、ナリス製です。
右側に3人分の寝湯付10人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら緑がかった透明のカルシウム・ナトリウムー塩化物泉(源泉名: おまき温泉)が満ちています。湧出地の泉温が不明ですが、湯温は42℃位で供給(冬期間は露天風呂等に加温あり)。やや肌がスベスベする浴感です。加水なし、循環ありですが、塩素臭は気になりません。また、サウナの水風呂の横に、4人サイズのタイル張り石枠浴槽もあり、こちらは浅い。湯温は、40℃位でした。
続いて、外の露天風呂へ。20人サイズの岩風呂で、小さな滝のような湯口から注がれ、湯尻付近は深くなっています。湯温は41℃位。巨石を配し、野趣溢れる雰囲気です。目の前には、遠く山々と小牧ダムを望む景色。ちょうど先客と入れ替わりで、貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン443.0mg、マグネシウムイオン0.5mg、カルシウムイオン537.0mg、ストロンチウム4.8mg、塩化物イオン1500.0mg、臭素イオン4.3mg、ヨウ素イオン0.4mg、硫酸イオン170.0mg、炭酸水素イオン21.0mg、メタケイ酸26.9mg、メタホウ酸3.0mg、成分総計2.72g -
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日本三名園の一つ、兼六園から程近くに建つ、昭和28年にオープンした温泉銭湯。国道159号線沿いに建つ、接骨院のビルの奥にあります。平日の午後、利用して来ました。
入浴料440円は、入口の両サイドにある券売機で。味のある、木製の下駄箱に靴をしまい脱衣場へ。コインレス鍵付ロッカーも木製で、常連さんのお風呂セットが上に並んでいます。ドライヤーは20円です。
浴室に入ると、手前に28人分のシャワー付カラン(内2つはシャワーなし)がある洗い場。石鹸などのアメニティは、銭湯なのでありません。
奥に、タイル張り内湯が3つ。いずれも、透き通った黒褐色のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉[源泉名: みろく温泉(1号源泉)]が満ちています。右側の2人サイズのジャグジー付き浴槽では、源泉39.6℃を39℃位に加温。PH8.0で、肌がスベスベする浴感です。加水なし、循環ありで、弱塩素臭を感知。リスの湯口から注がれ、口に含むとモール臭がして、微塩味もします。
真ん中の3人サイズの浴槽では、湯温41℃位。こちらはライオンの湯口で、ジャグジー付き。また、左側の3人サイズの浴槽も、湯温は41℃位。こちらもライオンの湯口で、ジェット水流付きの超音波風呂です。
昭和のムード溢れる銭湯の雰囲気に癒されつつ、時間帯が良かったのかほとんど貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン1046mg、アンモニウムイオン1.9mg、マグネシウムイオン4.4mg、カルシウムイオン15.3mg、鉄(Ⅱ)イオン1.0mg、塩素イオン1191mg、臭素イオン0.4mg、ヨウ素イオン0.3mg、硫酸イオン12.0mg、ヒドロリン酸イオン0.7mg、ヒドロ炭酸イオン950mg、炭酸イオン2.2mg、メタケイ酸132mg、メタホウ酸32.1mg、遊離炭酸12.7mg、成分総計3.457g
※なお、掲示されていたのは、昭和60年の古い分析書だったので参考までに。 -
金沢市南部の街中に佇む、昭和61年(1986年)にオープンした温泉銭湯。平日の午後、およそ25年ぶりに再訪して来ました。
以前入浴した時も、檸檬のようにすっぱい酸性泉でもなく、また黄色い湯色でもない(むしろ真っ黒)ので、名前にちょっぴり疑問。当時も、檸檬にまつわるものは何も無かったのですが、今回はその謎が解き明かされるのか、期待しての入浴です。
かなり広い駐車場を持つ、大きめな銭湯。1階が銭湯で、2階は貸切風呂となっています。入浴料440円は券売機で。ロビー左奥に、男湯があります。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、有料ドライヤー(20円)を完備。浴室に入ると、左右に28人分のシャワー付カランがある洗い場。銭湯なので、石鹸などのアメニティはありません(昔ながらのレモン石鹸なんかあると、なるほどですけど…)。
中央に8人サイズの石造り内湯があり、黒褐色のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉[源泉名: 有松温泉(1号源泉)]が満ちています。源泉27.2℃を、42℃位に加温。PH8.5で、肌がツルツルする浴感です。加水あり、循環ありですが、塩素臭は気になりません。
左奥にも、4人サイズの石造り内湯。ちょっと深めで、湯温は43℃位。湯口からザーザーと注がれ、隣の5人サイズのジェット水流付き座湯へと、オーバーフローしています。こちらの湯温は、42℃位でした。
また、右奥のガラス戸の向こう側に、2人分の打たせ湯。そして、その前のオープンエアな空間に、12人サイズのタイル張り浴槽があります。露天風呂かな?と思ったら、水風呂でした。壁に描かれた、岬のタイル絵がかわいい。でも、やはりレモンとは無関係。今回も、檸檬のレの字も見つけられませんでした。
帰りがけに、番台にいた女性に早速、「前から気になっていたんですが、なぜれもん湯っていうんですか?」と質問。すると、「さぁ?どうしてかしらね。今日はオーナーがいないから。」と、残念な回答が返って来てしまいました。
結局25年間の疑問は解決されなかったものの、また今度聞いてみるかなと、そんなに落ち込むこともなく、さっぱりした気持ちで銭湯を後にしました。
主な成分: ナトリウムイオン490.6mg、アンモニウムイオン0.2mg、マグネシウムイオン1.5mg、カルシウムイオン6.4mg、鉄(II)イオン0.1mg、フッ素イオン1.3mg、塩素イオン457.1mg、臭素2.3mg、硫酸イオン0.7mg、ヒドロリン酸イオン0.8mg、炭酸水素イオン590.0mg、炭酸イオン14.1mg、メタケイ酸106.4mg、メタホウ酸9.8mg、遊離炭酸14.3mg、成分総計1.715g