鸚鵡鮟鱇 さん
32.5点 / 11152件
5点-誰にも教えたくない
4点-安心してお勧めできる
3点-普通だけど飛びぬけた売りがある
2点-普通の温泉or良好な白湯
1点-がんばろうor普通の白湯
白湯は2点,1点のみ
4点5点はかけ流しのあるところのみ
男性 | 58歳 | 大阪 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ最新投稿順 |
口コミ点数の高い順
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投稿日:2010年4月2日
ロケーション・泉質ともどもなかなか(らくだの湯(閉館しました))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年3月27日 / 2時間以内]
44.0点
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勝浦の中には何軒か船の送迎がある温泉がありますが、こちらもその1つです。越の湯の関係のお風呂だそうですが、近くの渡船業者さんが仕切っています。こちらに申し込みをして送迎してもらう形です。事前に船の時間を調べておくことと、15分ほど前には着いておくことをお勧めします。
漁船で5分ほどの船旅でたどり着いたのは「らくだ岩」の対岸になります。半島部だと思いますが崖になっているので陸上からのアクセスはすこぶる悪くなっています。ですから船の出番となるわけです。
最少催行人数の2名だけでの利用となったのでグループ貸切となりました。同じグループなら全裸での入浴も可能そうですが、水着着用が義務付けられていますのでマナーを守っての入浴です。らくだ岩を目当てに観光船がやってきたりします。目が合うのが分かる距離です。ちょっと優越感あります(笑)
浴槽は大小1つずつ、どちらも同じようなお湯が投入されていました。単純硫黄泉で、くっきりとした硫黄の香りがそそります。温度は適温で、海の風でクールダウンしながらの入浴になりました。石鹸類の使用は不可ですから、湯につかっているだけ、1時間後の迎えの船が来るまで湯だけを味わいつつ呆けていられました。
ロケーション、湯の状態ともどもなかなかのものだと思いました。旅の思い出にお勧めできます。ただし、日差しを遮るものはありませんので、炎天下での入浴はご注意ください。 -
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尼崎センタープール前駅から歩いて行ける銭湯さんです。場所が分かりにくいので事前に予習が必要かと思います。国道43号から車でアクセスしましたので、道意交差点から線路の手前を右折して回り込む感じで入りました。
こちらの情報によりますと最近リニュアルされたそうで、木を基調にしたとても明るい着衣スペースと、石が中心のこれまた明るい裸体スペースに分かれています。
よくできているなぁと感心しましたのはやはり中央の浴槽でして、上から下から次々とお湯が投入されていますので常にざぶざぶと溢れてできます。暗い緑色の湯は、湯口近くだと硫化水素臭が感じられます。単純泉ですので、特別な肌合いは感じられなかったのですが、浴後しばらくしてからお肌がしっとりきたのは驚きでした。奥の方には水風呂と入浴剤かな、あと足湯っぽいのがあり、サウナもありました。主浴槽だけだとかなり温まりますので、休憩に足湯を利用しましたが、こちらの方が鼻に訴えかけてきますね。
なかなか上質な温泉を手軽に楽しめるいいところだと思います。施設も新しく、明るい印象なので初心者の人にもお勧めできます。あと、お手伝いかな?中学生くらいの娘さんがいてまして、一所懸命に仕事していました。明るくはきはきとした応対でとても好感が持てました。また来たいと思います。 -
西大路七条から七条通を西へ数百m進むとある温泉銭湯です。駐車場はちょっと難しくて、建物の西隣の細長いスペースになります。無理は禁物でお願いします。
さて、こちらは奥のコーナーに「源泉かけ流し」の温泉浴槽が2つありまして、どちらも食塩泉が張られています。かなり濃いお湯でして、身体がホカホカしてきます。鉄分も入っているのかな、それ相応の匂いも感じられました。やや白く濁って見えるのは何でしょうか。まあとても温まるいいお湯で、露天にはご丁寧に飲泉コーナーもあります。ちょっと苦み走った効能ありそうなお湯です。また常時ザブザブとあふれ出ていまして、床のタイルは茶色く変色しています。京都の街中でこれほどの湯が堪能できるのは嬉しいですね。近くに住んでいたら足しげく通うだろうなぁというところです。また近くに来たら立ち寄りたいと思います。 -
国道沿いにあります共同浴場でして、駐車場は建物の隣に3台分ほどあります。地元対応の色合いが強いですが、もちろん源泉かけ流し。温度が高いので水で埋めているのですが、十津川温泉ならではの独特の香りがする状態のいい湯です。ここの嬉しいのは湯口から入ってすぐのところは微細な泡がついて白く濁ることです。これはカランの源泉もそうでして、大体30秒ほどで消えてしまいますが、顕著に濁っています。この現象、他の十津川温泉の施設ではあまり見られないような気がしますがどうでしょう。重曹成分が熱で分解されて二酸化炭素に変わっているのであれば、ここの湯が新鮮な証拠と言えるでしょう。詳細は分かりかねますので事情に明るい方のお話を待ちたいと思います。
2人から3人も入れば一杯の浴槽が1つあるだけ。カランはありますがシャワーはありません。窓を開ければダム湖が見えますが、変わったところに常連さんのお風呂セットがあるものですね(笑)。営業時間が短くなってしまい、ますます地元用の色が濃くなってきましたが、縁がありましたら是非お訪ねください。ちなみに湯あがり後数時間が経っても十津川温泉らしい香りが肌から消えません。これがこちらの最大の魅力だと思っています。 -
投稿日:2010年1月30日
大量の湯の華が舞う壷湯が素敵(つかしん天然温泉 湯の華廊(ゆのかろう))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年1月30日 / 2時間以内]
44.0点
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「つかしん」はかつてはこの近辺の人にとって、ちょっと余所行きのショッピングセンターでした。元X-JapanのToshiさんだったと思うのですが、ここでミニライブをやって盛況だったのを記憶しています。今は尼崎の地を離れて生活していますので、どうなのかは分かりませんが、まさかここに極上の温泉があろうとは。
鉄分と塩分が豊富な個性的な温泉が露天で使われています。大きな岩風呂は茶色く濁っています。これは鉄分が酸化されたから。有馬をやや薄くしたようなお湯です。露天には源泉壺湯がありまして、これが白濁気味の温泉、鮮度がいいのでまだ鉄分が参加する前なのだそうです。びっくりしたのはこちらの湯の華の量。「間違って鰹節を入れたんと違うか」というくらいに茶色の湯の華が舞いまくっています。もうびっしり。湯口の湯に手をかざしてみますと、どんどん手のひらに乗ってくるのですね、湯の華が。ここまで多いのはなかなかないんじゃないかと思います。ポンプを変えて、従来の配管につかえていた成分が出てくるというのはよくある話ですが、こちらはこれが常態なのでしょうか。それなら足しげく通いたいなあと思うところです。 -
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白浜は湯崎にあります露天風呂です。白浜温泉の象徴的施設と呼んでも差し支えないところだと思います。とにかく目の前が海で、下段は潮が入ってくるほどの近さです。波が高いときは下段は入浴禁止になるほど、ロケーションとしては非の打ちどころがないと思います。
こちらは鍵付きロッカーがありませんので、貴重品は100円非返却式のロッカーを利用するか、自己管理という形になります。ガイドさんは男女2人いてまして、こちらの過去ログで書かれているような感じではなく、愛想もいいですし丁寧な明るい応対でした。
泉質は御幸湯でして、上の段は竪穴の中に熱々が入ってきます。こちらは水のホースもありまして、入浴者自らが調節するのもありです。下の段は海が間近で、私が入浴した時は厳冬期の満潮、しかも波ありということで、海水が入り込んでいましてぬるくなっていました。源泉の投入口は昔に来た時と比べて海側に移動していました。それがどのくらいの効果あるかは分かりません。海側ぎりぎりのところで楽しんでいますと少々波しぶきがかかります。私としてはそれくらいがいいかなと思います。ちょっと冷えてきたら湯の投入口の近くに移動して温まったり、上の段にしばし移動すればいいだけ。とにかく下段をうまく使って長湯できるというのが一番のポイントです。
温泉は硫黄臭のくっきりした塩辛い湯でして、牟婁の湯と同じはずですが、こちらの方が状態はいいかなと思います。白浜に行かれる際は立ち寄っても損させないくらいの内容はあると思います。是非どうぞ。
ただし、石鹸類の使用禁止ですからその点はご注意ください。 -
白浜の湯崎にあります公衆浴場です。ここは奈良時代に政争に敗れた何とかの皇子ゆかりの温泉地、日本三大古湯にも指定されています。以前の面影が残っているのは崎の湯の方でしょうが、こちらも雰囲気がよく負けていません。木造の簡素な造りの建物です。
共同湯といいましても、きちんと鍵付きロッカーがありますのでご安心を。さて、こちらの特徴は2種類の源泉が楽しめること。御幸湯と砿湯といいます。成分表によりますと砿湯の方が濃いみたいです。どちらも食塩が主体でしたが、入ってみますと砿湯の方がいい香りを感じることができました。ちょっと硫黄系の香りがしてきました。御幸湯はちょっとぬる目に調節されているみたいで、多分加水の率が高いのではないかと思います。あとで入りました崎の湯の御幸源泉100%と比べますとよく分かります。砿湯を中心に入りまして、クールダウンに御幸湯を使うといいかなとも思いました。
この状態で「かけ流し指定」をするのはどうかなとも思ったのですが、源泉温度が高い場合の処理として、加水は古来からある手段の1つですので、このケースに関しては可としたいと思います。他に熱交換器を通してゆっくり冷ましていく方法もあるのですが、それはそれで鮮度が落ちるという問題もありますので、この2種類の方法に点差を設けないようにしたいと思います。 -
有馬温泉を彷彿とさせる強食塩泉を楽しめるスーパー銭湯です。とはいえ有馬よりは薄いはずですが。場所は国道176号の旧道になります。あまり看板が出ていなかったような。道の南側にそれらしいのが見えてくればと。土地勘のない人は予習をしてから行きましょう。
こちらの白眉は何と言っても露天風呂の源泉。加温のみのかけ流しです。2階建てのところと、壺の隣の4人ほどのところ、計3か所にありました。どれも4人入ればいっぱいというところでして、違いはあんまり分かりません。一番上の浴槽は深さがありまして、色合いは薄いように感じました。浴槽の湯の量が多いせいか、ややぬるめになっていました。とにかく濃いところですから、ほかほか感が強いですし、湯あがり後も持続します。特に冬場向きかなと思いました。なぜかこの源泉にたどり着くためには白湯の中をざぶざぶと歩いていかなくてはならないので、ちょっと興ざめ。上がり湯は一番奥の壺の隣の源泉でどうぞ。
スーパー銭湯でここまで威力ある源泉を楽しめるのなら文句ありません。ちなみに他の浴槽は全く入っていないのでレポートできません、あしからず(笑) -
岸和田の町中、幹線道路沿いにあります健康ランドです。24時間年中無休、深夜割増(2:00~5:00)あり、個別にテレビが見れる休憩所や漫画コーナーも充実した、やっぱり「健康ランド」です。値段も張りますので、やはり1日いるくらいがいいですね。腰を据えて楽しみたいです。
こちらの温泉の白眉は露天の36℃ほどのぬるい源泉かけ流し風呂でしょう。硫化水素の香りが感じられますし、少々泡つきもありました。単純泉で個性が薄いはずですが、ここまで上質に使われているとお湯が生きているようなフィーリングがありますね。今の季節は少々寒いので他で温まりながらの入浴になります。まあ湯口で粘れば粘れないこともありません。私はそうしていました(笑)。大きさもそこそこで10人ほどは入れると思います。ただ、覆いがありませんので、夏の日差しの強いときや雨の日は難しいかもしれませんね。ここの源泉は熱帯夜のムシムシした頃がいいかと。長湯できますよ。 -
完全な源泉かけ流しに近い温泉銭湯です。「近い」というのは加水加温循環がないのは確認できたのですが消毒の有無が掲示されていなかったためです。とはいえほんわかと硫黄の香りが漂う温泉からは消毒の臭いを感じませんでした。とてもいい具合に利用されていると思います。
熱さが特徴的な単純泉ですが、とても力が感じられます。癖の弱い湯ですから、ややもすると平凡になりがちなのですが、使い方がいいのでしょう。持てる力を存分に発揮してくれました。
メインの浴槽は実質的には2階建てになっていまして、少々温度差がございます。熱い側の上の段で温まって水風呂で冷ますのを交互に行えば身体も起きようというもの。近所の方が効能を求めて足しげく通う地方豪族的銭湯かと思います。